今回は、5月18日~20日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。
目次
注目の試合
DET 5, SEA 0 (May.18 @SEA)
DETタイガースのスペンサー・ターンブルがノーヒットノーランを達成しました。
.@spencerturnbull is UNHITTABLE! pic.twitter.com/Rt6Z8ddtUR
— Detroit Tigers (@tigers) 2021年5月19日
この日は、野手ではキャンデラリオの活躍が目立ちました。初回のホームランで先制し、ヒット性の鋭い当たりのサードゴロをファインプレーでアウトにして、ターンブルのノーヒットノーランをアシストしました。
Sweet swings are made of this
— Detroit Tigers (@tigers) 2021年5月19日
Who are we to disagree?
We've traveled the country for a hitting spree
Candy's lookin' for something 🎵 pic.twitter.com/G6XaMU694Z
WOW pic.twitter.com/mwm618ReVW
— Detroit Tigers (@tigers) 2021年5月19日
タイガースは、ア・リーグ中地区で、首位に9.5ゲーム差の4位です。先発投手だけ見ると、スクーバル以外は、この日のターンブルをはじめ、ボイド、マイズ、ウレーニャと、割と安定した投球でローテーションを守っています。また、5月には、先発のフルマーをクローザーに配置転換して3セーブを挙げており、不安定なブルペンも改善されつつあります。この日のノーヒットノーランを機に挽回してもらいたいです。
CWS 4, MIN 5 (May.18 @MIN)
ア・リーグ中地区最下位のMINツインズが、首位のCHIホワイトソックスに0対4から逆転勝利しました。この日の立役者はミゲル・サノです。レフト・センター・ライトへと3本のホームランで、4打点を挙げました。
Add a 3-homer game to the resume. #MNTwins pic.twitter.com/NDIMAXNSrz
— Minnesota Twins (@Twins) 2021年5月19日
9回裏には、ホワイトソックスのクローザー、ヘンドリックスから、ライト線へサヨナラヒット。
Polo comes through. 🙌🙌🙌#TwinsWin | #MNTwins pic.twitter.com/EfeMfauGwz
— Minnesota Twins (@Twins) 2021年5月19日
ツインズは、シーズン前の評価と異なり、ホワイトソックス、インディアンスから、大きくゲーム差を開けられてしまいました。これが浮上するきっかけになるといいのですが。
大谷、3試合連続ホームラン (May.18 @LAA)
LAエンゼルスの大谷が、3試合連続のホームランで、2位に2本差の両リーグ単独トップの14号ホームラン。チームが初回に守備のミスもあり、5点も取られて敗戦しましたが、低迷するチームで、唯一の光明です。
NYY 2, TEX 0 (May.19 @TEX)
前日のターンブルに続いて、NYヤンキースのクルーバーがノーヒットノーランを達成しました。対戦相手は、クルーバーが昨年在籍して、わずか1イニングしか投げなかったTEXレンジャーズです。レンジャーズにしてみれば、踏んだり蹴ったりです。
9 Ks, that's a no-no. pic.twitter.com/aiIsVDv8FI
— New York Yankees (@Yankees) 2021年5月20日
NightKlub pic.twitter.com/oZIxzWh8wI
— New York Yankees (@Yankees) 2021年5月20日
1900年以降のMLBではノーヒットノーラン達成者が7人というのが年間の最多記録です。最近では、2015年が7人達成者がいました。今年、すでに6人目で、まだ5月ですから、新記録達成も期待できそうです。
筒香、ドジャース移籍後初ヒット(May.19 @LAD)
筒香が、4番レフトでスタメン。4回裏に、ドジャース移籍後初ヒットで、初打点を挙げました。TBレイズでは、ファーストのチョイが故障者リストにいるチャンスをものにできませんでしたが、ドジャースでも故障者が戻ってくるまでがチャンスですので、その間に結果を残して欲しいです。この日の当たりは、守備シフトが通常ならショートゴロの当たりでしたが、シフトの間を抜けるラッキーなヒットでした。運も実力のうちです。幸運を味方につけて、結果を出して欲しいです。
First Dodger hit in the books for Yoshi Tsutsugo. pic.twitter.com/yKKG1bMuTM
