メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB 2024年 レビュー】トロント・ブルージェイズ

今回は、ア・リーグ東地区5位のトロント・ブルージェイズです。

2024年順位表

今年は74勝88敗で、ア・リーグ東地区の5位でした。近年は勝ち越しのシーズンも多く、2022・23年と2年連続でポストシーズンにも進出していましたが、今年は2019年以来5年ぶりに負け越しのシーズンとなりました。

2024年 ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、打率7位・出塁率6位・長打率9位・OPS7位という成績で、リーグ中ほどの成績でした。本塁打30本を打ったゲレーロJr.以外に20本塁打を超える打者はおらず、チーム本塁打数はリーグ13位と長打力不足により、得点数もリーグ11位とリーグ下位の成績となってしまいました。

トロント・ブルージェイズ 打撃成績
Player Age Pos WAR G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
Alejandro Kirk 25 C 2.1 103 340 23 86 5 54 0 35 51 .253 .319 .359 .677
Vladimir Guerrero Jr. 25 1B 6.2 159 616 98 199 30 103 2 72 96 .323 .396 .544 .940
Spencer Horwitz* 26 2B 1.2 97 328 46 87 12 40 0 42 70 .265 .357 .433 .790
Bo Bichette 26 SS -0.3 81 311 29 70 4 31 5 20 64 .225 .277 .322 .598
Ernie Clement 28 3B 3.5 139 434 48 114 12 51 12 11 41 .263 .284 .408 .692
Davis Schneider 25 LF 0.0 135 397 48 76 13 46 6 47 144 .191 .282 .343 .625
Daulton Varsho* 27 CF 5.1 136 459 73 98 18 58 10 48 137 .214 .293 .407 .700
George Springer 34 RF 1.1 145 545 74 120 19 56 16 60 115 .220 .303 .371 .674
Justin Turner 39 DH 0.4 91 301 37 77 6 31 0 39 60 .256 .350 .372 .722
Player Age Pos WAR G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
Isiah Kiner-Falefa 29 IF 3.2 83 257 32 75 7 33 3 13 37 .292 .338 .420 .758
Danny Jansen 29 C 0.6 62 198 27 42 6 18 0 25 42 .212 .303 .369 .671
Addison Barger* 24 UT 0.4 69 208 20 41 7 28 2 14 60 .197 .250 .351 .601
Kevin Kiermaier* 34 CF 0.9 82 200 24 39 4 18 5 10 66 .195 .236 .310 .546
Leo Jiménez 23 MI 0.8 63 179 18 41 4 19 0 12 59 .229 .329 .358 .686
Joey Loperfido* 25 LF 0.2 43 137 13 27 2 9 2 6 52 .197 .236 .343 .579
Cavan Biggio* 29 2B 0.5 44 110 15 22 2 9 2 14 42 .200 .323 .291 .614
Team Totals     27.8 162 5410 671 1306 156 640 72 510 1233 .241 .313 .389 .703
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 11/9/2024.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

ポストシーズン進出の可能性がなくなると、ターナー、カイナー=ファレファ、ジャンセン、キーマイヤー、ビジオなどレギュラーで活躍していた多くの選手をシーズン中に放出し、来年以降に向けて再建モードに入りました。

チームで最も活躍した野手は、ウラディミール・ゲレーロJr.で、チームトップとなる30本塁打、103打点、OPS.940を記録して、自身2度目のシルバースラッガー賞を受賞しました。

ウラディミール・ゲレーロJr.↓↓↓

守備で活躍したのは、外野手のドールトン・バーショです。シーズン初めはレフトを主に守っていましたが、キーマイヤーがドジャースに移籍するとセンターを主に守り、センターで94試合、レフトで67試合に出場しました。元々は捕手で肩は強く、外野に転向すると守備範囲も広く、球際にも強いうえに、エラーも2個と堅実なプレーで、ゴールドグラブ賞を初受賞。

ドールトン・バーショ↓↓↓

また、スプリンガーら他の外野手の守備力も高く、カイナー=ファレファやクレメントらユーティリティプレーヤーも守備が上手く、チームとしてもゴールドグラブ賞を受賞しました。

若手選手で成長著しかったのは、26歳のスペンサー・ホーウィッツです。6月にセカンドのスタメンで出場しだすと、ターナーをマリナーズに放出後は、ファーストとDHでもスタメン出場するようになりました。97試合に出場し、12本塁打・40打点・打率.265・OPS.790という成績を残しました。

