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【MLB2021】5月31日~6月2日(レギュラーシーズン)

今回は、5月31日~6月2日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

SD 2, CHC 7 (May.31 @CHC)

CHIカブスが、この日の勝利で中地区の首位に立ちました。クリス・ブライアントの12号ホームランや、バエスの2本のホームランなど主役の活躍はもちろんのこと、新戦力の活躍もありました。

打者では、5月25日にMLB昇格したばかりの、パトリック・ウィズダムが7番サードで先発し、2本のホームランを含む、4打数3安打2打点の活躍。ブライアントにレフトを守らせてまで、ウィズダムをサードの先発に抜擢して、しかも活躍するのですから、首脳陣に選手を見極まる眼力があります。

投手では、今季初登板のコール・スチュワートが5イニングを無失点と好投し、今季初勝利を挙げました。スチュワートはこの日MLB昇格したばかりでした。

カブスは、6月に西地区のドジャース、パドレス、ジャイアンツという強豪チームと対戦が多くあり、東地区1位のメッツとの対戦や、中地区で首位争いをする、カージナルス、ブルワーズとの対戦も組まれています。この6月を乗り切れるかが、前半戦の山場になります。

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NYM 6, ARI 2 (May.31 @ARI)

故障者リストから復帰の選手が活躍した、NYメッツの試合を取り上げます。

故障者リストから復帰組の代表格は先発のデグロム。復帰2試合目で、70球しか投げませんでしたが、6回を被安打2、8奪三振、無失点と好投し、4勝目。打者としても、タイムリーヒットで1打点も挙げました。

この日復帰したばかりのアロンソが、ホームラン1本を含む、5打数2安打4打点の大活躍。

顔への死球で、鼻骨骨折の手術から復帰したばかりの、ピラーもヒットを放ちました。

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多くの野手が怪我で離脱しながら、首位をキープしているので、野手では、コンフォート、マクニール、ニモらが復帰して、投手も、カラスコ、シンダーガードが投げられるようになったら、脅威の強さのチームになる可能性があります。

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SD 3, CHC 4 (Jun.1 @CHC)

ナ・リーグ中地区1位のCHIカブスと、西地区で首位争いをしているSDパドレスの対戦を取り上げます。強いチーム同士の試合は、面白い展開になります。この日は、カブスもパドレスも、2本ホームランで全得点を挙げました。

SDパドレスは、5回表にカラティーニのソロホームランと、ファムの2ランホームランで3点。

CHIカブスは、2回裏にウィズダムの2ランホームランで2点。ウィズダムは2日連続のホームランです。

5回裏に、コントレラスの2ランホームランで2点を挙げ、4対3と逆転しました。

9回表は、クローザーのキンブレルが登板し、3人を連続三振に打ち取りゲームセット。

キンブレルは、カブスに移籍して以来、2019年2020年と連続して不調でしたが、今季は、ブレーブスやレッドソックスで投げていた頃の往年の投球が復活しました。この試合で、気になったのは、6回裏と1点ビハインドの時点で、タティスJr.からハソン・キムに交代したことです。交代した理由が、タティスJr.の故障ではないといいのですが。

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STL 3, LAD 2 (Jun.1 @LAC)

この日面白かったもう1試合は、ナ・リーグ中地区の強豪STLカージナルスと、西地区の強豪LAドジャースの対戦です。

カージナルスは、初回にゴールドシュミットの二塁打で先制。

2回表は、若手のカールソンのタイムリーヒットで追加点。守備シフトの裏をかく、ライト方向へのタイムリーヒットでした。

カールソンは守備でも魅せます。センター前ヒットになる当たりをスライディングキャッチ。

7回裏にLAドジャースのビーティの2ランホームランで同点に追いつかれますが、 9回表ソーサのタイムリーヒットで3対2と勝ち越します。

9回裏は、カージナルスのクローザー、レイエスが登板し、簡単に2アウトを取ります。しかし2アウトから、筒香が四球で出塁、続くベリンジャーがヒットで、2アウト1,2塁のピンチを招きます。続く打者がムーキー・ベッツ。ベッツの打った打球はレフトへ深い当たりでしたが、レフトのオニールがナイスキャッチでゲームセット。

ナ・リーグ中地区の首位カブスに勢いがありますが、2位のカージナルスも負けていません。ナ・リーグは、中地区も西地区も首位争いは激しく、面白い試合が続きます。カージナルスで心配なのは、先発投手のフラハーティが故障者リスト入りしたことです。早期の復帰を願います。

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MIA 5, TOR 6 (Jun.2 @TOR)

TORブルージェイズが、グリチャックの2本のホームランと、MIAマーリンズのチザムのエラーによる1点で3得点を挙げました。

ブルージェイズは、3対5と1点ビハインドで、9回裏を迎えます。マーリンズの投手はガルシアが登板します。ガルシアは2者連続してヒットを打たれ、続くビシェットが三塁打を打ち、5対5の同点に追いつき、ノーアウト3塁となります。

マーリンズは満塁策をとり、2人を敬遠します。内野ゴロで1アウトを取りますが、満塁のままです。最後はパニックがセンターへフライを打ちあげ、センターのマルテが捕球できず、ブルージェイズがサヨナラ勝ち。仮にマルテが捕球していても、犠牲フライで得点できていた状況でした。こういう場合、マルテのエラーも、パニックの犠牲フライと打点も記録されるようです。

ブルージェイズは打撃力があり、勝ち越していますが、強豪チーム揃いのア・リーグ東地区にいるため、4位に甘んじています。直接対決で、上位チームに勝ち越せるかどうかが重要になってきます。

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順位(6月2日時点)

アメリカンリーグ:

東・中・西地区、全て順位に変動が少なくなってきました。西地区のHOUアストロズが首位に0.5ゲーム差に迫ってきました。得失点差から見ると、首位に立ってもおかしくないチームです。次はOAKアスレチックスがCOLロッキーズと、HOUアストロズがBOSレッドソックスとの対戦なので、アスレチックスが引き離す可能性もあります。

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ア・リーグ順位表 6/2時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツは、主力打者のアロンソが故障者リストから復帰したのは朗報です。それでも野手に故障者が多い状況です。それでも2位に4ゲーム差をつけて、東地区唯一の勝ち越しチームで1位を堅持。

②中地区:CHIカブスの勢いが止まりません。SDパドレスをスィープし、首位をキープ。中地区はSTLカージナルスとMILブルワーズを含めた3強の争いに注目です。

③西地区:SDパドレスがCHIカブスに連敗し、SFジャイアンツと首位が入れ替わりました。西地区3強の首位争いは目が離せません。

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ナ・リーグ順位表 6/2時点(MLB公式サイトより)

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