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ダルビッシュvsカーショウの投げ合い【MLB2021】4月16日~18日(レギュラーシーズン)

今回は、4月16日~18日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目のシリーズ

LAD vs SD  @SD 3連戦 

ナ・リーグ西地区の首位争いです。LAドジャースが独走しそうな勢いがありますが、SDパドレスがどこまで食らいつけるか注目です。

結果は、ドジャースの2勝1敗。ナ・リーグ西地区は、ドジャースに独走する状態になっていますが、パドレスは敗れた試合でも、1戦目は延長戦で、2戦目は9回あと1歩で同点という競り合った試合で、ドジャースとの力の差はあまりないように感じました。

第1戦

第1戦は、9回を終えて6対6の同点で、延長12回表にドジャースが5点を挙げ11対6で勝利。9回表にパドレス抑えのマランソンが1点を失い、6対5とドジャースがリードしましたが、9回裏にドジャース抑えのジャンセンが1点を奪われ同点になるというシーソーゲームで、見応えのある試合でした。10回までに6人の投手で済ませていたドジャースと、8人の投手を次ぎこみ余裕のなかったパドレスという、投手起用の差が勝敗に表れた試合でした。11・12回の2イニングを、デービット・プライスが4奪三振、無失点に抑えるという好投を見せ、勝利投手になりました。

パドレスは、タティスJr.が10日間の故障者リストから復帰したばかりの試合でホームランを打ち、肩の故障が完治した様子を見せました。もっと長引くかと思われていましたが、パドレスにとっては朗報です。

プロファーが、ダイビングキャッチで守備でファインプレーをし、8回裏には同点となる二塁打を放つなど、投打に活躍を見せました。 

第2戦

第2戦は、カーショウとダルビッシュによる見事な投手戦。この試合も接戦でした。ダルビッシュが、5回表にカーショウに押し出しの四球を与えてしまったのが悔やまれます。以下のツィッターの数字が示す通り、互角の戦いで手に汗握る投手戦でした。

そして試合を決定づけたのは、ムーキー・ベッツのファインプレーでした。9回裏、2アウト、ランナー2,3塁で、ヒットになれば同点という場面で、地面スレスレで打球をダイビングキャッチ。ベッツは役者が違います。

第3戦

第3戦も前半は、バウアーとスネルによる見事な投手戦。バウアーは6回、被安打3、7奪三振、自責点1、スネルは5回、被安打2、7奪三振、自責点2という内容でした。この試合はホズマーが、二塁打とシングルヒットを放ち2打点を挙げる働きをしました。

試合は、5対2でパドレスが勝利しまた。

全ての試合で共通して言えることは、先発投手はどちらのチームも安定しているので、ブルペン投手の出来不出来が試合を決する要因となったということです。

注目の試合

ARI 0, WAS 1 (Apr.16 @WAS)

見応えのある投手戦でした。WASナショナルズの先発シャーザーは、7回を被安打2、10奪三振、無失点と好投し、この日サイ・ヤングの通算奪三振数2,806を超え、歴代22位となりました。また二桁奪三振の試合数が99試合となりました。これは、ノーラン・ライアン、ランディ・ジョンソン、ロジャー・クレメンス、ペドロ・マルティネスの4人だけしか達成できていない記録です。

8回の裏に、ナショナルズの中堅手ロブレスがファインプレーで投手を救いました。

www.mlb.com

試合を決めたのは、今季FAで加入したシュワーバーが、苦手と言われている左投手から、ライトスタンドへサヨナラホームラン。これが今季1号ホームラン。

SFG 6, MIA 7 (Apr.17 @MIA)

シーソーゲームで、7回表にSFジャイアンツが5対3と逆転すると、9回裏2アウトから、MIAマーリンズ、マルテのタイムリーヒットで5対5の同点に追いつき、延長10回表にジャイアンツがベルトの二塁打で1点を勝ち越すと、10回裏にマーリンズのチザムが四球で出塁し、ランナー1,2塁からアルファーロが二塁打を打ち、7対6と逆転しサヨナラ勝ち。先週は、似たようなシーソーゲームでATLブレーブスに敗れるなど、今季のマーリンズは打線が当たっていて、こういった打ち合いの接戦が多いです。

マルテの9回2アウトから同点タイムリーヒット

アルファーロが10回裏にサヨナラ二塁打。

SFG 5, MIA 1 (Apr.18 @MIA)

前日の打撃戦によるシーソーゲームから一転し、投手戦による接戦となりました。SFジャイアンツは故障者リストから復帰したウッドの先発で始まり、計5投手で無失点に抑えて1対0の勝利。ジャイアンツは、スレイターのダイビングキャッチが、チームを救いました。一方のMIAマーリンズは、エラーがらみの失点で、投手に自責点はつかなかったものの、その1点で敗れる結果となりました。守備の巧拙が勝敗を分けた試合でした。

スレイターのダイビングキャッチ。

7回にドバルがMLB初登板。1回を2奪三振無失点の好投。

BAL 0, TEX 1 (Apr.18 @TEX)

同じ18日の試合から、同じく1対0の投手戦を、BALオリオールズ先発のミーンズとTEXレンジャーズ先発のギブソンの投げ合いで0対0のまま延長戦へ。試合を決めたのは、TEXのファインプレーでした。

ミーンズが7回、被安打3、9奪三振、無失点の好投。

ギブソンが8回、被安打4、6奪三振、無失点の好投。

レンジャーズのライト、アドリス・ガルシアが、ライト前ヒットの打球をホームに返球し、三塁ランナーをタッチアウトに。二塁ランナーならわかりますが、三塁ランナーがタッチアウトになるというのは、 あまり見たことがないプレーです。オリオールズは得点できなかったため、裏の攻撃でサヨナラ負けとなりました。

順位(4月18日時点)

アメリカンリーグは、西地区が全チームが首位から3ゲーム差以内と接戦になっています。アスレチックスが8連勝で、開幕6連敗のダメージを完全に挽回し2つ勝ち越し、その反面、好スタートを切ったアストロズの負けが込み、1つ負け越しています。西地区は突出したチームがないと予想していたので、予想通りの展開です。東地区のヤンキースが、5連敗して5つも負け越しと出遅れたのは予想外なことです。中地区のデトロイトは、4連敗で現在最下位ですが、こちらは予想通りの展開です。

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ナショナルリーグは、東・中地区は、混戦状態が続いていて面白い展開です。西地区は、ドジャースがパドレスに勝ち越し独走態勢に入りました。パドレスは接戦で敗れただけなので、ゲーム差ほど両チームに力の差は感じません。そのパドレスにジャイアンツが離されずについてきており、西地区で台風の目となる存在です。

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次のシリーズで注目の対戦は、ドジャース対マリナーズ、西地区首位同士の対戦です。

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