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大谷4勝目 & 32号ホームラン【MLB2021】7月5日~8日(レギュラーシーズン)

今回は、7月5日~8日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

CLE 8, TB 9 (JUL.5 @TB)

どちらも地区2位で、首位との差を引き離されたくない立場にいるチーム同士の対決。白熱したシーソーゲームでした。

先制したのは、TBレイズ。ロウが、満塁ホームランで先制。

レイズが4対0としますが、CLEインディアンスは6回までに8点をあげ、8対5と逆転します。中でも活躍したのは、DHのフランミル・レイエス。2019年には37本塁打の長距離打者で、6月はケガで戦列を離れていました。後半戦頑張って欲しい選手です。

攻撃だけでなく、守備でもインディアンスには光るプレーがありました。ライトのハロルド・ラミレスが、4回裏に2つのファインプレーで、 レイズの追加点を最小限に抑えました。これがインディアンスに勢いをつけ、5回・6回の反撃に繋がりました。

対するレイズは、6回、7回に1点ずつを挙げ、8対7とインディアンスが1点リードで、9回裏を迎えます。インディアンスは、クローザーのクラセが登板しますが、レイズの新人フランコのタイムリーヒット、最後はディアスの内野ゴロで1点を挙げ、レイズが9対8でサヨナラ勝ち。

こういった接戦をものにするのがレイズです。一方のインディアンスは、7連敗で、首位のホワイトソックスが3連敗していて、追いつけるチャンスを逃してしまっています。 

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LAA 5, BOS 2 (JUL.6 @LAA)

大谷翔平が先発登板し、4勝目をあげました。

この日の大谷は、7回を投げ、被安打5、無四球、4奪三振、2失点と、クオリティスタートで、4勝目。大谷は四球でランナーを出さなければ、相手打者がそうそう簡単に得点ができません。

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打者としては、4打数1安打1打点。ヒットは二塁打でした。

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LAエンゼルスは、初回に、フレッチャーが20試合連続出塁となる二塁打で出塁し、続く大谷が、二塁打で1点を返し、その後、キャッチャーのスタッシがホームランで、2点追加し、初回に3点を挙げました。

一方のBOSレッドソックスは、初回にマルティネスの犠飛で1点、6回にも、マルティネスがタイムリーヒットで1点をあげ、3対2とエンゼルスは1点差に追い上げられました。その場面で好守備がありました。センターのラガーレスが、ボガーツのホームラン性の当たりをジャンプ一番ナイスキャッチで、追加点を防ぎました。これは、大谷に勝利をもたらした大きなプレーでした。

エンゼルスは6回裏に2点を追加し、5対2で勝利しました。

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LAD6, MIA 8 (JUL.7 @MIA)

ホームランの打ち合いで、最後はサヨナラホームランで決着がついた試合です。

1回、2回に、クーパー、サンチェスのホームランで、MIAマーリンズが2対0とリードします。

3回表に、今度はLAドジャースが`A.J.ポロック、ベッツがソロホームランを打ち、さらにターナーが3ランホームランを放ち、5点を取り、ドジャースが5対2と逆転します。

3回裏にはアギラルの二塁打で1点、5回裏にはチザムの内野ゴロの間に1点と、着実に追い上げ、6回裏には、クーパーにこの日2本目のホームランが出て、5対5の同点に追いつきました。

8回裏に、マーリンズがサンチェスのヒットで勝ち越しますが、9回表には、ドジャースのマッキンストリーがソロホームランを打ち、6対6と再び同点となります。

9回裏、最後はアギラルが3ランホームランを打ってサヨナラ勝ち。

東地区最下位のマーリンズが3連勝しました。ここまで来たら明日も勝って4連勝スイープを期待してしまいましたが、4連勝とはいきませんでした。

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JUL.7 大活躍の選手

大谷翔平 LAA

松井秀喜の記録を上回り、日本人MLB選手の年間最多ホームランとなる32号を打ちました。NHKがニュース速報で伝えるほどのビッグニュースでした。まだオールスターゲーム前の前半戦でこれだけ打ったので、年間60本以上を狙えるペースです。

ジェイコブ・デグロム NYM

通算1,500奪三振を記録。史上2番目に早い198試合目の先発で通算1,500奪三振を達成しました。史上1番早い達成は、ダルビッシュ有で197試合目でした。

WAS 8, SD 9 (JUL.8 @SD)

SDパドレス先発がダルビッシュ有、WASナショナルズ先発がシャーザーと、投手戦の予感がした試合でしたが、打ち合いの試合となりました。

この日のダルビッシュは、先頭打者のターナーにホームランを打たれ、3回6失点で降板しました。

ナショナルズのターナーは、4回表にもホームランを打ち、8対0とナショナルズが大きくリードします。

しかし4回裏、パドレスの反撃が始まりました。 タティスJr.のホームランを皮切りに、投手のカマレナが、なんとシャーザーから打ったプロ初ヒットが満塁ホームランとなり、8対6とし、その後タティスJr.のタイムリーヒットもでて、8対7とパドレスが1点差にまで詰め寄りました。

そしてついに6回裏、ファムのセンターオーバー二塁打で、8対8の同点に追いつきます。

9回表、ナショナルズのベルが打った打球は、あわや二塁打と思われれる当たりを、パドレスのクローネンワースがジャンピングキャッチ。

これで流れは完全にパドレスに傾き、9回裏、グリシャムのヒットで、9対8とパドレスがサヨナラ勝ちしました。

パドレスが、8点差を大逆転した試合でした。 

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順位(7月8日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが4連勝で、BOSレッドソックスに2.5ゲーム差にまで接近してきました。

②中地区:2位のCLEインディアンスが連敗を9で止めましたが、首位CHIホワイトソックスとのゲーム差が7.5にまで開いてしまいました。

③西地区:菊池選手所属のSEAマリナーズと、大谷選手所属のLAエンゼルスは、勝ち越していますが、首位アストロズとの差がなかなか縮まりません。

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ア・リーグ順位表 7/8時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:相変わらず、NYメッツが唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。2位以下が一進一退で首位との差が縮まりません。

②中地区:CHIカブスが連敗を11で止めましたが、3位に順位を後退させました。MILブルワーズが独走態勢になりつつあります。

③西地区:上位3チームのハイレベルな争いが、非常に面白い地区です。3チームともポストシーズン進出して欲しいです。

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ナ・リーグ順位表 7/8時点(MLB公式サイトより)

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