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【MLB2021】4月1日~4日(レギュラーシーズン)

ついに、2021年公式戦が開幕しました。4月1日~4日の開幕シリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目のシリーズ

CWS vs LAA  @LAA 4連戦 

4連戦の結果は、LAAの3勝、CWSの1勝でした。LAAはプホルスと大谷にホームランが出て、CWSはアブレイユとアンダーソンにホームランが出るなど、両チームとも、主力選手が期待通りの活躍を見せました。両チームとも今年は強そうだと実感した3連戦でした。残念な点を挙げると、両チーム合わせて9個のエラーがあり、失点につながったエラーが多かったことです。移籍選手、新人選手、復活を期す選手など、注目した選手をピックアップします。

ロサンゼルス・エンゼルス

  • ジャスティン・アップトン:第1戦、11球も粘って四球で出塁したことが、次打者プホルスの内野ゴロによる決勝点につながりました。第3戦は、ホームランも打ち、今年の打撃復調を感じさせる活躍でした。

  • マックス・スタッシ:CWSのジオリトから1号ホームラン。昨年がフロックでなかったことを証明。

  • ライセル・イグレシアス:第1戦、9回を危なげないピッチングで抑え、今年はクローザーが確立したことを実感させられました。
  • ホセ・イグレシアス:第1戦の8回表に、ショートゴロをダイビングキャッチ。第3戦の3回表に、センター前に抜けるあたりを捕球。シモンズの抜けた穴を感じさせない、好守備を披露。

  • ジャレット・ウォルシュ:第3戦は、三塁打を含む2安打。第4戦は、サヨナラホームランを含む、2本の本塁打。昨年から打撃好調を維持し、プホルスから一塁手のレギュラーポジションを奪う可能性もある。

  • 大谷翔平:第4戦、2番ピッチャーで出場すると、ホームランを放ち、投手としても、4回2/3を7奪三振と、投打に活躍。与四球が5個と多かった点だけが悔やまれます。アブレイユとホームで交錯しましたが、大したケガでないことを祈ります。このように、投打両方で活躍すると、MVPが見えてきます。今後が楽しみです。

シカゴ・ホワイトソックス

  • ヤーミン・ジャレット:第2戦からDHで先発出場すると、本塁打1本、二塁打2本を含む8打席連続ヒット。これはMLB新記録。とんでもない新人の出現。

  • マイケル・コペック:6回から登板し、2回を無安打、3奪三振。トミージョン手術明けで、当面ロングリリーフで起用されそうですが、今日のような良いピッチングを続けたら、先発に起用される日も近いかもしれません。
  • ギャレット・クロシェ:期待通りのピッチングを披露しました。2回1/3を投げて、無安打、3奪三振の活躍。

ARI vs SD  @SD 4連戦 

4連戦の結果は、SDの3勝1敗。予想通りの強さを発揮しました。

打撃陣は、マチャド、ホズマー、マイヤーズの3人は好調なスタートを切りました。タティスJr.は3戦目まで1安打しか打てませんでしたが、4戦目の9回裏2アウトからホームランを打ちました。

先発投手は、移籍組のダルビッシュ、スネル、マスグローブが第1戦から第3戦まで先発し、マスグローブしか勝利投手にはなれませんでしたが、3人とも良いピッチングをしました。

心配だったブルペン投手ですが、中継ぎのパガンが早速2勝を挙げ、クローザーをマランソンが担い、こちらも早くも2セーブを挙げました。敗戦した第4戦では、先発投手のパダック降板後、ブルペン投手が5イニングを0点に抑えるなど、ブルペン投手が意外に安定した投球をしました。

一方アリゾナ・ダイヤモンドバックスは、第4戦で若手の内野手ロハスとぺルドモが守備で魅せました。

ATL vs PHI  @PHI 3連戦 

PHIが3連勝。ATLの強力打線が3試合合計でわずか3得点しかできず、PHI先発陣が完璧に抑えました。

  • 第1戦、ノラが6回2/3を、6奪三振、自責点2点
  • 第2戦、ウィーラーが7回を、10奪三振、被安打1本、自責点0点、打撃も、3打数2安打2打点の活躍。

  • 第3戦、エフリンが7回を、8奪三振、被安打4本、自責点1点

  • 不安視されていたブルペン投手も、クローザーのネリスが、3試合3イニングを投げて、5奪三振、2与四球、被安打0に抑え、1セーブを挙げ、抑えの役割を果たしました。

注目の試合

CLE 2, DET 3 (Apr.1 @DET)

華氏32度(摂氏0度)で、雪が降るというより、吹雪の中の開幕戦でした。その吹雪のなかで、ミゲル・カブレラがホームランを放ったゲームです。両チームともチームの主役が活躍しました。

  • シェーン・ビーバー:CLEのエース。6回12奪三振の好投も、敗戦投手に。
  • ミゲル・カブレラ:DETの主砲。吹雪が吹きすさぶ中、昨年のサイヤング投手から、ライトへ流し打ちのホームラン。通算500本塁打へあと12本。

