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【MLB移籍情報】マー君は? ヤンキースの戦力補強

停滞気味のFA市場ですが、徐々に有名選手の契約が決まり始めました。ヤンキースが2人のFA選手と契約したので、今日はヤンキースの補強について書いていきます。

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目次

  • 2人の大物FA選手と契約

2020年の首位打者DJルメイユの残留が決まったようです。6年9000万ドルと言われていて、31歳のルメイユは金額よりも、長期契約を望んでいたようです。

サイ・ヤング賞2回受賞のコーリー・クルーバー投手とも契約しました。こちらは、1年1100万ドルと言われています。

  • 2021年スタメン予想

2020年の主なスターティングラインナップは以下の通りでした。

打順 名前 守備位置 打率 打点 本塁打 OPS
1 ルメイユ .364 27 10 1.011
2 ジャッジ .257 22 9 .891
3 ヒックス .225 21 6 .793
4 ボイト .277 52 22 .948
5 トーレス .243 16 3 .724
6 ウルシェラ .298 30 6 .858
7 サンチェス .147 24 10 .618
8 ガードナー .223 15 5 .747
9 フレイジャー .267 26 8 .905

 ここからFAで抜けるのは、ルメイユとガードナーの2人でした。ガードナーの代わりに、ケガで試合出場の少なかったスタントンが入ると思われるので、外野と指名打者は確定します。問題は、首位打者のルメイユが抜けるセカンドでしたが、残留が決まり、しかも、年俸も高過ぎずいい契約ができたと思います。

2020年のチーム打撃成績は以下の通り、ア・リーグ15チーム中、得点1位、OPS1位という成績でしたので、メンバーのほとんど変わらない2021年も、打力はかなり期待できます。

打数 得点 安打 本塁打 打点 盗塁 打率 出塁率 長打率 OPS
1915 315 473 94 301 27 .247 .342 .447 .789
- 1位 8位 2位 1位 7位 6位 1位 2位 1位

↓↓↓2020年ヤンキースの成績、詳しくはこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2021年のスターティングラインナップ予想はこちら↓↓↓

守備位置 名前 打数 本塁打 打点 盗塁 打率 出塁率 長打率 OPS
ルメイユ 195 10 27 3 .364 .421 .590 1.011
ジャッジ 101 9 22 0 .257 .336 .554 .891
ヒックス 169 6 21 4 .225 .379 .414 .793
ボイト 213 22 52 0 .277 .338 .610 .948
スタントン 76 4 11 1 .250 .387 .500 .880
ウルシェラ 151 6 30 1 .298 .368 .490 .858
トーレス 136 3 16 1 .243 .356 .368 .724
フレイジャー 131 8 26 3 .267 .394 .511 .905
サンチェス 156 10 24 0 .147 .253 .365 .618
合計 1328 78 229 13 .263 .358 .495 .853

上の表には、ガードナーの代わりにスタントンを入れ、2020年の成績を入力しているので、OPS長打率は上がります。仮にスタントンやジャッジが怪我で離脱しても、トークマンが控えでいるので、強力な打線は維持できそうです。

  • 2021年先発ローテーション

サイ・ヤング賞2度の実績十分なクルーバーを獲得しました。クルーバーの成績↓↓↓

シーズン チーム 防御率 先発 投球回 奪三振 WHIP
2011 CLE 0 0 8.31 0 4.1 5 2.08
2012 CLE 2 5 5.14 12 63.0 54 1.49
2013 CLE 11 5 3.85 24 147.1 136 1.26
2014 CLE 18 9 2.44 34 235.2 269 1.09
2015 CLE 9 16 3.49 32 222.0 245 1.05
2016 CLE 18 9 3.14 32 215.0 227 1.06
2017 CLE 18 4 2.25 29 203.2 265 0.87
2018 CLE 20 7 2.89 33 215.0 222 0.99
2019 CLE 2 3 5.80 7 35.2 38 1.65
2020 TEX 0 0 0.00 1 1.0 1 1.00
MLB 通算 - 98 58 3.16 204 1342.2 1462 1.09

クルーバーは実績十分ですが、この2年間活躍できていません。2019年オフにデシールズとのトレードで獲得したテキサス・レンジャーズでは、たったの1イニングしか投げずにFAになってしまいました。テキサスにとっては痛かったですね。まだ34歳で復調できるとは思います。クリーブランド時代のような投球を見せてほしいです。

↓↓↓インディアンス時代のクルーバー↓↓↓

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2021年の先発ローテーションの候補を挙げてみると、以下のように6人候補がいます。それぞれ2020年の成績を記載してみます。

コール:12先発 7勝3敗 防御率2.84 WHIP0.96

モンゴメリー:10先発 2勝3敗 防御率5.11 WHIP1.30

ガルシア:6先発 3勝2敗 防御率4.98 WHIP1.19

セベリーノ:トミー・ジョン手術明け(2021年途中復帰予定)

ヘルマン:2019年18勝も、2020年はDVで出場停止

クルーバー:1先発、1イニングのみ

こうして見ると、コール、モンゴメリー、ガルシアの3人しか確定していません。

↓↓↓コール↓↓↓

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↓↓↓モンゴメリー↓↓↓

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↓↓↓ガルシア↓↓↓

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クルーバー、セベリーノ、ヘルマンは不確定要素が強く、この3人のうち2人は活躍しないと厳しいです。そうすると、安定した先発投手があと1人必要です。

田中将大投手はどうなるのでしょう?ヤンキースは上記のように先発投手が足りていない感じですが、クルーバーを獲得したので、マー君獲得は資金的に難しいのでしょうか?ヤンキースと再契約できなければ、日本に戻るのでしょうか?下のツイッターのように、パドレスが獲得に動いているという話もあります。そうなると、ダルビッシュマー君がローテーションに入るので、それはそれで見たい気もします。

まだまだ、先発投手が足りないチームもあるので、今後の動向に注目です。

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