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【MLB2023戦力分析】ロサンゼルス・ドジャース

2023年戦力分析 ドジャース ナ・リーグ

今回は、2023年のロサンゼルス・ドジャースの戦力分析です。2022年はシーズン111勝と圧倒的な強さでナ・リーグ西地区優勝を勝ち取りました。ドジャースの2022年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

 

2023年開幕ロースター予想（野手）

スターティングラインナップ

  1. 【RF】ベッツ
  2. 【1B】フリーマン*
  3. 【C】W. スミス
  4. 【3B】マンシー*
  5. 【DH】J.D. マルチネス
  6. 【2B】C. テイラー
  7. 【CF】ヘイワード*　
  8. 【SS】M. ロハス
  9. 【LF】T. トンプソン

*:左打ち　#:両打ち

控え野手

  1. 捕手：バーンズ
  2. 内野手：Y. ヘルナンデス#
  3. 内・外野手：M. バルガス
  4. 外野手：D. ペラルタ*

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  • 外野手：B. ジマー
  • 外野手：アウトマン*
  • 内野手：ラックス*（故障者リスト・2024年復帰予定）

注目選手（野手）

野手で私が注目する選手は、移籍の2人です。

ミゲル・ロハス：長年MIAマーリンズのショートのレギュラーでしたが、強豪LAドジャースに復帰しました。内野手は、マンシー、C. テイラー、ラックスと強打者が3人も揃っていて競争が激しいと思われていました。しかし、ショートに定着する予定だったラックスが、ST中のケガで2023年中の復帰が難しくなりましたので、ロハスは、1年間ショートのレギュラーポジションを守ることができそうです。

ロハス　打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2014 25 LAD 85 149 16 27 1 9 0 10 28 .181 .242 .221 .464
2015 26 MIA 60 142 13 40 1 17 0 11 16 .282 .329 .366 .695
2016 27 MIA 123 194 27 48 1 14 2 11 27 .247 .288 .325 .613
2017 28 MIA 90 272 37 79 1 26 2 27 32 .290 .361 .375 .736
2018 29 MIA 153 488 44 123 11 53 6 24 69 .252 .297 .346 .643
2019 30 MIA 132 483 52 137 5 46 9 32 62 .284 .331 .379 .710
2020 31 MIA 40 125 20 38 4 20 5 16 18 .304 .392 .496 .888
2021 32 MIA 132 495 66 131 9 48 13 37 74 .265 .322 .392 .713
2022 33 MIA 140 471 34 111 6 36 9 26 61 .236 .283 .323 .605
9 Yr     955 2819 309 734 39 269 46 194 387 .260 .314 .358 .672
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Generated 1/24/2023.

J.D. マルチネス：BOSレッドソックスあるいは、少なくともアメリカンリーグに在籍し続けると思っていましたが、2022年からナショナルリーグもDH制を取り入れるようになったので、2017年にARIに在籍して以来のナ・リーグ西地区のチームへ移籍となりました。ここ数年、二塁打は多いものの、長打力に陰りが見え始めています。もうひと踏ん張りして欲しい選手です。

JD. マルチネス　打撃成績
Year Age Tm G AB R H 2B HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
2011 23 HOU 53 208 29 57 13 6 35 13 48 .274 .319 .423 .742
2012 24 HOU 113 395 34 95 14 11 55 40 96 .241 .311 .375 .685
2013 25 HOU 86 296 24 74 17 7 36 10 82 .250 .272 .378 .650
2014 26 DET 123 441 57 139 30 23 76 30 126 .315 .358 .553 .912
2015 27 DET 158 596 93 168 33 38 102 53 178 .282 .344 .535 .879
2016 28 DET 120 460 69 141 35 22 68 49 128 .307 .373 .535 .908
2017 29 TOT 119 432 85 131 26 45 104 53 128 .303 .376 .690 1.066
2017 29 DET 57 200 38 61 13 16 39 29 54 .305 .388 .630 1.018
2017 29 ARI 62 232 47 70 13 29 65 24 74 .302 .366 .741 1.107
2018 30 BOS 150 569 111 188 37 43 130 69 146 .330 .402 .629 1.031
2019 31 BOS 146 575 98 175 33 36 105 72 138 .304 .383 .557 .939
2020 32 BOS 54 211 22 45 16 7 27 22 59 .213 .291 .389 .680
2021 33 BOS 148 570 92 163 42 28 99 55 150 .286 .349 .518 .867
2022 34 BOS 139 533 76 146 43 16 62 52 145 .274 .341 .448 .790
12 Y     1409 5286 790 1522 339 282 899 518 1424 .288 .352 .520 .872
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Generated 1/24/2023.

