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【MLB2021】4月8日~11日(レギュラーシーズン)注目のシリーズ・試合

4月8日~11日のシリーズでは、本拠地開幕戦を迎えるチームもありました。今回は、注目したシリーズ2つと、1日1試合面白かった試合をピックアップして投稿します。

目次

注目のシリーズ

OAK vs HOU  @HOU 3連戦 (4/8-4/10)

3連戦の結果は、OAKアスレチックスの2勝、HOUアストロズの1勝でした。前週の同チーム同士による4連戦は、アスレチックスのホームでアストロズが4連勝しましたが、今回はアスレチックスがアストロズのホームで2勝1敗と何とか勝ち越しました。4月8日の試合まで打率2割を下回っていたオルソンが、4月9日の第2戦で8回に勝ち越しホームランを放ち、チームが勝利しました。オルソンはスランプを出したようですが、三塁手のチャップマンと遊撃手のアンドラスは、まだ打率が1割台前半と不調が続いています。

オルソンの勝ち越し3ランホームラン↓↓↓

一方のアストロズは、コレア、グリエル、アルトゥーベ、ブラントリーら主力選手が打率3割を超え、好調な打線がチームを勝利に導いています。

4月11日時点で、HOUアストロズは6勝3敗で、LAAと並んで西地区1位タイ。OAKアスレチックスは3勝7敗で西地区最下位、首位とのゲーム差3.5です。HOU,LAA,OAKの三つ巴になると予想していたア・リーグ西地区ですが、アスレチックスが出遅れました。挽回にはチャップマンの不振脱出が欠かせません。

BOS vs BAL  @BAL 3試合 (4/8-4/11)

結果はBOSレッドソックスの3勝と、前週の同チーム同士による3連戦では、BALオリオールズがBOSレッドソックスのホームで3連勝しましたが、今回はレッドソックスがリベンジする形となりました。

レッドソックスは、主力のデバースが3試合連続で合計4本のホームランを打ち、JDマルチネスが4/11の試合で3ホームランと打線が復調したことが、3連勝に繋がりました。

JDマルチネスのホームラン↓↓↓

一方のオリオールズは、マンシーニが2試合連続でホームランを放ち、病気を克服し出場を果たしただけでなく、長打力も戻ってきました。また4/10に先発登板したジマーマンは6回自責点2と、2試合連続でクォリティースタートをし、信頼できる先発投手が1人現れました。

マンシーニの今季初本塁打↓↓↓

4月11日時点で、ア・リーグ東地区は、BOSレッドソックスが6勝3敗で単独トップ、BALオリオールズは4勝5敗、TOR、TB、NYYも4勝5敗なので、4チームが並んで2位という混戦模様です。

注目の試合

MIL 1, STL 3 (Apr.8 @STL)

MILブルワーズの先発投手バーンズが、6回を被安打1本、奪三振9個と完璧な内容の投球を見せていました。投手が交代した7回裏、STLカージナルスが3本のヒットで同点に追いつき、8回裏にロッキーズから移籍のアレナードが、ホームランを放ち逆転勝利。

ファンのスタンディングオベーションに、アレナードがカーテンコールで応えました↓↓↓

カージナルスファンが新加入のアレナードを温かく迎え入れ、アレナードは優勝に向かうチームで活躍できる喜びをファンの前で表現するという、感動的なシーンでした。アレナードは優勝したくて、ロッキーズから移籍を志願していたので、今年は例年以上のモチベーションで戦ってくれるはずです。アレナードの活躍に期待です。

SD 3, TEX 0 (Apr.9 @TEX)

SDパドレスのマスグローブがやりました。ノーヒット・ノーラン。9回を10奪三振という見事なピッチングでした。タティス Jrの負傷による離脱で、チームの得点能力に陰りが見え始めるなか、ファンの不安を吹き飛ばす見事な投球でした。パドレスは先発投手陣がしっかりしているので、主砲のタティスJrが仮に長期離脱しても、優勝争いから脱落することはなさそうです。この試合は、TEXレンジャーズの有原投手との投げ合いでしたが、有原投手が霞んでしまいました。

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MIA 3, NYM 0  (Apr.10 @NYM)

NYメッツのデグロムが8回、5安打、14奪三振、自責点1という見事な投球に、メッツ打線が応えられず、9回表にデグロムの後を受けて登板したディアスは被安打3、自責点2と点差を広げられ万事休す。メッツ完封負けです。デグロムが投げる試合は、毎回打線が振るわず、後続のブルペン投手が打たれるというのがお決まりです。デグロムは何故こんなにも不運なのでしょうか、不思議です。

一方のMIAマーリンズは、先発のロジャースが6回を10奪三振、無失点と好投。デグロムからチザムがソロホームランを打って快勝しました。

PHI 7, ATL 6  (Apr.11 @ATL)

PHIフィリーズ、ATLブレーブスともにホームランを打ち合い、シーソーゲームとなりました。フィリーズは、ホスキンス、グレゴリウス、ハーパーと主砲がホームランを放ち、ブレーブスも、アルビーズ、フリーマン、アクーニャJr.と主砲がホームランを打つ、非常に面白いゲームでした。しかし試合を決めたのは、ホームランではなく、フィリーズのボームのスライディング技術でした。犠牲フライでサードからホームへタッチアップし、キャッチャーのタッチをかいくぐり、見事なスライディングで得点し、これが決勝点。野球は小技が重要です。

ボームの本塁へのスライディング↓↓↓

クローザーのネリスが1回を無失点で試合を締め、2セーブ目。9試合で早くも5試合、5イニングを投げており、シーズン最後まで持つのか、登板過多が心配です。

まとめ

コロナで延期したチーム以外は、9試合、10試合程度消化しています。4月11日時点の順位を見てみましょう。

まずは、アメリカンリーグから、最下位のチームでも3勝を挙げており、大きく脱落したチームは見受けられません。前評判の高かった、ヤンキース、ブルージェイズ、ホワイトソックスが負け越しているのが気になります。

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ア・リーグ順位表 4/11時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグは、東地区はコロナの影響で、チームによってゲームの消化数が違います。フィリーズは僅差の試合を勝っており、クローザーのネリスの活躍が目立ちます。中地区は、レッズの打線に勢いがあり首位にいます。昨年の貧打線から一変しました。西地区は、既にドジャース、パドレスの2強、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの2弱が形成されています。ジャイアンツが、2強に引き離されないように食らいついていけるかに注目したいと思います。

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ナ・リーグ順位表 4/11時点(MLB公式サイトより)

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