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DET ターンブルとNYY クルーバー、ノーヒットノーラン【MLB2021】5月18日~20日(レギュラーシーズン)

今回は、5月18日~20日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

DET 5, SEA 0 (May.18 @SEA)

DETタイガースのスペンサー・ターンブルがノーヒットノーランを達成しました。

この日は、野手ではキャンデラリオの活躍が目立ちました。初回のホームランで先制し、ヒット性の鋭い当たりのサードゴロをファインプレーでアウトにして、ターンブルのノーヒットノーランをアシストしました。

タイガースは、ア・リーグ中地区で、首位に9.5ゲーム差の4位です。先発投手だけ見ると、スクーバル以外は、この日のターンブルをはじめ、ボイド、マイズ、ウレーニャと、割と安定した投球でローテーションを守っています。また、5月には、先発のフルマーをクローザーに配置転換して3セーブを挙げており、不安定なブルペンも改善されつつあります。この日のノーヒットノーランを機に挽回してもらいたいです。

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CWS 4, MIN 5 (May.18 @MIN)

ア・リーグ中地区最下位のMINツインズが、首位のCHIホワイトソックスに0対4から逆転勝利しました。この日の立役者はミゲル・サノです。レフト・センター・ライトへと3本のホームランで、4打点を挙げました。

9回裏には、ホワイトソックスのクローザー、ヘンドリックスから、ライト線へサヨナラヒット。

ツインズは、シーズン前の評価と異なり、ホワイトソックス、インディアンスから、大きくゲーム差を開けられてしまいました。これが浮上するきっかけになるといいのですが。 

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大谷、3試合連続ホームラン (May.18 @LAA)

LAエンゼルスの大谷が、3試合連続のホームランで、2位に2本差の両リーグ単独トップの14号ホームラン。チームが初回に守備のミスもあり、5点も取られて敗戦しましたが、低迷するチームで、唯一の光明です。

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NYY 2, TEX 0 (May.19 @TEX)

前日のターンブルに続いて、NYヤンキースのクルーバーがノーヒットノーランを達成しました。対戦相手は、クルーバーが昨年在籍して、わずか1イニングしか投げなかったTEXレンジャーズです。レンジャーズにしてみれば、踏んだり蹴ったりです。

1900年以降のMLBではノーヒットノーラン達成者が7人というのが年間の最多記録です。最近では、2015年が7人達成者がいました。今年、すでに6人目で、まだ5月ですから、新記録達成も期待できそうです。

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筒香、ドジャース移籍後初ヒット(May.19 @LAD)

筒香が、4番レフトでスタメン。4回裏に、ドジャース移籍後初ヒットで、初打点を挙げました。TBレイズでは、ファーストのチョイが故障者リストにいるチャンスをものにできませんでしたが、ドジャースでも故障者が戻ってくるまでがチャンスですので、その間に結果を残して欲しいです。この日の当たりは、守備シフトが通常ならショートゴロの当たりでしたが、シフトの間を抜けるラッキーなヒットでした。運も実力のうちです。幸運を味方につけて、結果を出して欲しいです。

BOS 8, TOR 7 (May.20 @TOR)

非常に面白いシーソーゲームでした。5回裏にTORブルージェイズが2点入れ、5対5の同点で、6回裏は、BOSレッドソックスの投手が澤村に交代します。その澤村がピリッとせず、ブルージェイズは、ジャンセンの二塁打を含む3安打で2得点し、7対5とリードします。

ブルージェイズはリードを保ったまま、9回表にドリスが登板しました。レッドソックスは、ドリスからダルベックとチェイビスが連続ヒットで出塁します。ドリスも何とか三振と内野ゴロで2アウトを取り、レッドソックスは、その内野ゴロの間に1点を追加し、7対6とブルージェイズが1点リードとなります。そこで、JDマルティネスを打席に迎えます。アウトカウントは2アウトで、ランナー3塁です。この場面で、マルティネスが2ランホームランを打ち、8対7と逆転しました。そしてこのホームランは、通算250号です。役者が違います。

最後は、9回裏をバーンズが抑えて、レッドソックスが勝利ました。ア・リーグ東地区はレベルの高い首位争いで、見ごたえがあります。

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ARI 2, LAD 3 (May.20 @LAD)

プホルスが、ドジャースでの初ホームラン。2点を先制します。

6回表に、ARIダイヤモンドバックスはエスコバーの2ランホームランで同点に追いつきます。

ダイヤモンドバックスは、先発のケリーが好投していましたが、7回裏に、そのケリーから、ウィル・スミスのソロホームランを打ち、3対2と勝ち越し、ドジャースが勝利しました。

この試合では、プホルス以外にも、他球団で活躍の場が見いだせなかった選手がスタメンで起用されていました。

①筒香嘉智:ドジャースの7番レフトで先発。3打数ノーヒット、3三振でした。

②ジョッシュ・レディック:ダイヤモンドバックスの6番ライトで先発。4打数ノーヒット、2三振でした。レディックは、スプリングトレーニング前に所属が決まらず4月にようやくダイヤモンドバックスと契約でき、この試合が今季MLB初出場。

2人とも、結果を残せるように頑張って欲しいです。

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順位(5月20日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが、7連勝で2位に浮上。オリオールズ以外の4チームが勝率5割を上回り、2.5ゲーム差の中にいる大混戦。

②中地区:CHIホワイトソックスの勢いは止まりません。得失点差73点は、両リーグトップ。2位のCLEインディアンスは2.5ゲーム差で踏みとどまっています。中地区は、2強3弱に分かれました。

③西地区:得失点差66点もあるアストロズが、いよいよ首位に立ちました。西地区は、2強3弱に分かれました。

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ア・リーグ順位表 5/20時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:東地区ではNYメッツが唯一勝ち越しているチームですが、デグロムが離脱しており、先が読めない大混戦です。

②中地区:CINレッズが連敗で、徐々に首位とゲーム差が離れていっています。反対にCHIカブスが勝率5割を上回り、首位のSTLカージナルスに3ゲーム差に迫っています。

③西地区:3強、2弱にはっきり区分されています。カリフォルニア州の3チームがともに連勝し、ハイレベルな首位争いをしています。

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ナ・リーグ順位表 5/20時点(MLB公式サイトより)

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