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【MLB2021】5月21日~23日(レギュラーシーズン)

今回は、5月21日~23日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

CWS 1, NYY 2 (May.21 @NYY)

両チームの先発投手が好投し、見ごたえのある投手戦に。NYヤンキースの先発モンゴメリーは7回を11奪三振、無失点。

CHIホワイトソックスの先発ロドンは、初回先頭打者から5人連続奪三振と見事な立ち上がりで、6回を13奪三振の無失点。

ホワイトソックスは、ファーストのアブレイユの好守備もあり、0対0のまま7回裏までゲームが進みます。

均衡を破ったのは、7回裏のトーレスのソロホームラン。

 8回表に、マドリガルのタイムリーヒットで、ホワイトソックスが1対1の同点に追いつきます。ここから、ヤンキースの好守備がチームを救います。続くモンカダがライト前に落ちる打球を打ちますが、ライトのジャッジが捕球してすぐ2塁に送球し、1塁ランナーのマドリガルがフォースアウトでライドゴロに。これでホワイトソックスのチャンスの芽が摘み取られました。

9回表は、チャップマンが四球と送りバントをエラーして、ノーアウト1,2塁のピンチとなります。しかしCWSのボーンの打球はサードゴロとなり、5-4-3のトリプルプレーで、ピンチを脱します。

これで勢いづいたヤンキースは、9回裏に、トーレスのヒットでサヨナラ勝ち。

強豪チーム同士の見応えのある接戦でした。 

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LAD 2, SF 1 (May.21 @SF)

LAドジャースの先発バウアーが6回1/3を11奪三振1失点で、勝利投手となりました。1失点は、自らのエラーによるもので、自責点は0です。

SFジャイアンツの先発ウッドも好投しましたが、3回にテイラーに2ランホームランを打たれ、それが決勝点になり、敗戦投手となりました。

この日ジャイアンツは、随所で好守備を見せていました。いくつかピックアップします。ショート、クロフォードンによるダブルプレイ。

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2アウト1,2塁から、投手のバウアーがライト前ヒットとなる当たりを打ちましたが、ジャイアンツのライト、ヤストレムスキーがワンバウンドで捕球後、即ファーストに送球し、ライトゴロで、3アウトに。追加点を防ぐファインプレーでした。

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この日を終わって、SDパドレス、SFジャイアンツ、LAドジャースの3チームが1ゲーム差以内に。ナ・リーグ西地区は、ますます混戦で面白い展開になってきました。

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CHC 1, STL 2 (May.22 @STL)

ナ・リーグ中地区の首位争いの対決です。STLカージナルスの先発はマイコラス。手術明け、2019年以来の出場です。初回に1失点したものの、4回までは好投しました。ところが5回のウォーミングアップの投球で、異変を感じ降板しました。右前腕部に張りを感じたようです。せっかく故障明けで登板しましたが、また逆戻りです。CHIカブスの先発アルゾレイも好投しますが、1対1と同点の7回裏にカージナルスのモリーナにソロホームランを打たれ敗戦投手に。

センターのベイダーのダイビングキャッチも、チームを勝利に導く好プレイでした。

最後はレイエスが9回を無失点に抑えて、14セーブ目を挙げました。14回セーブのチャンスがある場面で登板し、まだ1回の失敗もなく、2勝14セーブという好成績。レイエスがクローザーに固定されたことは、今季カージナルスが好調を維持できている要因の一つです。 

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NYM 2, MIA 0 (May.22 @MIA)

このシリーズでMIAマーリンズは、ナイキのシティコネクトシリーズで独特なユニフォームでプレーしています。

対戦相手のNYメッツは、野手のスタメンに故障者が続出しています。この日のスタメンは下記のとおりですが、開幕戦のスタメン選手で、この日もスタメンなのは、リンドーアだけです。デグロムも故障者リスト入りしていますし、これでナ・リーグ東地区首位なのですから、大したものです。

キャメロン・メイビンが、CHIカブスから金銭トレードで、NYメッツ入りしていました。 メイビンは3試合出場し、未だノーヒットです。それでも3番打者としてスタメンに名を連ねているので、それくらいメッツは野手が足らないということです。

相手打線の非力というのもありますが、マーリンズのロペスが、7回を投げて8奪三振無失点と好投しました。

後続の投手が打たれ1対1の同点となり、ロペスは勝利投手になれませんでしたが、9回裏にドラマが待っていました。9回2アウトからアンダーソンがヒットで出塁し、続くクーパーが、2ストライクに追い込まれながら、2ランホームランでサヨナラ勝ち。

MIAマーリンズは、シーズン前の下馬評は高くありませんでしたが、首位のメッツに3ゲーム差と離されずについていっています。この地区は、かなり面白そうです。

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SEA 2, SD 9 (May.23 @SD)

SDパドレスの先発はダルビッシュ。7回を被安打7ながら、1失点に抑え、5勝目を挙げました。防御率は1.75で、ナ・リーグ4位です。 奪三振が5個と少なかったのですが、打たせて取る投球で、最少失点に抑えました。

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打線は、タティスJr.が、満塁ホームランとソロホームランの2本のホームランを含む、3打数3安打6打点の活躍で、パドレスが、SEAマリナーズに3連勝しました。

パドレスは、3シリーズ連続でスイープし9連勝で、ナ・リーグ西地区首位に。

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CHC 2, STL 1 (May.23 @STL)

前日に続けて、ナ・リーグ中地区の首位争いの対決を取り上げます。スコアは前日と同じ2対1でしたが、前日とは勝利チームが異なりました。STLカージナルスの先発ウェインライトが、8回を7奪三振無失点の好投。

サード、アレナドの好守備もあり、9回まで0点に抑えました。

CHIカブスの先発デイビーズは5回を無失点で、中継ぎ投手が続き、9回を0点に抑えます。カブスのホーナーのダブルプレイも、チームの失点を防ぎました。

ここでカブスのバエスは、カージナルスのクローザーのレイエスから2ランホームランを打ち、均衡を破ります。

9回2アウトから登板しているクローザーのキンブレルが抑えてゲームセット。

全米で放送されるサンダーナイトゲームに相応しい接戦でした。 

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順位(5月23日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが、10連勝でついにBOSレッドソックスに並んで首位に浮上。NYヤンキースが中地区首位のホワイトソックスをスイープして首位に0.5ゲーム差。TORブルージェイズは、次のヤンキースとの3連戦で離されないように戦う必要があります。

②中地区:CHIホワイトソックスが、ヤンキースに3連敗するも、首位を堅持。

③西地区:TEXレンジャーズが3連勝で3位に浮上。有原の離脱は残念なニュース。貧打のマリナーズ、投壊のエンゼルスには、もう少し頑張って欲しいです。

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ア・リーグ順位表 5/24時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツは、故障者続出ですが、唯一の勝ち越していて、1位を堅持。

②中地区:週末のSTLカージナルスとCHIカブスのシリーズは見応えがありました。MILブルワーズは貧打ながら、何とか首位争いから離されずにいます。

③西地区:SDパドレスが9連勝、LAドジャースがSFジャイアンツをスイープして、順位はガラッと変わりましたが、3チームが2ゲーム差以内にいます。この3チームによるハイレベルな首位争いが白熱しています。

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ナ・リーグ順位表 5/24時点(MLB公式サイトより)

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