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ダルビッシュ3勝目、大谷9号ホームラン【MLB2021】4月30日~5月4日(レギュラーシーズン)

今回は、4月30日~5月4日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

 

注目の試合

SF 2, SD 3 (Apr.30 @SD)

SDパドレスのダルビッシュが、6回2/3を12奪三振、1失点の好投で、今季の成績を3勝1敗としました。

同地区首位のジャイアンツとの対戦ということもあり、この日はいつもより気合が入っているように見えました。

7回表に、ダルビッシュがヒットと四球2つで1アウト満塁としたところで、左腕のヒルに交代。ジャイアンツは、ここで左打のラステラから、右の代打ラフに交代。ラフがライトに大飛球を放ち、塁審がホームランの判定をして、満塁ホームランで逆転かと思われましたが、チャレンジで判定がファールと覆り、ラフは三振。続くトークマンも三振と、ヒルが連続三振に打ち取り、リードを守りました。これが試合の転換点でした。

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最後は、マランソンが試合を締め、リーグトップの9セーブ目を挙げました。

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ナ・リーグ西地区のドジャース、パドレス、ジャイアンツの対戦は、好投手同士の対決が多く、今後も面白い展開が期待できそうです。

ATL 5, TOR 6 (May.1 @TOR)

TORブルージェイズのスプリンガーが、ケガから復帰三戦目で、ホームラン2本を含む、5打数2安打3打点の活躍でした。4点ビハインドの3回裏に、今季1号ホームランとなる2ランホームランで追撃開始。

5対4と1点負けている7回裏に、同点のソロホームランと、スプリンガーは重要な場面で2本のホームランを打ちました。

10回裏に、グリチャックのセンター前ヒットで、ブルージェイズがサヨナラ勝ち。 

セミエン、スプリンガーと大物FA選手と契約し、開幕前は期待の高かったブルージェイズです。エースのリュウが故障者リスト入りするなど心配な面もありますが、スプリンガーが戦列に戻ってきたので、これからチーム状態は上がっていくことを期待しましょう。 

NYM 8, PH 7 (May.2 @PHI)

サンデーナイトゲームに相応しい面白い展開のゲームでした。ゲーム展開を左右した2つのカギとなったプレイを取り上げます。

1つ目は、ビヤーの好走塁です。フィリーズの野手が緩慢な投手への返球をしているのを見逃さずにホームへ向かい得点を挙げました。結果的に1点差のゲームでしたので、この1点の追加点は貴重でした。好走塁のビヤーは、この日5月2日が誕生日だったようです。自分への誕生日プレゼントにもなりました。

2つ目は、チャレンジによって判定が覆ったプレイです。8対4でメッツ4点リードで迎えた9回裏、メッツのクローザー、ディアスが1点を取られ、2アウト1,3塁という場面が訪れます。 フィリーズの打者は、4月ホームラン8本のホスキンス。ホスキンスの放った打球はライトスタンドに入り、同点の3ランホームランかと思われました。チャレンジ後、スタンド手前の手すりに当たってスタンドに入ったと判明して二塁打となりました。

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これで一息ついたメッツは、投手をディアスからファミリアに交代し、ファミリアはハーパーから三振を奪い、今季初セーブを挙げ、メッツが8対7と辛うじて1点リードということになりました。

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勝ち越しているチームのないナ・リーグ東地区ですが、どのチームも決め手がない分、接戦となり面白そうです。

TEX 5 , MIN 6 (May.3 @MIN)

MINツインズ先発の前田健太が、5回2/3を8奪三振、無失点に抑え、2勝目。8奪三振は、今季最も多い奪三振数でした。

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サードのドナルドソンのファインプレーも光りました。

新人キリロフが、この日は4打数2安打1打点。2安打はいずれも二塁打。4月14日にMLBデビューしてから最初の5試合はノーヒットで、どうなるかと思われましたが、その後次第に打ち始め、この試合の前は3試合連続で本塁打を打ち、通算4本塁打となっています。デビュー最初の12試合で11打点は、MINツインズ史上タイ記録です。

ツインズの課題は、クローザーです。コロメが打たれて逆転される試合が多く、この試合は、6対3と3点リードの9回表に、コロメではなく、ロジャースが登板しましたが、TEXツインズのギャロに2ランホームランを打たれて1点差に。

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何とか最後の打者ガルシアを三振に打ち取り、2セーブ目を挙げました。

www.mlb.comツインズが順位を上げるためには、クローザーを確立させることが課題です。

TB 7, LAA3 (May.3 @LAA)

LAエンゼルス大谷先発で、TBレイズの筒香との対決が見れると思ったのですが、筒香はスタメンを外れ、大谷は前日のデッドボールの影響で先発登板を回避し、DHとして出場。代わりに先発したキンタナが4回途中5失点と崩れ、LAエンゼルスは敗れました。敗戦はしたものの、大谷選手が9号ホームランを打ち、J.Dマルティネスと並んで、リーグトップです。日本人打者がシーズン途中とはいえ、MLBのホームランランキングトップに立ったことがあったでしょうか。シーズン途中に松井秀喜がホームラントップになったことがあるか記憶にないので定かなことはいえませんが、とにかく快挙です。しかも打者だけでなく投手としても活躍している選手ですから、なおさら凄いことです。

PIT 2, SD 1 (May.4 @SD)

PITパイレーツが、1点差でSDパドレスに勝利した試合で、私好みのキラリと光るプレイがあったので、この試合を取り上げます。パイレーツが1点リードの1対0で迎えた6回の表1アウトから、エリック・ゴンザレスがシングルヒットで出塁します。すぐに二塁へ盗塁して1アウト二塁という状況になりました。そこで、次打者スタリングスがセカンドゴロを打ちます。 セカンドゴロを、クロネンワースが若干緩慢なプレーで一塁に送球すると、それを見逃さなかった二塁ランナーのエリック・ゴンザレスが、一気にホームインし得点し、2対0となりました。最終的に1点差で勝利した試合ですので、この得点は大きかったです。エリック・ゴンザレスは、ケブライアン・ヘイズが故障者リスト入りしたため、サードのレギュラーポジションを取りました。打率も高くなく、長打力もありませんが、こういう1点を追う姿勢は素晴らしく、このままレギュラーポジションを守って欲しい選手です。

また、今年のパイレーツを支えているのが、ブルペン投手陣です。中でもクローザーのリチャード・ロドリゲスは、今季12試合、12回1/3を投げて、被安打1、与四球1と、完璧な投球を見せています。この試合を終わった時点で、防御率0.00、WHIP0.16、被打率0.26という好成績です。今後いつまで無失点を続けるのか楽しみです。

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ロドリゲスは、投球の90%近くが、いわゆる直球の4シームで、残り10%がスライダーという2つの球種でこれだけ抑えています。4シームの平均スピードは93マイルと、100マイルに届いていないのですが、ハードヒット率も35%と高くありません。直球だけで抑えるクローザーは、見ていてワクワクします。

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