メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB 2022年 レビュー】ボストン・レッドソックス

今回は、78勝84敗でア・リーグ東地区5位のボストン・レッドソックスです。

2022年順位表

ア・リーグ東地区は、ボストン・レッドソックス以外の4チームが勝率5割を上回った激戦の地区でした。BOSも前半戦終了時には、勝率5割を上回っており、ワイルドカードでのポストシーズン進出に期待が持てましたが、最終的には78勝84敗の勝率 .481で地区最下位に終わりました。

2022年 ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、得点は4位、打率2位、出塁率3位、OPS4位と、チーム打撃はかなり好成績でした。

BOS 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Christian Vazquez 31 84 294 33 83 8 42 1 .282 .327 .432 .759
1B Bobby Dalbec 27 117 317 40 68 12 39 3 .215 .283 .369 .652
2B Trevor Story 29 94 357 53 85 16 66 13 .238 .303 .434 .737
SS Xander Bogaerts 29 150 557 84 171 15 73 8 .307 .377 .456 .833
3B Rafael Devers* 25 141 555 84 164 27 88 3 .295 .358 .521 .879
LF Alex Verdugo* 26 152 593 75 166 11 74 1 .280 .328 .405 .732
CF Enrique Hernandez 30 93 361 48 80 6 45 0 .222 .291 .338 .629
RF Jackie Bradley Jr.* 32 91 271 21 57 3 29 2 .210 .257 .321 .578
DH J.D. Martinez 34 139 533 76 146 16 62 0 .274 .341 .448 .790
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
2B Christian Arroyo 27 87 280 32 80 6 36 5 .286 .322 .414 .736
1B Franchy Cordero* 27 84 242 36 53 8 29 4 .219 .300 .397 .697
LF Tommy Pham 34 53 214 32 50 6 24 1 .234 .298 .374 .672
CF Jarren Duran* 25 58 204 23 45 3 17 7 .221 .283 .363 .645
OF Rob Refsnyder 31 57 153 25 47 6 21 1 .307 .384 .497 .881
C Kevin Plawecki 31 60 157 15 34 1 12 0 .217 .287 .287 .574
C Reese McGuire* 27 36 98 13 33 3 12 1 .337 .377 .500 .877
1B Eric Hosmer* 32 14 45 6 11 0 4 0 .244 .320 .311 .631
  Team Totals 28.8 162 5539 735 1427 155 704 52 .258 .321 .409 .731
  Rank in 15 AL teams     4 4 3 9   13 2 3 4 4
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 11/3/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

打撃陣では、サンダー・ボガーツラファエル・デバースがOPS .800を上回り、J.D. マルチネスもOPS .790を記録し、出塁率が高く、長打のあるこの3選手がけん引しました。J.D. マルチネスは本塁打こそ16本でしたが、リーグ2位となる43本の二塁打を打ちました。また、COLロッキーズからFAで加入したトレバー・ストーリーは、慣れないセカンドを守った影響か、5月半ばまで本塁打が出ずヤキモキしましたが、初本塁打を打った後は、1試合3本塁打を記録するなど調子を上げました。しかし残念ながら今季の成績は、COLロッキーズ在籍時と比べると低下しました。

サンダー・ボガーツ↓↓↓

Embed from Getty Images

ラファエル・デバース↓↓↓

Embed from Getty Images

J.D・マルチネス↓↓↓

Embed from Getty Images

トレバー・ストーリー↓↓↓

Embed from Getty Images

投手成績

投手成績は防御率・自責点・WHIP・被打率の全てが、ア・リーグ15チーム中14位と、KCロイヤルズに次いで下から2番目の成績でした。

BOSレッドソックス 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Nick Pivetta 29 10 12 4.56 33 33 0 179.2 91 91 175 92 4.42 1.380
SP Michael Wacha 30 11 2 3.32 23 23 0 127.1 49 47 104 127 4.14 1.115
SP Rich Hill* 42 8 7 4.27 26 26 0 124.1 67 59 109 99 3.92 1.303
SP Nathan Eovaldi 32 6 3 3.87 20 20 0 109.1 55 47 103 109 4.30 1.235
SP Kutter Crawford 26 3 6 5.47 21 12 0 77.1 49 47 77 77 4.34 1.422
SP Josh Winckowski 24 5 7 5.89 15 14 0 70.1 47 46 44 72 4.95 1.592
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL John Schreiber 28 4 4 2.22 64 0 8 65.0 19 16 74 190 2.50 0.985
RP Ryan Brasier 34 0 3 5.78 68 0 1 62.1 43 40 64 73 3.61 1.299
RP Austin Davis* 29 2 1 5.47 50 3 0 54.1 36 33 61 77 3.94 1.564
RP Hirokazu Sawamura 34 1 1 3.73 49 0 0 50.2 23 21 40 113 4.16 1.421
RP Matt Strahm* 30 4 4 3.83 50 0 4 44.2 24 19 52 110 3.72 1.231
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Garrett Whitlock 26 4 2 3.45 31 9 6 78.1 32 30 82 122 3.29 1.021
  Tanner Houck 26 5 4 3.15 32 4 8 60.0 22 21 56 134 3.30 1.183
  Brayan Bello 23 2 8 4.71 13 11 0 57.1 34 30 55 90 2.94 1.779
  Tyler Danish 27 3 1 5.13 32 0 0 40.1 24 23 32 82 4.97 1.289
  Matt Barnes 32 0 4 4.31 44 0 8 39.2 22 19 34 98 3.87 1.437
  Jake Diekman* 35 5 1 4.23 44 0 1 38.1 22 18 51 100 4.97 1.487
  Kaleb Ort 30 1 2 6.35 25 0 1 28.1 23 20 27 67 4.84 1.765
  Hansel Robles 31 1 3 5.84 26 0 2 24.2 19 16 21 73 5.75 1.581
  Team Totals 30.1 78 84 4.53 162 162 39 1431.0 787 721 1346 93 4.17 1.354
  Rank in 15 AL teams   9 6 14     9 12 14 14 9      
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

今季先発投手で活躍したのは、TBレイズから加入したマイケル・ワカ投手です。STLに在籍していた2017年以来の二桁勝利をあげました。

マイケル・ワカ↓↓↓

Embed from Getty Images

今季の救援投手で課題だったのは、クローザーが固定できなかったことです。そのようなBOSレッドソックスですが、今シーズン救援投手陣の中で最も活躍したのは、ジョン・シュライバー投手です。今季BOSで20試合以上登板した投手のうち、防御率2点台、WHIP 1.00未満だったのは、ジョン・シュライバー1人でした。4勝4敗8セーブとセーブ数は少ないですが、先発投手のピベッタを上回る rWAR2.7を記録しました。

ジョン・シュライバー↓↓↓

Embed from Getty Images

開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想では、打力はリーグ上位、投手力はリーグ下位と予想していました。そういう意味では予想通りだったのですが、BALが地区5位、BOSは地区4位とした予想は外れてしまいました。失点が多くても、打力でカバーすると思っていましたが、クローザーが固定できなかったことが誤算でした。TORに3勝16敗、NYYに6勝13敗、TBに7勝12敗と、同地区対決に弱かったことも、最下位となった原因です。

まとめ

オフシーズンの補強ポイントは、投手力の整備です。先発投手、救援投手ともに、質も量も足りていないので、投手はどうやって戦力を作っていくのか、オフシーズンの動きと、若手の成長も注目したいです。

 

↓応援お願いします↓

にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ
にほんブログ村

こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓


メジャーリーグ人気ブログランキング