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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB移籍情報】捕手マッキャン NYメッツへ

もくじ

  • 今季の移籍動向

移籍情報を追っかけて行こうと思っていますが、今年は(も?)フリーエージェントとなった選手の契約の動きが非常に遅いです。サイ・ヤング賞のバウワーをはじめ、ア・リーグ首位打者のルメイユ、ア・リーグ最優秀救援投手のヘンドリクス、オズナ、スプリンガ―、リアルミュート、セミエン、グレゴリウス、田中将大と、大物FA選手が契約に至っていません。噂はいろいろネットニュースに載りますが、私は下記のWEBサイトを見て移籍情報をチェックしています。

www.mlb.com

その中から、気になった移籍のニュースを随時ピックアップしてブログに書いていこうと思っています。今回は、シカゴ・ホワイトソックスからFAで、ニューヨーク・メッツに移籍したマッキャン捕手です。

  • 2020年個人成績(マッキャン)

FAだったマッキャンは、2020年12月15日にメッツと4年契約を結びました。

2020年はシカゴ・ホワイトソックスに在籍していました。打撃成績を、正捕手のグランドルと比較してみます。

年齢 名前 試合数 打数 本塁打 打点 盗塁 打率 出塁率 長打率 OPS
30 マッキャン 31 97 7 15 1 .289 .360 .536 .896
32 グランドル 46 161 8 27 0 .230 .351 .422 .773

マッキャンは、グランドルに次ぐ二番手の扱いでしたから、試合数、打数とも少ないですが、打率/出塁率/長打率/OPSは、全てグランドルを上回っていました。指名打者のエンカーナシオンが打率1割台だったので、捕手マッキャン、指名打者グランドルというラインナップにすれば、得点能力が上がるのにと思いながら見ていました。メッツに移籍すると、出場機会が多くなると思われるので、マッキャンにとっては良い契約だったと思います。

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2020年のメッツ正捕手だったラモスの成績と比較してみます。

年齢 名前 試合数 打数 本塁打 打点 盗塁 打率 出塁率 長打率 OPS
30 マッキャン 31 97 7 15 1 .289 .360 .536 .896
33 ラモス 45 142 5 15 0 .239 .297 .387 .684

両者の2020年打撃成績の単純比較ですが、マッキャンの方が成績は上で、年齢も若いので、メッツの得点能力は上がりそうです。メッツにとっても良い契約だったと思います。

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  • NYメッツ 2020年成績から見る 2021年の見通し 

 2020年メッツの成績はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2020年メッツのチーム打撃成績は、以下の通りでした。

打数 得点 安打 本塁打 打点 盗塁 打率 出塁率 長打率 OPS
2023 286 551 86 278 20 .272 .348 .459 .807
- 7位 2位 5位 7位 11位 1位 2位 4位 3位

2020年の主なスターティングラインナップは以下の通りでした。

打順 名前 守備位置 打率 打点 本塁打 OPS
1 ニモ .280 18 8 .888
2 コンフォルト .322 31 9 .927
3 デービス .247 19 6 .761
4 スミス .316 42 10 .993
5 カノ .316 30 10 .896
6 アロンソ .231 35 16 .817
7 マクニール .311 23 4 .836
8 ラモス .239 15 5 .684
9 ロサリオ .252 15 4 .643

このうち2021年にメッツでプレイしないのは、8番捕手ラモスと5番二塁手カノです。

ラモスの抜けた穴は、マッキャンに代わることで得点能力が上がります。

カノは2回目のステロイド使用で1年間出場停止になります。カノの年俸分資金に余裕ができるので、カノの代わりに、2020年ア・リーグ首位打者ヤンキースのルメイユを獲得を狙っているという話があります。ルメイユを獲得したら、ナ・リーグ東地区1位のアトランタ・ブレーブスに引けを取らない得点力になると思います。

DJ・ルメイユ #26

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仮にルメイユを獲得できなくても、26歳のギヨームと22歳のジメネスというベネズエラ出身の若手の成長が期待できますので、ナ・リーグ上位の成績をあげることは可能でしょう。

ルイス・ギョーム #13

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アンドレス・ジメネス #60 

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問題は、投手陣でしょう。2020年は、ナ・リーグで下位の成績でした。

防御率 完封 セーブ 失点 自責点 本塁打 与四球 奪三振 WHIP 被打率
4.98 1 11 308 284 81 219 574 1.42 0.255
12位 13位 12位 13位 12位 11位 11位 3位 10位 11位

先発陣は、以下の陣容でした。

  名前 勝利数 先発試合数 イニング 防御率 WHIP
先発 デグロム 4 12 68 2.38 0.96
ポーセロ 1 12 59 5.64 1.51
ピーターソン 6 9 49.2 3.44 1.21
ルーゴ 3 7 36.2 5.15 1.36
ワカ 1 7 34 6.62 1.56
マッツ 0 6 30.2 9.68 1.7

ポーセロとワカがFAでチームを離れ、2020年コロナ禍で全休したストローマンが、クォリファイング・オファーを受諾し残留が決定しました。しかしそれ以外まだ決まっていません。 

読売巨人軍の菅野投手をメッツが調査しているという話もありました。

しかし、どうやらNYメッツの可能性は低そうで、SFジャイアンツとBOSレッドソックスが有利なようです。

野投手のポスティングは現地時間1月7日17時が期限ですので、今週どのチームが獲得するのか決まるはずです。

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