メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB 2022年 レビュー】ロサンゼルス・エンゼルス

今回は、73勝89敗でア・リーグ西地区3位のロサンゼルス・エンゼルスです。

2022年順位表

ア・リーグ西地区で首位HOUアストロズに33ゲーム差の3位という結果でした。2016年以降7年連続で勝率5割を下回っていて、2014年の地区優勝以来、ポストシーズン進出からも遠ざかっています。5月下旬までは、首位のHOUに1ゲーム差くらいで追いかけていましたが、5月から6月にかけて14連敗すると、もはや優勝争いに加わる力はありませんでした。その連敗中にマドン監督が解任されましたが、監督を交代しても、優勝争いはもちろんのこと、ワイルドカード争いにも加わることはできませんでした。

2022年 ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、打率12位、OPS11位、チーム得点数は13位と下位の成績でした。40本塁打のトラウトと、34本塁打の大谷を擁し、本塁打数はリーグ6位ですが、得点数がリーグ13位という成績でしたので、効率の悪い攻撃だったと言えるでしょう。

LAエンゼルス 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Max Stassi 31 102 333 32 60 9 30 0 .180 .267 .303 .571
1B Jared Walsh* 28 118 423 41 91 15 44 2 .215 .269 .374 .642
2B Luis Rengifo# 25 127 489 45 129 17 52 6 .264 .294 .429 .724
SS Andrew Velazquez# 27 125 322 37 63 9 28 17 .196 .236 .304 .540
3B Anthony Rendon 32 47 166 15 38 5 24 2 .229 .326 .380 .706
LF Brandon Marsh* 24 93 292 34 66 8 37 8 .226 .284 .353 .637
CF Mike Trout 30 119 438 85 124 40 80 1 .283 .369 .630 .999
RF Taylor Ward 28 135 495 73 139 23 65 5 .281 .360 .473 .833
DH Shohei Ohtani* 27 157 586 90 160 34 95 11 .273 .356 .519 .875
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
LF Jo Adell 23 88 268 22 60 8 27 4 .224 .264 .373 .637
3B Matt Duffy 31 77 228 14 57 2 16 0 .250 .308 .311 .619
MI David Fletcher 28 61 216 20 55 2 17 1 .255 .288 .333 .621
2B Tyler Wade* 27 67 147 22 32 1 8 8 .218 .272 .272 .544
C Kurt Suzuki 38 51 139 10 25 4 15 0 .180 .266 .295 .561
1B Mike Ford* 29 28 91 8 21 3 5 0 .231 .293 .374 .667
CF Magneuris Sierra* 26 45 91 7 15 0 5 6 .165 .200 .242 .442
  Team Totals 28.0 162 5423 623 1265 190 600 77 .233 .297 .390 .687
  Rank in 15 AL teams     9 13 12 6   10 12 13 7 11
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Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

野手で目立った活躍をしたのは、ショートのアンドリュー・ベラスケスです。打率こそ2割未満ですが、守備が抜群に上手く、何度もファインプレイを見せてくれました。来年は打撃成績の向上を期待しています。

アンドリュー・ベラスケス↓↓↓

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大谷翔平選手は、本塁打数こそ前年を下回りましたが、34本塁打・95打点を記録し、投打に大活躍しました。規定打席数と規定投球回数の両方を達成するという史上初の快挙を成し遂げました。

大谷翔平↓↓↓

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マイク・トラウトは、故障で119試合の出場にとどまり規定打席数に足りませんでしたが、40本塁打を打ちました。来季は全試合出場して、ジャッジと年間最多本塁打を争って欲しいです。

マイク・トラウト↓↓↓

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投手成績

チーム投手成績は、防御率と自責点はリーグ6位、WHIPはリーグ7位・被打率はリーグ3位と、意外にもア・リーグ15チーム中、上位から中位に位置する成績でした。大谷選手を始めとした先発投手陣の活躍によって、前年よりチーム投手成績は向上しました。

