9月6日~9月7日のゲームで、日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズン進出をかけた白熱した試合を中心に取り上げます。
目次
注目の試合
TB 11, BOS 10 (SEP.6 @BOS)
延長10回までもつれたゲームで、外野守備の巧拙が勝敗を決しました。
BOSレッドソックスが2回までに、7対1と6点リードしましたが、4回裏、TBレイズは、2アウトからヒット3本で満塁とした場面で、クルーズがセンターフライを打ちあげました。これで3アウトチェンジと思われたのですが、レッドソックスのベルドゥーゴが落球し、さらに中継に入ったセカンドのモッターが悪送球をして、3人のランナーと打者のクルーズの4人がホームインし、4点がレイズに入りました。こうして7対5とレイズが2点差に追い上げました。これが外野のミス1つ目。
Triples aren't usually this grand pic.twitter.com/QecFMQyp76
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2021年9月6日
その後、両チームが2点ずつ追加し、8回表には、クルーズがレフト場外にまで飛ぶ特大ホームランを放ち、9対8とレイズが1点差に詰め寄ります。
The Green Monster is no match for the Boomstick pic.twitter.com/lo8hdFmxHt
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2021年9月6日
そして9回表、メドウズのランニングホームランで、ついにレイズは9対9の同点に追いつきました。レッドソックスのセンターのベルドゥーゴは、レフトを守ることが多いため、センターの外野壁の感覚が無かったのでしょう。下の動画を見ていただくとわかりますが、壁際まで深追いせず、壁に当たって跳ね返るボールを待てば、ランニングホームランにはならなかったと思います。これが外野のミス2つ目
This game has everything pic.twitter.com/uep1YZfBhR
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2021年9月6日
延長10回表、1アウト2塁の場面で、レイズのクルーズがライト前ヒットで、1点をあげ、10対9とついにレイズが勝ち越しに成功。
ブランドン・ロウのヒットで、クルーズがホームインし、さらに1点追加し、11対9になりました。クルーズがライト前ヒットを打った際、ライトのレンフローが、ホームへ返球する間に、クルーズは2塁へ進塁しました。レンフローが、バックホームではなく内野にキチンと返球すれば、クルーズの2塁進塁を防げました。クルーズが2塁に進んだがために、このロウのヒットで得点できたので、レンフローのホームへの返球は、痛いミスでした。これが外野のミス3つ目。
11回裏、LAエンゼルスから移籍したばかりのホセ・イグレシアスがタイムリーヒットで、1点を返し、11対10としますが、レッドソックスの反撃は、ここまで。
さらにTBレイズは、新人フランコが、連続出塁試合の記録を続けていて、記録を36試合に伸ばしました。20歳以下の記録では、ミッキー・マントルに並ぶ記録です。
TBレイズは、打ち勝つ野球も、守り勝つ野球もでき、スーパールーキーが出現するなど、盤石の強さを誇ります。今年もワールドシリーズ進出しそうです。
SEP.6 注目の選手
ゲレーロJr. TOR 40号本塁打
ホームラン王争いで、大谷に3本差に迫りました。
フランコ TB 36試合連続出塁
弱冠20歳のワンダー・フランコ。新人王とれるか?
Mickey Mantle has company at the top of the list of on-base streaks by a player 20 years old or younger in the AL pic.twitter.com/fae2KQFzFb
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2021年9月6日
TOR 5, NYY 1 (SEP.7@NYY)
ワイルドカードを争う、TORブルージェイズとNYヤンキースの対戦。
NYヤンキースの先発は、エースのゲリット・コール。今年のコールは、勝利数、奪三振数、WHIPがア・リーグトップで、防御率がア・リーグ2位と、サイヤング賞を取りそうな素晴らしい成績を残しています。そのコールから、ブルージェイズのカークがホームランで先制点をあげます。
Short porch, BIG power 😤
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年9月7日
🚀 @alejandro_kirk 🚀 pic.twitter.com/ozT05QLc6p
4回表、犠牲フライ2本で、2点をブルージェイズが追加しました。コールは、この回、ハムストリングスの違和感から降板してしまいました。
後続の投手から、セミエンがソロホームランで追加点。
Marcus "September" Semien 💣 pic.twitter.com/XNWcuB5pys
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年9月8日
さらに、カークがこの日2本目のホームランで、さらに追加点をあげ、5対1で勝利しました。
Captain @alejandro_kirk's so nice, he'll go yard TWICE 🚀 pic.twitter.com/FKvkzYObCw
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年9月8日
この日のブルージェイズの先発投手マッツは、6回を1失点と好投し、11勝目をあげました。
Matz was MAGIC in his return home ✨@Smatz88's night: 6 IP, 1 ER, 6 Ks! pic.twitter.com/hGMkIq3IVC
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年9月8日
ブルージェイズは、これで6連勝。ヤンキースにも2連勝です。ワイルドカード2位のBOSレッドソックスに2ゲーム差、同1位のヤンキースに2.5ゲーム差と、射程圏内に入ってきました。
SEP.7 注目の選手
プホルス LAD 17号ホームラン
LAドジャースのプホルスが、2001年から2011年まで在籍していた古巣STLカージナルスの本拠地で、打席に立つと、観客からスタンディングオベーション。その初打席でレフトスタンドにホームラン。
順位・ワイルドカード(9月7日時点)
アメリカンリーグ:
打線に勢いのあるTORブルージェイズが6連勝で、BOSレッドソックスに2ゲーム差に迫りました。6連勝のうち、3連勝がOAKアスレチックス、2連勝がNYヤンキースと、ワイルドカードを争うチームとの対戦で連勝しています。2連敗のSEAマリナーズと、4連敗のOAKアスレチックスは、ここで踏ん張れるか、正念場です。
ナショナルリーグ:
ワイルドカード1位は、LAドジャースあるいはSFジャイアンツで確定です。残り1つの枠をCIN, SD, PHI, NYM, STLの5チームで争っていますが、STLは4連敗でかなり苦しくなってきました。CINレッズとSDパドレスが熾烈な争いをしています。SDパドレスは、LAドジャース、SFジャイアンツとの対戦が多く残っているので、若干不利かと思われます。PHIフィリーズとNYメッツは、東地区1位のATLブレーブスとの直接対決が残っていますので、ワイルドカードだけでなく、地区優勝も十分狙えます。
↓応援お願いします↓
こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