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【MLB2024】クリーブランド・ガーディアンズ・ VS ニューヨーク・ヤンキース(ALCS)

今回は、アメリカンリーグ・チャンピオンシップシーリーズのクリーブランド・ガーディアンズ(中1位)対ニューヨーク・ヤンキース(東1位)を振り返ります。

両チームとも日本人選手は所属していません。

目次

クリーブランド・ガーディアンズ vs ニューヨーク・ヤンキース

アメリカンリーグ中地区1位のガーディアンズと、東地区1位のヤンキースの対戦。ガーディアンズは近年プレーオフ進出は常連ですが、ALCS進出は2016年以来8年ぶり。ヤンキースも、プレーオフ進出は常連で、2017,19,22年とALCSに進出していますが、ことごとくヒューストン・アストロズに敗れワールドシリーズ進出を逃してきました。

注目の選手は、両チームの中心打者で、ヤンキースのアーロン・ジャッジと、ガーディアンズのホセ・ラミレスです。

①CLE 2, NYY 5 (OCT.14 @NYY)

第1戦は、先発投手の出来が勝敗を分けました。

先制点は、ヤンキースが3回裏にフアン・ソトのソロ本塁打であげました。

その後ヤンキースは、暴投や犠飛などで4回までに3点を追加し、4対0とリード。

5回までヤンキースの先発投手、カルロス・ロドンが9奪三振・無失点の好投。

6回表、ガーディアンズのロキオが、ロドンからレフトへ本塁打を打ち、1点を返して1対4。

7回裏には、ポストシーズンで当たっているヤンキースのジャンカルロ・スタントンがソロ本塁打を打ち、5対1と4点リード。

8回表、ガーディアンズは1アウト2,3塁のチャンスを作ると、スティーブン・クワンがレフト前ヒットで1点を返して2対5。

このヒットで、クワンはポストシーズンで11試合連続ヒットを記録し、ケニー・ロフトンが持っていたポストシーズン連続試合安打のチーム新記録を更新しました。

ヤンキースは、8回表なおも1アウト1,3塁のピンチで、ルーク・ウィーバーをマウンドに送り、三振と内野ゴロで追加点を防ぎました。9回もウィーバーが登板し、1四球を与えたものの、3者連続三振に打ち取りゲームセット。5つのアウトのうち、4つを三振で奪う好リリーフでした。

第1戦はヤンキースが5対2で勝利。

②CLE 3, NYY 6 (OCT.15 @NYY)

第2戦は、中継ぎ投手の出来が試合を左右しました。

ヤンキースは1回裏にエラーで先制点をあげると、2回裏にはベルドゥーゴの二塁打などで2点を追加し、3対0とリード。

ヤンキース先発のゲリット・コールは、4回表に満塁のピンチを作るものの無失点で切り抜けましたが、5回表はノーアウト満塁から、ジョシュ・ネイラーの犠飛で1点を返され3対1。

ヤンキースは投手をクレイ・ホームズに交代。内野ゴロの間に1点を失うものの、2アウト満塁のピンチを三振で切り抜け、3対2と1点リードを保ちました。

6回裏、ヤンキースはアンソニー・リソの二塁打で、一塁からアンソニー・ボルピーが一気にホームインして、1点を追加して4対2と2点にリードを広げました。

7回裏、アーロン・ジャッジがセンターオーバーの2ラン本塁打で6対2と、さらにリードを広げました。

9回表のヤンキースは、ポストシーズンでクローザーを担っているルーク・ウィーバーが登板。対するガーディアンズは、ホセ・ラミレスがソロ本塁打を打ち、3点差に追いあげます。

ウィーバーの失点は、この1点のみで、6対3でヤンキースが2連勝。

③NYY 5, CLE 7 (OCT.17 @CLE)

第3戦は、試合終盤に劇的な本塁打が何本も出る展開となりました。

3対1とクリーブランド・ガーディアンズが2点リードで迎えた8回表、ヤンキースのフアン・ソトが2アウトから四球で出塁すると、絶対的クローザーのエマニュエル・クラセが登板。そのクラセからアーロン・ジャッジが2ラン本塁打を打ち、3対3の同点に。

