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【MLB2024】ワールドシリーズ ニューヨーク・ヤンキース VS ロサンゼルス・ドジャース(WS)

今回は、ワールドシーリーズのニューヨーク・ヤンキース(ア・東1位)対ロサンゼルス・ドジャース(ナ・西1位)を振り返ります。

ナ・リーグがドジャース(98勝64敗)、ア・リーグがヤンキース(94勝68敗)と、今季のレギュラーシーズン勝率1位同士の対決で、名門チーム同士のワールドシリーズとなりました。

ドジャースは、8回目のワールドシリーズ優勝を目指し、ヤンキースは、28回目のワールドシリーズ優勝と目指します。

日本人選手は、ドジャースに大谷翔平と山本由伸が在籍しています。

目次

ニューヨーク・ヤンキース vs ロサンゼルス・ドジャース

ヤンキースは、松井秀喜がMVPを獲得した2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ進出。

ドジャースは、2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ進出です。2020年はコロナ禍による短縮シーズンでしたが、今年はフルシーズンでのリーグ優勝となりました。

①NYY 3, LAD 6 (OCT.25 @LAD)

第1戦は、延長戦に突入する接戦の末、劇的な幕切れでした。

先制点はドジャース。5回裏に、キケ・ヘルナンデスの三塁打の後、ウィル・スミスの犠飛で1点。

6回表、ヤンキースが、スタントンの2ラン本塁打で2対1と逆転。この本塁打で4試合連続の本塁打、今ポストシーズン6本目の本塁打となりました。

ゲリット・コールは、7回にヒットを許して交代しましたが、6イニングを1失点と好投し、勝ち投手の権利を持って降板しました。

ドジャースは、6回裏と7回裏に得点圏にランナーを進めますが得点できませんでしたが、8回裏に大谷翔平が二塁打とエラーで1アウト3塁のチャンスを作り、ベッツの犠飛で2対2の同点に追いつきました。

9回裏2アウトの場面で、ヤンキースのベルドゥーゴは、レフト前に落ちそうな当たりを、スライディングキャッチのファインプレイで、2対2の同点で延長戦に入ります。

10回表ヤンキースは、安打・敬遠四球・盗塁で、1,3塁とした後、内野ゴロの間に1点を入れ、ヤンキースが3対2と勝ち越し。

10回裏ドジャースは、四球と安打で1アウト1,2塁のチャンスを作りましたが、大谷翔平が打ったレフトスタンドに入りそうなファウルフライを、レフトのベルドゥーゴがスタンドに飛び込むハッスルプレイでナイスキャッチ。ベルドゥーゴは、この日2つ目のファインプレイ。

あと1アウトで、ヤンキースは勝利をものにできる展開でしたが、ベッツを敬遠四球で、2アウト満塁とした後、フリーマンが、ライトスタンドへ劇的なサヨナラ満塁本塁打。

ワールドシリーズ史上初となるサヨナラ満塁本塁打で、ドジャースが1勝。

②NYY 2, LAD 4 (OCT.26 @LAD)

第2戦は、先発投手の出来が勝敗を決しました。

2回裏にドジャースが、この日5番に入ったトミー・エドマンのソロ本塁打で先制点。

3回表にヤンキースは、フアン・ソトがソロ本塁打を打ち、1対1の同点に。

3回裏にドジャースは、テオスカー・ヘルナンデスが、2ラン本塁打を打ち、3対1とリード。

続くフリーマンが、2者連続の本塁打で4対1。フリーマンは2試合連続本塁打。

ヤンキース先発のカルロス・ロドンは、被本塁打3本・4失点という内容でした。

ドジャース先発の山本由伸は、打たれたヒットは、ソトの本塁打1本のみで、6回1/3を1失点の好投。

ドジャースは9回に1点を失うものの、4対2で2連勝。

③LAD 4, NYY 2 (OCT.28 @NYY)

第3戦は、終始ドジャースがヤンキースを圧倒していました。

第2戦で大谷翔平は盗塁の際に左肩亜脱臼をしましたが、離脱することなく1番DHで出場。

1回表、フリーマンが3試合連続の本塁打で、2点を先制。

フリーマンは、2021年アトランタ・ブレーブス在籍時にヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第5戦・第6戦から続く、ワールドシリーズで5試合連続の本塁打というトップタイ記録を達成。

