メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

菊池雄星 6勝目 【MLB2021】6月28日~7月1日(レギュラーシーズン)

今回は、6月28日~7月1日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

KC 5, BOS 6 (JUN.28 @BOS)

BOSレッドソックスの澤村が4勝目を挙げたゲームです。

1回表、2回表の2イニングで、KCロイヤルズは3本のホームランで5点を挙げました。

対するBOSレッドソックスも、1回裏、2回裏の2イニングに、2本のソロホームランで、2点を挙げ、5対2と、ロイヤルズが3点リードします。

4回裏、レンフローの2ランホームランで、5対4と1点差に詰め寄ります。

同じく4回裏に、チェイビスのタイムリーヒットも出て、5対5の同点に追いつきます。

そして、6回裏、レンフローがこの日2本目のホームランで、6対5とレッドソックスが勝ち越します。

9回は、バーンズが抑えて、17セーブ目。同点の6回表から7回表にかけて登板し、無失点に抑えた澤村拓一が勝利投手となり、4勝目を挙げました。強力レッドソックス打線‼

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LAA 5, NYY 3 (JUN.28 @NYY)

大谷翔平がホームランダービートップに並ぶ26本目を打ちました。日本人初のホームラン王に期待が高まります。

その他、この日のエンゼルスは、2人のイグレシアスが活躍しました。 

ショートのイグレシアスが、ファインプレー。

イグレシアスは打撃面でも活躍し、8回表に、ダメ押しの二塁打を打ち、5対3とリードを広げます。

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9回裏は、クローザーのイグレシアスが、スタントン、ボイト、トーレスといったヤンキースの長距離打者を3三振に抑え、ゲームセット。

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エンゼルス戦は、大谷が毎試合のように活躍するので、見ていて楽しいです。ポストシーズン進出して欲しいです。投手陣次第ですが。。。

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SF 1, LAD 3 (JUN.29 @LAD)

ナ・リーグ西地区の首位攻防2連戦。

LAドジャースは、先発のビューラーが好投し、引き締まったゲームになりました。1回裏LAドジャースが、テイラーの2塁打で、2点を先制します。

2回裏、投手ビューラーがライトの頭上を越える大きな打球を放ちましたが、SFジャイアンツのトークマンがナイスキャッチ。先日、プホルスの大飛球をフェンス際で好捕したトークマンですが、この日も、守備で魅せました。

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3回裏には、マンシーのソロホームランで追加点を挙げ、3対0とリードしました。

ドジャースは、ビューラーが1点を失うものの、ケリー、ジャンセンと繋いで、ジャイアンツに2連勝し、ゲーム差1.5まで詰め寄りました。ドジャースは5連勝と勢いがあります。

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JUN.29 大活躍の選手

大谷翔平 LAA

エンゼルスは試合に敗れましたが、大谷翔平はヤンキーススタジアムで2ホームラン。これで今季通算28号で、ア・リーグのホームランダービー単独トップに立ちました。日本人初のMLB本塁打王への期待が益々高まります。

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シュワーバー WAS

6月の直近の活躍だけを見ると、大谷翔平よりもホームランを打っているのが、WASナショナルズのシュワーバーです。4~5月の2か月間で、9本塁打でしたが、6月に16本塁打と大当たり。1番打者として出場するようになってから、本塁打を量産しています。わずか75打席で16本塁打というのは、MLB記録だそうです。チームもシュワーバーの活躍で、ナ・リーグ東地区最下位から2位に浮上しました。

マルケス COL

COLロッキーズのマルケスが、あわやノーヒットノーランの好投。9回先頭打者にヒットを打たれノーヒットノーランを逃しましたが、完封勝利で7勝目。わずか92球で完封と、効率の良い投球でした。

ショートのストーリーの好守備にも助けられました。

LAA 11, NYY 8 (JUN.30 @NYY)

大谷翔平が先発登板した試合でしたが、2安打と4四球をゆるし、1イニング持たずに自責点7という結果でした。1回を終えて、2対7とNYヤンキースに5点リードされました。

しかし、この日のLAエンゼルスは、投壊で負けてしまうような、いつものエンゼルスではありませんでした。2回表にラガーレスの二塁打で1点を返し、5回表にウォルシュのホームランで4対7と3点差に迫ります。

8回裏ヤンキースは、ガードナーのホームランで4対8と4点リードして、9回裏はクローザーのチャップマンが登板しました。 チャップマンが3つの四球を与え、1アウト満塁とします。そこで、ウォルシュがこの日2本目のホームランを打ち、4点を挙げ8対8の同点に追いつきました。

ヤンキースは、投手をリットキーに交代しますが、もはやエンゼルスの勢いを止められず、レンヒフォにタイムリーヒット、ウォードに二塁打を打たれ、11対8と勝ち越されます。9回裏は、エンゼルスのクローザー、イグレシアスが無失点に抑えて勝利しました。初回に7点を失いましたが、9回に7点を取って勝利という大逆転劇でした。 

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JUN.30 大活躍の選手

ターナー WAS

WASナショナルズのトレイ・ターナーが、サイクルヒットを達成しました。ナショナルズは、TBレイズに勝利し4連勝。首位のNYメッツに2ゲーム差まで迫ってきました。

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SEA 2, TOR 2 (JUL.1 @TOR)

SEAマリナーズの菊池雄星が先発登板した試合で、6勝目をあげました。

1回表にマリナーズが2点先制し、菊池を援護します。菊池はTORブルージェイズの1番セミエンに先頭打者ホームランを打たれ、すぐに2対1とされますが、2回表フレイリーのホームランで、1点を追加し、3対1に。

その後も3回表にロングのホームランで追加点を挙げます。ブルージェイズの先発リュウは、4回で降板することになりました。ブルージェイズのエースで、左腕のリュウから、左打者の2人がホームランを打つなど、貧打のマリナーズ打線ですが、この日は、しっかりと菊池を援護しました。