続くスタントンも、本塁打を打ち、ヤンキースが4対3とリード。クリーブランドのスタンドは沈んだ雰囲気となってしまいました。

ヤンキースは9回表にも1点を追加して、5対3と2点リード。このままでは3連敗となってしまうガーディアンズは、先頭のホセ・ラミレスがエラーで出塁。しかしジョシュ・ネイラーがダブルプレイに打ち取られて、2アウトランナー無し。続くレーン・トーマスが二塁打で出塁すると、打席には代打のジョンケンジー・ノエル。ここで起死回生の同点2ラン本塁打が出て延長戦へ。沈んでいた観客スタンドが一気にわき返りました。

延長10回裏、デヴィッド・フライが、2アウト3塁の場面で、本塁打を放ち、サヨナラ勝ち。

7対5でクリーブランド・ガーディアンズが勝利し、対戦成績を1勝2敗としました。

④NYY 8, CLE 6 (OCT.18 @CLE)

第4戦は、打撃戦による接戦となり、9回に決着がつきました。

ヤンキースが1回表にフアン・ソトの2ラン本塁打で、先制点を上げて2対0。

1回裏にガーディアンズは、ホセ・ラミレスの犠飛で1点を返しますが、2回表にヤンキースのオースティン・ウェルズがソロ本塁打で1点を追加し、3対1と再び2点リード。

ガーディアンズは、3回裏にジョシュ・ネイラーの左前適時安打で1点を返して、3対2と1点差に追い上げました。

6回表に、ヤンキースのスタントンが、このポストシーズン4本目となる3ラン本塁打を打ち、6対2とリードを広げて、このままヤンキースが勝利すると思われました。

7回裏、ガーディアンズは、1アウト1,3塁からホセ・ラミレスの二塁打で1点を返すと、

なおも1アウト2,3塁とチャンスが続き、ジョシュ・ネイラーがライト線二塁打をうち、2点を追加して、6対5と1点差に点差を縮めました。

8回裏、2アウト3塁から、デビッド・フライの打球は、投前の緩いのゴロ。これが内野安打となり、ついに6対6の同点に追いつきました。

同点に追いついたガーディアンズは、9回表、クローザーのエマニュエル・クラセを登板させますが、この日もピリッとしません。連続ヒットと盗塁で1アウト2,3塁とピンチを広げると、ベルドゥーゴの緩いショート前の打球をエラーし、7対6と均衡が破れました。

ガーディアンズのエマニュエル・クラセは、このポストシーズンに6試合目の登板ですが、6試合中4試合で失点するなど、らしくない投球が続いています。

続くグレイバー・トーレスが中前安打を打ち、1点を追加し、8対6と2点リード。

9回裏を、ヤンキースのトミー・ケインリーが無失点に抑えて、8対6で勝利し、対戦成績を3勝1敗とし、ワールドシリーズに王手をかけました。

⑤NYY 5, CLE 2 (OCT.19 @CLE)

第5戦は、延長戦で決着がつきました。

1回表ガーディンズは、ソトの二塁打で一塁からホームを狙ったトーレスを、ノエルーヒメネスの完璧な送球リレーでホームタッチアウトのファインプレイ。

2回裏、ガーディアンズはボー・ネイラーの二塁打で先制点。

ガーディアンズ先発のタナー・バイビーは、10人連続して凡退させるなどの好投で、5回表までヤンキース打線を無失点に抑えました。

5回裏、ガーディアンズはクワンの中前適時安打で1点を追加して2対0。

6回表、ヤンキースのスタントンが好投のバイビーから、2ラン本塁打を打ち、2対2の同点に。

その後両チームともダブルプレイなどでピンチを切り抜け、同点のまま延長戦に入りました。

6回裏、ヤンキースが、1アウト1,2塁をダブルプレイで切りぬけ、

7回表、ガーディアンズが、1アウト1塁で二遊間のゴロをダブルプレイに。

7回裏、ヤンキースが、1アウト1塁の場面で一ゴロをダブルプレイ。

試合を決めたのは、10回表、ソトの3ラン本塁打。

スタントンとソトの本塁打による5得点で、5対2でヤンキースが勝利。

MVP

ガーディアンズとのチャンピオンシップシリーズで4本塁打を打ったジャンカルロ・スタントンがMVP。

総括

ヤンキースは、スタントン、ジャッジ、ソトというホームランバッターが、期待通りの活躍をし、ガーディアンズは、頼みのクローザーのエマニュエル・クラセが、レギュラーシーズンの登板過多による疲労からか、本来の力が発揮できませんでした。

ニューヨーク・ヤンキースが4勝1敗でワールドシリーズ進出を決めました。松井秀喜がMVPを獲得した2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ進出です。

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