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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2023戦力分析】テキサス・レンジャーズ

WBC日本優勝!! 全勝優勝!!

日本が全勝優勝したので、MLBファンのみならず、多くの野球ファンはWBCに夢中になりました。日本は毎回ベストメンバーでWBCに臨みますが、今年は、USA、ベネズエラ、メキシコ、プエルトリコ、キューバ、ドミニカ、カナダ、コロンビア、オランダ、韓国、台湾などにも現役メジャーリーガーが出場し盛り上がりました。WBCについてもブログに書こうか迷ったのですが、WBCまで書くとなると、30チームの戦力分析を書く時間の余裕がなく、WBCは視聴するだけにしました。

 さて今回で30球団全てのMLB2023年戦力分析が終わる最終回です。今回は、ア・リーグ西地区のテキサス・レンジャーズの戦力分析です。2022年はア・リーグ西地区4位でした。レンジャーズの2022年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2023年開幕ロースター予想(野手)

スターティングラインナップ

  1. 【2B】セミエン
  2. 【SS】C. シーガー*
  3. 【1B】N. ロウ*
  4. 【RF】A. ガルシア
  5. 【C】J. ハイム#
  6. 【LF】グロスマン#
  7. 【3B】J. ヤン
  8. 【DH】B. ミラー*
  9. 【CF】B. トンプソン

*:左打ち #:両打ち

控え野手

  1. 捕手:ガーバー
  2. 内・外野手:E. デュラン
  3. 内・外野手:J. スミス*
  4. 外野手:C. フレイジャー(マイナー契約)

+++++++++++++++++++++++++++++++

  • 外野手:タベラス# (故障)
  • 内・外野手:筒香嘉智(マイナー契約)

注目選手(野手)

野手で私が注目する選手は、以下の選手です。

ナサニエル・ロウ:2022年はキャリアハイの成績を残し、セミエンとシーガーを上回るOPSを記録しました。シルバースラッガー賞も初受賞し充実したシーズンでした。2023年もチームの中心打者として活躍することを期待しています。

ロウ 打撃成績
Year Age Tm G AB R H 2B HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
2019 23 TBR 50 152 24 40 8 7 19 13 50 .263 .325 .454 .779
2020 24 TBR 21 67 10 15 2 4 11 9 28 .224 .316 .433 .749
2021 25 TEX 157 557 75 147 24 18 72 80 162 .264 .357 .415 .771
2022 26 TEX 157 593 74 179 26 27 76 48 147 .302 .358 .492 .851
4 Yr     385 1369 183 381 60 56 178 150 387 .278 .352 .454 .805
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 1/24/2023.

主な入団・退団選手(野手)

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • プラウェッキー(捕手)FA
  • C. カルバーソン(内野手)FA
  • イバニェス(内野手)ウェーバー公示→DETへ
  • N. ソラック(外野手)トレードでCINへ
  • C. カルフーン(外野手)FA
  • E. ホワイト(外野手)トレードでATLへ

主な入団選手

  • グロスマン(外野手)FA
  • C. フレイジャー(外野手)FA(マイナー契約)
  • 筒香嘉智(内・外野手)FA (マイナー契約)

総評(野手)

2022年は、ア・リーグ15チーム中、打率 9位、出塁率 12位、OPS 9位と、率で見るとチーム打撃は下位に位置していますが、本塁打数はリーグ 4位、得点数はリーグ 5位とリーグ上位の成績となりました。FAやトレードで退団する選手がいる割には、外野手のグロスマンを獲得したにとどまりました。2022年に活躍した主力選手は残っているので、打撃成績は昨年と同様の成績でしょう。

2023年開幕ロースター予想(投手)

先発ローテーション

  1. デグローム
  2. M. ペレス*
  3. J. グレイ
  4. イオバルディ
  5. ヒーニー*

*:左投げ 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

  • D. ダニング (先発)
  • D. ダフィー*(先発)マイナー契約

ブルペン投手陣

  1. ルクラーク(抑え)
  2. W. スミス*
  3. J. ヘルナンデス
  4. バーク*
  5. バーロー
  6. T. ハーン*
  7. スボーツ
  8. オドリッジ

*:左投げ

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • J. キング*
  • I. ケネディ(救援)マイナー契約
  • B. マーティン*(故障者リスト)

注目選手(投手)

注目する選手は、以下の投手です。

ジェイコブ・デグローム:今オフの目玉FA選手の一人であるデグロームを獲得しました。説明不要の成績で、ここ数年は欠場が目立ちますが、数字が圧倒的な投球をしていることを物語っています。ケガ無く過ごすことができれば、TEXレンジャーズにとって大きな戦力アップになります。

デグローム 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H R ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2014 26 NYM 9 6 2.69 22 22 140.1 117 44 42 43 144 128 2.67 1.140
2015 27 NYM 14 8 2.54 30 30 191.0 149 59 54 38 205 149 2.70 0.979
2016 28 NYM 7 8 3.04 24 24 148.0 142 53 50 36 143 132 3.32 1.203
2017 29 NYM 15 10 3.53 31 31 201.1 180 87 79 59 239 117 3.50 1.187
2018 30 NYM 10 9 1.70 32 32 217.0 152 48 41 46 269 218 1.98 0.912
2019 31 NYM 11 8 2.43 32 32 204.0 154 59 55 44 255 169 2.67 0.971
2020 32 NYM 4 2 2.38 12 12 68.0 47 21 18 18 104 180 2.26 0.956
2021 33 NYM 7 2 1.08 15 15 92.0 40 14 11 11 146 373 1.24 0.554
2022 34 NYM 5 4 3.08 11 11 64.1 40 22 22 8 102 126 2.13 0.746
9 Yr     82 57 2.52 209 209 1326.0 1021 407 372 303 1607 155 2.62 0.998
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 1/24/2023.

主な入団・退団選手(投手)

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • 有原航平(先発)FA
  • アラード(先発)FA
  • M. ムーア(救援)FA
  • G. リチャード(救援)FA

主な入団選手

  • デグローム(先発)FA
  • イオバルディ(先発)FA
  • ヒーニー(先発)FA
  • オドリッジ(先発)FA
  • W. スミス(救援)FA
  • ダフィー(救援)FA マイナー契約
  • I. ケネディ(救援)FA マイナー契約

総評(投手)

2022年は、防御率・自責点・WHIP・被打率の全てが、ナ・リーグ15チーム中11位と、下位に位置する成績でした。オフに先発投手を多く獲得し、先発ローテーションは質量ともに充実したラインナップになりました。先発5人が健康であれば、オドリッジはロングリリーフに回り、D. ダニングは故障者が出た場合のバックアップ要員になると思われます。救援投手は、ST中にFAのW. スミスを獲得し強化を図っています。先発投手が充実したので、投手成績は向上し、リーグ中ほどの成績になると予想します。

次回ブログ

次回は、ナ・リーグとア・リーグの順位予想を書いていきたいと思います。

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