菊池は7回を投げて、6奪三振1失点とクオリティスタート。15試合登板してクオリティスタートが11回と、今年の菊池は安定した投球をしています。 

この試合を終えて、マリナーズは首位に6ゲーム差とじわじわと追い上げていて、ワイルドカード争いをできる位置につけています。

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NYM 3, ATL 4 (JUN.30 @NYY)

NYメッツはデグロムが先発の試合です。デグロムが投げると注目してしまうので、どうしても、デグロムと大谷選手の試合を取り上げる機会が多くなります。オールスターゲームでは、投手・デグロム vs 打者・大谷という対決が見てみたいです。

さて、そのデグロムですが、初回に珍しくATLブレーブス打線につかまり、アルビーズのタイムリーヒットとライリーの2ランホームランで、3点を失いました。それでも防御率0.95です。

デグロムは、その後立ち直り、7回を14奪三振。4回から6回にかけては8打者連続三振に打ち取り、異次元の投球ぶりです。粘着物質問題など、彼には関係ありません。

メッツ打線も、彼の好投に応えて、スミスが7回表と9回表に2本のソロホームランを打ち、土壇場の9回に3対3の同点に追いつきます。 

9回裏、ブレーブスが反撃に出ます。ヘレディアの内野安打をきっかけに、2アウトとされるものの、2つの四球で満塁とします。そこで、フリーマンが、ピッチャー強襲の内野安打でサヨナラ勝ち。

ブレーブスは、勝率の高くないナ・リーグ東地区にいますので、負け越していますが、十分に地区優勝を狙える位置をキープしています。

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順位(7月1日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:BOSレッドソックスがNYヤンキース・KCロイヤルズに7連勝し、頭一つ抜け出しています。

②中地区:首位CHIホワイトソックスがMINツインズ戦に3連勝し、2位のCLEインディアンスが3連敗したため、ゲーム差は5に開きました。9連敗のKCロイヤルズが心配です。

③西地区:3位マリナーズの調子がよく、首位のHOUアストロズに、ようやく6ゲーム差まで追い上げてきました。

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ア・リーグ順位表 7/1時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツが東地区で唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。この地区は最後まで優勝争いが混戦になりそうです。

②中地区:首位MILブルワーズの勢いがとまらず、9連勝で2位CHIカブスに6.5ゲーム差もつけました。

③西地区:SFジャイアンツが4連敗、LAドジャースが6連勝で、ゲーム差が0.5に。3位のSDパドレスは、首位に2.5ゲーム差と離されておらず、3チームのハイレベルな争いが、非常に面白い地区です。

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ナ・リーグ順位表 7/1時点(MLB公式サイトより)

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翔タイム~SHO Time !!【MLB2021】6月25日~27日(レギュラーシーズン)

今回は、6月25日~27日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

SEA 9, CWS 3 (JUN.25 @CWS)

SEAマリナーズ菊池が今季5勝目を挙げたゲームです。

菊池は6回途中、四球を3個与え、4番打者アブレイユを迎えたところで、去年まで楽天に在籍していたシャギワに交代しました。5回2/3を2安打4四球で1失点。90球を投げて6三振を奪い、5勝目を挙げました。クオリティスタートとはならなかったものの、今年は安定した投球を続けています。

攻撃面では、トレンズが2本の2ランホームランで4打点を挙げました。トレンズは6月半ばにMLBに昇格して以来、7試合で5本のホームランと大当たりしています。

チームも直近10試合を8勝2敗と勢いがあります。首位のHOUアストロズとは8ゲームも差がありますが、今年こそは、ポストシーズン進出に向けて頑張って欲しいです。

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PHI 1, NYM 2 (JUN.25 @NYM)

PHIフィリーズのノラが記録を作った試合です。

ノラは、1回裏、死球と二塁打でノーアウト2,3塁のピンチを招きますが、そこから快投劇が始まり、10人連続で三振を奪い、NYメッツのトム・シーバーに並ぶ記録を作りました。

さらに、自らタイムリーヒットで、1点を挙げ、フィリーズが1対0とリードします。

しかし、6回途中、四死球でピンチを招くと、アルバラードに交代します。三振を多くとると、どうしても球数が多くなります。6回にピンチを招いた時は、既に99球投げていたので、投手交代はやむを得なかったかもしれません。ノラは、5回1/3を12奪三振、無失点でした。

アルバラードは、6回のピンチはしのぎましたが、7回にNYメッツが反撃を開始します。アルバラードは、先頭打者のギヨームを投ゴロに打ち取りますが、一塁へ悪送球して、ギョームを二塁に行かせてしまいます。2アウトは取りましたが、土壇場で、リンドーアがタイムリーヒットで同点に。

こうなると流れはメッツに行きます。この日はダブルヘッダーだったので、8回から延長戦です。延長戦はノーアウト2塁からイニングが開始します。延長8回裏、スミスがタイムリーヒットを打ち、サヨナラ勝ちしました。

フィリーズは、ノラの快投を勝利に結びつけられませんでした。

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CHC 2, LAD 3 (JUN.26 @LAD)

カルフォルニアの2球場でサヨナラゲームがありました。まずは、LAドジャースの試合を取り上げます。

LAドジャースが、初回にマンシーの二塁打とターナーのタイムリーヒットで、2点を先制します。対するCHIカブスは、4回表、リゾがホームランを打ち、1対2と追いかけます。

ドジャースは、4回裏、1アウト1,3塁のチャンスを作り、打席には投手のウリアスを迎えます。ウリアスはスクイズを試みようとしますが、ボールをウエストされ、カブスの捕手コントレラスが、素早くサードに送球し、3塁ランナーのテイラーをタッチアウトに。ピンチをしのぐ見事な好守でした。

その後、ウリアスはライト前ヒットを打つので、ドジャースにとっては、ちぐはぐな攻撃となってしまいました。 

こうなると流れはカブスに行きます。直後の5回裏に、カブスのハップが二塁打を打ち、2対2の同点に追いつきます。

その後、試合は9回まで膠着状態となります。9回裏も2アウトランナーなしで、打席には、6月23日に故障者リストから復帰したベリンジャーが立ちます。ベリンジャーは、土壇場の場面で、サヨナラホームランを放ち、チームは3対2で勝利ました。

