カート・スズキの獲得で、野手は補強が完了したように思いましたので、今日はエンゼルスの戦力補強について書いてみます。
The Titan is back in Southern California.
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年1月16日
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目次
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野手の補強
まず、名手シモンズがFAで抜けたショートに、ボルチモア・オリオールズからイグレシアスをトレードで獲得しました。12月上旬に獲得しているので、割と早くに確定させました。
Welcome to the Halos, @JoseIglesias_SS! pic.twitter.com/fda4MkAafv
— Los Angeles Angels (@Angels) 2020年12月3日
それと、スタッシがレギュラーになると思われるキャッチャーのポジションですが、いかんせん彼の昨年1年間だけの活躍では心許ないところに、ベテランで、打力もあり、実績のあるカート・スズキを補強しました。弱点に対する良い戦力補強だと思います。
↓↓↓2019年ワールドシリーズで活躍するカート・スズキ↓↓↓
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2021年スターティングラインナップ予想
2021年のスターティングラインナップと、控え野手を予想してみました。表には2020年の打撃成績を入力しています。
守備位置 | 名前 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|
二 | フレッチャー | 3 | 18 | .319 | .376 | .425 | .801 |
中 | トラウト | 17 | 46 | .281 | .390 | .603 | .993 |
指 | 大谷 | 7 | 24 | .190 | .291 | .366 | .657 |
三 | レンドン | 9 | 31 | .286 | .418 | .497 | .916 |
左 | アップトン | 9 | 22 | .204 | .289 | .422 | .711 |
一 | ウォルシュ | 0 | 26 | .293 | .324 | .646 | .970 |
遊 | イグレシアス | 9 | 24 | .373 | .400 | .556 | .956 |
右 | ウォード | 3 | 5 | .277 | .333 | .383 | .716 |
捕 | スタッシ | 7 | 20 | .278 | .352 | .533 | .886 |
合計 | 64 | 216 | .279 | .359 | .490 | .849 | |
控え | スズキ | 2 | 17 | .270 | .349 | .396 | .745 |
控え | プホルス | 6 | 25 | .224 | .270 | .395 | .665 |
控え | レンヒフォ | 1 | 3 | .156 | .269 | .200 | .469 |
控え | アデル | 3 | 7 | .161 | .212 | .266 | .478 |
このスターティングラインナップですと、打率・出塁率・長打率・OPSのスラッシュラインが、.279/.359/.490/.849という、物凄い強打線になります。
恐らく捕手のスタッシとスズキは調子をみて交互に出場すると予想しています。
↓↓↓スタッシ↓↓↓
プホルスは1月16日で41歳になったんですね。↓↓↓このツイートで知りました↓↓↓
Happy birthday, @PujolsFive! 🥳️ pic.twitter.com/e0eD0R297F
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年1月16日
プホルスは3000本安打、650本塁打、2000打点という大台を超えたので、レギュラーではなく、大谷が登板する前後と、ウォルシュの控えという役割になると予想しています。
↓↓↓STLにいた頃は無双の打者でした↓↓↓
Happy birthday, Albert Pujols!
— MLB Stats (@MLBStats) 2021年1月16日
The Machine dominated baseball his first decade in the league. pic.twitter.com/KFhPf4G4dE
↓↓↓ご存知 大谷翔平↓↓↓
↓↓↓ウォルシュ↓↓↓
控えに若手のレンヒフォとアデルもいて、彼らが成長すれば出場のチャンスが与えられるので、ベテランも油断できない状況で、チームも活性化されそうです。エンゼルスの打撃は全く心配なさそうです。
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2021年先発ローテーション予想
近年のエンゼルスの課題は投手陣です。先発ローテーションは今のところ補強されていないので、2020年と同じメンバーです。下の表は2020年の先発陣で、そこからテヘランが抜けます。
名前 | 勝利数 | 先発試合数 | イニング | 防御率 | WHIP | |
---|---|---|---|---|---|---|
先発 | ヒーニー | 4 | 12 | 66.2 | 4.46 | 1.23 |
バンディ | 6 | 11 | 65.2 | 3.29 | 1.04 | |
カニング | 2 | 11 | 56.1 | 3.99 | 1.37 | |
サンドバル | 1 | 6 | 36.2 | 5.65 | 1.34 | |
バリア | 1 | 5 | 32.1 | 3.62 | 1.11 | |
テヘラン | 0 | 9 | 31.1 | 10.05 | 1.76 |
大谷が投手として活躍できれば、追加戦力になりますが、まだ未知数です。ということは、言い換えると、昨年の二の舞ということになります。 ヒーニー、バンディ、カニングの3人は計算できる先発ですが、あと1人、というより「絶対的エース」の補強が必要です。FAにサイヤング賞投手のバウワー残っているので、バウワーを獲得できたら完璧です。田中将大投手も候補になると思います。マー君が先発して大谷が指名打者で出場する試合だったら是非見たいです。
↓↓↓ヒーニー↓↓↓
↓↓↓バンディ↓↓↓
昨年も先発投手の補強は後回しで、なぜか強打者のレンドンを獲得するという不思議な補強をしました。今年も真っ先に補強すべきは投手なのに、なぜか後手後手です。オーナーが打ち勝つ野球が好きなのかもしれません。
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2021年ブルペン予想
救援陣は、イグレシアスとクラウディオの2人を補強しました。
イグレシアスを、レッズからトレードで獲得しました。彼は2017年からレッズのクローザーをしていたので、これで懸念だった抑え投手が確定しました。
OFFICIAL: The #Angels have acquired RHP Raisel Iglesias from the Cincinnati Reds.
— Los Angeles Angels (@Angels) 2020年12月7日
Welcome to the Halos! 🙌 pic.twitter.com/ka5XxQub4o
ブルワーズからFAとなっていた、中継ぎ左腕のクラウディオと契約しました。毎年休まず多くの試合を投げている投手です。
OFFICIAL: The #Angels have agreed to terms with LHP Alex Claudio.
— Los Angeles Angels (@Angels) 2020年12月16日
Welcome to the Halos! 🤝 pic.twitter.com/DZZ3vqaGId
↓↓↓2021年の救援陣を表にしてみました。↓↓↓
名前 | セーブ | 防御率 | 試合数 | 投球回 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|
イグレシアス | 8 | 2.74 | 22 | 23 | 0.91 |
メイヤーズ | 2 | 2.10 | 29 | 30 | 0.90 |
ペーニャ | 2 | 4.05 | 25 | 26.2 | 1.31 |
バトリー | 5 | 5.81 | 27 | 26.1 | 1.41 |
クラウディオ | 1 | 4.26 | 20 | 19 | 1.26 |
合計 | 18 | 3.74 | 123 | 125 | 1.19 |
抑えがイグレシアスに固定できる目途がたったのは、戦力アップです。上記の5人の2020年の成績を合計すると、防御率が3.74、WHIPが1.19と、救援陣としては合格点だと思います。ただ頭数が2人くらい足りないです。2人若手が成長するか、少なくとも1人はFAの選手を補強する必要があります。
↓↓↓2020年の成績、詳しくはこちら↓↓↓
まだ、FA市場に先発・救援ともに投手がたくさん残っているので、積極的な補強を期待したいです。
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