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筒香5号場外ホームラン【MLB2021】8月27日~29日(レギュラーシーズン)

8月27日~29日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。シーズン終盤なので、ポストシーズン進出をかけて戦っているチームの試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

SF 5, ATL 6 (AUG.27 @ATL)

東地区、西地区1位同士の戦いで、ポストシーズンの前哨戦です。

SFジャイアンツが、2回表までに3点をリードしました。2回裏、ATLブレーブスは、MIAマーリンズから移籍のアダム・デュバルが、28号ホームランで1点を返し、3対1と反撃を開始。

両チーム1点ずつを追加して迎えた7回裏、アルビーズが二塁打で1点を返し、4対3とジャイアンツ1点リードの場面で、KCロイヤルズから移籍のソレアが、レフトスタンドに3ランホームランを放ち、6対4と逆転しました。

9回表、ブレーブスは、抑えのスミスが登板しますが、フローレスに本塁打を打たれるなど、ピリッとしません。2アウトから、ジャイアンツのラステラが、ライトへ大飛球を打ち、長打になると思われた当たりを、ブレーブスのピーダーソンが、ジャンピングキャッチ。CHIカブスから移籍のピーダーソンのファインプレーで、ブレーブスが勝利をものにしました。

シーズン途中移籍の、デュバル、ソレア、ピーダーソンの3人の活躍が、ブレーブスの勝利に貢献しました。

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AUG.27 注目の選手

マスグローブ SD 完封勝利

SDパドレスのマスグローブが、ノーヒットノーラン以来、今季2度目の完封勝利。チームの連敗を4で止め、苦しい状況を救いました。

NYY 2, OAK 3 (AUG.28 @OAK)

13連勝中のNYヤンキースと、6連敗中のOAKアスレチックスの対戦です。OAKアスレチックスは、ワイルドカード争いに残るためにも、負けられない試合です。

この日は、アスレチックス先発のモンタスが、7回を被安打2、6奪三振、無失点の好投。

トニー・ケンプの好守備も、チームの勝利に貢献しました。まずは2回表のダイビングキャッチ。

そして、8回表のジャンピングキャッチ。

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打つ方でも、トニー・ケンプは活躍し、2回裏にタイムリーヒットで、先制点をあげました。

4回裏にチャップマンの本塁打もあり、3対0とリードします。

3対0のまま、9回表を迎え、アスレチックスは、ロモが登板します。その場面でヤンキースのジャッジが2ランホームランを打ち、3対2と追いかけますが、反撃はそこまで。ヤンキースは連勝が13でストップし、反対にアスレチックスは連敗を6でストップしました。

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AUG.28 注目の選手

サルバドール・ペレス KC 37号本塁打(ア・リーグ単独2位)

KCロイヤルズのサルバドール・ペレスが、ア・リーグ単独2位となる37号ホームランをうち、1位の大谷翔平に4本差に迫ってきました。これで4試合連続ホームランとなり、8月だけで11本のホームランを打っています。ペレスは、これまで年間ホームラン数は27本が最高でしたので、キャリアベストの成績です。

ウェインライト STL 13勝目

STLカージナルスのウエインライトが、ナ・リーグのハーラーダービー2位となる13勝目をあげました。この日は、7回を投げて被安打3、5奪三振、無失点で、防御率が2.97と2点台になりました。とても今月40歳になる投手とは思えない活躍です。チームもワイルドカード争いで、CINレッズに3.5ゲーム差となり、まだ逆転のチャンスが十分にあります。

大谷翔平 LAA 今季20盗塁

LAエンゼルスの大谷翔平が今季20盗塁を達成。シーズン40本塁打20盗塁を達成しました。これはエンゼルス始まって以来、初めての記録です。トラウトも達成したことないのは、意外でした。トラウトは、40本塁打を超えたシーズンが2回ありますが、その時は盗塁が20個に到達せず、20盗塁以上したシーズンが5回ありますが、その時は反対に本塁打が40本未満でした。40本20盗塁だけでも、十分凄い記録ですが、さらに投手としても活躍しているので、異次元の選手です。

