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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2022戦力分析】セントルイス・カージナルス

今回は、2021年ア・リーグ中地区2位のセントルイス・カージナルスです。カージナルスの2021年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

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2022年開幕ロースター予想(野手)

スターティングラインナップ

【C】モリーナ
【1B】ゴールドシュミット
【2B】エドマン#
【3B】アレナド
【SS】デヨング
【LF】オニール
【CF】ベイダー
【RF】カールソン#
【DH】C. ディカーソン

*:左打ち #:両打ち

控え野手

  1. 捕手:キズナー
  2. 内野手:イェペス
  3. 内野手:ソーサ
  4. 内野手:プホルス
  5. 外野手:ヌートバー*

注目選手(野手)

野手で私が注目する選手は、以下の若手とベテランの2選手です。

ディラン・カールソン:2021年は惜しくも新人王は逃しましたが、受賞してもおかしくない好成績を収めました。まだ23歳と若く、足も速く、長打力もあり、打席での忍耐力もありそうで、ポテンシャルの高い選手です。

カールソン 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
2020 21 STL 35 110 11 22 3 16 8 35 .200 .252 .364 .616
2021 22 STL 149 542 79 144 18 65 57 152 .266 .343 .437 .780
2 Yr     184 652 90 166 21 81 65 187 .255 .328 .425 .753
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ヤディアー・モリーナ:2022年を最後に引退を公表しました。カージナルス一筋19年、兄弟3人ともに捕手で、プエルトリコを代表する選手で、MLB殿堂入りも間違いなしの選手です。最終年となる2022年はどんな成績を残すでしょうか。最後に10回目のゴールドグラブ賞を受賞して勇退するというのを期待したいです。

モリーナ 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS Awards
2004 21 STL 51 135 12 36 2 15 13 20 .267 .329 .356 .684  
2005 22 STL 114 385 36 97 8 49 23 30 .252 .295 .358 .654  
2006 23 STL 129 417 29 90 6 49 26 41 .216 .274 .321 .595  
2007 24 STL 111 353 30 97 6 40 34 43 .275 .340 .368 .708  
2008 25 STL 124 444 37 135 7 56 32 29 .304 .349 .392 .740 GG
2009 26 STL 140 481 45 141 6 54 50 39 .293 .366 .383 .749 AS,MVP-23,GG
2010 27 STL 136 465 34 122 6 62 42 51 .262 .329 .342 .671 AS,GG
2011 28 STL 139 475 55 145 14 65 33 44 .305 .349 .465 .814 AS,MVP-21,GG
2012 29 STL 138 505 65 159 22 76 45 55 .315 .373 .501 .874 AS,MVP-4,GG
2013 30 STL 136 505 68 161 12 80 30 55 .319 .359 .477 .836 AS,MVP-3,GG,SS
2014 31 STL 110 404 40 114 7 38 28 55 .282 .333 .386 .719 AS,GG
2015 32 STL 136 488 34 132 4 61 32 59 .270 .310 .350 .660 AS,GG
2016 33 STL 147 534 56 164 8 58 39 63 .307 .360 .427 .787 MVP-23
2017 34 STL 136 501 60 137 18 82 28 74 .273 .312 .439 .751 AS
2018 35 STL 123 459 55 120 20 74 29 66 .261 .314 .436 .750 AS,GG
2019 36 STL 113 419 45 113 10 57 23 58 .270 .312 .399 .711  
2020 37 STL 42 145 12 38 4 16 6 21 .262 .303 .359 .662  
2021 38 STL 121 440 45 111 11 66 24 79 .252 .297 .370 .667 AS
18 Y     2146 7555 758 2112 171 998 537 882 .280 .330 .402 .733  
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主な入団・退団選手(野手)

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • カーペンター(内野手)FA

主な入団選手

  • C. ディカーソン(外野手)FA
  • A. プホルス(内野手)FA

プホルスが古巣復帰!

