メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2024】ニューヨーク・メッツ VS ロサンゼルス・ドジャース(NLCS)

今回は、ナショナルンリーグ・チャンピオンシップシーリーズのニューヨーク・メッツ(東3位)対ロサンゼルス・ドジャース(西1位)を振り返ります。

選手年俸がメジャーリーグ1位と3位の金持ち球団同士の対決です。

日本人選手は、ニューヨーク・メッツに千賀滉大が、ドジャースに大谷翔平と山本由伸が在籍しています。

目次

ニューヨーク・メッツ vs ロサンゼルス・ドジャース

ナショナルリーグ東地区3位のメッツと、西地区首位のドジャースの対決。メッツは2015年以来9年ぶりのNLCS進出。ドジャースはポストシーズン出場は常連ですが、ワールドシリーズ優勝を果たした2020年以来4年ぶりのNLCS進出です。

①NYM 0, LAD 9 (OCT.13 @LAD)

第1戦は、メッツの千賀滉大が先発しました。

1回裏、この日の千賀はストライクが入らず3連続四球の後、マックス・マンシーに適時安打を打たれ、ドジャースが2対0と先制。

2回裏には、大谷翔平が適時安打で1点を追加し、3対0。

ドジャースの先発はジャック・フラハーティ。7回を被安打2本・無失点の好投。

この日のドジャース打線は、長打はベッツの二塁打1本のみでしたが、四球7個を選び、ヒット9本で9得点と、効率の良い攻撃で得点を重ねました。

NLDSのパドレス戦2試合に続き、この日も継投でメッツ打線を0点に抑え、これでポストシーズン3試合連続で0封。これでポストシーズンのメジャーリーグタイ記録となる33イニング連続無失点となりました。

ドジャースが9対0で初戦を勝利しました。

②NYM 7, LAD 3 (OCT.14 @LAD)

第2戦は、メッツ打線が序盤に得点を重ね、ドジャース投手陣のポストシーズン連続イニング無失点記録をストップしました。

メッツのリンドーアが先頭打者本塁打で先制。

メッツは1点を追加し、2回裏にはビエントスが満塁本塁打を打ち、6対0と大量リード。

ドジャースは5回裏にマンシーのソロ本塁打で1点を返し、

6回裏には、1アウト満塁からエドマンの適時安打で2点を入れて、6対3と3点差に迫りました。

ドジャースはなおも1アウト満塁のチャンスが続きましたが、メッツのフィル・メイトンがキケ・ヘルナンデスをサードゴロ・ダブルプレイに打ち取りました。メッツにとっては大きな意味のあるダブルプレイでした。

8回裏、2アウト1,2塁のピンチを招くと、クローザーのエドウィン・ディアスが登板し、重盗で2,3塁となるものの、キケ・ヘルナンデスを浅いライトフライに打ち取り無失点。

9回裏もエドウィン・ディアスが登板し、四球と安打でノーアウト1,2塁のピンチを招きましたが、ベッツ、ヘルナンデス、フリーマンの主軸3人を三振に打ち取りゲームセット。

メッツが7対3で勝利し、1勝1敗のタイとしました。

③LAD 8, NYM 0 (OCT.16 @NYM)

第3戦は、ドジャース打線が3本塁打、投手陣はシャットアウトと、投打がかみ合いました。

ドジャースが2回表にスミスの内野安打で先制点を取り、なおも1アウト1,3塁の場面で、トミー・エドマンが右中間に大きな当たりを打つと、メッツのタイロン・テイラーがスライディングキャッチのファインプレイ。これが犠飛とあり、ドジャースが2対0とリード。

5回表には、メッツのフランシスコ・リンド―アが、三遊間の深いゴロをファインプレイ。

投手戦になるかと思いましたが、6回表に、ドジャースのキケ・ヘルナンデスが2ラン本塁打を打ち、4対0とリードを広げました。

8回表に、大谷翔平が3ラン本塁打を打ち、7対0とダメ押し。

9回表にも、マンシーがこのポストシーズン3本目となるソロ本塁打を打ち、8対0。

8対0でドジャースが勝利し、2勝1敗としました。

直近5試合で4回のシャットアウト勝ちと、ドジャース投手陣が絶好調です。

④LAD 10, NYM 2 (OCT.17 @NYM)

