今回は、2023年オークランド・アスレチックスの戦力分析です。2022年の成績はア・リーグ西地区5位でした。アスレチックスの2021年成績はこちらをご参照ください↓↓↓
2023年開幕ロースター予想(野手)
スターティングラインナップ
- 【2B】ケンプ*
- 【RF】ラウレアーノ
- 【1B】S. ブラウン*
- 【DH】J. アギラル
- 【3B】J. ピーターソン*
- 【C】ランゲリアーズ
- 【LF】JJ. ブレディ*
- 【SS】N. アレン
- 【CF】E. ルイーズ
*:左打ち #:両打ち
控え野手
- 捕手:M. ピーニャ
- 一塁・外野手:R. ノダ
- 内・外野手:A. ディアス
- 外野手:パチェ
++++++++++++++++++++++++++++
- 内野手:T. ウェイド* (マイナー契約)
- 内野手:K. スミス
- 外野手:C. ケイペル*
注目選手(野手)
野手で私が注目する選手は、以下の選手です。
シェイ・ランゲリアーズ:2022年にオルソンとのトレードでATLから獲得した選手です。マーフィーがトレードでATLに移籍したので、2023年は正捕手としての活躍が期待されています。
Year | Age | Tm | G | AB | R | H | HR | RBI | BB | SO | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 24 | OAK | 40 | 142 | 14 | 31 | 6 | 22 | 9 | 53 | .218 | .261 | .430 | .691 |
1 Yr | 40 | 142 | 14 | 31 | 6 | 22 | 9 | 53 | .218 | .261 | .430 | .691 |
Shea Langeliers.
— Oakland A's (@Athletics) 2022年8月18日
That's the tweet. pic.twitter.com/D8Zhzuv330
クリスチャン・パチェ:ランゲリアーズと一緒に、オルソンとのトレードでATL獲得した選手です。2022年は外野のレギュラーポジションを獲得すると期待していましたが、打率、出塁率、長打率が非常に低く、91試合に出場したものの、期待を大きく下回る成績でした。2023年は汚名返上して、レギュラーポジションを獲得して欲しい選手です。
Year | Age | Tm | G | AB | R | H | HR | RBI | BB | SO | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 21 | ATL | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | .250 | .250 | .250 | .500 |
2021 | 22 | ATL | 22 | 63 | 6 | 7 | 1 | 4 | 2 | 25 | .111 | .152 | .206 | .358 |
2022 | 23 | OAK | 91 | 241 | 18 | 40 | 3 | 18 | 15 | 70 | .166 | .218 | .241 | .459 |
3 Yr | 115 | 308 | 24 | 48 | 4 | 22 | 17 | 97 | .156 | .205 | .234 | .439 |
We call it Pache Power #DrumTogether pic.twitter.com/RJEJ4mqNLs
— Oakland A's (@Athletics) 2022年10月2日
主な入団・退団選手(野手)
野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- マーフィー(捕手)トレードでATLへ
- J. ラウリー(内野手)FA
- ピンダー(外野手)FA
Sean Murphy has been traded to the Atlanta Braves, per @JeffPassan pic.twitter.com/cyOiULghCt
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) 2022年12月12日
主な入団選手
- M. ピーニャ(捕手)トレードでATLから
- A. ディアス(内野手)FA
- J. ピーターソン(内野手)FA
- J. アギラル(内野手)FA
- T. ウェイド(内野手)FA マイナー契約
- JJ. ブレディ(外野手)トレードでMIAから
We have signed Aledmys Díaz and Jace Peterson to two-year contracts through the 2024 season. pic.twitter.com/nZSa5DGeMn
— Oakland A's (@Athletics) 2022年12月13日
Welcome to the Green and Gold, Jesús!
