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【MLB2023】4月 アメリカンリーグ 振り返り

多忙だったため、久しぶりの投稿になります。仕事が忙しくなりそうなので、しばらく更新頻度が少なくなってしまいます。

さて今回は、ア・リーグの順位や、活躍が目立った選手など、2023年4月の1か月を振り返ってみたいと思います。(今回の投稿記事内容はアメリカ時間の2023年4月29日の試合を終えた時点です。)

目次

ア・リーグ 

東地区

最下位のBOSレッドソックスでさえ勝率5割と、今年も非常にレベルの高い地区です。その中でも、開幕13連勝、ホームゲーム14連勝のTBレイズは別格です。

2023年4月 ア・リーグ東地区 順位 MLB公式サイトより
タンパベイ・レイズ

打撃では、本塁打を量産しました。開幕から21試合連続本塁打を打ったのは、史上初だそうです。1人が飛びぬけた成績というより、どの打順でも本塁打を打てる選手がいるというのが今年のTBレイズの特徴です。チーム本塁打数は57本、2位のLAエンゼルスは37本ですから、実に20本も差があります。チームトップは、アロサレナ、ロウ、ディアスの3人が7本塁打を打っています。

中地区

MINツインズが首位、前年地区優勝のCLEガーディアンズが負け越して2位です。得失点差がプラスとなっているのは、首位のMINツインズだけと、他地区と比較すると勝率の低いチームが集まる地区になっています。

2023年4月 ア・リーグ中地区 順位 MLB公式サイトより
ミネソタ・ツインズ

先発投手陣が奮闘し、首位をキープしています。ジョー・ライアン、ソニー・グレイ、パブロ・ロペス、タイラー・マーリーの4人が先発ローテーションの中心となっています。彼らに続く先発投手の前田健太にも、今季初勝利を早く挙げてもらいたいです。

打線では、ギャロの活躍がチームに貢献しています。TEXからNYY,LADに移籍してからは絶不調でしたが、今年は開幕から当たっており、復活の予感がします。

西地区

TEXレンジャーズが、ア・リーグではTBレイズに次ぐ得点を挙げ、4月を首位で折り返しました。HOUアストロズ、LAエンゼルスも得失点差がプラスで、西地区は1位~3位までレベルの高い争いをしています。5位のOAKアスレチックスは、すでに失点が200点を超え、チーム防御率も7点を超えており、あり得ないほどの酷い投手成績で、大きく負け越しています。

2023年4月 ア・リーグ西地区 順位 MLB公式サイトより
テキサス・レンジャーズ

高い得点力を誇るチームです。中でも、4月17日~23日の週刊MVPを獲得したアドリス・ガルシアが、TEX打線を引っ張っています。

投手では、今季加入のジェイコブ・デグロームが、高い奪三振率で、期待通りの活躍をしています。

ところが、そのデグロームが、4月28日のNYY戦で肘を痛めて途中降板し、故障者リスト入りしました。エースの離脱の影響が懸念されます。

注目の野手

4月に活躍した選手をピックアップします。

マイク・トラウト(LAA)

トラウトは、開幕から絶好調です。故障さえなければ、4度目のMVPを狙える成績を残してくれそうです。

ジャレッド・ケレニック(SEA) 

ルーキーイヤーから、ずっと期待されていましたが、なかなか結果が出なかったケレニックですが、4月の1か月で、昨年の本塁打数に並ぶ7本を打ち、ようやく才能が開花しました。

ケレニック 打撃成績
Year Age Tm G PA AB R H 2B 3B HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2021 21 SEA 93 377 337 41 61 13 1 14 43 6 36 106 .181 .265 .350 .615
2022 22 SEA 54 181 163 20 23 5 1 7 17 5 16 61 .141 .221 .313 .534
2023 23 SEA 24 92 83 12 27 7 0 7 14 5 8 25 .325 .380 .663 1.043
3 Yr     171 650 583 73 111 25 2 28 74 16 60 192 .190 .269 .384 .653
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 4/30/2023.

注目の投手

4月に活躍した選手をピックアップします。

大谷翔平(LAA)

今年も開幕から投打両方で活躍しています。6試合に登板して、4勝0敗、防御率1.85。何といっても驚異的な数字は、被打率がわずかに.102ということ。サイヤング賞も期待してしまいます。

ハンター・ブラウン(HOU)

先発ローテーション入りは予想していましたが、ここまで活躍するとは予想外でした。特に強打者揃いのTBレイズ戦で、被安打2本、8奪三振に抑えた試合は圧巻でした。5試合に登板して、3勝0敗、防御率2.37。新人王を狙えそうです。

まとめ

開幕前にこのブログに書いた順位予想は、今のところあまり当たっていません。 過去記事↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

まだこれからですね。東地区はハイレベルな混戦模様で、予想がつきません。中地区CLEガーディアンズが復調して順位を上げると予想しています。西地区は、TEX、HOU、LAAが優勝争いをすると予想しています。

さて、どうなるでしょうか? 

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