8月日25~26日で注目した試合やプレーを振り返ります。シーズン終盤なので、ポストシーズン進出をかけて戦っているチームの試合を中心に取り上げます。
目次
注目の試合
CWS 1, TOR 3 (AUG.25 @TOR)
TORブルージェイズの先発投手、ロビー・レイが、7回を14奪三振という圧巻のピッチングを披露しました。
CY of relief 🔥@RobbieRay's night: 7 IP | 1 ER | FOURTEEN Ks pic.twitter.com/d1Vqtdebrj
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年8月26日
CHIホワイトソックスに1点先制されましたが、4回裏、ブルージェイズはディカーソンの二塁打で1対1の同点に追いつきました。ランナーのゲレーロJrも、1塁から好走塁でホームインしました。
Nah, he wheeling 😳🏃♂️ pic.twitter.com/0tKIwqMFcf
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年8月26日
8回裏、カークのタイムリーヒットなどで2点を入れて、3対1と勝ち越しました。
CAPTAIN CLUTCH 😤
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年8月26日
🚀 @alejandro_kirk 🚀 pic.twitter.com/3fLAlUBZM7
ワイルドカード2位の座を、4.5ゲーム差で追いかけているブルージェイズは、何とか首の皮一枚でとどまっています。残り試合数が40試合をきっていますので、5ゲーム差以上離されると逆転は難しいと思われます。
LAD 3, SD 1 (AUG.25 @SD)
延長16回、試合時間が6時間近くになるゲームでした。
2回裏、SDパドレスのマイヤーズがサード内野安打で1点を先制しました。パドレスの先発投手スネルは7回2/3を10奪三振。また、外野の2つのファインプレーがLAドジャースのホームランを防ぎ、ドジャース打線を8回1アウトまで0点に抑えていました。
Wall Myers. pic.twitter.com/aiNfa9saZM
— San Diego Padres (@Padres) 2021年8月26日
nah he tweakin pic.twitter.com/uf4gXQd0nA
— San Diego Padres (@Padres) 2021年8月26日
しかし8回表1アウトから、スミスにソロホームランが出て、ドジャースが1対1の同点に追いつきました。
Yo holmes, Snell ya later! pic.twitter.com/YtXrxQ1t9K
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年8月26日
その後は、両チームとも決め手に欠き、延長15回表、ドジャースは、ベンチに残しておいたマッキンリーを代打で使い、タイムリーヒットで1点を上げ、さらにトレイ・ターナーのタイムリーヒットで1点を追加し、3対1とドジャースが勝ち越しました。
Hello from the 15th inning. pic.twitter.com/Iwzyc6kIga
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年8月26日
もはやこれまでと思われたパドレスですが、延長15回裏、土壇場でタティスJr.が2ランホームランを打ち、3対3の同点に追いつきました。
The beast awakens. pic.twitter.com/wVVICHB3Hc
— San Diego Padres (@Padres) 2021年8月26日
試合を決めたのは、延長16回表、ドジャースのA.J.ポロックが2ランホームランを打ち、5対3とし、ドジャースが2点リードしました。
GOOD MORNING, AJ POLLOCK. pic.twitter.com/8KJkGqkynY
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年8月26日
16回裏は、グリーンがパドレス打線を0点に抑えて勝利。ドジャースは翌日も勝ったので、パドレスを3連勝スイープ。勝率リーグトップのSFジャイアンツと地区優勝争いをしているドジャースは、負けられない試合が続きます。
ドジャースは、延長戦で代打要員として野手をベンチに残しておいたことが、功を奏しました。一方のパドレスは、延長戦で2回も満塁のチャンスがありましたが、投手を代打に使用せざるを得ず、サヨナラ勝ちのチャンスを逃しました。
NYY 7, OAK 6 (AUG.26 @OAK)
ホームランの打ち合いとなった試合でした。
まずは、NYヤンキースが、スタントン、ガードナー、ギャロのホームランなどで、6対0とリードしました。
Eat, sleep, hit dingers, repeat. pic.twitter.com/UPFpysywMD
— New York Yankees (@Yankees) 2021年8月27日
California knows how to (Gardy) party. pic.twitter.com/tSo698vlN8
— New York Yankees (@Yankees) 2021年8月27日
Gallo, is it me you're looking for? pic.twitter.com/098HU8S8ve
— New York Yankees (@Yankees) 2021年8月27日
対するOAK アスレチックスも、チャップマン、マーフィー、ハリソンのホームランなどで、5回裏までに6対6の同点に追いつきました。
CLOBBERED.@MLB x @FTX_Official pic.twitter.com/mEXnbsK6op
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月27日
DO IT TO 'EM HARRISON pic.twitter.com/EgjKXKO2Ut
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月27日
試合を決めたのは9回表、ヤンキースは、アスレチックスのクローザーのトリビーノを攻め、2アウト3塁とし、ジャッジがライト前ヒットで1点をあげ、7対6と勝ち越し、9回裏は、クローザーのチャップマンが無失点に抑えました。チャップマンは、通算300セーブ目をあげました。
Clutch Judge. pic.twitter.com/heToM8sokv
— New York Yankees (@Yankees) 2021年8月27日
300th Career Save for Chapman.
