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大谷41号、筒香4号本塁打【MLB2021】8月25日~26日(レギュラーシーズン)

8月日25~26日で注目した試合やプレーを振り返ります。シーズン終盤なので、ポストシーズン進出をかけて戦っているチームの試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

CWS 1, TOR 3 (AUG.25 @TOR)

TORブルージェイズの先発投手、ロビー・レイが、7回を14奪三振という圧巻のピッチングを披露しました。

CHIホワイトソックスに1点先制されましたが、4回裏、ブルージェイズはディカーソンの二塁打で1対1の同点に追いつきました。ランナーのゲレーロJrも、1塁から好走塁でホームインしました。

8回裏、カークのタイムリーヒットなどで2点を入れて、3対1と勝ち越しました。

ワイルドカード2位の座を、4.5ゲーム差で追いかけているブルージェイズは、何とか首の皮一枚でとどまっています。残り試合数が40試合をきっていますので、5ゲーム差以上離されると逆転は難しいと思われます。

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LAD 3, SD 1 (AUG.25 @SD)

延長16回、試合時間が6時間近くになるゲームでした。

2回裏、SDパドレスのマイヤーズがサード内野安打で1点を先制しました。パドレスの先発投手スネルは7回2/3を10奪三振。また、外野の2つのファインプレーがLAドジャースのホームランを防ぎ、ドジャース打線を8回1アウトまで0点に抑えていました。

しかし8回表1アウトから、スミスにソロホームランが出て、ドジャースが1対1の同点に追いつきました。

その後は、両チームとも決め手に欠き、延長15回表、ドジャースは、ベンチに残しておいたマッキンリーを代打で使い、タイムリーヒットで1点を上げ、さらにトレイ・ターナーのタイムリーヒットで1点を追加し、3対1とドジャースが勝ち越しました。

もはやこれまでと思われたパドレスですが、延長15回裏、土壇場でタティスJr.が2ランホームランを打ち、3対3の同点に追いつきました。

試合を決めたのは、延長16回表、ドジャースのA.J.ポロックが2ランホームランを打ち、5対3とし、ドジャースが2点リードしました。

16回裏は、グリーンがパドレス打線を0点に抑えて勝利。ドジャースは翌日も勝ったので、パドレスを3連勝スイープ。勝率リーグトップのSFジャイアンツと地区優勝争いをしているドジャースは、負けられない試合が続きます。
ドジャースは、延長戦で代打要員として野手をベンチに残しておいたことが、功を奏しました。一方のパドレスは、延長戦で2回も満塁のチャンスがありましたが、投手を代打に使用せざるを得ず、サヨナラ勝ちのチャンスを逃しました。

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NYY 7, OAK 6 (AUG.26 @OAK)

ホームランの打ち合いとなった試合でした。

まずは、NYヤンキースが、スタントン、ガードナー、ギャロのホームランなどで、6対0とリードしました。

対するOAK アスレチックスも、チャップマン、マーフィー、ハリソンのホームランなどで、5回裏までに6対6の同点に追いつきました。

試合を決めたのは9回表、ヤンキースは、アスレチックスのクローザーのトリビーノを攻め、2アウト3塁とし、ジャッジがライト前ヒットで1点をあげ、7対6と勝ち越し、9回裏は、クローザーのチャップマンが無失点に抑えました。チャップマンは、通算300セーブ目をあげました。

 これで、ヤンキースは12連勝です。

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SF 3, NYM 2 (AUG.26 @NYM)

ブルペン投手陣の差が試合をきめました。

1回表、SFジャイアンツは、クリス・ブライアントの2試合連続ホームランで2点を先制しました。ブライアントの獲得は、ジャイアンツの得点能力を大きく上昇させました。

6回裏、NYメッツは、ピート・アロンソのホームランで、2対2と同点とし、ジャイアンツ先発のウッドが降板します。

ここから登板するブルペン投手陣が、今年のSFジャイアンツの強みです。ガルシア、レオン、アルバレス、ロジャースと繋いで、NYメッツを無失点に抑えました。打線は、8回表に、ノーアウト1,2塁から、ラフが一二塁間をゴロで抜ける当たりで、1点をあげ、3対2で勝利しました。 