ベリンジャーだけでなく、マンシーもタイムリーを打つなど、主力選手が故障者リストから復帰し活躍し始めたのは、ドジャースにとっていい傾向です。来週の首位SFジャイアンツ戦に向けて弾みをつけたいところです。

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OAK 5, SF 6 (JUN.26 @SF)

もう一つのカルフォルニアの熱い試合は、サンフランシスコ・ベイエリアを挟んだチーム同士のベイブリッジ・シリーズ。試合終盤に一進一退の展開となり、延長戦に突入しました。

2対2で迎えた、7回表、OAKアスレチックスのチャップマンがライトスタンドへ2ランホームランを放ち、4対2とリードします。

対するSFジャイアンツは、7回裏、フローレスのタイムリーヒットで1点を返し、さらに8回裏には、ソラーノのホームランで、4対4と再び同点に追いつきます。

9回裏、2アウトランナー1,2塁の場面で、ジャイアンツのクロフォードが、レフト前ヒットを打ちました。当然2塁ランナーはホームを狙います。アスレチックスのレフトのケンプから、サードのチャップマンを経由して、キャッチャーのマーフィーにストライク送球で、2塁ランナーはホームでタッチアウトに。これで延長戦に突入しました。 見事な中継プレーでした。

10回表は、アスレチックスのチャップマンが犠飛で1点を取り、5対4とリードします。

直後の10回裏には、ジャイアンツのダガーがタイムリーヒットで、1点を挙げ、すぐさま5対5の同点に追いつきます。1アウト1塁となった場面で、カサリがレフト線へ長打となる打球を打ちます。1塁ランナーのダガーが、猛然とホームへ向かって走ります。場面は9回裏とそっくりで、レフトのケンプから、サードのチャップマンを経由して、キャッチャーのマーフィーに送球されますが、今回はセーフとなり、ジャイアンツがサヨナラ勝ち。

これで、ジャイアンツは、両リーグを通じて50勝一番乗りです。

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LAA 6, TB 4 (JUN.27 @TB)

大谷翔平大活躍。SHO Timeの試合でした。

4打数、3安打、3打点、1盗塁。ヒットは、二塁打、三塁打、本塁打の3本でしたから、あとシングルヒット一本があれば、サイクルヒットになるところでした。この試合を現地で見れた人は、ラッキーですね。

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大谷は、25号ホームランで、ゲレーロJr.を1本差で追いかけています。ア・リーグのホームラン王争いは、この2人に絞られてきた感じです。

試合は、投手がピリッとせず、TBレイズのチョイにホームランを打たれ、一時逆転されますが、大谷の活躍などで、再逆転して勝利ました。エンゼルス投手陣の多くは求められませんが、チームがポストシーズンに勝ち進むためにも、トラウトの早期の復帰と、レンドンの復調を期待します。

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順位(6月27日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:BOSレッドソックスがNYヤンキースに3連勝し、2勝1敗と勝ち越し、首位をキープ。TBレイズは何とか追随していますが、NYヤンキースとTORブルージェイズは、引き離されつつあります。

②中地区:首位CHIホワイトソックスの調子が悪いですが、CLEインディアンスも勝ちきれず、ゲーム差は2.5。KCロイヤルズが5連敗で、DETタイガースと3位4位が入れ替わりました。

③西地区:3位マリナーズの調子がよく、勝率5割を上回っていますが、首位のHOUアストロズが強すぎて、なかなかゲーム差が縮まりません。

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ア・リーグ順位表 6/27時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツが東地区で唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。

②中地区:首位MILブルワーズが5連勝で単独首位に。CHIカブスは2位に転落。CINレッズとSTLカージナルスは、首位からのゲーム差がじわじわと広がっています。

③西地区:SFジャイアンツ、LAドジャース、SDパドレスの試合は、面白い試合ばかりで、このブログでも、ついこの地区のことばかり書いてしまいます。シーズン最後までハイレベルの争いをして、ポストシーズンにこの3チーム全部が進出すると面白いプレーオフになりそうです。

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ナ・リーグ順位表 6/27時点(MLB公式サイトより)

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ダルビッシュ7勝目【MLB2021】6月21日~24日(レギュラーシーズン)

今回は、6月21日~24日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。毎日1試合ないしは2試合を取り上げようと思ったのですが、面白い試合や、日本人が活躍する試合が多く、多くの試合を取り上げすぎて、投稿するブログ記事が長くなってしまいました。すみません。ご容赦ください。

目次

注目の試合

ATL 2, NYM 4 (JUN.21 @NYM) DH-1

NYメッツとATLブレーブスとのダブルヘッダー第1戦、メッツのデグロムが好投しました。

デグロムは、この日も5イニングを被安打1、6奪三振、自責点ゼロと、無失点に抑えました。最近の先発5試合では、1点も取られていません。これで今季の防御率が0.50と、信じられないレベルの投球を続けています。

この日は打者としては、ヒットを打てませんでしたが、守備でピッチャーライナーを好捕しました。

打撃陣は、5回裏に故障者リストから復帰したばかりのマクニールがヒットで出塁するなどし、1アウト満塁のチャンスを作りました。

リンドーアがアウトになるものの、スミスが2アウト満塁から走者一掃の二塁打を放ち、3点を挙げました。 

デグロムは、慎重を期し、70球、5回で降板しましたが、勝利投手となり、今季7勝目。今年は、ピッチング内容も良く、勝ち運にも恵まれています。故障だけには気を付けて、シーズン通しての活躍を期待します。 

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ATL 1, NYM 0 (JUN.21 @NYM) DH-2

