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翔タイム~SHO Time !!【MLB2021】6月25日~27日(レギュラーシーズン)

今回は、6月25日~27日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

SEA 9, CWS 3 (JUN.25 @CWS)

SEAマリナーズ菊池が今季5勝目を挙げたゲームです。

菊池は6回途中、四球を3個与え、4番打者アブレイユを迎えたところで、去年まで楽天に在籍していたシャギワに交代しました。5回2/3を2安打4四球で1失点。90球を投げて6三振を奪い、5勝目を挙げました。クオリティスタートとはならなかったものの、今年は安定した投球を続けています。

攻撃面では、トレンズが2本の2ランホームランで4打点を挙げました。トレンズは6月半ばにMLBに昇格して以来、7試合で5本のホームランと大当たりしています。

チームも直近10試合を8勝2敗と勢いがあります。首位のHOUアストロズとは8ゲームも差がありますが、今年こそは、ポストシーズン進出に向けて頑張って欲しいです。

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PHI 1, NYM 2 (JUN.25 @NYM)

PHIフィリーズのノラが記録を作った試合です。

ノラは、1回裏、死球と二塁打でノーアウト2,3塁のピンチを招きますが、そこから快投劇が始まり、10人連続で三振を奪い、NYメッツのトム・シーバーに並ぶ記録を作りました。

さらに、自らタイムリーヒットで、1点を挙げ、フィリーズが1対0とリードします。

しかし、6回途中、四死球でピンチを招くと、アルバラードに交代します。三振を多くとると、どうしても球数が多くなります。6回にピンチを招いた時は、既に99球投げていたので、投手交代はやむを得なかったかもしれません。ノラは、5回1/3を12奪三振、無失点でした。

アルバラードは、6回のピンチはしのぎましたが、7回にNYメッツが反撃を開始します。アルバラードは、先頭打者のギヨームを投ゴロに打ち取りますが、一塁へ悪送球して、ギョームを二塁に行かせてしまいます。2アウトは取りましたが、土壇場で、リンドーアがタイムリーヒットで同点に。

こうなると流れはメッツに行きます。この日はダブルヘッダーだったので、8回から延長戦です。延長戦はノーアウト2塁からイニングが開始します。延長8回裏、スミスがタイムリーヒットを打ち、サヨナラ勝ちしました。

フィリーズは、ノラの快投を勝利に結びつけられませんでした。

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CHC 2, LAD 3 (JUN.26 @LAD)

カルフォルニアの2球場でサヨナラゲームがありました。まずは、LAドジャースの試合を取り上げます。

LAドジャースが、初回にマンシーの二塁打とターナーのタイムリーヒットで、2点を先制します。対するCHIカブスは、4回表、リゾがホームランを打ち、1対2と追いかけます。

ドジャースは、4回裏、1アウト1,3塁のチャンスを作り、打席には投手のウリアスを迎えます。ウリアスはスクイズを試みようとしますが、ボールをウエストされ、カブスの捕手コントレラスが、素早くサードに送球し、3塁ランナーのテイラーをタッチアウトに。ピンチをしのぐ見事な好守でした。

その後、ウリアスはライト前ヒットを打つので、ドジャースにとっては、ちぐはぐな攻撃となってしまいました。 

こうなると流れはカブスに行きます。直後の5回裏に、カブスのハップが二塁打を打ち、2対2の同点に追いつきます。

その後、試合は9回まで膠着状態となります。9回裏も2アウトランナーなしで、打席には、6月23日に故障者リストから復帰したベリンジャーが立ちます。ベリンジャーは、土壇場の場面で、サヨナラホームランを放ち、チームは3対2で勝利ました。

ベリンジャーだけでなく、マンシーもタイムリーを打つなど、主力選手が故障者リストから復帰し活躍し始めたのは、ドジャースにとっていい傾向です。来週の首位SFジャイアンツ戦に向けて弾みをつけたいところです。