3回表には、ムーキー・ベッツの適時安打で3対0とリードを広げました。

その後は、両チームファインプレイで失点を防ぎます。

ヤンキースは4回表、スクイズバントを上手く処理し、ホームタッチアウトに。

4回裏にはドジャースが、左前安打で二塁からホームを狙ったスタントンを、レフトのテオスカー・ヘルナンデスが本塁へ好送球でタッチアウトに。

6回表ドジャースは、キケ・ヘルナンデスの適時安打で4対0とリードを広げました。

9回裏ヤンキースは、アレックス・ベルドゥーゴが2ラン本塁打を打ち、4対2と追い上げますが、反撃はそこまで。

4対2でドジャースが勝利し、三連勝で優勝に王手をかけました。

④LAD 4, NYY 11 (OCT.29 @NYY)

第4戦は、ようやくヤンキース打線に火がつきました。

1回表にドジャースは、フリーマンの2ラン本塁打で2点を先制。

ワールドシリーズ6試合連続本塁打の新記録。

後がないヤンキースは1点を返した後、3回裏にボルピーの満塁本塁打で5対2と逆転。

ドジャースは、5回表にウィル・スミスのソロ本塁打と、内野ゴロの間に1点を追加し、5対4と1点差に迫りました。

ヤンキースは6回裏に、今ポストシーズン不調で8番に下がったオースティン・ウェルズが、ソロ本塁打を打って6対4とリードを広げました。

8回裏には、グレーバー・トーレスの3ラン本塁打などで5点を入れ、11対4と大量リード。

ヤンキースが11対4で勝利し、対戦成績を1勝3敗としました。

この日はファンによるひどい妨害がありました。2回裏にスタンドに入りそうなファールフライを、ムーキー・ベッツがグラブをスタンドに差し出して捕球しましたが、観客がベッツの腕をつかんだり、グラブから無理矢理ボールを取り出そうとするなどの妨害行為がありました。ベッツに怪我はありませんでしたが、故障でもしたら、とんでもないことでした。

⑤LAD 7, NYY 6 (OCT.30 @NYY)

第5戦は、ドジャースが5点差を跳ね返す逆転勝利。

ヤンキースは、1回裏にジャッジとジャズの2者連続本塁打で、3対0とリード。

2回裏にベルドゥーゴの適時安打で1点を追加し、3回裏にはスタントンの本塁打が出て、序盤からヤンキースが5対0とリード。

ところが5回表、ヤンキースはジャッジの落球、ボルピーの悪送球、コールの一塁ベースカバー遅れなど、守備が乱れ、打者10人による攻撃で4安打・1四球・2失策の結果、5点をあげて、5対5の同点に。

すぐあとの5回裏、ヤンキースは2アウト満塁のチャンスを作りますが、ドジャースのアレックス・ベシアに抑えられ、無得点。

それでも6回裏、スタントンの犠飛で1点を入れ、6対5と勝ち越し。

1点を追うドジャースは、8回表にノーアウト満塁のチャンスを作り、2本の犠飛で2点を入れて、7対6と勝ち越し。

9回裏には、第3戦に先発したばかりのビューラーが登板し、無失点に抑えました。

7対6で勝利し、2020年以来4年振りのワールドシリーズ優勝を飾りました。

MVP

フリーマンが4本塁打・12打点をあげる活躍でMVPを受賞。

総括

ワールドシリーズは、ヤンキース VS ドジャースという攻撃力の高いチーム同士の対戦で、打ち合いの接戦になると予想していましたが、第1戦から第3戦まではドジャース投手陣がヤンキース打線を抑えたことで、ドジャースが4勝1敗とヤンキースを破り、4年振り8回目のワールドシリーズ優勝を決めました。

これで2024年のシーズンは終了しました。すぐにストーブリーグが始まり、トレードやFAの動向も気になりますが、まずは次回のブログから、レギュラーシーズンの総括をチームごとに書いていきます。

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