ATLブレーブスのアクーニャが守備に、打撃に活躍した試合でした。

まず守備では、0対0の2回裏、ライト前ヒットで、1塁から3塁を狙った走者のアロンソを、ライトからサードへダイレクト送球する強肩で、タッチアウトに。NYメッツのチャンスの芽を摘みました。

打撃では、5回表に、先制のソロホームランを打ちました。20号ホームランで、トップのタティスに2本差に迫りました。

ブレーブスは、この1点を守り切り、1対0で勝利ました。この日のダブルヘッダーは、1勝1敗の引き分けです。

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LAD 2, SD 6 (JUN.21 @SD)

ナ・リーグ西地区のライバル対決3連戦の初戦は、パドレスが勝利。

初回に、マチャッドの3ランホームランなどで、4点を挙げ、試合を有利に進めました。

5回裏には、クローネンワースの2ランホームランで2点を追加しました。

この日のパドレスの先発投手は、ダルビッシュ有で、6イニングを被安打2、11奪三振で、7勝目を挙げました。この日も、変化球が冴えわたっていました。

この日の11奪三振で、ダルビッシュは、メジャー通算1,500奪三振をあげました。197試合目の登板で、1,500奪三振に到達し、200試合以下で1,500奪三振に達した選手は、メジャーリーグ史上初ということです。

パドレスは、この日の勝利で首位SFジャイアンツに4.5ゲーム差、2位LAドジャースに2.5ゲーム差に迫りました。 

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LAD 2, SD 3 (JUN.22 @SD)

ナ・リーグ西地区のライバル対決は、パドレスが連勝。

初回に、左投手のカーショウから、左打者のクローネンワースが2ランホームランで、2点を先制。

5回裏には、キムが、カーショウのカーブに全くタイミングが合っていないような空振りをした後、見事にタイミングを合わせて、レフトスタンドにホームランを打ちました。

ドジャースも粘ります。8回表には、スミスがサードゴロを打ち、マチャッドが上手くダブルプレーを完成させますが、その間に1点を取りました。 

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9回裏には、クローザーのマランソンが登板しますが、ドジャースは代打バーンズがホームランを打ち、1点差に迫りました。

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ドジャースの反撃もここまでで、マランソンがリーグトップの22セーブ目を挙げ、パドレスが連勝しました。

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WAS 3, PHI 2 (JUN.22 @PHI)

ナ・リーグ東地区の2位争いの対決で、最近好調のWASナショナルズが勝利しました。

ナショナルズの先発シャーザーは、5回を被安打わずか2本、8奪三振を奪い、6勝目をあげました。

この好投に対し、PHIフィリーズのジラルディ監督の取った行動は、今後様々な議論を呼ぶ態度でした。シャーザーが粘着物質を付けている疑いで、審判に確認を促しましたが、シャーザーからは、そういった違反は見つけられませんでした。疑いたくなるほど、素晴らしい変化球をなげていましたが、これでは、相手投手のリズムを狂わすことにもなります。さらに、シャーザーはイニング終了後、ベンチに戻る時にフィリーズベンチをにらみつけ、ベンチに戻ってもフィリーズベンチに向かって、「何もつけていない」というジェスチャーを見せると、ジラルディ監督が激昂します。ジラルディは退場となりました。

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ジラルディが怒るのは筋違いだと思いますが、問題は違反物についてチェックされることで、投手のリズムが狂うことです。監督にアピールする権利があるとしても、何らかの制限が必要です。さもないと、監督は調子のいい相手投手のリズムを崩すために、アピールすることが可能になってしまいます。以下のツィッターで、カーショウが提言しているように、アピールが失敗に終わったら、1回のチャレンジの権利を失うなどの、ペナルティがあるべきだと思います。カーショウの提言は、非常にいいアイデアだと思います。

試合内容に話を戻すと、初回はベルとゴームスのヒットなどで2点をあげ、3回にもゴームスが打点を挙げ、ナショナルズは3点を挙げました。一方、フィリーズは、2回にハーパーのソロホームラン。8回にはホスキンスのソロホームランで、3対2と1点差に迫ります。そこで、8回裏1アウトから、ナショナルズのクローザー、ハンドが登板します。9回裏、フィリーズも、1アウト満塁のチャンスを作って粘りますが、ハンドが無失点に抑えて16セーブ目を挙げました。

この結果、ナショナルズは、ナ・リーグ東地区2位のATLブレーブスにゲーム差なしに迫り、PHIフィリーズと並んで3位に浮上しました。ナショナルズは、先発投手が揃っているので、東地区で順位を上げていきそうな勢いを感じます。 

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SF 9, LAA 3 (JUN.23 @LAA)

大谷翔平が先発登板した試合です。

大谷は6回を9奪三振、1失点とクオリティスタート。

SFジャイアンツの先発ゴーズマンも、7回を1失点と、1対1の同点のまま9回を迎え、12回に両チームが1点ずつを加え、2対2となり、LAエンゼルスのレガーレスが、内野ゴロの間にホームインしたと思われましたが、ビデオ判定の結果、ジャイアンツのポージー捕手のタッチが早く、同点のまま延長13回に入りました。

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こうなると、ジャイアンツが波に乗ります。エンゼルスは、捕手のスズキが交代したため、ウォードが本職ではない捕手を務めたこともあり、中継ぎ投手も思うような投球ができませんでした。わずか2安打で7点も奪われ、最終的には9対3でジャイアンツが勝利しました。大谷選手は良いピッチングをしても、中継ぎ投手が逆転され勝利できない試合が多いです。 

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LAD 3, SD  5 (JUN.23 @SD)

ナ・リーグ西地区のライバル対決3連戦は、パドレスが3連勝スイープしました。

初回に、SDパドレスは、LAドジャース先発のバウアーから、クローネンワースとマチャッドのホームランで2点を先制。

4回表にドジャースが2点を返し、2対2の同点に追いつきますが、7回裏、カラティーニのホームランで、3対2と再びリードします。 昨年のサイヤング投手バウアーからホームラン3本で3点を取り、パドレス打線も調子が上向いてきたようです。

