今日は、2022年アメリカンリーグの結果と、開幕前に行なった予想を比較してみます。
こちらが開幕前の順位予想ブログ↓↓↓
目次
アメリカンリーグ 東地区
実際の順位↓↓↓
- ニューヨーク・ヤンキース
- トロント・ブルージェイズ(ワイルドカード)
- タンパベイ・レイズ (ワイルドカード)
- ボルチモア・オリオールズ
- ボストン・レッドソックス
私の開幕前予想は、こちら↓↓↓
- トロント・ブルージェイズ
- ニューヨーク・ヤンキース (WC)
- タンパベイ・レイズ (WC)
- ボストン・レッドソックス
- ボルチモア・オリオールズ
3位のタンパベイ・レイズだけが正解と、正答率は20%と低いですが、ポストシーズンに進出する3チームは当たっていました。ヤンキースがオールスターゲーム前までは100勝を上回るのではないかというペースで勝ち進むほど強く、ボルチモア・オリオールズが勝率5割を上回ったのも予想外でした。この2つチームの予想を外したことが、正答率が低かった要因です。
ニューヨーク・ヤンキースは、投打ともに良い方に予想が外れました。2021年もチーム本塁打数が多く、222本塁打とア・リーグ3位と上位の成績でしたが、得点10位、打率13位と、本塁打以外のチーム打撃成績は下位に位置していました。ドナルドソンが加入するとはいえ、サンチェス、ウルシェラが移籍するので、昨年より若干向上する程度という予想でした。予想外だったのは、ジャッジが新記録の62本塁打を打ち、131打点をあげたことです。ジャッジの活躍でチーム打撃成績は大きく向上しました。
投手陣では、先発のコルテスが規定投球回数不足ながら防御率2点台で12勝をあげたことと、救援投手のホームズがオールスターゲームに選出される活躍で、チャップマンに代わるクローザーに成長したことが、チーム投手成績を向上させた要因です。チーム防御率はHOUアストロズに次ぐア・リーグ2位の成績でした。
ボルチモア・オリオールズも、投打ともに予想以上の成績でした。開幕前の予想では、内野手1人と捕手が足りないと思っていました。その戦力不足をカバーするように成長したのが、マテオ遊撃手とラッチマン捕手です。マテオは35盗塁でア・リーグ盗塁王のタイトルを獲得し、13本塁打と25二塁打と長打力も兼ね備えるほどに成長しました。ルーキーのラッチマン捕手は、規定打席不足ながら、13本塁打、OPS .806という成績で、レギュラーポジションを獲得しました。
投手陣は、TEXから移籍の先発投手のライルズが期待通りの活躍で12勝をあげました。予想外だったのは救援投手陣です。クローザーのロペスが8月にMINにトレードされるまで19セーブをあげる活躍をし、オールスターゲームにも選出されました。ロペスのトレード後は、バティスタがクローザーを担い15セーブをあげ、中継ぎ投手も、テイト、ベイカー、ペレス、エイキン、クレイブルと、全員が防御率3点台以下という見事な成績でチームを支えました。彼ら救援投手陣の活躍が全くの予想外でした。
アメリカンリーグ 中地区
実際の順位↓↓↓
- クリーブランド・インディアンス
- シカゴ・ホワイトソックス
- ミネソタ・ツインズ
- デトロイト・タイガース
- カンザスシティ・ロイヤルズ
私の開幕前予想はこちら↓↓↓
- シカゴ・ホワイトソックス
- ミネソタ・ツインズ
- デトロイト・タイガース
- クリーブランド・ガーディアンズ
- カンザスシティ・ロイヤルズ
ナ・リーグ中地区の予想で正解したのは、最下位のカンザスシティ・ロイヤルズだけでした。上位の予想が外れたので、全くダメな予想でした。4位に予想したクリーブランド・ガーディアンズが首位だったことが、大きく予想を外した原因です。
クリーブランド・ガーディアンズは、エースのビーバーが1年間フルで出場すれば、チーム投手成績は向上すると予想していました。一方の野手陣は、積極的な補強がなく成績は下降すると予想していました。その野手陣では、レフトを守るルーキーのクワンが打率.298、出塁率.373とチームトップの成績を収めました。またセカンドのジメネスは打撃成績が大きく向上し、初めて規定打席に到達し、打率.297、出塁率.371、OPS.837、本塁打17本という成績を残しました。チーム打撃成績は、本塁打数こそア・リーグ14位と下位の成績ですが、打率は4位、得点は6位、盗塁数は2位という成績でした。クワンやジメネスのように、長打力はあまりなくてもコンタクト率の高い打者を揃えたことで、チームの得点能力が向上し地区優勝に繋がりました。
アメリカンリーグ 西地区
実際の順位↓↓↓
- ヒューストン・アストロズ
- シアトル・マリナーズ (ワイルドカード)
- ロサンゼルス・エンゼルス
- テキサス・レンジャーズ
- オークランド・アスレチックス
私の開幕前予想はこちら↓↓↓
- ヒューストン・アストロズ
- ロサンゼルス・エンゼルス (WC)
- シアトル・マリナーズ
- テキサス・レンジャーズ
- オークランド・アスレチックス
西地区は、2位と3位以外は正解でした。大谷選手が所属するLAエンゼルスについては、大谷選手が所属しているので、希望的な順位予想をしたという側面もあります。予想が外れたのは、SEAマリナーズが21年ぶりにポストシーズン進出を果たしたことです。
シアトル・マリナーズは、野手にはポテンシャルのある若手選手が沢山いるので、チーム内での競争も激しくなり、2022年の打撃成績は前年より向上すると予想していました。実際に、ルーキーの J. ロドリゲスは、28本塁打、25盗塁という新人離れした成績を残し、オールスターゲームにも選出されました。また捕手のローリーは27本塁打を打つ選手に成長しました。投手では、先発投手に前年サイ・ヤング賞のロビー・レイが加わり、先発投手が盤石だったのは予想通りでした。救援投手陣は、FAで抜ける選手も多かったので、昨年より成績が落ちると予想していましたが、ここが予想と異なりました。救援投手で50試合以上に登板したのは、シーウォルド、マーフィー、ムニョス、カスティーヨ、スワンソン、フェスタの6人がいて、カスティーヨとフェスタ以外は、防御率2点台以下でWHIPは1.0未満と、見事な成績を残しました。今年のマリナーズは、守り勝つ野球でポストシーズン進出を果たしました。
総括
まとめると予想が当たったのは、東地区の3位TBレイズ、中地区の5位KCロイヤルズ、西地区の1位HOUアストロズ、4位TEXレンジャーズ、5位OAKアスレチックスの5つででした。大きく予想を外したのは、CLEガーディアンズでした。オフの補強もそれほどなく、シーズン途中のトレードデッドライン前の補強もほとんどしていないのに、2位を11ゲームも引き離して地区優勝を果たしました。名将テリー・フランコナ監督の手腕によるところが大きいでしょう。チーム名を変更した記念すべき初年度に、地区優勝という成績を残しました。
次回からは、30球団の2022年の成績を振り返りたいと思います。
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