4月5日~7日に、ダルビッシュ投手と前田投手が、2回目の先発登板をしました。その3日間で注目した試合やプレーを振り返ります。
目次
注目のシリーズ
NYM vs PHI @PHI 3連戦
NYMにとっては、コロナの影響でWASとの3連戦が中止になったので、開幕戦でした。3連戦の結果は、PHIの2勝、NYMの1勝。第1戦は、デグロムが好投するも敗戦。これはお決まり。第2戦は、メッツが主砲2人の活躍で快勝。注目した選手をピックアップします。第3戦は、フィリーズの主力が長打を放ち、快勝です。
Sign J— wait, nvm. pic.twitter.com/U38txDvfr6
— Philadelphia Phillies (@Phillies) 2021年4月7日
フィラデルフィア・フィリーズ
- 第3戦では、ホスキンス、ボーム、リアルミュートの3人がホームラン、マカッチェンが三塁打、ハーパーが二塁打を打ち、主砲が全員活躍しました
- 昨年はボロボロだったブルペン投手が、今年は機能しています。特にクローザーのネリスは4試合、4イニングを投げて無失点。6試合で4試合も投げていて、使い過ぎが心配ですが。
ニューヨーク・メッツ
- ジェイコブ・デグロム:6回を被安打3、7奪三振、無失点と、期待通りの活躍。打撃も3打数2安打1打点の活躍。でもチームは敗戦。デグロムが投げる試合は、何故か打線の援護が少なく後続投手が打たれます。
Taking the lead into the middle innings on #OpeningDay. #LGM pic.twitter.com/PN9YUp487U
— New York Mets (@Mets) 2021年4月6日Oh, he also had two hits and an RBI. 💁♀️#OpeningDay | #LGM pic.twitter.com/i3BCS0jQwW
— New York Mets (@Mets) 2021年4月6日 - 第1戦で光った守備:ピラーとマクニールによる捕殺。
.@KPILLAR4 ➡️ @JeffMcNeil805 ➡️ @JDDavis26 for the out. 🙌 #LGM pic.twitter.com/yBYHgpfxid
— New York Mets (@Mets) 2021年4月5日
- ドミニク・スミス:第2戦、今季チーム初本塁打。
- ピート・アロンソ:第2戦、ダイビングキャッチと、9回のダメ押し2ランホームランと守備と打撃の両方で魅せました。
👀 Pete pic.twitter.com/sqTjbfeta2
— New York Mets (@Mets) 2021年4月7日GONE! Peeeeeeete! #LGM pic.twitter.com/pwKAl3Z4Sd
— New York Mets (@Mets) 2021年4月7日
HOU vs LAA @LAA 2連戦
ヒューストン・アストロズとロサンゼルス・エンゼルスが、AL西地区をリードしそうな雰囲気を出していた開幕4連戦。その好調なチーム同士の対戦。第1戦はHOU11安打、LAA10安打、LAA 8 vs HOU 7でエンゼルスの勝利。下馬評の低かったLAAのブルペン投手陣が奮闘しています。しかし第2戦は、2対2の同点で迎えた9回表に、LAAクローザーのイグレシアスが、HOUコレアに逆転2ランホームランを打たれ、HOU 4 vs LAA 2でアストロズの勝利。2試合ともに接戦で、1勝1敗という結果でした。打線好調のこの2チームが、ア・リーグ西地区をリードしていく予感。
ロサンゼルス・エンゼルス
- マイク・トラウト:第1戦に今季初ホームランを放つと、第2戦でも、2試合連続ホームラン。
First of the season for the man, the myth, the legend: @MikeTrout! pic.twitter.com/rDR9r0P15N
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年4月6日things you love to see: it pic.twitter.com/pY3lBrGQ7g
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年4月6日
- クリス・ロドリゲス:中継ぎで2回2/3を自責点1で抑え、チームを勝利に導く。
- スティーブン・シシェック:マドン監督好みの選手。右のサイドスロー。既に3試合も登板。
- マイケル・メイヤーズ、アーロン・スレガース:第2戦に先発バンディの後に登板し、それぞれ1イニングを無失点に抑えました。このように中継ぎ投手が好調です。この点が昨年との大きな違いです。
ヒューストン・アストロズ
- アルトゥーベ、グリエル、ブレグマンの1~3番バッターが、昨年の不振から脱し、完全復活の様相。
- カイル・タッカー:前のOAK戦から3試合連続ホームラン。
LET'S GO!!!!!!!!!!!!!!!! 💣 pic.twitter.com/kPxzSz0qGM
— Houston Astros (@astros) 2021年4月6日 - カルロス・コレア:第2戦、逆転2ランホームランで快勝。
Oppo taco 🌮#ForTheH pic.twitter.com/sRJixOW8F6
— Houston Astros (@astros) 2021年4月6日 - ザック・グレインキー:第2戦で期待通りの安定した投球を披露。
Zack Greinke appreciation post.#ForTheH pic.twitter.com/9j6fakD7VJ