8回にドジャースはターナーのタイムリーヒットで3対3の同点に追いつきますが、8回裏、パドレスは、押し出し四球とカラティーニの犠牲フライで2点をとり、5対3とリードを奪います。最後は、マランソンが登板し、23セーブ目を挙げました。最終回の光ったプレーは、サードのマチャッドが、プホルスのサードライナーを地面スレスレでキャッチすると、すかさず二塁に送球し、飛び出したランナーをアウトにしてゲームセット。ホームランといい、守備といい、古巣ドジャース相手に、素晴らしいプレーを連発しました。

パドレスは3連勝スイープして、2位のドジャースに0.5ゲーム差にまで迫りました。一方のドジャースは、1位のSFジャイアンツに、4.0ゲーム差もつけられてしまいました。それにしても、今年のナ・リーグ西地区は、面白い試合ばかりで目が離せません。

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WAS 13, PHI 12 (JUN.23 @PHI)

ナ・リーグ東地区のライバルとの2連戦に連勝し、WASナショナルズは、東地区で単独2位に浮上しました。また、この試合は、シーソーゲームで非常に面白い試合でした。

4回までに、PHIフィリーズは、ハーパーのホームランなどで5対0と大きくリードしていました。

5回表に、WASナショナルズは、シュワーバーの3ランなどで、5点を奪い、5対5の同点となります。 シュワーバーは、ここ4試合で6ホームランと絶好調です。

直後の5回裏、今度はマカッチェンが満塁ホームランで、フィリーズが9対5とリードします。

すぐあとの6回表、ターナーの2点タイムリーヒット、ベルの満塁ホームランで、ナショナルズが11対9と、逆転しました。

フィリーズも負けておらず、7回に1点、8回に2点を挙げ、フィリーズが12対11と再逆転します。
今度は9回表に、ナショナルズのスターリン・カストロが、2点タイムリーヒットで、ナショナルズが13対12と再逆転し、勝利しました。ここまで逆転につぐ逆転の試合というのは、あまり記憶にありません。

直近10試合で、9勝1敗と好調のナショナルズ、この先が楽しみです。

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KC 5, NYY 6 (JUN.23 @NYY)

ナ・リーグばかり書いているような気がしますが、ア・リーグも面白い試合がありました。この試合もなかなかのシーソーゲームで、8回から試合が動きました。

2対2の同点の8回表、今年KCロイヤルズにFA加入したばかりのサンタナがホームランを打ち、3対2とロイヤルズがリードします。

直後の8回裏には、今季シーズン初めにTEXレンジャーズから放出され、NYヤンキースに加入したばかりのオドーアが、2ランホームランで、ヤンキースが4対3と逆転します。オドーアにとっては、ヤンキース入団は良い転機だったと思います。 

また、直後の9回表、NYヤンキースは、クローザーのチャップマンが登板しますが、押し出し四球を出し、オハーンに内野安打を打たれ、ロイヤルズが5対4と再逆転します。

そうなると9回裏は、ロイヤルズは、ホランドが登板します。しかし、ホランドがピリッとせず、ヤンキースは、サンチェスのホームランで5対5の同点に追いつきます。

 最後は、ボイトのレフトフェンス直撃のタイムリーで、ヤンキースがサヨナラ勝ち。

 ヤンキースは、首位のBOSレッドソックスと4.5ゲーム差で、これ以上引き離されるわけにはいかず、負けられない試合が続きます。

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BOS 0, TB 1 (JUN.24 @TB)

見事な投手戦。守備が試合の明暗を分けました。

5回裏、BOSレッドソックス、ライトのレンフローが、鋭いライナーをジャンピングキャッチ。

このファイインプレーもあり、レッドソックス先発のピベッタは、6回2/3をノーヒットピッチング。

TBレイズは、7回表、センター前ヒットで、2塁ランナーがホームインと思われましたが、キーマイヤーのバックホームで、ランナーをホームタッチアウトに。

0対0のまま9回裏を迎え、ヒットで出塁したレイズのマーゴットが、2塁へ盗塁し、キャッチャーの悪送球で、3塁まで進みます。次打者は敬遠四球とし、その次の打者メヒアの時に、レッドソックスのバーンズがワイルドピッチで、サヨナラとなりました。最終回の、エラーが試合を決定づけました。

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CHC 4, LAD 0 (JUN.24 @LAD)

今季7回目のノーヒットノーラン。今回は、1人の投手によるノーヒットノーランではなく、4人の投手で達成しました。

デイビーズが6回で94球に達していたので、ノーヒットピッチングでしたが、交代せざるを得ませんでした。後続のテペラ、チェイフィンが見事にノーヒットピッチングを繋げました。

そして最後は、クローザーのキンブレルが、四球で1人ランナーを出しながらも、3人を連続三振に打ち取りゲームセット。 

ドジャースは、これで4連敗。圧倒的な優勝候補でしたが、少し心配になってきました。

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順位(6月24日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズがBOSレッドソックスとの3連戦を2勝1敗と勝ち越し、首位に返り咲きました。

②中地区:CLEインディアンスが、首位CHIホワイトソックスに2.0ゲーム差まで迫ってきました。

③西地区:HOUアストロズが連勝を11に伸ばし、OAKアスレチックスと2.0ゲーム差をつけました。

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ア・リーグ順位表 6/24時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツが東地区で唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。下位ではWASナショナルズが5連勝し、直近10試合を9勝1敗と好調で、ようやく勝率を5割としました。

②中地区:首位CHIカブスから3位CINレッズまで4ゲーム差以内で、一進一退の攻防です。4位のSTLカージナルスが4連敗し、首位争いから脱落しそうになっています。

③西地区:SDパドレスがLAドジャースに3連勝したことで、ドジャースとパドレスのゲーム差は無くなり、その間に勝ち星を重ねたSFジャイアンツが、2位に4.5ゲーム差をつけて、首位を独走しそうな勢いになってきました。