LAエンゼルス 投手成績
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
1 SP Shohei Ohtani 27 15 9 2.33 28 28 0 166.0 45 43 219 172 2.40 1.012
2 SP Patrick Sandoval* 25 6 9 2.91 27 27 0 148.2 56 48 151 138 3.09 1.339
3 SP Reid Detmers* 22 7 6 3.77 25 25 0 129.0 56 54 122 107 3.79 1.209
4 SP Jose Suarez* 24 8 8 3.96 22 20 0 109.0 49 48 103 101 3.91 1.248
5 SP Michael Lorenzen 30 8 6 4.24 18 18 0 97.2 48 46 85 95 4.31 1.280
6 SP Noah Syndergaard 29 5 8 3.83 15 15 0 80.0 36 34 64 105 3.95 1.213
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
7 CL Raisel Iglesias 32 2 6 4.04 39 0 16 35.2 18 16 48 100 3.17 1.065
8 RP Jimmy Herget 28 2 1 2.48 49 1 9 69.0 20 19 63 162 2.82 0.913
9 RP Aaron Loup* 34 0 5 3.84 65 0 1 58.2 38 25 52 105 3.76 1.295
10 RP Ryan Tepera 34 5 4 3.61 59 0 6 57.1 27 23 47 112 4.21 1.081
11 RP Andrew Wantz 26 2 1 3.22 42 1 0 50.1 19 18 52 125 4.48 1.152
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
12   Jaime Barria 25 3 3 2.61 35 1 0 79.1 29 23 54 154 4.39 1.034
13   Mike Mayers 30 1 1 5.68 24 3 0 50.2 35 32 45 71 6.37 1.382
14   Jose Quijada* 26 0 5 3.98 42 0 3 40.2 19 18 52 101 3.85 1.131
15   Tucker Davidson* 26 1 5 6.87 8 8 0 36.2 28 28 23 59 6.30 1.664
16   Oliver Ortega 25 1 3 3.71 27 0 1 34.0 18 14 33 109 4.76 1.471
    Team Totals 27.0 73 89 3.77 162 162 38 1435.2 668 601 1383 107 3.96 1.241
    Rank in 15 AL teams   11 5 6     10 8 6 6 8      
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(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

今年の大谷翔平は、TJ手術明けの心配がなくなり、躍動感あふれる投球をしていました。打者として30本以上本塁打を打ち、投手としてもチームトップの15勝、防御率2点台、奪三振200個超えという前人未到の活躍でした。野茂選手がLAドジャースで活躍するまでは、日本人選手がMLBで活躍するだけでも夢のようでしたが、大谷選手はMLB史上でも見たことのない成績を残しています。二度とこのような選手は現れないのかもしれません。年齢的には今から3~5年くらいが選手としてのピークだと思いますので、来年も投打両方で好成績を期待したいです。

大谷翔平↓↓↓

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期待の左腕、パトリック・サンドバルが、規定投球回数不足ながらも、27試合に先発して防御率2点台、6勝をあげました。

パトリック・サンドバル

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22歳のリード・デトマースが、5月にTBレイズ戦でノーヒットノーランを達成しました。この1試合だけでなく、25試合に先発して7勝と、1シーズン通して活躍し、来年更なる飛躍が期待できる成績を収めました。

リード・デトマース↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

投手は前年よりは良いと思いましたが、大谷選手だけでなく、先発投手陣が予想外に活躍しました。しかし野手は、レンドンの欠場が多く、トラウトも1年間通して活躍できなかったりと、ケガに悩まされ、打撃成績が低迷しました。開幕前の予想では、投手力に不安があるものの、打撃でカバーしてワイルドカードでポストシーズンに出場すると予想していましたが、投打ともに予想は当たらず、ポストシーズン進出も逃しました。大谷選手がいるので、一番試合を見ているチームなのですが、私の予想は全く当たりませんでした。

まとめ

野手は、レンドントラウトが故障しなければ、来年こそ優れた打線になると思います。投手は、先発投手が揃った感じがしますので、後はクローザーをオフにFAで獲得できれば、かなり面白いチームになりそうです。大谷翔平マイク・トラウトという稀にみる才能を持つ選手が2人を擁するチームですので、プレーオフ進出して、彼らには是非ワールドシリーズで活躍してもらいたいと願っています。

 

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【MLB 2022年 レビュー】マイアミ・マーリンズ

今回は、69勝93敗でナ・リーグ東地区4位のマイアミ・マーリンズです。

2022年順位表

ナ・リーグ東地区100勝超えのチームが2つもあり、3位フィラデルフィア・フィリーズもワイルドカードになるなど、強豪チームとの対戦が多く、2年連続4位という結果となりました。

2022年 ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、打率13位、出塁率14位、長打率15位、OPS4位と、チーム打撃は下位の成績でした。盗塁数だけは、リーグトップでしたが、盗塁では得点力の向上は難しく、得点数はリーグ最下位という結果でした。

