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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB移籍情報】ナショナルリーグ東地区

今回は、ナショナルリーグ東地区で、ロックアウト前までに契約がまとまった有力選手の移籍情報を取り上げたいと思います。

目次

ナショナルリーグ 東地区 

一覧表↓↓↓

Name Pos
マニー・ピーニャ C MIL ATL
カービー・イェーツ RP TOR ATL
ジェイ・ジャクソン RP SF ATL
ダレン・オデイ RP NYY ATL
ジェイコブ・スターリングス C PIT MIA
ジョーイ・ウェンドル INF TB MIA
アビザイル・ガルシア OF MIL MIA
エドゥアルド・エスコバー INF MIL NYM
スターリン・マルテ OF OAK NYM
マーク・カナ OF OAK NYM
マックス・シャーザー SP LAD NYM
ヨハン・カマルゴ INF ATL PHI
コーリー・クネイブル RP LAD PHI
シーザー・ヘルナンデス INF CWS WAS

目立つのは、先発投手のマックス・シャーザーと、主力野手3人を獲得したNYメッツと、主力野手3人を補強したMIAマーリンズの2チームです。

では、都市名アルファベット順に、チームごとに見ていきましょう。

アトランタ・ブレーブス

ブルペン投手陣が十分なところに、イェーツ、ジャクソン、オデイら救援投手を補強しましたので、2022年も期待できそうです。

また、捕手のピーニャを獲得しました。

2021年のブレーブスの捕手は、ダノーが60試合出場、コントレラス52試合出場と、1年間通して働いた選手がいなかったので、ピーニャの獲得によって、不安なポジションが解消されました。

マイアミ・マーリンズ

MIAマーリンズは、思い切ったトレードで、主力の野手を獲得しました。

ゴールドグラブ賞を受賞したスターリングスをPITパイレーツからトレードで獲得しました。これで不安定だった捕手のポジションのレギュラーが決まりました。

TBレイズから、ウェンドル内野手をトレードで獲得しました。サードは固定できていなかったので、ウェンドルはサードを守ることになると思われます。またウェンドルは、セカンドもショートも守れる使い勝手の良い選手です。

さらに、MILブルワーズからFAとなったガルシア外野手と契約しました。

アビザイル・ガルシアは、長打力のある選手で、2021年シーズン途中で、マルテ、デュバル、ディッカーソンと3人の外野手を放出し、外野手が不足しているマーリンズにピッタリな選手です。

ガルシア 打撃成績
Year Age Tm G AB H HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
2012 21 DET 23 47 15 0 3 3 10 .319 .373 .319 .692
2013 22 TOT 72 244 69 7 31 9 59 .283 .309 .422 .731
2013 22 DET 30 83 20 2 10 4 21 .241 .273 .373 .646
2013 22 CHW 42 161 49 5 21 5 38 .304 .327 .447 .775
2014 23 CHW 46 172 42 7 29 14 44 .244 .305 .413 .718
2015 24 CHW 148 553 142 13 59 36 141 .257 .309 .365 .675
2016 25 CHW 120 413 101 12 51 34 115 .245 .307 .385 .692
2017 26 CHW 136 518 171 18 80 33 111 .330 .380 .506 .885
2018 27 CHW 93 356 84 19 49 20 102 .236 .281 .438 .719
2019 28 TBR 125 489 138 20 72 31 125 .282 .332 .464 .796
2020 29 MIL 53 181 43 2 15 20 49 .238 .333 .326 .659
2021 30 MIL 135 461 121 29 86 38 121 .262 .330 .490 .820
10 Y     951 3434 926 127 475 238 877 .270 .325 .431 .756
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 1/7/2022.

2021年のMIAマーリンズは、ナ・リーグ15チーム中、得点14位、打率14位、OPS15位と、打力はリーグ最下位レベルでしたが、2022年は、この3人の獲得で、マーリンズの攻撃力が向上しそうです。

ニューヨーク・メッツ

NYメッツは、何といってもマックス・シャーザーの獲得です。

メッツの先発ローテーションには、デグロムとシャーザーという2人のサイヤング賞投手が並びます。この先発ローテーションは、楽しみで仕方ありません。

野手は、マルテ、カナの2人の外野手と、エスコバー内野手を獲得し、レギュラー争いが熾烈になることは間違いありません。

先発投手は、シャーザー、デグロム、ウォーカーの3本柱が確立しましたので、後はブルペン投手の補強が必要です。

野手は、コンフォートの抜けた穴を埋めて余りある補強が完了しました。2022年は外野の3ポジションを、マルテ、カナ、ニモ、スミス、マクニールの5人が争う形で、内野は、一塁アロンソ、遊撃リンドーアは確定として、二塁と三塁をエスコバー、デービス、マクニール、ギョームの4人で争うことになります。こうして書いてみると、遊撃手のリンドーアも昨年のような成績では、ウカウカしていられないかもしれません。チーム内の競争が激しくなれば、チームは確実に強くなります。

フィラデルフィア・フィリーズ

野手では、ヨハン・カマルゴを獲得しました。ATLブレーブスで出場チャンスが減っていましたので、カマルゴにとっては復活のチャンスです。伸び悩んでいるアレク・ボームのバックアップという役割だと思われます。

課題のブルペン投手陣に、ドジャースからFAとなったクネイブルが加わりました。

PHIフィリーズは、優秀な選手が多く、野手にはMVP受賞のハーパーがいて、先発投手にもウィーラーとノラという2人のエース級の投手がいます。そうなると課題は、ブルペン投手陣です。クネイブルを獲得しましたが、クローザーを担える人材の獲得が急務です。

ワシントン・ナショナルズ

CHIホワイトソックスからFAになったシーザー・ヘルナンデス二塁手を獲得しました。セカンドは、2021年のシーズン途中にハリソンをトレードで放出後、21歳のルイス・ガルシアが守っていました。2022年はヘルナンデスがセカンド、ガルシアがショートを守るか、2人がセカンドのポジション争いをすることもありえます。

WASナショナルズは、明らかに投手の補強が必要です。ロックアウト明けに投手をどれだけ補強できるかが、チームの浮沈を占います。

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