— Houston Astros (@astros) 2021年4月6日
PIT vs CIN @CIN 3連戦
CINレッズが3連勝。レッズは昨年の貧打線からは、見違えるほどの強打線に変貌しました。開幕6試合で57得点を挙げ、5勝1敗と勝ち越し。開幕6試合で、57得点は球団新記録で、レッズがワールドシリーズ優勝した1976年に記録した51得点を上回りました。
We like this kind of spring cleaning! 🧹🧹🧹 pic.twitter.com/gTbtaBcyzV
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年4月7日
注目は、以下の3選手です。
- タイラー・ネイキン:この3連戦で3本塁打。インディアンスから移籍してきた選手。秋山翔吾がケガで離脱した外野に定着しました。秋山にとっては大きなライバルとなります。
“Oops, I did it again”
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年4月7日
—Tyler Naquin, probs pic.twitter.com/jUKhtscYnt - ジョナサン・インディア:セカンドを守るルーキー。インディアがセカンドをまもるため、ムスターカスをセカンドからサードへ、スアレスをサードからショートへコンバートしました。コンバートさせてまで、出場させるだけの成績を残しています。
.@JonathanIndia's 7 RBI are the most by a Reds player in his first five career major league appearances since the statistic became official in 1920. 😲
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年4月7日
(h/t @EliasSports) pic.twitter.com/SIuhonQqxW - ニコラス・カステヤノス:言うまでもなく、期待通りの活躍。
Here's your daily dose of Nick Castellanos content. pic.twitter.com/hzjfuUeN9a
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年4月7日
注目の試合
BAL 2, NYY 3 (Apr.1 @DET)
ヤンキースの主力選手が、期待通りの活躍で、ボルチモア・オリオールズに圧勝。
- ジョーダン・モンゴメリー:6回を被安打4、7奪三振、無失点と好投。
Sit 'em down, Monty. pic.twitter.com/fR7CgDFZdE
— New York Yankees (@Yankees) 2021年4月6日 - アロルディス・チャップマン:1回をノーヒット、3奪三振で締めくくりました。
The pen preserves the shutout 🔥 pic.twitter.com/nesGEPRoOf
— New York Yankees (@Yankees) 2021年4月6日 - アーロン・ジャッジ:ライトスタンドに、今季初ホームラン。
Your first #AllRise of the season 👨⚖️ pic.twitter.com/Jf8uIS6xWN
— New York Yankees (@Yankees) 2021年4月5日 - ジャンカルロ・スタントン:打った瞬間にそれとわかる大飛球。今季初本塁打。
Giancarlo Slamton. 471 feet 💪 pic.twitter.com/XAuEQpTtlh
— New York Yankees (@Yankees) 2021年4月6日
TOR 6, TEX 2 (Apr.5 @TEX)
TEXの本拠地開幕戦。2020年開場した新球場も、昨年は無観客試合でしたので、ファンにとっても待ち望んだ試合。TEXは残念ながら敗戦。観客数38,238人と満員の様相で、マスクをしていない人も結構いました。コロナは大丈夫なのでしょうか?
— Texas Rangers (@Rangers) 2021年4月5日
ATL 5, WAS 6 (Apr.6 @WAS)
WASは、コロナで試合中止が続き、これが開幕戦。その開幕戦でサヨナラ勝ち。一方のATLは開幕から4連敗。しかしATLは、主砲にホームランが出るなど光明が見えてきました。
アトランタ・ブレーブス
- 1回表、アクーニャとフリーマンが、WASの先発シャーザーがからソロホームランを打ちました。
Play ball!#ForTheA pic.twitter.com/sGawwNfb3W
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年4月6日🆓💣!#ForTheA | #MVFree pic.twitter.com/jNQxYBrAOs
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年4月6日
ワシントン・ナショナルズ
- ジョナサン・ルクロイ:招待選手としてスプリングトレーニングに参加したホワイトソックスでは、40枠に入れませんでしたが、開幕直前にワシントン・ナショナルズと契約。 そして初戦で二塁打を打ち2打点を挙げる活躍。
Jonathan Lucroy has been part of the organization for less than 24 hours.