主な入団・退団選手（野手）

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • J. ターナー（内野手）FA
  • T. ターナー（内野手）FA
  • ギャロ（外野手）FA
  • ベリンジャー（外野手）FA
  • リオス（外野手）FA

主な入団選手

  • M. ロハス（内野手）トレードでMIAから
  • Y. ヘルナンデス（内野手）トレードでOAKから
  • JD. マルチネス（外野手）FA
  • D. ペラルタ（外野手）FA
  • ヘイワード（外野手）FA （マイナー契約）
  • ジマー（外野手）FA （マイナー契約）

総評（野手）

2022年は、ナ・リーグ15チーム中、得点 1位、打率 2位、出塁率 1位、長打率 2位、OPS 1位と、チーム打撃成績は、どの項目も1位か2位という好成績でした。2人のターナー内野手がFAで退団します。打率が低いとはいえ、レギュラークラスの外野手だったギャロとベリンジャーが退団します。代わりの内野手がM. ロハス1人、DHにJD.マルチネス、それとマイナー契約でヘイワードといったメンバーに代わりそうです。このように名前をあげてみると、前年よりも打撃成績は下降する予想になります。それでもリーグ上位の打撃成績は残すでしょう。

2023年開幕ロースター予想（投手）

先発ローテーション

  1. カーショー*
  2. ウリアス*
  3. ゴンソリン
  4. シンダーガード
  5. D. メイ

*:左投げ　

ブルペン投手陣

  1. D. ハドソン
  2. E. フィリップス
  3. ベシア*
  4. グラテロル
  5. ビックフォード
  6. ファーガソン*
  7. アルモンテ
  8. S. ミラー

+++++++++++++++++++++++++++

  • トレイネン　（オフに肩の手術）
  • ファイアライゼン　（オフに肩の手術）
  • A. レイエス（2022年5月に肩の手術）

*:左投げ

注目選手（投手）

注目する選手は、以下の投手です。

ダスティン・メイ：今年は1シーズン通しての活躍が期待される選手です。規定投球回数に達したことがなく、シーズン通して活躍したのは、短縮シーズンの2020年のみの選手です。年齢が25歳と若く、成績指標は悪くないので、フルシーズン戦う体力ができれば、期待できると思います。

メイ　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H R ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2019 21 LAD 2 3 3.63 14 4 34.2 33 17 14 5 32 115 2.90 1.096
2020 22 LAD 3 1 2.57 12 10 56.0 45 18 16 16 44 170 4.62 1.089
2021 23 LAD 1 1 2.74 5 5 23.0 16 8 7 6 35 156 3.30 0.957
2022 24 LAD 2 3 4.50 6 6 30.0 21 17 15 14 29 94 4.38 1.167
4 Yr     8 8 3.26 37 25 143.2 115 60 52 41 140 131 3.94 1.086
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Generated 1/24/2023.

主な入団・退団選手（投手）

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • T. アンダーソン（先発）FA
  • ヒーニー（先発）FA
  • バウアー（先発）FA
  • キンブレル（救援）FA
  • プライス（救援）FA
  • ケインリー（救援）FA
  • C. マーティン（救援）FA

主な入団選手

  • シンダーガード（先発）FA
  • S. ミラー（救援）FA
  • ファイアライゼン（救援）トレードでTORから
  • A. レイエス（救援）FA

総評（投手）

2022年の投手成績は、防御率・自責点・WHIP・被打率の全てが、ナ・リーグ15チーム中1位と、ほとんどの項目でトップの成績でした。投手力は、他チームを圧倒していました。特に先発投手は、ウリアス、ゴンソリン、アンダーソン、カーショウ、ヒーニー、ビューラーと、強力先発ローテーションでした。ここからアンダーソンとヒーニーがFAで退団し、ビューラーがTJ手術により欠場します。FAのカーショウと再契約できたのは大きなプラスですが、補強はシンダーガードのみです。先発投手陣ではD. メイの成長に期待したいです。救援投手は、クローザーのキンブレルがFAで退団しましたが、救援投手は十分に人数がいるので、やり繰りを上手くすればキンブレルの穴はカバーできると思っています。このようなことから、2023年は、リーグ上位の投手成績は残すと思いますが、前年より投手成績は下降すると予想しています。

 

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