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ナ・リーグ順位表 6/24時点(MLB公式サイトより)

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大谷 リーグトップの23号【MLB2021】6月18日~20日(レギュラーシーズン)

今回は、6月18日~20日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。この週末3日間は、面白い試合が多く、記事が沢山になってしまいました。

目次

注目の試合

TB 1, SEA 5 (JUN.18 @SEA)

SEAマリナーズの先発菊池雄星が4勝目を挙げました。

今年の菊池は、毎回安定した投球で、この試合も、7回を1失点とクォリティースタートでした。東地区首位のTBレイズ相手に素晴らしい投球でした。

DET 3, LAA 11 (JUN.18 @LAA)

LAエンゼルスがホームラン4本を打ち、圧勝した試合でした。

中でも、大谷翔平が2本のホームランを打ち、今季通算21本とし、ホームランダービートップのゲレーロJr.に1本差に迫りました。

NYM 0, WAS 1 (JUN.18 @WAS)

WASナショナルズがサヨナラ勝ちし、連勝を5に伸ばした試合です。

NYメッツ先発のルケーシーと、WASナショナルズ先発のフェッドが好投し、しまった投手戦になりました。フェッドは、7回を被安打2、無失点と、NYメッツ打線に付け入るスキを与えませんでした。

0対0のまま9回を迎え、メッツのクローザー、ディアスを攻め、キャッチャーのゴームスがサヨナラヒットで、ナショナルズが1対0で勝利。

この試合、ゴームスは2つの盗塁を刺し、守備でも貢献しました。

ナショナルズはナ・リーグ東地区4位で、4つ負け越していますが、これで5連勝です。

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CWS 1, HOU 2 (JUN.18 @HOU)

両チームの先発が好投し、投手戦となりました。

HOUアストロズ先発のガルシアが初回に1失点したものの、尻上がりに調子をあげ、7回を8奪三振で1失点。

CHIホワイトソックス先発のロドンも、7回を8奪三振と好投しましたが、5回に2本のヒットと2つの四球で1点を失い、1対1のまま9回まで試合が進みました。 

9回裏、アルバレスが、ホワイトソックスのクロシェからライト線を破る二塁打を打ち、一塁からグリエルがホームインで、サヨナラ勝ち。

アストロズが、中地区首位ホワイトソックスに連勝しました。

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ARI 0, LAD 3 (JUN.18 @LAD)

この試合、ARIダイヤモンドバックスは、ナイキ City Connect Jersey の日で、特別なユニフォームでプレーしました。

試合展開は、両チームの先発が好投し、7回まで0対0の緊迫した投手戦となりました。

ダイヤモンドバックス先発のスミスは、6回を被安打わずか1本で、無失点。

対するLAドジャース先発のバウアーは、7回を被安打3、8奪三振、無失点。

野手では、スーザJr.が活躍しました。まず7回裏の守備で、ライトに上がったファールフライを観客席ギリギリのところでスライディングキャッチ。

その次の回、8回表に打席が回ってくると、ホームランを打ち、0対0の均衡を破りました。

ドジャースは、ダイヤモンドバックス戦の後、SDパドレス、CHIカブス、 SFジャイアンツと強いチームとの対戦が続くので、ダイヤモンドバックス戦に連勝して勢いをつけたいところです。一方のダイヤモンドバックスは、6月1日勝利して以来、15連敗と、6月は1勝しかできていません。早く連敗を止めたいところです。

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TOR 10, BAL 7 (JUN.19 @BAL)

両チームともホームランの打ち合いとなり、9回にドラマがありました。

初回、TORブルージェイズのセミエンとゲレーロJr.がソロホームランを打ち、2対0とリードします。ゲレーロJr.は、リーグ単独トップとなる23号ホームラン。

この後、BALオリオールズ打線が爆発します。マウントキャッスルは、1試合で3本もホームランを打ち、マリンズは2本のホームランを打ちました。

オリオールズは、守備でも素晴らしいプレイがありました。セカンドのウィルカーソンが、センター前に抜ける当たりをスライディングキャッチして、ダブルプレーを完成させました。

7回を終えて、7対3でオリオールズが4点リードしていましたが、8回表にセミエンがこの日2本目のホームランで、7対4と追い上げを開始します。

3点ビハインドの9回表は、セミエンの押し出し四球で1点、ビシェットのライト前に落ちるタイムリーヒットで2点を挙げ、7対7の同点に追いつきます。1アウト1,3塁となり、次の打者は、ゲレーロJr.が、二塁打を打ち、9対7と勝ち越しました。さらにグリチャックがもう1点追加点をあげました。

8回裏から登板していたロマノが 、9回も無失点に抑え、ブルージェイズは連敗を5で止めました。

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CIN 5, SD 7 (JUN.19 @SD)

シーソーゲームで面白い試合展開のゲームでした。

CINレッズが2点を先制し、SDパドレスは、3回裏にクローネンワースのホームランで2対2の同点に追いつきます。

4回裏には、満塁からマチャッドの走者一掃の二塁打で3点を挙げ、5対2と3点リードします。

良い試合展開の中で、5回表の守備時、ショートのタティスJr.がダイビングキャッチを試みたところで、肩を痛めて倒れ込みます。恐らく”クセ”になっている肩の脱臼だと思われます。欠場が長引かないことを祈ります。タティスJr.に代わって、ハソン・キムがショートの守備につきました。

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レッズは、5回表に3点を挙げ、5対5の同点に追いつきました。5対5の同点のまま迎えた8回裏、タティスJr.との交代で途中出場した、ハソン・キムが、2ランホームランを打ち、7対5と勝ち越します。 

9回表、最後はハソン・キムがダブルプレーで試合を締め、クローザーのマランソンは、リーグトップの20セーブ目を挙げました。

パドレスは、3連勝となりました。 

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DET 3, LAA 8 (JUN.19 @LAA)