MIAマーリンズ 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Jacob Stallings 32 114 346 25 77 4 34 0 .223 .292 .292 .584
1B Jesus Aguilar 32 113 415 37 98 15 49 1 .236 .286 .388 .674
2B Jazz Chisholm Jr.* 24 60 213 39 54 14 45 12 .254 .325 .535 .860
SS Miguel Rojas 33 140 471 34 111 6 36 9 .236 .283 .323 .605
3B Brian Anderson 29 98 338 43 75 8 28 1 .222 .311 .346 .657
LF Jorge Soler 30 72 270 32 56 13 34 0 .207 .295 .400 .695
CF Jesus Sanchez* 24 98 313 38 67 13 36 1 .214 .280 .403 .682
RF Avisail Garcia 31 98 357 31 80 8 35 4 .224 .266 .317 .582
DH Garrett Cooper 31 119 414 37 108 9 50 0 .261 .337 .415 .752
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
IF Jon Berti 32 102 358 47 86 4 28 41 .240 .324 .338 .662
IF Joey Wendle* 32 101 347 27 90 3 32 12 .259 .297 .360 .658
OF Bryan De La Cruz 25 115 329 38 83 13 43 4 .252 .294 .432 .725
C Nick Fortes 25 72 217 41 50 9 24 5 .230 .304 .392 .696
OF JJ Bleday* 24 65 204 21 34 5 16 4 .167 .277 .309 .586
1B Lewin Diaz* 25 58 160 12 27 5 11 1 .169 .224 .288 .512
2B Charles Leblanc 26 48 156 18 41 4 11 4 .263 .320 .404 .723
UT Luke Williams 25 71 115 20 27 1 3 11 .235 .290 .313 .603
  Team Totals 29.0 162 5395 586 1241 144 554 122 .230 .294 .363 .658
  Rank in 15 NL teams     11 15 13 14   1 13 14 15 14
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(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

本塁打チームトップが、8月末にBALへ移籍したヘスース・アギラルの15本という本数では、長打率と得点数がリーグ最下位なのも頷けます。ジャズ・チザム Jr.が、6月までに14本塁打を打っていたのですが、故障者リスト入りすると、7月以降の公式戦には復帰できませんでした。

そんなチーム状況でしたが、ルーキーのヘラル・エンカーナシオンがMLB公式戦デビューの試合で、満塁本塁打を打つという活躍をしました。

ヘラル・エンカーナシオン↓↓↓

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マイアミ・マーリンズはリーグトップの122盗塁を記録しました。ジョン・バーティは、その約3分の1にあたる41盗塁で、自身初の盗塁王を獲得しました。

ジョン・バーティ↓↓↓

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投手成績

投手成績はナ・リーグ15チーム中、防御率 8位、失点6位、WHIP 7位、被打率6位と、ちょうど中ほどの成績でした。

MIAマーリンズ 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Sandy Alcantara 26 14 9 2.28 32 32 0 228.2 67 58 207 178 2.99 0.980
SP Pablo Lopez 26 10 10 3.75 32 32 0 180.0 78 75 174 108 3.71 1.167
SP Trevor Rogers* 24 4 11 5.47 23 23 0 107.0 69 65 106 74 4.36 1.505
SP Jesus Luzardo* 24 4 7 3.32 18 18 0 100.1 40 37 120 123 3.12 1.037
SP Braxton Garrett* 24 3 7 3.58 17 17 0 88.0 38 35 90 114 3.56 1.250
SP Edward Cabrera 24 6 4 3.01 14 14 0 71.2 24 24 75 135 4.59 1.074
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Tanner Scott* 27 4 5 4.31 67 0 20 62.2 34 30 90 95 3.67 1.612
RP Dylan Floro 31 1 3 3.02 56 0 10 53.2 23 18 48 135 3.13 1.174
RP Steven Okert* 30 5 5 2.98 60 0 0 51.1 19 17 63 137 4.36 1.169
RP Richard Bleier* 35 2 2 3.55 55 1 1 50.2 22 20 32 115 3.27 1.441
RP Anthony Bass 34 2 3 1.41 45 0 0 44.2 10 7 45 290 2.06 0.940
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Elieser Hernandez 27 3 6 6.35 20 10 0 62.1 48 44 60 64 6.40 1.428
  Tommy Nance 31 2 3 4.33 35 2 0 43.2 22 21 57 94 3.71 1.511
  Daniel Castano* 27 1 3 4.04 10 7 0 35.2 20 16 20 101 4.74 1.430
  Cole Sulser 32 1 4 5.29 39 0 2 34.0 23 20 38 77 4.58 1.618
  Huascar Brazoban 32 1 1 3.09 27 0 0 32.0 13 11 40 133 3.99 1.469
  Team Totals 27.1 69 93 3.86 162 162 41 1437.1 676 617 1437 106 3.90 1.268
  Rank in 15 NL teams   11 5 8     8 7 6 8 6      
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Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

