メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2023戦力分析】シカゴ・ホワイトソックス

今回は、2023年シカゴ・ホワイトソックスの戦力分析です。2022年は勝率5割で、ア・リーグ中地区2位でした。ホワイトソックスの2022年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2023年開幕ロースター予想(野手)

スターティングラインナップ

  1. 【SS】T. アンダーソン
  2. 【LF】ベニンテンディ
  3. 【CF】L. ロベルト
  4. 【DH】E. ヒメネス
  5. 【3B】モンカダ#
  6. 【1B】A. ボーン
  7. 【C】グランダル#
  8. 【RF】シーツ*
  9. 【2B】アンドラス

*:左打ち #:両打ち

控え野手

  1. 捕手:ザバラ
  2. 内野手:J. バーガー 
  3. 内・外野手:L. ガルシア#
  4. 外野手:V. レイエス#

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

  • 外野手:O. コラス*
  • 内野手:R. ゴンザレス

注目選手(野手)

野手で私が注目する選手は、以下の選手です。

エロイ・ヒメネス:2021・22年は、ケガに泣かされ、規定打席に到達しませんでしたが、本塁打30本を打つ実力の持ち主です。J. アブレイユの代わりを担う、チームの中心的存在に成長して欲しい選手です。

ヒメネス 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
2019 22 CHW 122 468 69 125 31 79 30 134 .267 .315 .513 .828
2020 23 CHW 55 213 26 63 14 41 12 56 .296 .332 .559 .891
2021 24 CHW 55 213 23 53 10 37 16 57 .249 .303 .437 .740
2022 25 CHW 84 292 40 86 16 54 28 72 .295 .358 .500 .858
4 Yr     316 1186 158 327 71 211 86 319 .276 .327 .504 .831
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 2/2/2023.

エルビス・アンドラス:なかなかセカンドを守る選手が決まりませんでしたが、2月にようやくアンドラスと再契約しました。アンドラスは、元々ショートを守る選手で、T. アンダーソンのケガによる欠場を補うために、2022年後半にOAKから獲得した選手です。守備シフトのおかげで、セカンドのポジションでのプレイにも慣れているようで、2023年はセカンドとして起用される予定です。

アンドラス 打撃成績
Year Age Tm G PA AB R H 2B HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2009 20 TEX 145 541 480 72 128 17 6 40 33 40 77 .267 .329 .373 .702
2010 21 TEX 148 674 588 88 156 15 0 35 32 64 96 .265 .342 .301 .643
2011 22 TEX 150 665 587 96 164 27 5 60 37 56 74 .279 .347 .361 .708
2012 23 TEX 158 711 629 85 180 31 3 62 21 57 96 .286 .349 .378 .727
2013 24 TEX 156 698 620 91 168 17 4 67 42 52 97 .271 .328 .331 .659
2014 25 TEX 157 685 619 72 163 35 2 41 27 46 96 .263 .314 .333 .647
2015 26 TEX 160 661 596 69 154 34 7 62 25 46 78 .258 .309 .357 .667
2016 27 TEX 147 568 506 75 153 31 8 69 24 47 70 .302 .362 .439 .800
2017 28 TEX 158 689 643 100 191 44 20 88 25 38 101 .297 .337 .471 .808
2018 29 TEX 97 428 395 53 101 20 6 33 5 28 66 .256 .308 .367 .675
2019 30 TEX 147 648 600 81 165 27 12 72 31 34 96 .275 .313 .393 .707
2020 31 TEX 29 111 103 11 20 5 3 7 3 8 15 .194 .252 .330 .582
2021 32 OAK 146 541 497 60 121 25 3 37 12 31 81 .243 .294 .320 .614
2022 33 TOT 149 577 535 66 133 32 17 58 18 39 92 .249 .303 .404 .707
2022 33 OAK 106 386 354 41 84 24 8 30 7 30 62 .237 .301 .373 .673
2022 33 CHW 43 191 181 25 49 8 9 28 11 9 30 .271 .309 .464 .773
14 Y     1947 8197 7398 1019 1997 360 96 731 335 586 1135 .270 .326 .371 .697
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 2/22/2023.