第4戦は、ドジャース打線がメッツを圧倒しました。

1回表、大谷翔平が先頭打者本塁打で1対0。

1回裏、メッツはビエントスの本塁打で、1対1の同点に。

この後は、ドジャース打線が爆発します。

この日トミー・エドマンは、2本の二塁打で3打点を挙げる活躍。

ムーキー・ベッツは、本塁打を含む4打数5安打、4打点の活躍。

マックス・マンシーは、四球3つとシングルヒット記録し、第2戦からこの日の4打席目にかけて、12打席連続出塁を記録しました。レジ―・ジャクソンに並ぶ、ポストシーズン記録です。

ドジャースが10対2で圧勝。対戦成績を3勝1敗と、ワールドシリーズ進出に王手をかけました。

⑤LAD 6, NYM 12 (OCT.18 @NYM)

第5戦は、序盤にメッツ打線が得点を重ねて、打撃戦を制しました。

1回裏に、ピート・アロンソの3ラン本塁打で3対0。

2回表にドジャースは1点を返しますが、3回裏にスターリング・マルテのレフト線二塁打で2点を追加して5対1。

フランシスコ・アルバレスのヒットで1点を追加し、フランシスコ・リンドーアの三塁打でさらに1点を追加して、ブランドン・ニモにも適時安打が出て、この回合計5点を入れて、8対1と7点リード。

4回表にドジャースはパヘスのソロ本塁打で1点を返し8対2としますが、4回裏にはジェシー・ウィンカーの三塁打とジェフ・マクニールの犠飛で2点を追加し、10対2と8点リード。

5回表、アンディ・パヘスがこの日2本目の本塁打を打ち、3点を返して10対5と反撃を開始。

6回表には、ムーキー・ベッツに本塁打が出て、10対6と4点差に点差を縮めました。

メッツはその後2点を追加し、8回・9回の2イニングを、クローザーのエドウィン・ディアスがが無失点に抑えて、12対6で勝利して、対戦成績を2勝3敗としました。メッツがワールドシリーズ進出するためには、負けられない状況に変わりはありませんが、移動日を挟んで、ドジャーススタジアムでの決着となりました。

⑥NYM 5, LAD 10 (OCT.20 @LAD)

第6戦も、第4戦同様にドジャース打線が、メッツを圧倒しました。

メッツが1点を先制しますが、1回裏にエドマンの二塁打で2対1とドジャースがすぐさま逆転。

3回裏には、またもやエドマンが2ラン本塁打で4対1。

さらにウィル・スミスにも2ラン本塁打がでて、6対1とリードを広げました。

4回表に、メッツはビエントスの2ラン本塁打で、3対6と反撃。

しかし、6回裏にドジャースは、大谷翔平の適時安打で1点を追加し、7対3。

メッツは7回表に1点を返しますが、8回裏にベッツの二塁打や、キケ・ヘルナンデスの適時安打で3点を追加し、10対4。

9回表にメッツが1点を返すものの、ドジャースが10対5で勝利。

MVP

トミー・エドマンが11打点をあげる活躍でMVPを受賞。

今季は7月末までセントルイス・カージナルスに在籍し、全く出番がなかったのですが、トレードでドジャースに移籍後に37試合に出場。その状況ながら、チャンピオンシップシリーズでMVPという快挙でした。

総括

このチャンピオンシップシリーズでは、ドジャースが勝利した4試合は、10得点、10得点、9得点、8得点と得点が多く、メッツ投手陣が与えた四球が多かったことに加え、そのチャンスをものにしたドジャース打線の活躍による勝利でした。

ドジャースは4勝2敗でワールドシリーズ進出を決めました。2020年以来4年ぶりのワールドシリーズです。2020年はコロナ禍による短縮シーズンでしたが、今年はフルシーズンでの優勝。また、大谷翔平選手にとって、初のポストシーズンで、ワールドシリーズまで進出できたので、個人にとっても、チームにとっても、ドジャースとの契約は大成功でした。

ナ・リーグがドジャース、ア・リーグがヤンキースと、今季のレギュラーシーズン勝率1位同士の対決で、名門チーム同士のワールドシリーズとなりました。

ドジャースは、8回目のワールドシリーズ優勝を目指し、ヤンキースは、28回目のワールドシリーズ優勝と目指します。

↓応援お願いします↓

にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ
にほんブログ村

こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓


メジャーリーグ人気ブログランキング

↓応援お願いします↓