先発投手陣の活躍が、チームの投手成績を押し上げました。中でもエースのサンディ・アルカンタラは、リーグ断トツトップの228回2/3を投げ、WHIPが0.98、防御率が2.28と見事な成績で、サイヤング賞を獲得しました。

サンディ・アルカンタラ↓↓↓

先発2番手のパブロ・ロペスは、32試合に先発し、10勝をあげ、1年間ローテーションを守りました。

パブロ・ロペス↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

野手では、ジャズ・チザム、ヘスス・サンチェス、ブライアン・デラクルーズの3人の若手の成長を期待していましたが、3人とも規定打席数に達することができませんでいた。投手では、先発のシクスト・サンチェスの戦列復帰を期待していましたが、今年は1試合も出場がありませんでした。打撃力はリーグ下位で、投手力はリーグ中ほどという、昨年と同じような成績となり、チームも前年と同じく4位という結果でした。

まとめ

投手はアルカンタラロペスという2本の柱ができたので、あと1人確実な先発投手がいるとチーム力は一段と上がります。最有力候補は、シクスト・サンチェスです。野手は、チザムJr. が戦列復帰すると攻撃力は上がりますが、それだけでは長打力不足は解消されません。投手力があるのだから、長打力が増せばポストシーズン進出争いに加われると思います。FAでチームを離れる主力選手がほとんどいませんし、オフには積極的に動いてホームラン打者を獲得して欲しいです。

 

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【MLB 2022年 レビュー】テキサス・レンジャーズ

今回は、68勝94敗でア・リーグ西地区4位のテキサス・レンジャーズです。

2022年順位表

オフにシーガー、セミエンという豪華な二遊間コンピを獲得し、西地区最下位から脱出したました。しかし勝率5割を上回ることはできず、2017年以降6年連続で負け越しのシーズンが続いています。

2022年 ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、打率 9位、出塁率 12位、OPS 9位と、率で見るとチーム打撃は下位に位置していますが、本塁打数はリーグ 4位、得点数はリーグ 5位とリーグ上位の成績となりました。シーガー、セミエンという長距離打者を獲得した意義がありました。

TEXレンジャーズ 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Jonah Heim# 27 127 406 51 92 16 48 2 .227 .298 .399 .697
1B Nathaniel Lowe* 26 157 593 74 179 27 76 2 .302 .358 .492 .851
2B Marcus Semien 31 161 657 101 163 26 83 25 .248 .304 .429 .733
SS Corey Seager* 28 151 593 91 145 33 83 3 .245 .317 .455 .772
3B Ezequiel Duran 23 58 208 25 49 5 25 4 .236 .277 .365 .643
LF Bubba Thompson 24 55 170 18 45 1 9 18 .265 .302 .312 .613
CF Leody Taveras# 23 99 314 39 82 5 34 11 .261 .309 .366 .675
RF Adolis García 29 156 605 88 151 27 101 25 .250 .300 .456 .756
DH Mitch Garver 31 54 188 23 39 10 24 1 .207 .298 .404 .702
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
OF Kole Calhoun* 34 125 388 36 76 12 49 3 .196 .257 .330 .587
UT Josh Smith* 24 73 213 23 42 2 16 4 .197 .307 .249 .556
UT Brad Miller* 32 81 222 20 47 7 32 4 .212 .270 .320 .590
C Sam Huff 24 44 121 9 29 4 10 1 .240 .303 .372 .675
3B Andy Ibáñez 29 40 119 13 26 1 9 3 .218 .273 .277 .551
UT Charlie Culberson 33 68 115 19 29 2 12 2 .252 .283 .357 .640
OF Eli White 28 47 105 16 21 3 10 12 .200 .274 .305 .578
  Team Totals 28.1 162 5478 707 1308 198 670 128 .239 .301 .395 .696
  Rank in 15 AL teams     5 5 8 4   1 9 12 6 9
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(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

FAで獲得したマーカス・セミエンは、前半戦1か月以上本塁打が無く、獲得が失敗のように言われていた時期もありましたが、シーズンが終わってみれば、26本塁打、83打点、25盗塁という数字を残し、rWARもチームトップの5.7と貢献度の高い活躍をしました。

マーカス・セミエン↓↓↓

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同じくFAで獲得したコーリー・シーガーは、打率こそ3割を下回りましたが、キャリアハイの33本塁打を打つ活躍をしました。