SFジャイアンツは、前週もNYメッツと本拠地で3連戦があり、その時も3対2で勝利の試合がありました。さらに前日もNYメッツに3対2で勝利し、この日も3対2で勝利と、2週の間に同じ対戦相手に3回も3対2で勝利しました。これだけ続くと、ジャイアンツの3対2の勝利は、まるでデジャブでも見ているみたいです。

ジャイアンツは、ブルペン投手陣が良いので、こういう1点差ゲームをきちんと勝っていて、それが今年のジャイアンツの高い勝率を支えています。

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AUG.26 注目の選手

筒香嘉智 PIT 4号ホームラン

PITパイレーツに移籍してから、打ちまくっています。これでパイレーツでは10試合に出場し、打率.333、ホームラン4本、6打点。9月も活躍して、来年もMLBに残留して欲しいです。

大谷翔平 LAA 41号ホームラン

1番DHで出場した大谷翔平が、ア・リーグ単独トップ、2位と5本差となる41号ホームラン。しかし、LAエンゼルスの得点はこの1点のみで、1対13でBALオリオールズに大敗してしまいました。

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クリス・セール BOS 3者連続3球三振

戦列復帰して以来、3試合に先発して3勝目。ポストシーズン進出をかけて、大きな戦力の復帰です。この日は、3回表に、3人の打者を全て3球三振に仕留めました。

マックス・シャーザー LAD 12勝目

シャーザーが7回2/3を、被安打2、10奪三振の無失点に抑え、SDパドレスに3連勝スイープ。

順位(8月26日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位のTBレイズは4連勝。2位NYヤンキースは、その上を行く12連勝で、ゲーム差は4.0と徐々に縮まっています。3位BOSレッドソックスは、ワイルドカード争いでOAKアスレチックスに2.5ゲーム差リードしています。4位TORブルージェイズがワイルドカード争いをしていますが、残り36試合で5.5ゲーム差となり、このあとヤンキース戦が7試合、レイズ戦が6試合も組まれていて、日程・対戦相手が厳しく、ワイルドカードでの進出も絶望と言っていいでしょう。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝はほぼ確定。

③西地区:3位SEAマリナーズは、ワイルドカード争いで、BOSレッドソックスに3.5ゲーム差と、何とか食らいついています。2位のOAKアスレチックスは、ワイルドカード争いで、BOSレッドソックスに2.5ゲーム差も開けられてしまいました。BOS、OAK、SEAとワイルドカード争いが混沌とした状況になってきました。

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ア・リーグ順位表 8/26時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:ATLブレーブスがNYヤンキースに2連敗したものの、2位のPHIフィリーズも3連敗して、ゲーム差が5.5に広がりました。フィリーズは、このあとコンテンダーとの試合が少なく、日程に恵まれています。シーズン最後のATLブレーブスとの3連戦までに、3ゲーム差以内にまで追い上げることが、フィリーズが優勝する条件になります。

②中地区:首位MILブルワーズは、地区優勝はほぼ確定。2位のCINレッズは、ワイルドカード争いで、SDパドレスに2.0ゲーム差をつけました。

③西地区:1位SFジャイアンツと2位LAドジャースのゲーム差は2.5と、熾烈な地区優勝争いが続きます。9月初旬の直接対決が楽しみです。3位のSDパドレスは、ドジャースに3連敗し、ワイルドカードの2番手を争いで、CINレッズに2.0ゲーム差をつけられました。しかも、このあとジャイアンツ戦が7試合、ドジャース戦が6試合も組まれていて、日程・対戦相手が厳しく、ワイルドカードでの進出もかなり苦しい状況になってきました。

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ナ・リーグ順位表 8/26時点(MLB公式サイトより)

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