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OAK 5, SF 6 (JUN.26 @SF)

もう一つのカルフォルニアの熱い試合は、サンフランシスコ・ベイエリアを挟んだチーム同士のベイブリッジ・シリーズ。試合終盤に一進一退の展開となり、延長戦に突入しました。

2対2で迎えた、7回表、OAKアスレチックスのチャップマンがライトスタンドへ2ランホームランを放ち、4対2とリードします。

対するSFジャイアンツは、7回裏、フローレスのタイムリーヒットで1点を返し、さらに8回裏には、ソラーノのホームランで、4対4と再び同点に追いつきます。

9回裏、2アウトランナー1,2塁の場面で、ジャイアンツのクロフォードが、レフト前ヒットを打ちました。当然2塁ランナーはホームを狙います。アスレチックスのレフトのケンプから、サードのチャップマンを経由して、キャッチャーのマーフィーにストライク送球で、2塁ランナーはホームでタッチアウトに。これで延長戦に突入しました。 見事な中継プレーでした。

10回表は、アスレチックスのチャップマンが犠飛で1点を取り、5対4とリードします。

直後の10回裏には、ジャイアンツのダガーがタイムリーヒットで、1点を挙げ、すぐさま5対5の同点に追いつきます。1アウト1塁となった場面で、カサリがレフト線へ長打となる打球を打ちます。1塁ランナーのダガーが、猛然とホームへ向かって走ります。場面は9回裏とそっくりで、レフトのケンプから、サードのチャップマンを経由して、キャッチャーのマーフィーに送球されますが、今回はセーフとなり、ジャイアンツがサヨナラ勝ち。

これで、ジャイアンツは、両リーグを通じて50勝一番乗りです。

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LAA 6, TB 4 (JUN.27 @TB)

大谷翔平大活躍。SHO Timeの試合でした。

4打数、3安打、3打点、1盗塁。ヒットは、二塁打、三塁打、本塁打の3本でしたから、あとシングルヒット一本があれば、サイクルヒットになるところでした。この試合を現地で見れた人は、ラッキーですね。

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大谷は、25号ホームランで、ゲレーロJr.を1本差で追いかけています。ア・リーグのホームラン王争いは、この2人に絞られてきた感じです。

試合は、投手がピリッとせず、TBレイズのチョイにホームランを打たれ、一時逆転されますが、大谷の活躍などで、再逆転して勝利ました。エンゼルス投手陣の多くは求められませんが、チームがポストシーズンに勝ち進むためにも、トラウトの早期の復帰と、レンドンの復調を期待します。

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順位(6月27日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:BOSレッドソックスがNYヤンキースに3連勝し、2勝1敗と勝ち越し、首位をキープ。TBレイズは何とか追随していますが、NYヤンキースとTORブルージェイズは、引き離されつつあります。

②中地区:首位CHIホワイトソックスの調子が悪いですが、CLEインディアンスも勝ちきれず、ゲーム差は2.5。KCロイヤルズが5連敗で、DETタイガースと3位4位が入れ替わりました。

③西地区:3位マリナーズの調子がよく、勝率5割を上回っていますが、首位のHOUアストロズが強すぎて、なかなかゲーム差が縮まりません。

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ア・リーグ順位表 6/27時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツが東地区で唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。

②中地区:首位MILブルワーズが5連勝で単独首位に。CHIカブスは2位に転落。CINレッズとSTLカージナルスは、首位からのゲーム差がじわじわと広がっています。

③西地区:SFジャイアンツ、LAドジャース、SDパドレスの試合は、面白い試合ばかりで、このブログでも、ついこの地区のことばかり書いてしまいます。シーズン最後までハイレベルの争いをして、ポストシーズンにこの3チーム全部が進出すると面白いプレーオフになりそうです。

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ナ・リーグ順位表 6/27時点(MLB公式サイトより)

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