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【MLB移籍情報】パドレス トレード(先発ローテーションの充実)

サンディエゴ・パドレスは、マスグローブをパイレーツからトレードで獲得し、先発ローテーションが充実しました。今回はパドレスの戦力補強について書いていきます。

目次

  • トレード概要

今回のトレードは、パドレス、メッツ、パイレーツの三角トレードです。整理すると以下のようになります。

  1. パドレス:マスグローブ(パイレーツから獲得)
  2. メッツ:ルケーシー(パドレスから獲得)2018,19年は先発投手として実績あり
  3. パイレーツ:Head,Cruz,Bednar,Fellows(パドレスから)Rodriguez(メッツから) 若手プロスペクト主体

ピッツバーグ・パイレーツは、完全に再建モードですね。

  • 先発ローテーションの補強

2021年のパドレスは、優勝に向けて本気度が高いです。ダルビッシュとスネルを獲得したうえに、さらにマスグローブも獲得しました。

↓↓↓ダルビッシュ↓↓↓

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↓↓↓スネル↓↓↓

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↓↓↓マスグローブ↓↓↓

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↓↓↓マスグローブの成績はこちら↓↓↓

Standard Pitching
Year Tm W L ERA G IP ER WHIP
2016 HOU 4 4 4.06 11 62.0 28 1.210
2017 HOU 7 8 4.77 38 109.1 58 1.326
2018 PIT 6 9 4.06 19 115.1 52 1.179
2019 PIT 11 12 4.44 32 170.1 84 1.215
2020 PIT 1 5 3.86 8 39.2 17 1.235
5 Yr 5 Yr 29 38 4.33 108 496.2 239 1.232

予想される先発ローテーションは、以下のようになります。

年齢 名前 負け 防御率 先発 投球回 奪三振 WHIP
34 ダルビッシュ 8 3 2.01 12 76 93 0.96
28 スネル 4 2 3.24 11 50 63 1.20
28 ラメット 3 1 2.09 12 69 93 0.86
24 パダック 4 5 4.73 12 59 58 1.22
28 マスグローブ 1 5 3.86 8 39.2 55 1.24

かなり強力な先発ローテーションになりました。同地区のLAドジャースの先発ローテーションと比較して、どちらが強いでしょうか?

↑↑↑このツイートを見ると、本当に甲乙つけがたいですね。

ただ、ブルペンの補強はあまり進んでいません。下の表から昨年シーズン途中で加入したローゼンタールがFAで抜けるため、クローザーが未確定です。今のところ候補は、ポメランツかパガンですが、補強の必要があります。

↓↓↓2020年ブルペン投手成績↓↓↓

Team Pitching
Name Age ERA G SV IP ER SO WHIP
Drew Pomeranz* 31 1.45 20 4 18.2 3 29 1.018
Craig Stammen 36 5.63 24 0 24.0 15 20 1.292
Emilio Pagan 29 4.50 22 2 22.0 11 23 1.045
Pierce Johnson 29 2.70 24 0 20.0 6 27 1.200
Tim Hill* 30 4.50 23 0 18.0 9 20 1.278
Matt Strahm* 28 2.61 19 0 20.2 6 15 0.871
Trevor Rosenthal 30 0.00 9 4 10.0 0 17 0.400
Dan Altavilla 27 3.12 9 0 8.2 3 10 1.269

2019年にクローザーを担ったイエーツもブルージェイズと契約が決まったようなので、任せられるクローザーがいない状況です。

有力なクローザーがまだFA市場に残っているので、きっとこれから誰かと契約するでしょう。

  • 野手の戦力補強

野手の新戦力は、韓国プロ野球KBOからハソン・キム内野手を獲得したくらいですが、既に充実したメンバーが揃っています。

↓↓↓2020年打撃成績↓↓↓

Team Batting
Pos Name Age G AB HR RBI BA OBP SLG OPS
1B Eric Hosmer* 30 38 143 9 36 .287 .333 .517 .851
2B Jake Cronenworth* 26 54 172 4 20 .285 .354 .477 .831
SS Fernando Tatis Jr. 21 59 224 17 45 .277 .366 .571 .937
3B Manny Machado 27 60 224 16 47 .304 .370 .580 .950
LF Jurickson Profar# 27 56 180 7 25 .278 .343 .428 .771
CF Trent Grisham* 23 59 215 10 26 .251 .352 .456 .808
RF Wil Myers 29 55 198 15 40 .288 .353 .606 .959
DH Tommy Pham 32 31 109 3 12 .211 .312 .312 .624
C Austin Nola 30 19 63 2 9 .222 .324 .381 .705
  Team Totals 26.7 60 1972 95 312 .257 .333 .466 .798
  Rank in 15 NL teams     7 3   5 7 3 4

上記の表にある2020年のレギュラーで抜けるのはプロファーだけで、既に戦力が充実しています。数年かけて補強したきた成果が出ています。キム選手はレギュラーの座を掴むのに少し苦労するかもしれません。レフトのファムが復調しない場合や、セカンドのクローネンワースが2年目のジンクスで不調になるといった場合に起用される可能性があります。また、ナ・リーグがDH制を2021年も採用する場合にも、レギュラーとしての出場機会は増えるでしょう。

※1月23日追記:「2020年のレギュラーで抜けるのはプロファー」としていましたが、FAになっていたプロファーが、3年2100万ドルでパドレスと再契約しました。この契約で、控え野手も含めて、各ポジションをカバーする人材が豊富になりました。

2020年パドレス成績、詳しくはこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.comブルペンさえ充実すれば、パドレスは優勝争いするのは確実でしょう。

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