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【MLB2021】8月2日~5日(レギュラーシーズン)

今回は、8月2日~5日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

PHI 7, WAS 5 (AUG.2 @WAS)

ナ・リーグ東地区の首位争いをしている、PHIフィリーズが試合終盤に粘りを見せた試合です。

5回表に、ヘレーラのソロホームランで、フィリーズが1対0と先制。

6回裏、WASナショナルズのスティーブンソンのソロホームランで、1対1の同点と追いつかれるも、7回表、フィリーズはワイルドピッチで1点をいれ、2対1と勝ち越し。
しかし、7回裏にナショナルズは、2点を入れ、3対2と逆転。
ナショナルズが1点リードしたまま、9回表を迎えました。TDL前なら、この場面で抑えのハンドが登板するところですが、7月30日にMLB初登板をしたばかりのクロボシッツが登板しました。2者連続ヒットでピンチを招くと、スエロに投手交代しますがフィリーズ打線の勢いを止められず、セグラの二塁打で同点、リアルミュートのタイムリーで勝ち越し、さらに2点追加で、この回5点が入り、フィリーズは7対3と大きくリードしました。
余談ですが、9回表に登板したナショナルズの投手「クロボシッツ」は、日本語で書くと投手としては縁起が悪い名前ですね。実際この日の敗戦投手は、このクロボシッツです。

9回裏、フィリーズはKCロイヤルズから移籍したイアン・ケネディが登板し、キーブームに2ランホームランを打たれたものの、7対5で勝利しました。 
9回の攻防は、優勝争いを諦めたチームと、そうでないチームの違いがはっきりと出ました。

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SEA 4, TB 2 (AUG.3 @TB)

菊池雄星が先発した試合です。今年は安定した投球を続けていて、この日もクオリティスタートでした。6回を被安打2、2失点で、7勝目をあげました。

試合は、1対1の同点で迎えた4回表、HOUアストロズからSEAマリナーズに移籍したばかりのトロが勝ち越しのソロホームラン。

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同じく4回表、期待のルーキー、ケレニックがソロホームランを打ち、3対1とリードしました。ケレニックはここまで打率1割台と期待に応えられなかったのですが、これを機に調子を上げていって欲しいところです。

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セカンドのトロが取り損ねたボールが、偶然ショートにゴロで転送されてフォースアウトになるという、珍プレーというか、好プレーがあり、菊池を助けました。

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その後、両チームともに1点ずつをあげ、最後はTBレイズから移籍したばかりのカスティーヨが9回を抑えて、カスティーヨは、古巣相手にセーブをあげました。

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マリナーズは、東地区首位のTBレイズに2連勝。トレードで獲得したトロとカスティーヨの活躍が光った試合でした。

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NYM 5, MIA 3 (AUG.4 @MIA)

CHIカブスから移籍のバエズの活躍が光った試合です。

2回表、三塁ランナーのバエズが、ファーストゴロの間にホームを狙い、見事にタッチをかいくぐるスライディングでセーフに。

3対3の同点に追いつかれた後の8回表、バエズが、勝ち越しのソロホームラン。

NYメッツは、バエズを獲得していたければ、 MIAマーリンズに3連敗するところでした。

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AUG.4 大活躍の選手

大谷翔平 LAA 6勝目

大谷翔平が先発登板し、6回を被安打4、無四球、6奪三振、1失点で、6勝目をマーク。シーズン2桁勝利が見えてきました。

マックス・シャーザー LAD 移籍初勝利

WASナショナルズから衝撃のトレードで加入移籍した、マックス・シャーザーが先発登板し、7回を被安打5、10奪三振、2失点で、今季9勝目をマーク。ア・リーグ最強打線のHOUアストロズ相手でも、2桁奪三振。このシャーザーの獲得は、LAドジャースにとって、ポストシーズン進出争いに、大きな戦力アップです。

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SF 5, ARI 4 (AUG.5 @ARI)

試合終盤のSFジャイアンツの粘りが凄い試合でした。

ARIダイヤモンドバックスの先発ケリーが8回をわずか3安打無失点に抑えていました。

Arizona Diamondbacks on Twitter: "8 shutout innings.