スペンサー・ホーウィッツ↓↓↓

Embed from Getty Images

投手成績

投手成績は、防御率とWHIPは、ア・リーグ15チーム中11位、被打率10位、与四球数は9位、奪三振数は13位と、リーグ下位の成績でした。

トロント・ブルージェイズ 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
SP José Berríos 30 16 11 3.60 32 32 0 192.1 168 77 54 153 112 4.72 1.154
SP Kevin Gausman 33 14 11 3.83 31 31 0 181.0 165 77 56 162 105 3.77 1.221
SP Chris Bassitt 35 10 14 4.16 31 31 0 171.0 180 79 70 168 97 4.08 1.462
SP Yusei Kikuchi* 33 4 9 4.75 22 22 0 115.2 125 61 30 130 85 3.66 1.340
SP Yariel Rodríguez 27 1 8 4.47 21 21 0 86.2 74 43 40 85 90 4.34 1.315
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
CL Chad Green 33 4 6 3.21 53 0 17 53.1 41 19 14 46 126 4.29 1.031
RP Génesis Cabrera* 27 3 3 3.59 69 0 2 62.2 63 25 29 50 113 5.13 1.468
RP Trevor Richards 31 2 1 4.64 45 2 0 52.1 36 27 24 49 87 4.41 1.146
RP Zach Pop 27 2 4 5.59 58 0 1 48.1 45 30 19 33 73 5.53 1.324
RP Brendon Little* 27 1 2 3.74 49 0 1 45.2 41 19 19 36 108 4.90 1.314
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
  Bowden Francis 28 8 5 3.30 27 13 0 103.2 74 38 22 92 122 4.36 0.926
  Nate Pearson 27 0 1 5.63 41 0 2 40.0 45 25 17 51 72 4.64 1.550
  Erik Swanson 30 2 2 5.03 45 0 0 39.1 36 22 14 37 81 6.07 1.271
  Ryan Burr 30 0 2 4.13 34 4 0 32.2 29 15 12 47 98 3.08 1.255
  Ryan Yarbrough* 32 1 0 2.01 12 0 0 31.1 18 7 7 26 202 3.49 0.798
  Yimi García 33 3 0 2.70 29 0 5 30.0 16 9 8 42 151 2.67 0.800
  Tim Mayza* 32 0 1 8.03 35 0 0 24.2 36 22 12 16 51 4.91 1.946
  Alek Manoah 26 1 2 3.70 5 5 0 24.1 17 10 8 26 110 5.18 1.027
  Tommy Nance 33 0 3 4.09 20 0 0 22.0 18 10 9 19 100 3.99 1.227
  Team Totals 30.7 74 88 4.29 162 162 36 1427.1 1316 681 503 1314 94 4.43 1.274
  Rank in 15 AL teams   12 4 11     11 14 9 10 9 13      
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 11/9/2024.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

先発投手陣は、ホセ・べリオス、ケビン・ゴーズマン、クリス・バシットの3人が、1年間ローテーションを守り、30試合以上に先発し、規定投球回数を投げ、二桁勝利をあげました。菊池雄星はアストロズにトレードに出される前まではローテーションを守っており、先発ローテーションは安定していました。

菊池雄星が移籍した後に台頭してきたのは、バウデン・フランシスです。ロウディ・テレスとのトレードで、2021年にブルワーズから移籍してきた選手です。8月24日のエンゼルス戦では8回までノーヒットピッチング、12奪三振という圧巻の投球をし、8月は週間MVPと月間MVPを受賞する活躍でした。9月11にもニューヨーク・メッツ戦で8回までノーヒットピッチングをするなどし、今季8勝5敗・防御率3.30の成績を残しました。

バウデン・フランシス↓↓↓

救援投手陣は、クローザーのジョーダン・ロマノが右肘の故障で戦線離脱し、安定しませんでした。ロマノ不在の間、主にクローザーを任されたのが、チャド・グリーンです。2021年まではニューヨーク・ヤンキースで中継ぎの重要な役割を果たしていましたが、ここ2年間は登板数が減ってしまいました。2024年は53試合に登板し、17セーブ・防御率3.21という成績を残し、完全復活しました。

チャド・グリーン↓↓↓

開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想では、打撃成績はリーグ中位~下位と予想しており、予想どおりでした。投手成績はリーグ上位と予想しておりましたが、想定外の悪い結果に終わりました。先発ローテーションは安定していましたが、救援投手陣が酷い状況でした。FanGraphsで確認すると救援投手陣のチーム防御率は4.82・fWARは-2.5で、どちらもア・リーグ最下位。fWARについてはア・リーグ唯一のマイナスという結果でした。順位予想については、打力は劣るものの、投手陣がカバーし、ア・東地区3位には入ると予想していましたが、その投手陣が誤算だったため、順位予想も外してしまいました。

総括

今季のブルージェイズは、本塁打30本・100打点のゲレーロJr.頼みの打線でした。来季は主力打者のボー・ビシェットが、故障から戦列復帰するでしょうし、スペンサー・ホーウィッツやアーニー・クレメントといった選手の台頭も見られますので、来季に期待したいです。投手は、先発投手のバウデン・フランシスの台頭が印象的で、先発投手陣は安定しそうです。オフは課題の救援投手陣の補強をしっかりと行い、来季はジョーダン・ロマノの復活に期待したいです。

↓応援お願いします↓

にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ
にほんブログ村

こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓


メジャーリーグ人気ブログランキング