8月27日~29日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。シーズン終盤なので、ポストシーズン進出をかけて戦っているチームの試合を中心に取り上げます。
目次
注目の試合
SF 5, ATL 6 (AUG.27 @ATL)
東地区、西地区1位同士の戦いで、ポストシーズンの前哨戦です。
SFジャイアンツが、2回表までに3点をリードしました。2回裏、ATLブレーブスは、MIAマーリンズから移籍のアダム・デュバルが、28号ホームランで1点を返し、3対1と反撃を開始。
🗣𝘿𝙐𝙑𝘼𝘼𝘼𝘼𝘼𝘼𝙇𝙇𝙇𝙇𝙇𝙇𝙇𝙇𝙇!!!! pic.twitter.com/9ihTcf7Avp
— Bally Sports: Braves (@BravesOnBally) 2021年8月28日
両チーム1点ずつを追加して迎えた7回裏、アルビーズが二塁打で1点を返し、4対3とジャイアンツ1点リードの場面で、KCロイヤルズから移籍のソレアが、レフトスタンドに3ランホームランを放ち、6対4と逆転しました。
🎶 Everybody let me hear you say, ‘Oh yea-yer’ 🎶#ATLiens | #ForTheA pic.twitter.com/oQCqc4Hoxy
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年8月28日
9回表、ブレーブスは、抑えのスミスが登板しますが、フローレスに本塁打を打たれるなど、ピリッとしません。2アウトから、ジャイアンツのラステラが、ライトへ大飛球を打ち、長打になると思われた当たりを、ブレーブスのピーダーソンが、ジャンピングキャッチ。CHIカブスから移籍のピーダーソンのファインプレーで、ブレーブスが勝利をものにしました。
Cooler than a polar bear's toenails 😎@yungjoc650 | #ForTheA pic.twitter.com/E8E9kBrsi1
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年8月28日
シーズン途中移籍の、デュバル、ソレア、ピーダーソンの3人の活躍が、ブレーブスの勝利に貢献しました。
AUG.27 注目の選手
マスグローブ SD 完封勝利
SDパドレスのマスグローブが、ノーヒットノーラン以来、今季2度目の完封勝利。チームの連敗を4で止め、苦しい状況を救いました。
Joe goes the distance! pic.twitter.com/8hMu9v7Pgd
— San Diego Padres (@Padres) 2021年8月28日
NYY 2, OAK 3 (AUG.28 @OAK)
13連勝中のNYヤンキースと、6連敗中のOAKアスレチックスの対戦です。OAKアスレチックスは、ワイルドカード争いに残るためにも、負けられない試合です。
この日は、アスレチックス先発のモンタスが、7回を被安打2、6奪三振、無失点の好投。
two-hit wonder
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月28日
7 IP, 2 H, 0 R, 0 ER, 6 K pic.twitter.com/KmDn7qpllS
トニー・ケンプの好守備も、チームの勝利に貢献しました。まずは2回表のダイビングキャッチ。
rosebud!;!;!;!;!;!:!;!; pic.twitter.com/f7frRg6kt0
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月28日
そして、8回表のジャンピングキャッチ。
打つ方でも、トニー・ケンプは活躍し、2回裏にタイムリーヒットで、先制点をあげました。
TK adding to today's reel 🔥@tonykemp | #RiseAndGrind pic.twitter.com/jJ4s5MQS7p
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月28日
4回裏にチャップマンの本塁打もあり、3対0とリードします。
CHAPPY 🚀@mattchap6 | #RiseAndGrind pic.twitter.com/oYBUJ2eEFJ
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月28日
3対0のまま、9回表を迎え、アスレチックスは、ロモが登板します。その場面でヤンキースのジャッジが2ランホームランを打ち、3対2と追いかけますが、反撃はそこまで。ヤンキースは連勝が13でストップし、反対にアスレチックスは連敗を6でストップしました。
AUG.28 注目の選手
サルバドール・ペレス KC 37号本塁打(ア・リーグ単独2位)
KCロイヤルズのサルバドール・ペレスが、ア・リーグ単独2位となる37号ホームランをうち、1位の大谷翔平に4本差に迫ってきました。これで4試合連続ホームランとなり、8月だけで11本のホームランを打っています。ペレスは、これまで年間ホームラン数は27本が最高でしたので、キャリアベストの成績です。
Salvy is something else. 🤯#TogetherRoyal pic.twitter.com/4GERhRx6B6
— Kansas City Royals (@Royals) 2021年8月28日
ウェインライト STL 13勝目
STLカージナルスのウエインライトが、ナ・リーグのハーラーダービー2位となる13勝目をあげました。この日は、7回を投げて被安打3、5奪三振、無失点で、防御率が2.97と2点台になりました。とても今月40歳になる投手とは思えない活躍です。チームもワイルドカード争いで、CINレッズに3.5ゲーム差となり、まだ逆転のチャンスが十分にあります。