コーリー・シーガー↓↓↓

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今年打撃面で成長したのが、一塁手のナサニエル・ロウです。キャリアハイの打率 .302、27本塁打を打ちました。

ナサニエル・ロウ↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率・自責点・WHIP・被打率の全てが、ナ・リーグ15チーム中11位と、下位に位置する成績でした。

TEXレンジャーズ 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Martin Perez* 31 12 8 2.89 32 32 0 196.1 70 63 169 136 3.27 1.258
SP Dane Dunning 27 4 8 4.46 29 29 0 153.1 80 76 137 88 4.45 1.435
SP Glenn Otto 26 7 10 4.64 27 27 0 135.2 74 70 107 85 5.21 1.334
SP Jon Gray 30 7 7 3.96 24 24 0 127.1 61 56 134 99 3.80 1.131
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Joe Barlow 26 3 1 3.86 35 0 13 35.0 18 15 28 103 4.83 1.143
RP Brock Burke* 25 7 5 1.97 52 0 0 82.1 25 18 90 200 3.30 1.057
RP Matt Moore* 33 5 2 1.95 63 0 5 74.0 20 16 83 203 2.98 1.176
RP Dennis Santana 26 3 8 5.22 63 1 1 58.2 39 34 54 76 3.35 1.330
RP Brett Martin* 27 1 7 4.14 55 1 3 50.0 27 23 40 95 3.63 1.360
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Taylor Hearn* 27 6 8 5.13 31 13 1 100.0 60 57 97 77 3.98 1.500
  John King* 27 1 4 4.03 39 0 0 51.1 27 23 30 98 4.09 1.461
  Jose Leclerc 28 0 3 2.83 39 0 7 47.2 17 15 54 140 3.72 1.133
  Garrett Richards 34 1 1 5.27 32 2 1 42.2 28 25 36 75 3.46 1.336
  Cole Ragans* 24 0 3 4.95 9 9 0 40.0 24 22 27 80 4.91 1.475
  Spencer Howard 25 2 4 7.41 10 8 0 37.2 33 31 32 54 6.83 1.726
  Matt Bush 36 2 1 2.95 40 5 1 36.2 16 12 45 135 3.41 1.009
  Jonathan Hernandez 25 2 3 2.97 29 0 4 30.1 14 10 27 134 3.97 1.418
  Team Totals 28.2 68 94 4.22 162 162 37 1435.0 743 673 1314 94 4.18 1.342
  Rank in 15 AL teams   12 4 12     12 10 12 12 11      
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Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

投手も野手と同様に、オフにFAで獲得した選手が活躍しました。マーティン・ペレスジョン・グレイの2人がローテーションを守って、それぞれ12勝、7勝をあげました。特にマーティン・ペレスはオールスターゲームに選出される活躍で、2019年以来3年ぶりに二桁勝利と規定投球回数到達を果たしました。

マーティン・ペレス↓↓↓

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救援投手では、元ソフトバンクのマット・ムーアが活躍しました。2021年にMLBに復帰しPHIフィリーズで先発投手として活躍しましたが、2勝止まりに終わり、オフにTEXレンジャーズとマイナー契約ののち、4月にMLBに昇格。救援投手に転向し、63試合に登板し、5勝2敗5セーブ、防御率1.95という成績を残しました。

マット・ムーア↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想通り、野手はFAで獲得した2人が活躍し、チーム打撃成績は向上しました。投手もFAで獲得した先発投手の2人が活躍し、前年よりもチーム投手成績は向上しました。順位も開幕前の予想通り、ア・リーグ西地区4位という結果でした。

まとめ

野手では、シーガーセミエンアドリス・ガルシア、ロウと4人の長距離打者が打線の中軸を担う体制が整いました。

投手では、エースとクローザーの確立が課題です。先発投手陣では、FAになるマーティン・ペレスがエースと言える活躍をしましたが、オフシーズンにどうなるかわからないので、二桁勝利できるレベルの先発投手が必要です。現有戦力の中で、それを担える投手はダニングスだと思いますので、彼の成長に期待したいです。また、クローザーは確立できていません。ここがオフシーズンの補強ポイントになります。

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【MLB 2022年 レビュー】コロラド・ロッキーズ

今回は、68勝94敗でナ・リーグ西地区5位のコロラド・ロッキーズです。

2022年順位表

2019年から4年連続の負け越しで、ポストシーズン進出からも遠ざかっています。2017、2018年のポストシーズン進出していた頃にレギュラーだったルメイユ、アレナド、ストーリーといったチームの中心選手が次々と移籍していきました。残っているのはブラックモンくらいで、そのブラックモンも年齢による衰えは否めませんので、この結果も仕方がないでしょう。