— Oakland A's (@Athletics) 2023年1月27日
We've agreed to terms with 1B/DH Jesús Aguilar on a one-year contract for the 2023 season! pic.twitter.com/5myVPc9P1h
Welcome to the Green and Gold, JJ! 👏 pic.twitter.com/XcOvSsHwLH
— Oakland A's (@Athletics) 2023年2月12日
総評(野手)
2022年は、ア・リーグ15チーム中、打率・出塁率・OPSが最下位、得点は辛うじて14位という成績でした。2022年と比較すると、マーフィーをトレードで放出したため、捕手は戦力ダウンし、内野手は、J. アギラル、J. ピーターソン、A. ディアスといった中堅どころのFA選手を獲得し戦力を整えました。ただ戦力的には2022年と大きな変化はなく、今年もチームの再建期となりそうです。
2023年開幕ロースター予想(投手)
先発ローテーション
- ブラックバーン
- カプリーリアン
- ルチンスキー
- 藤浪晋太郎
- ウォルディチャック*
*:左投げ
ブルペン投手陣
- T. メイ(抑え)
- Z. ジャクソン
- D. ヒメネス
- アセベド
- モール*
- A. オラー
- C. スミス
- JP. シアーズ*
+++++++++++++++++++++++++++++++++
- A. マルチネス(先発)
- K. マラー*(先発)
- プルイット(救援)
- K. スニード*(故障者リスト)
*:左投げ
注目選手(投手)
注目する選手は、以下の先発投手です。
藤浪晋太郎:阪神タイガースでは、2015年に14勝して以来二桁勝利はなく、2016年が最後に規定投球回数に達した年で、ここ数年は鳴かず飛ばずという成績でした。そんな中ポスティングをしたので、獲得する球団があるのか心配していましたが、ついにOAKアスレチックスと契約が決まりました。英語での入団会見を聞くと、やる気に満ちている印象で、環境が変わることで成績も大きく変わると期待しています。実際にSTではいい投球をしているので、期待できそうです。
Shintaro is in the building!
— Oakland A's (@Athletics) 2023年1月17日
Tune in 📹 https://t.co/pE6ljdUYIn pic.twitter.com/r6pCS9fBfT
him: "Please, call me Fuji"
— Oakland A's (@Athletics) 2023年1月18日
us: "okay 🥺" pic.twitter.com/dSyDIStFzb
Fuji filth 😳 pic.twitter.com/V2dnZPvkEJ
— Oakland A's (@Athletics) 2023年2月28日
主な入団・退団選手(投手)
投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- ローグ(先発)FA
- アービン(先発)トレードでBALへ
- パヤンプス(救援)トレードでATLへ
- ゲラ(救援)FA
- ケイニグ(救援)FA
- AJ. パック(救援)トレードでMIAへ
主な入団選手
- T. メイ(救援)FA
- C. スミス(救援)トレードでCOLから
- ルチンスキー(先発)FA
- 藤浪晋太郎(先発)FA
Welcome, @IamTrevorMay! 📑✍️🤝 pic.twitter.com/G3KDDT2T9G
— Oakland A's (@Athletics) 2022年12月16日
We have acquired RHP Chad Smith from the Colorado Rockies for RHP Jeff Criswell. pic.twitter.com/v9Ic9OYmqG
— Oakland A's (@Athletics) 2022年12月6日
藤浪晋太郎選手、アスレチックスにようこそ
— Oakland A's (@Athletics) 2023年1月13日
We've agreed to terms with RHP Shintaro Fujinami on a one-year contract for the 2023 season. pic.twitter.com/TSuqHuJRBv
総評(投手)
2022年は、投手成績は防御率・自責点が、ア・リーグ15チーム中13位、WHIP・被打率が12位と下位の成績でした。2023年の先発ローテーションの中で、カプリーリアン、ブラックバーンの2人は、2022年に20試合以上MLBで先発登板した投手ですが、それ以外は横一線の競争です。藤浪晋太郎、ルチンスキー、マルチネス、ウォルディチャック、マラーの5人が、ローテーションの3つの席を争います。そう考えると先発投手は固定できない不安が残ります。一方、救援投手は、主力選手の退団はなく、FAのメイを獲得したので、若干戦力アップです。但し、固定できそうなクローザーがいないところが懸念点です。このように見ていくと、2023年もリーグ下位の成績になりそうです。
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