モリーナが引退する今年、カージナルスを代表するプホルス、モリーナ、ウェインライトの3人が一緒にプレーすることになりました。プホルスには古巣で一花咲かせてもらいたいです。

総評(野手)

2021年は、ナ・リーグ15チーム中、得点10位、打率5位、OPS 8位と、中ほどの成績でした。今年もレギュラークラスの選手は前年と同じメンバーです。このチームには、アレナド、オニール、ゴールドシュミットと、2021年に本塁打30本以上を打った選手が3人もいますので、2022年は前年より得点力がもう少し上がると期待しています。

2022年開幕ロースター予想(投手)

先発ローテーション

  1. ウェインライト
  2. マッツ*
  3. ハドソン
  4. マイコラス
  5. フラハーティ
  6. バーヘイゲン

*:左投げ 

ブルペン投手陣

  1. ガジェゴス(抑え)
  2. G. カブレラ*
  3. ヘイズリー
  4. ウッドフォード
  5. ヒックス
  6. マクファーランド*
  7. ウィットグレン
  8. ウィットリー
  9. レイエス

*:左投げ

注目選手(投手)

注目する選手は、以下の3人の先発投手です。マイコラスとハドソンの2人が以前のような成績に戻ると先発ローテションが安定します。

マイルズ・マイコラス:読売巨人軍からMLBに復帰した2018年は最多勝のタイトルを取る活躍をしましたが、右腕の故障もあり、ここ2年はパッとした成績ではありません。2022年は復調を期待しています。

マイコラス 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP ER BB SO WHIP
2012 23 SDP 2 1 3.62 25 0 32.1 13 15 23 1.454
2013 24 SDP 0 0 0.00 2 0 1.2 0 1 1 0.600
2014 25 TEX 2 5 6.44 10 10 57.1 41 18 38 1.430
    巨人                    
2018 29 STL 18 4 2.83 32 32 200.2 63 29 146 1.071
2019 30 STL 9 14 4.16 32 32 184.0 85 32 144 1.223
2020                        
2021 32 STL 2 3 4.23 9 9 44.2 21 11 31 1.209
6 Yr     33 27 3.85 110 83 520.2 223 106 383 1.198
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ダコタ・ハドソン:2019年に16勝をあげましたが、2020年9月にトミージョン手術を受け、長期離脱を余儀なくされました。しかし1年後の2021年9月にMLBに復帰し、2試合登板しましたので、2022年は開幕から活躍できそうです。

ハドソン 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP ER BB SO WHIP
2018 23 STL 4 1 2.63 26 0 27.1 8 18 19 1.354
2019 24 STL 16 7 3.35 33 32 174.2 65 86 136 1.408
2020 25 STL 3 2 2.77 8 8 39.0 12 15 31 1.000
2021 26 STL 1 0 2.08 2 1 8.2 2 1 6 0.923
4 Yr     24 10 3.14 69 41 249.2 87 120 192 1.322
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ドリュー・バーヘイゲン:ロックアウト明けすぐに、昨年まで日本ハムにいたバーヘイゲンを獲得しました。故障などで先発ローテーションに穴が開いた場合に、先発で起用されると思います。フラハーティが肩の故障で開幕に間に合わない可能性があるので、バーヘイゲンは先発ローテーションに入る可能性が高いです。読売巨人軍で活躍したマイコラスがカージナルスでMLBに復帰後に大活躍できたので、球団はバーヘイゲンにも同じことを期待していると感じます。

主な入団・退団選手(投手)

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • ジョン・レスター(先発)引退
  • J.A. ハップ(先発)FA
  • C. マルティネス(先発)FA
  • K.H. キム(先発)FA
  • ルイス・ガルシア(救援)FA
  • アンドリュー・ミラー(救援)FA

主な入団選手

  • スティーブン・マッツ(先発)FA
  • ドリュー・バーヘイゲン(先発)FA
  • N. ウィットグレン(救援)FA

総評(投手)

2021年は、ナ・リーグ15チーム中防御率7位、自責点7位、WHIP 9位と、リーグで中ほどの成績でした。FAのマッツや日本ハムにいたバーヘイゲンと契約したものの、先発ローテーションから4人も抜けるので、先発投手陣には若干不安が残ります。救援投手陣は、ガジェゴスは心配ありませんが、レイエスが故障で出遅れます。

 

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