今回は、昨年ア・リーグ`西地区5位のテキサス・レンジャーズです。レンジャーズの2020年成績はこちらをご参照ください↓↓↓
2021年開幕ロースター予想(野手)
スターティングラインナップ
- (遊)カイナーファレファ
- (一)グーズマン*
- (右)ギャロ*
- (指)K. デービス
- (三)オドーア*
- (二)ソラック
- (左)W. カルフーン*
- (捕)トレビーノ
- (中)タベラス#
*:左打ち #:両打ち
控え野手
- 捕手:ハイム#
- 内塁手:N. ロウ*
- 外野手:ダール*
- 外野手:デシールズ
注目選手(野手)
野手で私が注目する選手は、コンバートされる内野の3選手です。
ルーグネッド・オドーア:アンドラスとのベネズエラン二遊間コンビは良かったのですが、アンドラスがアスレチックスへトレードで移籍し、コンビは解消されました。そしてオドーアは今年からサードにコンバートされます。昨年のオドーアは打撃成績が低迷しましたが、まだ老け込む年齢ではないので、復調を期待しています。時々見せるラフなプレーが玉に瑕です。
Year | Age | Tm | G | AB | HR | RBI | SB | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 20 | TEX | 114 | 386 | 9 | 48 | 4 | .259 | .297 | .402 | .698 |
2015 | 21 | TEX | 120 | 426 | 16 | 61 | 6 | .261 | .316 | .465 | .781 |
2016 | 22 | TEX | 150 | 605 | 33 | 88 | 14 | .271 | .296 | .502 | .798 |
2017 | 23 | TEX | 162 | 607 | 30 | 75 | 15 | .204 | .252 | .397 | .649 |
2018 | 24 | TEX | 129 | 474 | 18 | 63 | 12 | .253 | .326 | .424 | .751 |
2019 | 25 | TEX | 145 | 522 | 30 | 93 | 11 | .205 | .283 | .439 | .721 |
2020 | 26 | TEX | 38 | 138 | 10 | 30 | 0 | .167 | .209 | .413 | .623 |
7 Yr | 858 | 3158 | 146 | 458 | 62 | .237 | .289 | .439 | .728 |
アイザイア・カイナーファレファ:キャッチャーも、内野も守る、ユーティリティプレーヤー。昨年は、サードでゴールドグラブ賞。今年は、アンドラスの抜けたショートを守ります。ショートでの守備にも期待がかります。
Year | Age | Tm | G | HR | RBI | SB | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 23 | TEX | 111 | 4 | 34 | 7 | .261 | .325 | .357 | .682 |
2019 | 24 | TEX | 65 | 1 | 21 | 3 | .238 | .299 | .322 | .620 |
2020 | 25 | TEX | 58 | 3 | 10 | 8 | .280 | .329 | .370 | .699 |
3 Yr | 234 | 8 | 65 | 18 | .260 | .319 | .351 | .670 |
ニック・ソラック:昨年初めて規定打席数に到達した期待の若手選手。昨年は内野と外野の両方を守り、守備位置が固定されていませんでした。セカンドの守備が今一なのが、気がかりですが、今年、セカンドに守備位置が固定されることで、改善することを期待します。
Year | Age | Tm | G | HR | RBI | SB | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 24 | TEX | 33 | 5 | 17 | 2 | .293 | .393 | .491 | .884 |
2020 | 25 | TEX | 58 | 2 | 23 | 7 | .268 | .326 | .344 | .671 |
2 Yr | 91 | 7 | 40 | 9 | .277 | .351 | .397 | .747 |
主な入団・退団選手(野手)
野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- チュウ(外野手)FA→韓国プロ野球へ
- アンドラス(遊撃手)トレードでアスレチックスへ
- A. ガルシア(捕手)トレードでアスレチックスへ
- マシス(捕手)FA
- ディートリック(内野手)FA マイナー契約
- D. サンタナ(外野手)FA
主な入団選手
- K. デービス(外野手)トレードでアスレチックスから
- ハイム(捕手)トレードでアスレチックスから
- N.ロウ(内野手)トレードでレイズから
- ダール(外野手)FA
- デシールズ(外野手)FA マイナー契約
- カルバーソン(内野手)FA マイナー契約
- ホルト(内野手)FA マイナー契約
総評(野手)
DH・外野手のチュウがFAで韓国プロ野球へ移籍し、ショートのアンドラスをトレードで放出したのが、今オフの大きな退団の動きです。DHは、アンドラスとのトレードで獲得したデービスが務めることになり、ショートは、前述したように、内野手をコンバートして対応します。退団選手数と入団選手数を比べると、補充しているように見えます。しかし、新戦力のネイト・ロウと、ダールの2人はスタメンで出場できるか微妙なところにおり、新戦力による戦力アップはあまり期待できません。昨年のレンジャーズは、得点数とOPSがともにア・リーグ15チーム中15位と打撃成績が最下位でした。今年もア・リーグで下位なる可能性は否定できません。