2022年 ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、打率3位、出塁率7位、OPS7位と、チーム打撃は割と好成績でした。打者有利の球場の影響でしょう。

COLロッキーズ 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Elias Diaz 31 105 351 29 80 9 51 0 .228 .281 .368 .648
1B C.J. Cron 32 150 575 79 148 29 102 0 .257 .315 .468 .783
2B Brendan Rodgers 25 137 527 72 140 13 63 0 .266 .325 .408 .733
SS José Iglesias 32 118 439 48 128 3 47 2 .292 .328 .380 .708
3B Ryan McMahon* 27 153 529 67 130 20 67 7 .246 .327 .414 .741
LF Sam Hilliard* 28 70 174 26 32 2 14 5 .184 .280 .264 .544
CF Yonathan Daza 28 113 372 56 112 2 34 0 .301 .349 .384 .733
RF Randal Grichuk 30 140 506 60 131 19 73 4 .259 .299 .425 .724
DH Charlie Blackmon* 35 135 530 60 140 16 78 4 .264 .314 .419 .733
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
UT Connor Joe 29 111 404 56 96 7 28 6 .238 .338 .359 .697
UT Garrett Hampson 27 90 199 29 42 2 15 12 .211 .287 .307 .594
C Brian Serven 27 62 187 19 38 6 16 0 .203 .261 .332 .593
CI Elehuris Montero 23 53 176 21 41 6 20 0 .233 .270 .432 .702
LF Kris Bryant 30 42 160 28 49 5 14 0 .306 .376 .475 .851
MI Alan Trejo 26 35 118 15 32 4 17 1 .271 .312 .424 .736
UT Michael Toglia# 23 31 111 10 24 2 12 1 .216 .275 .378 .653
  Team Totals 29.2 162 5540 698 1408 149 669 45 .254 .315 .398 .713
  Rank in 15 NL teams     1 10 3 13   15 3 7 7 7
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(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

前年と比べて、ショートのストーリーがFA移籍したことが、チームとしてはマイナス要因でした。イグレシアスがショートに入り、ポジションとしてはカバーできましたが、打撃成績がかなり違います。それでも、クリス・ブライアントを獲得したので、チーム全体の打力はカバーできるかと予想していましたが、ブライアントは故障続きで、4月と7月の2か月しか活躍できず、42試合の出場にとどまってしまったのが誤算でした。

ホセ・イグレシアス↓↓↓

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クリス・ブライアント↓↓↓

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そんなチーム状況でしたが、光る存在だったのは二塁手のブレンダン・ロジャースです。自身初めて規定打席に到達し、セカンドの守備はリーグトップクラスの上手さです。ダブルプレイの参加数はリーグ断トツトップの99個と、その守備によりチーム内でのrWARはトップの4.4です。

ブレンダン・ロジャース↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率・自責点・WHIP・被打率の全てが、ナ・リーグ15チーム中15位と、最下位の成績でした。

COLロッキーズ 投手成績
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
1 SP German Marquez 27 9 13 5.00 31 31 0 181.2 109 101 150 93 4.71 1.365
2 SP Kyle Freeland* 29 9 11 4.53 31 31 0 174.2 96 88 131 103 4.21 1.408
3 SP Chad Kuhl 29 6 11 5.72 27 27 0 137.0 91 87 110 82 5.26 1.555
4 SP Austin Gomber* 28 5 7 5.56 33 17 0 124.2 80 77 95 84 4.54 1.372
5 SP Ryan Feltner 25 4 9 5.83 20 19 0 97.1 65 63 84 80 4.76 1.408
6 SP Antonio Senzatela 27 3 7 5.07 19 19 0 92.1 56 52 54 92 4.06 1.690
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
7 CL Daniel Bard 37 6 4 1.79 57 0 34 60.1 15 12 69 262 2.86 0.994
8 RP Carlos Estevez 29 4 4 3.47 62 0 2 57.0 27 22 54 135 4.08 1.175
9 RP Alex Colome 33 2 7 5.74 53 0 4 47.0 36 30 32 82 4.54 1.681
10 RP Robert Stephenson 29 2 1 6.04 45 0 0 44.2 34 30 37 78 4.66 1.478
11 RP Lucas Gilbreath* 26 2 0 4.19 47 0 0 43.0 22 20 49 112 3.53 1.465
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
12   Jose Urena 30 3 8 5.14 17 17 0 89.1 57 51 60 91 4.53 1.567
13   Jake Bird 26 2 4 4.91 38 0 0 47.2 29 26 42 96 4.96 1.427
14   Jhoulys Chacin 34 4 2 7.61 35 0 0 47.1 44 40 37 62 4.93 1.606
15   Ty Blach* 31 1 0 5.89 24 1 1 44.1 29 29 29 80 3.86 1.398
16   Justin Lawrence 27 3 1 5.70 38 0 1 42.2 27 27 48 82 3.39 1.547
    Team Totals 28.7 68 94 5.07 162 162 43 1425.1 873 803 1187 92 4.38 1.442
    Rank in 15 NL teams   12 4 15     5 12 15 15 14      
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(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