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年5月20日
BOS 8, TOR 7 (May.20 @TOR)
非常に面白いシーソーゲームでした。5回裏にTORブルージェイズが2点入れ、5対5の同点で、6回裏は、BOSレッドソックスの投手が澤村に交代します。その澤村がピリッとせず、ブルージェイズは、ジャンセンの二塁打を含む3安打で2得点し、7対5とリードします。
A comeback bigger than Lake Ontario 😃 pic.twitter.com/5k2YuRXLX9
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年5月21日
ブルージェイズはリードを保ったまま、9回表にドリスが登板しました。レッドソックスは、ドリスからダルベックとチェイビスが連続ヒットで出塁します。ドリスも何とか三振と内野ゴロで2アウトを取り、レッドソックスは、その内野ゴロの間に1点を追加し、7対6とブルージェイズが1点リードとなります。そこで、JDマルティネスを打席に迎えます。アウトカウントは2アウトで、ランナー3塁です。この場面で、マルティネスが2ランホームランを打ち、8対7と逆転しました。そしてこのホームランは、通算250号です。役者が違います。
Florida man steps in with 2 outs in the 9th...AND TAKES THE LEAD. pic.twitter.com/y4fCPBbxkR
— Red Sox (@RedSox) 2021年5月21日
最後は、9回裏をバーンズが抑えて、レッドソックスが勝利ました。ア・リーグ東地区はレベルの高い首位争いで、見ごたえがあります。
ARI 2, LAD 3 (May.20 @LAD)
プホルスが、ドジャースでの初ホームラン。2点を先制します。
LA MÁQUINA. pic.twitter.com/iMqvazW4JB
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年5月21日
6回表に、ARIダイヤモンドバックスはエスコバーの2ランホームランで同点に追いつきます。
All tied up!@escobardelapica | #RattleOn pic.twitter.com/jdHmnwcQ2p
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) 2021年5月21日
ダイヤモンドバックスは、先発のケリーが好投していましたが、7回裏に、そのケリーから、ウィル・スミスのソロホームランを打ち、3対2と勝ち越し、ドジャースが勝利しました。
Go ahead, Will! pic.twitter.com/OKXixHM7wV
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年5月21日
この試合では、プホルス以外にも、他球団で活躍の場が見いだせなかった選手がスタメンで起用されていました。
①筒香嘉智:ドジャースの7番レフトで先発。3打数ノーヒット、3三振でした。
②ジョッシュ・レディック:ダイヤモンドバックスの6番ライトで先発。4打数ノーヒット、2三振でした。レディックは、スプリングトレーニング前に所属が決まらず4月にようやくダイヤモンドバックスと契約でき、この試合が今季MLB初出場。
2人とも、結果を残せるように頑張って欲しいです。
順位(5月20日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:TBレイズが、7連勝で2位に浮上。オリオールズ以外の4チームが勝率5割を上回り、2.5ゲーム差の中にいる大混戦。
②中地区:CHIホワイトソックスの勢いは止まりません。得失点差73点は、両リーグトップ。2位のCLEインディアンスは2.5ゲーム差で踏みとどまっています。中地区は、2強3弱に分かれました。
③西地区:得失点差66点もあるアストロズが、いよいよ首位に立ちました。西地区は、2強3弱に分かれました。
ナショナルリーグ:
①東地区:東地区ではNYメッツが唯一勝ち越しているチームですが、デグロムが離脱しており、先が読めない大混戦です。
②中地区:CINレッズが連敗で、徐々に首位とゲーム差が離れていっています。反対にCHIカブスが勝率5割を上回り、首位のSTLカージナルスに3ゲーム差に迫っています。
③西地区:3強、2弱にはっきり区分されています。カリフォルニア州の3チームがともに連勝し、ハイレベルな首位争いをしています。
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