主な入団・退団選手(野手)

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • J. アブレイユ(内野手)FA
  • J. ハリソン(内野手)FA
  • メンディック(内野手)FA
  • エンゲル(外野手)FA
  • AJ・ポロック(外野手)FA

主な入団選手

  • ベニンテンディ(外野手)FA
  • V. レイエス(外野手)FA マイナー契約

総評(野手)

2022年は、ア・リーグ15チーム中、打率は3位と上位につけていますが、得点 9位、出塁率8位、長打率10位、OPS8位という成績で、長打力に欠けチーム打率の割に得点能力はリーグ下位でした。2023年は、チームの中心的存在だったJ. アブレイユを含む主力選手が数名退団します。ベニンテンディが加入しますが、アブレイユらレギュラー複数名が抜けた穴をカバーするのは難しいでしょう。E. ヒメネス、ロベルト、T. アンダーソンがフルシーズンで活躍することで、その戦力ダウンをカバーできるかもしれません。全体としては、選手層が薄くなったこともあり、昨年を若干下回る打撃成績になると予想しています。

2022年開幕ロースター予想(投手)

先発ローテーション

  1. シース
  2. リン
  3. ジオリト
  4. クレビンジャー
  5. コペック

*:左投げ 

ブルペン投手陣

  1. グレーブマン
  2. バマー*
  3. J. ケリー
  4. R. ロペス
  5. ディークマン*
  6. ルイーズ
  7. ランバート
  8. D. マーティン

*:左投げ

注目選手(投手)

注目する選手は、以下の先発投手です。

ディラン・シース:2022年は、227奪三振、自責点1点以下の試合が23試合もあるという見事な成績で、サイヤング賞の最終候補3人に残りました。2023年は、サイヤング賞を期待します。

シース 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H R ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2019 23 CHW 4 7 5.79 14 14 73.0 78 51 47 35 81 79 5.19 1.548
2020 24 CHW 5 4 4.01 12 12 58.1 50 30 26 34 44 111 6.36 1.440
2021 25 CHW 13 7 3.91 32 32 165.2 139 77 72 68 226 112 3.41 1.249
2022 26 CHW 14 8 2.20 32 32 184.0 126 55 45 78 227 180 3.10 1.109
4 Yr     36 26 3.56 90 90 481.0 393 213 190 215 578 120 3.92 1.264
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 2/2/2023.

主な入団・退団選手(投手)

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • クエト(先発)FA
  • ベラスケス(先発)FA

主な入団選手

  • クレビンジャー(救援)FA

総評(投手)

2022年は、ア・リーグ15チーム中、防御率 8位、自責点・WHIP 9位、被打率 7位と、中ほどの成績でした。先発投手は、クエトが抜けて、クレビンジャーが入るので、前年と同等と見ていいでしょう。但し、クレビンジャーがDV容疑で調査されています。もし出場停止ということになると、先発投手が1人欠けてしまいます。

上記のように、出場停止を懸念していましたが、調査の結果、ペナルティは科せられなくなりました。

救援投手では、ヘンドリックスが悪性リンパ腫の治療することが、発表されました。まずは治療に専念し、病を克服して、また是非あの力強い投球と、ガッツあふれるパフォーマンスを見せて欲しいと心から祈っています。

救援投手はヘンドリックスの離脱により、大きな戦力ダウンです。しかし、タンパベイ・レイズのように、ブルペン投手陣が代わる代わるクローザーを務めるスタイルも考えられます。今年就任したばかりのペドロ・グリフォル監督の手腕の見せ所です。ヘンドリックスの回復を祈りながら、残ったメンバー全員で40セーブくらいを記録できるように頑張って欲しいです。それでもクローザーのヘンドリックス不在の影響は大きく、投手成績はリーグ下位の成績となりそうです。

 

↓応援お願いします↓

にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ
にほんブログ村

こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓


メジャーリーグ人気ブログランキング