17試合以上先発登板した投手が7人いますが、カイル・フリーランド以外の6人が防御率5点台では試合が作れません。そんな投壊状態のチーム状況の中、一人気を吐いたのがベテランクローザーのダニエル・バードです。57試合に登板し、6勝4敗34セーブ、防御率1.79、WHIP 0.994という成績でした。

ダニエル・バード↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想でも、投手は前年よりも成績は下降すると予想していましたので、その点は予想通りでした。しかし打撃面では、ストーリーが抜けた穴はクリス・ブライアントがカバーすると予想していましたが、これが誤算でした。高地のデンバーでプレイするため打球が飛びやすく、投手成績が下位なのは仕方ないにしても、それをカバーするだけの打撃成績をあげられないと、チームの勝率は上がっていきません。

まとめ

ロッキーズは、打ち勝つ野球で優勝を目指すチームです。しかし打者有利の球場でプレイしていながら、本塁打20本以上は、クロンマクマホンの2人だけと、今年は少し寂しい成績でした。特に外野手では、ブラックモンに力の衰えが見えるので、彼に代わる選手の出現が求められます。投手については、安定した先発投手2人は必要でしょう。さらにクローザーもバードの年齢が、来年38歳になりますので、後継者の育成が課題と、課題だらけといった印象です。

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【MLB 2022年 レビュー】デトロイト・タイガース

今回は、66勝96敗でア・リーグ中地区4位のデトロイト・タイガースです。

2022年順位表

ア・リーグ中地区では首位CLEガーディアンズに26ゲーム差の4位、辛うじて1ゲーム差で5位KCロイヤルズを上回り、最下位を逃れました。2017年以降6年連続で勝率5割を下回っています。2014年の地区優勝以来、ポストシーズン進出からも遠ざかっています。

2022年 ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、得点は15位、本塁打数15位、打率13位、OPS14位と、打撃成績はリーグ最下位レベルでした。FAのバエスと契約したり、トレードでバーンハートやメドウズを獲得したにもかかわらず、打撃成績は前年を下回る結果となりました。

DETタイガース 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Tucker Barnhart* 31 94 281 16 62 1 16 0 .221 .287 .267 .554
1B Spencer Torkelson 22 110 360 38 73 8 28 0 .203 .285 .319 .604
2B Jonathan Schoop 30 131 481 48 97 11 38 5 .202 .239 .322 .561
SS Javier Baez 29 144 555 64 132 17 67 9 .238 .278 .393 .671
3B Jeimer Candelario# 28 124 429 49 93 13 50 0 .217 .272 .361 .633
LF Akil Baddoo* 23 73 201 30 41 2 9 9 .204 .289 .269 .558
CF Riley Greene* 21 93 376 46 95 5 42 1 .253 .321 .362 .682
RF Victor Reyes# 27 92 315 27 80 3 34 2 .254 .289 .362 .651
DH Miguel Cabrera 39 112 397 25 101 5 43 1 .254 .305 .317 .622
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
CI Harold Castro* 28 120 420 37 114 7 47 0 .271 .300 .381 .681
OF Willi Castro# 25 112 365 47 88 8 31 9 .241 .284 .367 .651
C Eric Haase 29 110 323 41 82 14 44 0 .254 .305 .443 .748
OF Robbie Grossman# 32 83 273 24 56 2 23 3 .205 .313 .282 .595
OF Austin Meadows* 27 36 128 9 32 0 11 0 .250 .347 .328 .675
UT Kody Clemens* 26 56 117 13 17 5 17 1 .145 .197 .308 .505
OF Kerry Carpenter* 24 31 103 16 26 6 10 0 .252 .310 .485 .795
  Team Totals 28.0 162 5378 557 1240 110 530 47 .231 .286 .346 .632
  Rank in 15 AL teams     13 15 13 15   14 13 14 14 14
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Generated 10/22/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

