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【MLB2024】サンディエゴ・パドレス VS ロサンゼルス・ドジャース(NLDS)

今回は、ナショナルンリーグ・ディヴィジョンシーリーズのサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースを振り返ります。

2024年ナショナルリーグのディヴィジョンシリーズ対戦は、以下の通り。

ニューヨーク・メッツ (東3位)vs フィラデルフィア・フィリーズ(東1位)

サンディエゴ・パドレス(西2位)vs ロサンゼルス・ドジャース(西1位)

サンディエゴ・パドレス(ダルビッシュ有・松井裕樹)、ロサンゼルス・ドジャース(大谷翔平・山本由伸)と両チームに日本人選手が所属しており、ディヴィジョンシリーズの中でも注目のカードです。

目次

サンディエゴ・パドレスvs ロサンゼルス・ドジャース

ナショナルリーグ西地区2位のパドレスと、西地区首位のドジャーの同地区対決。

注目選手

大谷翔平(LAD)

54本塁打・59盗塁で、史上初の50/50を達成した大谷翔平選手。初めてのポストシーズンでの活躍に注目です。

ジャクソン・メリル(SD)

新人王候補筆頭の21歳のジャクソン・メリル。打率.292・29本塁打・90打点はチーム2番目の成績。外野の守備力が高く、fWAR5.3はチームトップ。

①SD 5, LAD 7 (OCT.5 @LAD)

第1戦は、ドジャース先発の山本由伸とパドレス先発のディラン・シースの両先発投手が、ともに早い回に降板し、リリーフ投手が勝敗を分けました。

パドレスは1回表、マニー・マチャッドの2ラン本塁打などで3点を先制。

ドジャースは2回裏、2アウト1,2塁の場面で、大谷翔平が3ラン本塁打を打ち、3対3の同点に。

パドレスは3回表、2アウト1,2塁の場面で、サンダー・ボガーツがレフトへ二塁打を打ち、5対3と再びリード。

山本由伸はこの回で降板し、ほろ苦いポストシーズンのデビュー戦となりました。

ドジャースは4回裏、三連続安打と暴投で1点を返し、なおも2アウト満塁のチャンスで、テオスカー・ヘルナンデスが、2点適時安打を打ち、6対5と逆転に成功。

ドジャースは5回裏にも1点を追加し、7対5とリードを2点に広げました。その後8回表に、1アウト1,2塁のピンチを迎えましたが、ブレイク・トレイネンが登板し、9回まで1回2/3を抑えてゲームセット。

ドジャースは4回以降5投手を継投し、パドレス打線をわずか2安打に抑える完璧な投球で得点を許さず、7対5で勝利。

②SD 10, LAD 2 (OCT.6 @LAD)

第2戦は、パドレス先発ダルビッシュ有の好投、パドレス外野陣の好守備、パドレス打撃陣のホームラン攻勢と、パドレスが圧勝しました。

ダルビッシュ有が、7回を被安打3本・1失点の好投。ドジャースの1,2,3番を打つ、大谷・ベッツ・フリーマンをノーヒットに抑えました。

ダルビッシュの好投を支えたのが、外野陣です。

1回裏、ダルビッシュがムーキー・ベッツにレフトへホームラン性の飛球を打たれましたが、レフトのプロファーがナイスキャッチ。

4回裏、フリーマンが長打になりそうな当たりを打ちましたが、フェルナンド・タティスJr.が背走しながらジャンピングキャッチ。

6回裏、ジャクソン・メリルが外野壁に体をぶつけながら、長打を防ぐジャンピングキャッチ。

この試合、パドレスの本塁打は合計6本。

フェルナンド・タティスJr.が1回と9回に2本塁打。

2回表、デビッド・ペラルタが2ラン本塁打を打ち、3対0とリード。

8回表、ジャクソン・メリルとサンダー・ボガーツが連続本塁打で3点を追加し、7対1と大差をつけました。

9回表、最近打撃好調のカイル・ヒガシオカが、ポストシーズン3本目となる本塁打。

この日は10対2とパドレスが大勝し、対戦成績を1勝1敗のタイとしました。

この試合は、ドジャース先発のフラハーティがマチャッドに汚い言葉を投げかけたり、マチャッドがドジャースのダグアウトにボールを投げ入れたり、外野席から観客がボールを投げ入れたりなど、かなりヒートアップした試合となりました。

③LAD 5, SD 6 (OCT.8 @SD)

第3戦は、試合前半に勝負の分かれ目がありました。

先制したのはドジャースで、1回表にムーキー・ベッツがレフトスタンドに本塁打。前々日は、同様の当たりをレフトのプロファーに捕球され本塁打を奪われましたが、この日はスタンドイン。1対0とドジャースが先制。

1点を追いかけるパドレスは、2回裏にエラーや野選で1点を返すと、デビッド・ペラルタがライト線二塁打を打ち、2点を追加して3対1とリード。

ヒガシオカの犠飛で1点を追加した後、フェルナンド・タティスJr.が2ラン本塁打を打ち、6対1とリードを5点に広げました。

直後の3回表、ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスが、1アウト満塁の場面でセンターオーバーの満塁本塁打で4点を返し、5対6と1点差に詰め寄りました。

その後は両チームとも得点を追加できず、最後は8回表2アウトから登板した、パドレスのクローザー、ロベルト・スアレスがドジャース打線を無失点に抑えて、パドレスは6対5で勝利し、対戦成績を2勝1敗とチャンピオンシリーズ進出に王手をかけました。

④LAD 8, SD 0 (OCT.9 @SD)

第5戦は、ドジャース打線が序盤に得点を重ねました。

1回表、ムーキー・ベッツが2試合連続となる本塁打で、1対0と先制点をあげました。

2回表、大谷翔平のヒット、ムーキー・ベッツのヒットなどで2点を追加し、3対0。

3回表には、ウィル・スミスにセンターオーバーの2ラン本塁打がでて、5対0とリードを広げました。

4回表、2アウト2塁から、テオスカー・ヘルナンデスの当たりは、三塁線を抜ける長打コースの当たりでしたが、ボールがフェアコールをした三塁塁審の腕に当たり、それを捕球したサードのマチャッドがホームへ送球し、ホームを狙った走者の大谷翔平がタッチアウトとなりました。

7回裏には、エドマンのスクイズと、ラックスの2ラン本塁打で3点を追加し、8対0と大量リード。

ドジャースは8対0で勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイとし、ドジャーススタジアムで、チャンピオンシリーズ進出をかける第5戦に臨みます。

⑤SD 0, LAD 2  (OCT.11 @LAD)

第5戦は、サンディエゴ・パドレスがダルビッシュ有、ロサンゼルス・ドジャースが山本由伸と、ポストシーズン初となる両チームとも日本人投手が先発する試合となりました。試合は投手戦となりました。

山本由伸は、5回を投げて、被安打2本、無失点の好投。第1戦に打ち込まれた雪辱を果たしました。

ドジャースは2回裏、キケ・ヘルナンデスのソロ本塁打で先制。

7回裏には、テオスカー・ヘルナンデスにもソロ本塁打が出て、ドジャーズが2対0と2点リード。

パドレスのダルビッシュ有は、ドジャース打線を、7回途中まで2本塁打による2失点に抑えて降板。

ドジャースは、6回表からエバン・フィリップス、アレックス・ベシア、マイケル・コペック、ブレイク・トレイネンの4人による継投で、パドレス打線を無安打・無失点に抑えました。

パドレスを2試合連続で0点に抑え、2対0で勝利し、チャンピオンシリーズ進出を決めました。

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