Take. A. Bow. @Mert_723. 👏👏… "

そして、0対4とジャイアンツ4点のビハインドで迎えた9回表、Dバックスは投手をテイラー・クラークに交代しました。すると、ジャイアンツ打線は、ブライアントの二塁打、ディカーソンのヒット、クロフォードの二塁打と、3連打で1点を返し、1対4としました。たまらず、Dバックスは、クリッパードにスイッチしました。しかし、ジャイアンツ打線の勢いは止まらず、ソラーノが死球で出塁し、満塁からベルトのタイムリーで2対4に。その後2アウトを取るものの満塁の場面は続き、ウェイドのタイムリーヒットで、4対4の同点に追いつきました。

こうなると、ブルペン投手陣が優れているジャイアンツが俄然有利になります。

9回裏はロジャースが無失点に抑えました。

10回表、先頭打者のブライアントが前打席に続けて二塁打を打ち、1点を勝ち越し5対4としました。

10回裏は、マギーが抑えて、24セーブ目を挙げました。優勝争いをしているチームは、勝利への集中力が違います。

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PHI 7, WAS 6 (AUG.5 @WAS)

最近のPHIフィリーズは、終盤の粘りが凄いです。この試合も9回に逆転劇がありました。

ハーパーの通算250号ホームランなどで、3回までにフィリーズが2対0とリードしました。

その後、WASナショナルズは、ベルの3ランなどで、5対2と逆転します。

7回表、ヘレーラのタイムリーヒットで、5対3と追い上げますが、フィリーズが2点ビハインドで9回を迎えました。

その9回表、2アウト2,3塁からリアルミュートが二塁打を打ち、5対5の同点に追いつきました。続くハーパーは敬遠四球で、2アウト1,2塁。続く4番のホスキンスが二塁打を放ち、7対5と勝ち越しました。

9回裏は、ブラッドリーが1点を失うもののセーブをあげ、フィリーズが7対6で勝利しました。いよいよ首位NYメッツに0.5ゲーム差に迫ってきました。

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SEA 3, NYY 5 (AUG.5 @NYY)

ワイルドカード争いの試合です。トレードで獲得したギャロが活躍しました。

2対3と1点ビハインドで迎えた7回裏、ギャロが3ランホームランを打ち、5対3と逆転しました。

この日のギャロは、ホームランの他、2塁打2本を打ち、この日のチームの長打は全てギャロが打ちました。4打数3安打3打点の活躍。

8回表は、ブリットンが無失点に抑え、9回裏は、チャップマンが 無失点に抑え、23セーブ目。これでNYヤンキースは、ワイルドカード争いを1.5ゲーム差で追いかけています。

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順位(8月5日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:NYヤンキースとTORブルージェイズがともに3連勝で、ワイルドカード争いで、それぞれ1.5、2.5ゲーム差まで詰め寄ってきました。

②中地区:首位CHIホワイトソックスは、このところ勝ち星が伸びず、10試合で4勝6敗ですが、2位に9.5ゲーム差としました。

③西地区:OAKアスレチックス、SEAマリナーズともに、首位HOUアストロズとのゲーム差を縮められません。

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ア・リーグ順位表 8/5時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:長い間NYメッツが首位をキープしてきましたが。2位のPHIフィリーズ、3位のATLブレーブスがトレードで戦力アップし、それぞれ0.5ゲーム差、1.5ゲーム差と追い上げてきました。

②中地区:MILブルワーズが強く、CINレッズはゲーム差を縮められません。3位のカージナルスは負けがこんでおり、首位と11.5ゲーム差と大きく離され、ワイルドカード争いでも8.0ゲーム差とかなり厳しい状況になりました。

③西地区:上位3チームのハイレベルな争いが続いています。

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ナ・リーグ順位表 8/5時点(MLB公式サイトより)

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