今年のDETタイガースの打撃成績はリーグ下位の成績でしたが、中でもFA移籍初年度のハビアー・バエスは、本塁打17本、打率 .238、OPS .671と期待を下回る成績でした。それでもバエスの17本塁打はチームトップの本塁打数です。ミゲル・カブレラは、年齢による長打力の低下が著しく、本塁打5本に終わりました。前年にデビューした期待のアキル・バドゥーも本塁打2本という成績でした。

そんなチーム状況でしたが、21歳の外野手ライリー・グリーンや、22歳の一塁手スペンサー・トーケルソンなど、若手選手がMLBデビューをしました。グリーントーケルソンはファインプレイを見せるなどしており、来季以降は打撃成績の向上を期待します。

ライリー・グリーン↓↓↓

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スペンサー・トーケルソン↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率・自責点・WHIPが、ナ・リーグ15チーム中11位、被打率 9位と、リーグ下位の成績でした。

DETタイガース 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Tarik Skubal* 25 7 8 3.52 21 21 0 117.2 53 46 117 107 2.96 1.156
SP Drew Hutchison 31 3 9 4.53 28 18 0 105.1 58 53 68 84 4.93 1.481
SP Tyler Alexander* 27 4 11 4.81 27 17 0 101.0 58 54 61 79 4.99 1.317
SP Eduardo Rodriguez* 29 5 5 4.05 17 17 0 91.0 49 41 72 93 4.43 1.330
SP Beau Brieske 24 3 6 4.19 15 15 0 81.2 39 38 54 90 4.97 1.200
SP Matt Manning 24 2 3 3.43 12 12 0 63.0 27 24 48 111 3.78 1.175
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Gregory Soto* 27 2 11 3.28 64 0 30 60.1 32 22 60 116 3.59 1.376
RP Alex Lange 26 7 4 3.69 71 0 0 63.1 30 26 82 103 3.26 1.247
RP Jason Foley 26 1 0 3.88 60 0 0 60.1 27 26 43 98 2.76 1.376
RP Andrew Chafin* 32 2 3 2.83 64 0 3 57.1 26 18 67 134 3.06 1.169
RP Joe Jimenez 27 3 2 3.49 62 0 2 56.2 24 22 77 109 2.00 1.094
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Will Vest 27 3 3 4.00 59 2 1 63.0 30 28 63 95 3.54 1.333
  Garrett Hill 26 3 3 4.03 17 8 0 60.1 29 27 40 94 5.15 1.359
  Alex Faedo 26 1 5 5.53 12 12 0 53.2 34 33 44 69 4.62 1.640
  Rony Garcia 24 3 3 4.41 16 8 0 51.0 27 25 48 86 4.52 1.039
  Michael Pineda 33 2 7 5.79 11 11 0 46.2 31 30 26 66 6.13 1.414
  Michael Fulmer 29 3 4 3.20 41 0 2 39.1 17 14 39 119 3.21 1.246
  Wily Peralta 33 2 0 2.58 28 1 0 38.1 12 11 32 147 4.08 1.513
  Joey Wentz* 24 2 2 3.03 7 7 0 32.2 13 11 27 126 3.54 1.102
  Team Totals 27.3 66 96 4.05 162 162 38 1419.2 713 639 1195 94 4.16 1.302
  Rank in 15 AL teams   13 3 11     10 14 10 11 14      
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Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

先発投手陣で規定投球回数に達した投手はいませんでした。最も多くのイニング数を投げたのは、117回2/3を投げたタリック・スクーバルです。スクーバルは手術のため8月以降の登板はなく、来季も開幕には間に合わない見込みです。そうなると、来季は同じく左腕のエドゥアルド・ロドリゲスにケガ無く1シーズン乗り切って、BOSレッドソックス在籍時のような成績を残して欲しいところです。

タリック・スクーバル↓↓↓

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エドゥアルド・ロドリゲス↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

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野手は、バエズ、バーンハートと2人のレギュラークラスの野手を獲得したので、成績が前年より向上すると予想していましたが、2人とも期待に応えるだけの成績はあげられず、ア・リーグ最低の得点数に終わりました。投手もエドゥアルド・ロドリゲスの加入で成績が向上すると予想していましたが、5勝止まりに終わり、こちらも期待に応えられませんでした。

まとめ

野手も投手も、補強ポイントばかりですので、若手の成長も注目したいです。野手は、トーケルソン、バドゥー、グリーンなどポテンシャルの高い選手がいるので、期待値は高いです。先発投手では、スクーバル、マイズ、ブリスキー、マニングなど、故障者リスト入りしたままシーズン終了を迎えた投手が多いので、故障からの回復と、ケガの回避が来季の課題です。

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