2021年開幕ロースター予想(投手)
先発ローテーション
- ギブソン
- ライルズ
- 有原
- ダニング
- フォルテネービッチ
*:左投げ
ブルペン投手陣
- ルクラーク(抑え)
- J. ヘルナンデス
- J. ロドリゲス*
- ハーン*
- スボーツ
- B. マーティン*
- デゲウス
- ベンジャミン*
*:左投げ
注目選手(投手)
注目する選手は、日本のプロ野球でも活躍した以下の2人の投手です。
有原航平:日本ハムからポスティングでテキサス・レンジャーズへの移籍は、ダルビッシュ有と同じ経歴です。日本で圧倒的な投球をしていたダルビッシュと比較するのは酷ですが、先発ローテーションの一角としてシーズン通して活躍することを期待しています。
Year | Age | Tm | W | L | ERA | G | IP | SO | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | 22 | Nippon Ham | 8 | 6 | 4.79 | 18 | 103.1 | 81 | 1.403 |
2016 | 23 | Nippon Ham | 11 | 9 | 2.94 | 22 | 156.0 | 103 | 1.205 |
2017 | 24 | Nippon Ham | 10 | 13 | 4.74 | 25 | 169.0 | 88 | 1.379 |
2018 | 25 | Nippon Ham | 8 | 5 | 4.55 | 20 | 110.2 | 87 | 1.256 |
2019 | 26 | Nippon Ham | 15 | 8 | 2.46 | 24 | 164.1 | 161 | 0.919 |
2020 | 27 | Nippon Ham | 8 | 9 | 3.46 | 20 | 132.2 | 106 | 1.168 |
6yr | NPB | 60 | 50 | 3.74 | 129 | 836.0 | 626 | 1.209 |
ジョエリー・ロドリゲス:中日時代の2019年は、防御率1点台、41ホールドを記録し、絶対的なセットアッパーとして活躍していました。MLBに戻った2020年は、レンジャーズで中継ぎ投手の1人として活躍していました。残念だったのは、9月初旬にケガで1か月離脱してしまったことです。今年は1シーズン通して活躍することを期待しています。
Year | Age | Tm | W | L | ERA | G | IP | SO | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 24 | PHI | 0 | 0 | 2.79 | 12 | 9.2 | 7 | 1.241 |
2017 | 25 | PHI | 1 | 2 | 6.33 | 26 | 27.0 | 18 | 1.926 |
2020 | 28 | TEX | 0 | 0 | 2.13 | 12 | 12.2 | 17 | 1.026 |
3 Yr | 1 | 2 | 4.56 | 50 | 49.1 | 42 | 1.561 |
主な入団・退団選手(投手)
投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- リン(先発)トレードでホワイトソックスへ
- クルーバー(先発)FA
- モンテロ(救援)トレードでマリナーズへ
- チャベス(救援)FA
- ボルケス(救援)FA
- L. ガルシア(救援)FA
- ニカシオ(救援)FA
主な入団選手
- ダニング(先発)トレードでホワイトソックスから
- フォルテネービッチ(先発)FA
- 有原(先発)ポスティングで、日本ハムから
- スボーツ(救援)トレードでドジャースから
- ビンセント(救援)FA マイナー契約
- ケネディー(救援)FA マイナー契約
総評(投手)
先発投手では、FAでクルーバーが退団し、エースのランス・リンをトレードで放出しました。新戦力として、ダニング、フォルテネービッチ、有原が加入しました。クルーバーは昨年ほとんど活躍しておらず退団の影響はありません。課題は、エースのリンが抜けた穴を、ダニング、フォルテネービッチ、有原の3人でカバーすることです。1人の絶対的なエースと、3人の平均的な投手のどちらがチームにとって良いのか、シーズンの結果を見守りたいと思います。救援投手については、退団した人数分は補強しました。クローザーはルクラークが務める予定ですが、昨年はほとんど活躍していないので、2018、19年の頃のような投球に復調することが望まれます。昨年は、チーム防御率がナ・リーグ15チーム中11位、WHIPが12位と、下位に位置しました。大きな戦力アップがないので、昨年同様、今年も投手成績は下位に位置すると予想しています。
順位予想アンケート
公式戦開幕前に、順位予想をする予定です。ブログの読者の皆様に、地区ごとの優勝チームを予想して頂くアンケートを実施中です。アンケート集計結果は公式戦開幕前にブログで発表する予定です。
アメリカンリーグ西地区で優勝すると思うチームへ、投票をお願いいたします。
アンケート詳細
- 2021年3月26日まで投票を受け付けます。
- おひとり様、何度でも投票可能です。
- ただし、1時間に2回以上、同一の方が投票できない設定にしてあります。
- 同一の方が、毎日1票入れていただくことは可能です。
投票していただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
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