Closing out his 39th year strong 💪 pic.twitter.com/IQrWXvpPAZ
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年8月29日
大谷翔平 LAA 今季20盗塁
LAエンゼルスの大谷翔平が今季20盗塁を達成。シーズン40本塁打20盗塁を達成しました。これはエンゼルス始まって以来、初めての記録です。トラウトも達成したことないのは、意外でした。トラウトは、40本塁打を超えたシーズンが2回ありますが、その時は盗塁が20個に到達せず、20盗塁以上したシーズンが5回ありますが、その時は反対に本塁打が40本未満でした。40本20盗塁だけでも、十分凄い記録ですが、さらに投手としても活躍しているので、異次元の選手です。
NYY 2, OAK 3 (AUG.29 @OAK)
連勝の止まったNYヤンキースと、連敗の止まったOAKアスレチックスの一戦。ひょっとすると、ポストシーズンのワイルドカードで再対戦する可能性のあるチーム同士のゲームです。
1アウト満塁から、カナがショートゴロを打ち、ダブルプレイのコールでしたが、アスレチックスがチャレンジし、判定が覆り、ファーストがセーフとなる間に1点得点となりました。
https://t.co/RsUt7stRO2 pic.twitter.com/nbAAr8NE9P
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月30日
7回表には、アスレチックスの度重なるミスでヤンキースが1点を取りました。四球でサンチェスが出塁すると、三振で2アウトとした後に、ワイルドピッチでランナーが2塁に進塁し、リゾをキャッチャーファールフライに打ち取りますが、ゴームズがミットに当てながらも捕球できず、リゾは強い当たりのサードゴロを打ちますが、チャップマンがエラーをしてしまいました。このようにヤンキースが1点を入れ、1対1の同点に追いつきます。
Tied up out West. pic.twitter.com/7O18kSH5bd
— New York Yankees (@Yankees) 2021年8月30日
両チームの投手陣の踏ん張りで、1対1の同点のまま8回までゲームが進み、8回裏に、トニー・ケンプの2ランホームランで、アスレチックスが3対1と勝ち越しました。
TEXTBOOK TK@tonykemp | #RideTheWave pic.twitter.com/d1P82fu3n6
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月30日
最後のアスレチックスの投手は、いつものクローザーのトリビーノではなく、チェイフィンが登板し、無失点におさえて勝利しました。
#RideTheWave pic.twitter.com/JZPksO6zL5
— Oakland A's (@Athletics) 2021年8月30日
前日の試合といい、この日の試合といい、トニー・ケンプの活躍でアスレチックスは連勝し、ワイルドカード争いが面白くなってきました。
AUG.29 注目の選手
サルバドール・ペレス KC 38号本塁打
KCロイヤルズのサルバドール・ペレスが、5試合連続ホームラン。ア・リーグホームラン王争いで、1位の大谷翔平に3本差に迫ってきました。
Five straight games with a home run. 🔥#TogetherRoyal pic.twitter.com/UuRkf2UGnp
— Kansas City Royals (@Royals) 2021年8月29日
筒香嘉智 PIT 5号ホームラン
9回裏、逆転サヨナラ3ランホームラン。しかも場外にまで飛ぶ特大ホームランで、記憶に残るホームランでした。
順位(8月29日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:首位のTBレイズは7連勝で、2位NYヤンキースとのゲーム差を6.0に広げましたので、地区優勝は確実だと思われます。3位BOSレッドソックスは、ワイルドカード争いでOAKアスレチックスに2.5ゲーム差リードしています。
②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝がほぼ確定。
③西地区:3位SEAマリナーズは、ワイルドカード争いで、BOSレッドソックスに4.5ゲーム差と、もうこれ以上離されると難しくなるところにきています。2位のOAKアスレチックスは、NYヤンキース3連戦で、自軍の連敗を止めて、勝ち越しました。ワイルドカード2番手争いでは、BOSレッドソックスに2.5ゲーム差を保っています。NYY、BOS、OAK、SEAとワイルドカード争いが混沌とした状況になってきました。
ナショナルリーグ:
①東地区:ATLブレーブスは、NYY, SF, LADといったコンテンダーとの対戦が続いていて、8月29日現在、2位のPHIフィリーズとのゲーム差が4.5と若干縮まりました。2位のフィリーズは、日程に恵まれていますので、9月最後のATLブレーブスとの3連戦までに、3ゲーム差以内にまで追い上げることができると、優勝のチャンスが巡ってきそうです。
②中地区:首位MILブルワーズは、地区優勝はほぼ確定。2位のCINレッズは2連敗し、ワイルドカード争いで、SDパドレスに1.5ゲーム差、STLカージナルスが3.5ゲーム差となっており、まだ状況は混沌としています。
③西地区:1位SFジャイアンツと2位LAドジャースのゲーム差は2.5と、熾烈な地区優勝争いが続きます。9月初旬の直接対決が楽しみです。3位のSDパドレスは、日程・対戦相手が厳しいですが、ワイルドカード争いで1.5ゲーム差あるCINレッズにどこまで迫れるでしょうか。
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