— New York Yankees (@Yankees) 2021年8月27日
Congrats @AChapman_105 👏 pic.twitter.com/La69hiEc9q
これで、ヤンキースは12連勝です。
SF 3, NYM 2 (AUG.26 @NYM)
ブルペン投手陣の差が試合をきめました。
1回表、SFジャイアンツは、クリス・ブライアントの2試合連続ホームランで2点を先制しました。ブライアントの獲得は、ジャイアンツの得点能力を大きく上昇させました。
KB keeps crushing pic.twitter.com/jQ8mhXzEWc
— SFGiants (@SFGiants) 2021年8月26日
6回裏、NYメッツは、ピート・アロンソのホームランで、2対2と同点とし、ジャイアンツ先発のウッドが降板します。
PETE TIES IT UP! #LGM pic.twitter.com/4osxE5WonS
— New York Mets (@Mets) 2021年8月27日
ここから登板するブルペン投手陣が、今年のSFジャイアンツの強みです。ガルシア、レオン、アルバレス、ロジャースと繋いで、NYメッツを無失点に抑えました。打線は、8回表に、ノーアウト1,2塁から、ラフが一二塁間をゴロで抜ける当たりで、1点をあげ、3対2で勝利しました。
#NationalDogDay 🐶 pic.twitter.com/w5KDVOit1A
— SFGiants (@SFGiants) 2021年8月27日
SFジャイアンツは、前週もNYメッツと本拠地で3連戦があり、その時も3対2で勝利の試合がありました。さらに前日もNYメッツに3対2で勝利し、この日も3対2で勝利と、2週の間に同じ対戦相手に3回も3対2で勝利しました。これだけ続くと、ジャイアンツの3対2の勝利は、まるでデジャブでも見ているみたいです。
ジャイアンツは、ブルペン投手陣が良いので、こういう1点差ゲームをきちんと勝っていて、それが今年のジャイアンツの高い勝率を支えています。
AUG.26 注目の選手
筒香嘉智 PIT 4号ホームラン
PITパイレーツに移籍してから、打ちまくっています。これでパイレーツでは10試合に出場し、打率.333、ホームラン4本、6打点。9月も活躍して、来年もMLBに残留して欲しいです。
Yoshi TsutsuGONE pic.twitter.com/sClClufAjL
— Pittsburgh Pirates (@Pirates) 2021年8月27日
大谷翔平 LAA 41号ホームラン
1番DHで出場した大谷翔平が、ア・リーグ単独トップ、2位と5本差となる41号ホームラン。しかし、LAエンゼルスの得点はこの1点のみで、1対13でBALオリオールズに大敗してしまいました。
Ohtani's 41st home run of the season and 1st in Camden Yards! pic.twitter.com/3b2ZIXX1bR
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年8月26日
クリス・セール BOS 3者連続3球三振
戦列復帰して以来、3試合に先発して3勝目。ポストシーズン進出をかけて、大きな戦力の復帰です。この日は、3回表に、3人の打者を全て3球三振に仕留めました。
9 pitches.
— Red Sox (@RedSox) 2021年8月27日
9 strikes.
IMMACULATE CHRIS SALE. pic.twitter.com/sDnJ6jPuso
マックス・シャーザー LAD 12勝目
シャーザーが7回2/3を、被安打2、10奪三振の無失点に抑え、SDパドレスに3連勝スイープ。
A shutout and sweep in San Diego? Check. pic.twitter.com/aXkfp7AU9R
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年8月27日
順位(8月26日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:首位のTBレイズは4連勝。2位NYヤンキースは、その上を行く12連勝で、ゲーム差は4.0と徐々に縮まっています。3位BOSレッドソックスは、ワイルドカード争いでOAKアスレチックスに2.5ゲーム差リードしています。4位TORブルージェイズがワイルドカード争いをしていますが、残り36試合で5.5ゲーム差となり、このあとヤンキース戦が7試合、レイズ戦が6試合も組まれていて、日程・対戦相手が厳しく、ワイルドカードでの進出も絶望と言っていいでしょう。
②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝はほぼ確定。
③西地区:3位SEAマリナーズは、ワイルドカード争いで、BOSレッドソックスに3.5ゲーム差と、何とか食らいついています。2位のOAKアスレチックスは、ワイルドカード争いで、BOSレッドソックスに2.5ゲーム差も開けられてしまいました。BOS、OAK、SEAとワイルドカード争いが混沌とした状況になってきました。
ナショナルリーグ:
①東地区:ATLブレーブスがNYヤンキースに2連敗したものの、2位のPHIフィリーズも3連敗して、ゲーム差が5.5に広がりました。フィリーズは、このあとコンテンダーとの試合が少なく、日程に恵まれています。シーズン最後のATLブレーブスとの3連戦までに、3ゲーム差以内にまで追い上げることが、フィリーズが優勝する条件になります。
②中地区:首位MILブルワーズは、地区優勝はほぼ確定。2位のCINレッズは、ワイルドカード争いで、SDパドレスに2.0ゲーム差をつけました。
③西地区:1位SFジャイアンツと2位LAドジャースのゲーム差は2.5と、熾烈な地区優勝争いが続きます。9月初旬の直接対決が楽しみです。3位のSDパドレスは、ドジャースに3連敗し、ワイルドカードの2番手を争いで、CINレッズに2.0ゲーム差をつけられました。しかも、このあとジャイアンツ戦が7試合、ドジャース戦が6試合も組まれていて、日程・対戦相手が厳しく、ワイルドカードでの進出もかなり苦しい状況になってきました。
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