この試合も大谷翔平がホームランを打ちました。これが22号ホームランで、トップのゲレーロJr.に1本差です。これで5試合で5本のホームラン。ホームランを打たなかった試合は、先発投手として、勝利を挙げていますし、毎試合チームへの貢献度がとてつもなく高く、今までにこんな選手が見たことありません。

チーム状態が良いので、順位を上げるためには、トラウトの復帰とレンドンの復調が待ち望まれます。

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OAK 1, NYY 2 (JUN.20 @NYY)

投手戦の末、9回に見せ場があった試合です。

初回、OAKアスレチックスのオルソンがソロホームランで先制します。

6回裏、NYヤンキースが、2四球の後、サンチェスの二塁打で2対1と逆転します。しかも送球の間に三塁へ向かい、何とかタッチをかいくぐり、セーフとなりました。

見せ場は、9回表に訪れました。NYヤンキース、クローザーのチャップマンがマウンドに上がりますが、2つの四球でノーアウト1,2塁のピンチを迎えます。打者のマーフィーがサードベース際に強いゴロを打ち、サードのウルシェラが、捕球してすぐに三塁ベースを踏み、5-4-3と送球して、トリプルプレーでゲームセット。先日も、ブルージェイズ戦で、トリプルプレーを完成させたばかりで、ヤンキースは、今週2回もトリプルプレーを完成させました。 

ヤンキースは連勝で、2位との差を4.5ゲーム差に縮め、アスレチックスは、首位の座をアストロズに渡しました。

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DET 5, LAA 3 (JUN.20 @LAA)

大谷選手が、5回裏に3対3の同点に追いつく23号ソロホームラン。これで、ホームランダービートップに並びました。

しかし、試合へ延長10回に、DETタイガースのダズ・キャメロンがセンター前への2点タイムリーヒットを打ち、5対3でタイガースが勝利しました。ダズ・キャメロンの父親は、元メジャーリーガーのマイク・キャメロンです。サヨナラヒットは、父の日のプレゼントになりました。

順位(6月20日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが6連敗で、BOSレッドソックスが首位に返り咲き、NYヤンキースもTORブルージェイズもゲーム差を縮めました。

②中地区:CHIホワイトソックスがHOUアストロズに4連敗し、CLEインディアンスが、首位に2.5ゲーム差に迫ってきました。

③西地区:HOUアストロズが7連勝し、OAKアスレチックスを逆転し首位に立ちました。CHIホワイトソックスをスイープしたことで、チーム勝率でホワイトソックスを抜き、ア・リーグトップに立ちました。

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ア・リーグ順位表 6/20時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:相変わらず下位チームが波に乗れないこともあり、NYメッツのみが勝ち越しているチームで、首位をキープ。WASナショナルズは、直近10試合を8勝2敗と好調です。

②中地区:首位CHIカブスから4位CINレッズまで4ゲーム差以内で、一進一退の攻防です。

③西地区:SFジャイアンツ、LAドジャースは好調を維持、3位のSDパドレスは、5ゲーム差で、何とかついていっています。パドレスも3位とはいえ、東・中地区首位のチームより勝率が上で、レベルの高い戦いをしています。問題はARIダイヤモンドバックスです。6月は1勝17敗で、6月2日から17連敗と最悪なチーム状態です。

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ナ・リーグ順位表 6/20時点(MLB公式サイトより)

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大谷3勝目【MLB2021】6月14日~17日(レギュラーシーズン)

今回は、6月14日~17日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

TOR 1, BOS 2 (JUN.14 @BOS)

ア・リーグ東地区の2・3位対決です。2位のBOSレッドソックスが、TORブルージェイズにサヨナラ勝ちしました。

レッドソックスのベルドゥーゴが3回裏に二塁打で、先制点を挙げます。先発投手のイオバルディが6回2/3を無失点に抑え、1対0の緊迫した試合展開となりました。

9回表、1対0とリードした場面で、クローザーのバーンズが登板します。バーンズは連続三振で2アウトをとり、打席にゲレーロJr.を迎えます。あと1アウトでゲームセットという場面で、ゲレーロJr.が、グリーンモンスターを超える大きなホームランを放ち、同点に追いつきました。今年のゲレーロは覚醒しました。打率、ホームラン、打点の全てがア・リーグトップの三冠王です。

9回裏、ブルージェイズは、ドリスが登板します。ドリスは、ベルドゥーゴ、J.D.マルティネスに連続ヒットを打たれ、1アウトを取るものの、最後は、デバースにグリーンモンスター直撃のヒットを打たれゲームセット。

この日は、レッドソックスのイオバルディ、ブルージェイズのマノアの、両チームの先発投手が好投したので、投手戦になりましたが、両チームとも打撃が持ち味のチームです。次は、打ち合いの打撃戦を期待します。

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ARI 8, SF 9 (JUN.15 @SF)

2回表を終わって、0対7の7点ビハインドから、SFジャイアンツが大逆転勝利した試合です。

ジャイアンツは、2回に3点、6回に2点を入れ、5対8と3点ビハインドで、8回裏に入ります。二塁打、ヒット、四球で、2アウト満塁の場面で、ヤストレムスキーが満塁ホームランを放ち、9対8と逆転しました。

9回表は、アンダースローのロジャースが0点に抑えてゲームセット。今年のジャイアンツは、投手戦を制する試合が多いだけでなく、この日のような乱打戦も僅差で勝利するなど、底力があります。

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MIA 1, STL 2 (JUN.15 @STL)

MIAマーリンズの先発ロジャースと、STLカージナルスの先発キムの両投手が好投し、緊迫した投手戦となりました。

先制したのは、マーリンズで、3回にデュバルのタイムリーヒットで1点を先制。

6回裏に、カージナルスが、ゴールドシュミットのタイムリーヒットで同点に追いつきます。

9回裏、先頭打者のゴールドシュミットがセンターへ高々と打った打球がスタンドイン。これでサヨナラ勝ち。

この日は、ゴールドシュミットの活躍が目立った試合でした。一時勝率5割を下回ったカージナルスですが、中地区首位のカブスとはまだ4ゲーム差です。首位に返り咲くためにも、打線の奮起が求められます。 