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MIN 2, MIL 0 (Apr.3 @MIL)

MIL コービン・バーンズとMIN ホセ・べリオスの投げ合い。6回まで両チームともにノーヒットノーランという見事な投手戦。両投手に👏喝采。

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好プレー

守備編

Apr. 1 PHI ディディ・グレゴリウスが、後ろ向きでキャッチ。

Apr. 2 BAL セカンドのリオ・ルイーズが、ライトと交錯しそうになりながら後ろ向きでキャッチするファインプレーと、一二塁間のゴロをダイビングキャッチする2つのファインプレー。昨年までは、サードを守っていて、セカンドでの出場は2回しかないのに、このファインプレー。

Apr. 2 HOU センターのマイルズ・ストローが、センター前への当たりをダイビングキャッチ。

 Apr. 3 ATL ライトのロナルド・アクーニャJr.が、ハーパーを二塁で捕殺。

 Apr. 3 OAK ショートのアンドラスが、三遊間のあたりをダイビングキャッチ。前日の内野フライでタッチアップを許した汚名返上。

 Apr. 4 TOR ショートのビシェットが、セカンドのセミエンと息の合ったダブルプレーを見せ、さらに三遊間のイレギュラーバウンドを難なくアウトに。

攻撃編

Apr. 1&2 SF バスター・ポージーが2試合連続ホームラン。1年以上のブランクを感じさせない打撃。

Apr. 1 ATL パブロ・サンドバルが、まだまだやれることを示したホームラン。

Apr. 1 PIT ケブライアン・ヘイズが、新人王に向け、開幕戦・初打席にホームランを放つ。

Apr. 2  HOU ホセ・アルトゥーベの走塁。相手の一瞬のスキをついて、内野フライでタッチアップし得点。

Apr. 2&3 CHW ヤーミン・メルセデスが、MLB初ヒットを記録し、5打数5安打4打点。翌日も、ホームランと二塁打を含む、4打数3安打2打点の大活躍。開幕から8打数連続ヒットは、MLB新記録。新人をは彼かもしれません。

Apr. 1&3 NYY サンチェスが、2試合連続ホームラン。完全復活。

Apr. 3 MIA ジャズ・チザムが、四球で出塁すると、二盗、三盗、犠牲フライで得点と、足でかき回す野球を展開。マイアミに新たなスピードスターの誕生。

 Apr.4 DET アキル・バドゥが、MLBデビュー戦、初打席、しかも初球をホームラン。

投手編

Apr. 1 TB タイラー・グラスノーが、6回を被安打1、6奪三振、無四球、無失点と好投し、後続の投手も無失点に抑え、TBがMIAに1対0で勝利。

APR. 2 LAD トレバー・バウアーが、6回までノーヒット・ノーラン。7回にブラックモンとマクマホンに連続ホームランを打たれて3失点も、10個三振を奪い、ドジャースで初勝利。

Apr. 3 PHI ザック・ウィーラーが、強力打線のブレーブスを、7回被安打1本、10奪三振と完全に抑えました。

珍プレー

Apr. 1 LAD コディ・ベリンジャーの先制2ランホームランが、 アウトカウントが1つ増え、シングルヒットになってしまいました。ベリンジャーの打球が、レフトのタピアのグラブに収まりかけた後、フェンスを越えてホームランになりました。1塁走者のジャスティン・ターナーが、捕球されたと勘違いし、1塁に戻ったため、ベリンジャーがターナーを追い越した形になり、走者のベリンジャーはアウトとなりました。ターナーの得点は認められ、結果として、2ランホームランが、シングルヒットで、1アウト1打点を挙げるにとどまってしまいました。ターナーに「喝‼」

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Apr. 3 LAD ザック・マッキンストリーが放った打球を、COR ライメル・タピア外野手がグラブに当てて、ボールがスタンドに入ったと勘違いし、座り込んでしまった。ボールは外野を転々とし、その間にマッキンストリーがホームインという、珍しい形のランニングホームラン。タピアに「喝‼」

Apr. 3 CHW ルイス・ロバートが、" I got it, I got it, I got it."と言って、捕球しようとしたら、まさかのヘディング。このエラーで2点を失い敗戦に繋がりました。中日・宇野勝を思い出させるエラーでした。ロバートに「喝‼」

まとめ

この4日間で意外な展開だったのは、BOSレッドソックスがBALオリオールズに本拠地で3連敗、OAKアスレチックスがHOUアストロズに本拠地で4連敗と、開幕から本拠地で連敗してしまいました。どちらも次の週末に同じ組み合わせが、相手の本拠地で開催されます。挽回できるでしょうか。

今回は、好きな球団ということもあり、CWS vs LAAを観戦していたので、そこに重きを置きすぎてしまいました。次回からなるべく公平に30球団について書こうと思います。それと、日本人選手についてはあまり書けませんでした。有原選手や菊池選手は良いピッチングをしましたが、勝利しなかったので、次回勝利投手になった時には必ず書きます。

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