— Washington Nationals (@Nationals) 2021年4月6日
He has 2 RBIs.@JLucroy20 // #NATITUDE pic.twitter.com/9gXjG1NwiU - トレイ・ターナー:3回裏、同点に追いつく2ランホームラン。
Trea Turner is The Most Underrated Player in @MLB™@treavturner// #NATITUDE pic.twitter.com/D3oWPzqTVR
— Washington Nationals (@Nationals) 2021年4月6日 - ファン・ソト:9回裏、サヨナラヒットで勝利。ターナーとソト、主砲2人の打撃で勝利。
JUAN SHINING MOMENT@JuanSoto25_ // #NATITUDE pic.twitter.com/5qjTb6JYpx
— Washington Nationals (@Nationals) 2021年4月6日
SF 1, SD 3 (Apr.6 @SD)(ダルビッシュ登板)
SDの守りがSFに勝った試合でした。
- 先発のダルビッシュが、6回を被安打1、7奪三振、1失点の好投。
Now let's get some runs.#HungryForMore pic.twitter.com/vfa7n1MMFi
— San Diego Padres (@Padres) 2021年4月7日 - レフトのプロファーが、難しい当たりをナイスキャッチで、ダルビッシュを助けました。
- 最後は、クローザーのマランソンが、9回を無失点に抑えて勝利。
MIN 3, DET 2 (Apr.7 @DET)(マエケン登板)
MINの守備が光った試合でした。
- 先発の前田が、6回を被安打7、7奪三振、2失点と、守備にも助けられ、クォリティースタート。今季初勝利👏。
We wrap up our first road trip this afternoon. https://t.co/DxC3it7kmE #MNTwins pic.twitter.com/uHPzgiVCfO
— Minnesota Twins (@Twins) 2021年4月7日 - 6回裏、シモンズの好送球が光ったプレー。レフトのケイブから、ショートのシモンズが中継して、DETカブレラの二塁打の間に、一塁からホームに生還しようとしたウィル・カストロを捕殺。
- 6回裏、ライトのガーリックがホームへ好送球。三塁からタッチアップでホームを狙ったカブレラを捕殺。この2つのプレーが勝利に貢献。
When Nellie hustles his way around the bases for the lead, we had to keep it. #MNTwins pic.twitter.com/QjFjyELKBs
— Minnesota Twins (@Twins) 2021年4月7日 - 最後8・9回の2イニングを、コロメが無失点、3奪三振と抑えて、2セーブ目。
故障
Apr. 5 SD フェルナンド・タティスJr.が、スイングをした際に肩を痛めて退場。スプリングトレーニングでも痛めていたので、長引きそうな予感。非常に気になります。韓国プロ野球から移籍してきた、ハソン・キムには、この出場チャンスを活かす活躍が期待されます。
CWSのティム・アンダーソンが、一塁へ駆け抜けたときに、ハムストリングスを痛めて欠場していましたが、10日間の故障者リスト入りです。リードオフマンを失うホワイトソックスにとっては、痛いケガです。
— Chicago White Sox (@whitesox) 2021年4月7日
OAKのクローザー、ローゼンタールが、肩の手術で長期離脱です。昨年活躍したヘンドリックスの代わりに、クローザーとして1年1100万ドルで契約したローゼンタールが、抜けるのは、メッチャ痛いです。ただでさえ、開幕6連敗でスタートしたので。
まとめ
WASとNYMを除いては、各チームが6、7試合を消化しました。良い方で意外だったのは、CINレッズが5勝1敗と勝ち越していること。しかも貧打線と思われたのに、打撃が絶好調です。悪い方で意外だったのは、OAKアスレチックス。開幕6連敗し、7戦目に延長戦でようやく初白星を挙げました。クローザー候補のローゼンタールが故障者リスト入りするなど前途多難です。
↓応援お願いします↓
こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