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CHC 3, NYM 6 (JUN.16 @NYM)

NYメッツのデグロムが投げるたびに、このブログに書いているような気がしますが、そのくらい今年のデグロムは毎試合大活躍です。しかしこの日は、肩痛で3回で降板してしまいました。

NYメッツの先発デグロムは、2番打者のリゾにライトフライを打たれた以外は、8個のアウトを全て三振で取りました。3回を投げて、ノーヒット、8奪三振の素晴らしい投球でした。

デグロムは、打者としてもタイムリーヒットで打点を挙げました。

デグロムが3回で降板しましたが、後のピッチャーが踏ん張り、打線では、スミスとピラーにホームランがでてCHIカブスに快勝しました。

デグロムは、初期の検査では大きな問題は見つかっていないようですが、翌日以降にMRIを受けるようです。ケガでの離脱だけは避けて欲しい。

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LAA 4, OAK 8 (JUN.16 @OAK)

LAエンゼルスは敗れたものの、絵になるプレーが随所にあった試合でした。

まずは2回の大谷選手の19号ホームラン。

それと、イグレシアスの2つのスーパーキャッチ。

これだけ見どころがあっても敗戦するのですから、どれだけエンゼルスの投手陣に問題があることか。

OAKアスレチックスも、外野の好守備が2つありました。まずは、レフトのカナのプレー。

センターのラウレアーノのファインプレーと、その後の反撃開始となるホームラン。

6回に、ワトソン、シシェック、スアレスを、アスレチックス打線が打ち崩し、逆転勝ちをしました。

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CIN 2, MIL 1 (JUN.16 @MIL)

CINレッズ先発のマーリーと、MILブルワーズ先発のペラルタが好投し、投手戦になりました。

マーリーが6回で12奪三振という好投で7勝目。

打線は、1対1と同点の7回表2アウトから、ボットがヒットで出塁し、続くバーンハートが二塁打で、ボットが一塁から一気にホームイン。ボットが気合入りまくりでした。

レッズは、首位に2ゲーム差まで迫り、ナ・リーグ中地区は4チームが優勝を争う展開となってきました。

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MIA 0, STL 1(JUN.16 @STL)

STLカージナルス先発のオビエドと、MIAマーリンズ先発のアルカンタラが好投し、投手戦になりました。 

オビエドは、7回を無失点の好投。

アルカンタラも9回まで投げ続けますが、最後にカージナルスのモリーナにサヨナラヒットを打たれ敗戦投手に。

マーリンズは、外野のシエラのダイビングキャッチなど、見どころはあったのですが、残念な結果に。

これでカージナルスは2試合連続のサヨナラ勝ち。マーリンズをスイープして、中地区首位と3ゲーム差と、離されずについていってます。

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DET 5, LAA 7(JUN.17 @LAA)

LAエンゼルスの大谷が3勝目を挙げた試合です。

大谷は好守備にも助けられました。ライトオーバーの当たりで、三塁を狙ったDETタイガースのバドゥーを、ウォード→レンヒフォ→ウォンと完璧な連携プレーでアウトにしました。

ウォードの満塁ホームランによるダメ押し点も、勝利に貢献しました。

8回から登板のマイヤーズは1アウトも取れず、結局イグレシアスが2イニングを投げることになり、最終的には何とか2点差で勝利をしましたが、中継ぎ投手の弱さは、かなり深刻です。 

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CIN 4, SD 6(JUN.17 @SD)

9回に、逆転に次ぐ逆転の、大変面白い展開の試合でした。

CINレッズ先発のマイリーが6回2アウトまで、ノーヒットピッチングを続けます。

そのノーヒットピッチングを打ち砕いたのが、SDパドレスのタティスJr.です。こういう場面に打つところにスター性を感じます。これで均衡を破り、1対0となりました。

7回裏には、マチャッドもホームランを打ち、2対0とリードします。

しかし、最近のレッズ打線は粘り強く、9回裏、パドレスのクローザー、マランソンを責め立てます。ヒット3本で、2点を追加し、2対2の同点に追いつき、尚も2アウト満塁とします。 その場面で、ルーキーのインディアが満塁ホームランを打ち、4対2と逆転します。

このような展開では、流れはレッズに傾くものですが、パドレス打線も負けていません。9回裏、レッズの投手はヘンドリックスに交代します。パドレスは、マチャッドが四球で出塁後、ホズマーがライトスタンドへホームランを打ち、4対4の同点に追いつきます。 

こうなると、パドレス打線は止まりません。投手がギャレットに交代しましたが、クローネンワースがヒットで出塁後、カラティーニが2ランホームランを打ち、サヨナラ勝ち。

パドレスは、ここのところ負けが込んでいて、首位とのゲーム差が開いてしまいました。この逆転勝利で調子を上げてほしいところです。

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順位(6月17日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが3連敗、BOSレッドソックスが3連勝で、ゲーム差が縮まりました。TORブルージェイズが4連敗で、借金1です。打線は良いので、これから巻き返せるでしょうか。

②中地区:CLEインディアンスが、首位に3.5ゲーム差と、離されずにしっかりとついていっています。打線も投手も突出した力はないですが、試合巧者です。

③西地区:OAKアスレチックス、HOUアストロズの上位2チームが連勝し、下位チームとの差を広げています。

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ア・リーグ順位表 6/17時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:下位チームが波に乗れないこともあり、NYメッツが首位をキープ。NYメッツは、他チームと比べて試合消化数が少ないのが気がかりです。

②中地区:首位CHIカブスから4位STLカージナルスまで4ゲーム差以内と、接戦が続きます。

③西地区:SFジャイアンツの勢いが止まりません。LAドジャースは何とかついていっていますが、3位のSDパドレスは、6ゲーム差と、首位とゲーム差が開きました。

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ナ・リーグ順位表 6/17時点(MLB公式サイトより)

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