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NYY 2, OAK 3 (AUG.29 @OAK)

連勝の止まったNYヤンキースと、連敗の止まったOAKアスレチックスの一戦。ひょっとすると、ポストシーズンのワイルドカードで再対戦する可能性のあるチーム同士のゲームです。

1アウト満塁から、カナがショートゴロを打ち、ダブルプレイのコールでしたが、アスレチックスがチャレンジし、判定が覆り、ファーストがセーフとなる間に1点得点となりました。

7回表には、アスレチックスの度重なるミスでヤンキースが1点を取りました。四球でサンチェスが出塁すると、三振で2アウトとした後に、ワイルドピッチでランナーが2塁に進塁し、リゾをキャッチャーファールフライに打ち取りますが、ゴームズがミットに当てながらも捕球できず、リゾは強い当たりのサードゴロを打ちますが、チャップマンがエラーをしてしまいました。このようにヤンキースが1点を入れ、1対1の同点に追いつきます。

両チームの投手陣の踏ん張りで、1対1の同点のまま8回までゲームが進み、8回裏に、トニー・ケンプの2ランホームランで、アスレチックスが3対1と勝ち越しました。

最後のアスレチックスの投手は、いつものクローザーのトリビーノではなく、チェイフィンが登板し、無失点におさえて勝利しました。

前日の試合といい、この日の試合といい、トニー・ケンプの活躍でアスレチックスは連勝し、ワイルドカード争いが面白くなってきました。

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AUG.29 注目の選手

サルバドール・ペレス KC 38号本塁打

KCロイヤルズのサルバドール・ペレスが、5試合連続ホームラン。ア・リーグホームラン王争いで、1位の大谷翔平に3本差に迫ってきました。

筒香嘉智 PIT 5号ホームラン

9回裏、逆転サヨナラ3ランホームラン。しかも場外にまで飛ぶ特大ホームランで、記憶に残るホームランでした。

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順位(8月29日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位のTBレイズは7連勝で、2位NYヤンキースとのゲーム差を6.0に広げましたので、地区優勝は確実だと思われます。3位BOSレッドソックスは、ワイルドカード争いでOAKアスレチックスに2.5ゲーム差リードしています。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝がほぼ確定。

③西地区:3位SEAマリナーズは、ワイルドカード争いで、BOSレッドソックスに4.5ゲーム差と、もうこれ以上離されると難しくなるところにきています。2位のOAKアスレチックスは、NYヤンキース3連戦で、自軍の連敗を止めて、勝ち越しました。ワイルドカード2番手争いでは、BOSレッドソックスに2.5ゲーム差を保っています。NYY、BOS、OAK、SEAとワイルドカード争いが混沌とした状況になってきました。

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ア・リーグ順位表 8/29時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:ATLブレーブスは、NYY, SF, LADといったコンテンダーとの対戦が続いていて、8月29日現在、2位のPHIフィリーズとのゲーム差が4.5と若干縮まりました。2位のフィリーズは、日程に恵まれていますので、9月最後のATLブレーブスとの3連戦までに、3ゲーム差以内にまで追い上げることができると、優勝のチャンスが巡ってきそうです。

②中地区:首位MILブルワーズは、地区優勝はほぼ確定。2位のCINレッズは2連敗し、ワイルドカード争いで、SDパドレスに1.5ゲーム差、STLカージナルスが3.5ゲーム差となっており、まだ状況は混沌としています。

③西地区:1位SFジャイアンツと2位LAドジャースのゲーム差は2.5と、熾烈な地区優勝争いが続きます。9月初旬の直接対決が楽しみです。3位のSDパドレスは、日程・対戦相手が厳しいですが、ワイルドカード争いで1.5ゲーム差あるCINレッズにどこまで迫れるでしょうか。

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ナ・リーグ順位表 8/29時点(MLB公式サイトより)

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