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【MLB2024戦力分析】ボルチモア・オリオールズ

今回は、ボルチモア・オリオールズの戦力分析です。2023年はア・リーグ東地区優勝、2014年以来9年ぶりの地区優勝でした。オリオールズの2023年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2024年開幕ロースター予想(野手)

スターティングラインナップ

  1. 【CF】セドリック・マリンズ*
  2. 【C】アドリー・ラッチマン#
  3. 【SS】ガナー・ヘンダーソン*
  4. 【RF】アンソニー・サンタンダー#
  5. 【1B】ライアン・オハーン*
  6. 【DH】ライアン・マウントキャッスル
  7. 【LF】オースティン・ヘイズ
  8. 【2B】ジャクソン・ホリデイ*
  9. 【3B】ジョーダン・ウェストバーグ 

*:左打ち #:両打ち 太字:新入団

控え野手

  1. 捕手:ジェームズ・マッキャン
  2. 内野手:ラモン・ウリアス
  3. 内・外野手:ホルヘ・マテオ
  4. 外野手:コルトン・カウザー*

+++++++++++++++++++++++++

  • 内野手:タイラー・ネビン
  • 外野手:ニック・メイトン*
  • 外野手:ライアン・マケナ 
  • 内野手:コルテン・ウォン(マイナー契約)

*:左打ち #:両打ち 太字:新入団

注目選手(野手)

野手で私が注目する選手は、以下の選手です。

ジャクソン・ホリデイ:トッププロスペクトNo.1に選ばれたのが、ジャクソン・ホリディ内野手です。オリオールズからは、2022年のラッチマン捕手、2023年のヘンダーソン内野手と、3年連続でNO.1トッププロスペクトが登場しています。ヘンダーソンに続いて、2024年はホリデイの新人王獲得を期待しています。

ガナー・ヘンダーソン:2023年の新人王です。2024年は、ルーキーのホリデイがセカンドを守り、ヘンダーソンはショートを守る予定です。2024年は本塁打30本超えを期待しています。

ヘンダーソン 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2022 21 BAL 34 116 12 30 4 18 1 16 34 .259 .348 .440 .788
2023 22 BAL 150 560 100 143 28 82 10 56 159 .255 .325 .489 .814
2 Yr     184 676 112 173 32 100 11 72 193 .256 .329 .481 .810
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Generated 2/8/2024.

アドリー・ラッチマン:2022年にMLBデビューしたラッチマンは、2年目の2023年にシルバースラッガー賞を受賞しました。2年目は、本塁打、打点、得点、打率などほとんどの打撃指標が前年を上回り、オールスターゲームに選出され、シルバースラッガー賞も受賞しました。

ラッチマン 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2022 24 BAL 113 398 70 101 13 42 4 65 86 .254 .362 .445 .806
2023 25 BAL 154 588 84 163 20 80 1 92 101 .277 .374 .435 .809
2 Yr     267 986 154 264 33 122 5 157 187 .268 .369 .439 .808
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Generated 2/8/2024.

主な入団・退団選手(野手)

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • アダム・フレイジャー(内野手)FA
  • アーロン・ヒックス(外野手)FA
  • ジョーイ・オルティス(内野手)トレードでMILへ

主な入団選手

  • ニック・メイトン(内野手)トレードでDETから
  • コルテン・ウオン(内野手)FA マイナー契約

総評(野手)

2023年は、ア・リーグ15チーム中、打率6位、出塁率と長打率は7位、OPSは8位という成績で、リーグ中ほどの成績でした。本塁打30本を超える打者も、打率3割を打つ打者もいない打線で、得点数はリーグ4位と、効率の良い攻撃ができていました。主力で退団するのは、セカンドのフレイジャーくらいでで、その代わりにプロスペクトの内野手ホリデイがレギュラーに定着する見込みであることから、前年と同レベルの成績で、2024年もリーグ中ほどくらいの打撃成績になると予想しています。

2024年開幕ロースター予想(投手)

先発ローテーション

  1. コービン・バーンズ
  2. グレイソン・ロドリゲス
  3. ディーン・クレーマー
  4. タイラー・ウェルズ
  5. コール・アービン

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  • カイル・ブラディッシュ(先発)
  • ジョン・ミーンズ*(先発)
  • ジョナサン・ヒーズリー(先発)

*:左投げ 太字:新入団

ブルペン投手陣

  1. クレイグ・キンブレル(抑え)
  2. イェニエル・カノ
  3. ダニー・クーロム*
  4. ディロン・テイト
  5. シオネル・ペレス*
  6. ジェイコブ・ウェブ
  7. マイク・バウマン
  8. キーガン・アキン

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • ブライアン・ベイカー(救援)
  • フェリックス・バティスタ(救援)(故障者リスト TJ手術)

*:左投げ 太字:新入団

注目選手(投手)

注目する選手は、以下の投手です。

コービン・バーンズ:2021年にはサイヤング賞を受賞した、MILブルワーズのエースを、トレードで獲得しました。オリオールズが、今年にかけている意気込みの伝わるトレードでした。バーンズの加入で、オリオールズの先発ローテーションは盤石となり、地区優勝はもとより、ワールドシリーズ優勝を狙って、チームが戦力アップを図っている姿勢に好感が持てます。

バーンズ 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2018 23 MIL 7 0 2.61 30 0 38.0 27 11 11 35 158 3.79 1.000
2019 24 MIL 1 5 8.82 32 4 49.0 70 48 20 70 51 6.09 1.837
2020 25 MIL 4 1 2.11 12 9 59.2 37 14 24 88 216 2.03 1.022
2021 26 MIL 11 5 2.43 28 28 167.0 123 45 34 234 170 1.63 0.940
2022 27 MIL 12 8 2.94 33 33 202.0 144 66 51 243 137 3.14 0.965
2023 28 MIL 10 8 3.39 32 32 193.2 141 73 66 200 127 3.81 1.069
6 Yr     45 27 3.26 167 106 709.1 542 257 206 870 129 3.11 1.055
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Generated 2/8/2024.

ジョン・ミーンズ:2022年開幕直後にTJ手術を受けてから1年以上を経て、2023年終盤に復帰し、1勝をあげました。2024年は本格的な復活のシーズンです。ノーヒットノーランを記録した2021年のような投球が戻ってきて欲しいです。

ミーンズ 投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2018 25 BAL 0 0 13.50 1 0 3.1 6 5 0 4 35 4.66 1.800
2019 26 BAL 12 11 3.60 31 27 155.0 138 62 38 121 131 4.41 1.135
2020 27 BAL 2 4 4.53 10 10 43.2 36 22 7 42 103 5.60 0.985
2021 28 BAL 6 9 3.62 26 26 146.2 125 59 26 134 123 4.62 1.030
2022 29 BAL 0 0 3.38 2 2 8.0 8 3 2 7 121 2.11 1.250
2023 30 BAL 1 2 2.66 4 4 23.2 13 7 4 10 157 5.24 0.718
6 Yr     21 26 3.74 74 69 380.1 326 158 77 318 122 4.63 1.060
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Generated 2/8/2024.
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主な入団・退団選手(投手)

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • カイル・ギブソン(先発)
  • ジャック・フラハーティ(先発)FA
  • オースティン・ボス(救援)FA
  • 藤浪晋太郎(救援)FA
  • DL ホール(救援)トレードでMILへ

主な入団選手

  • コービン・バーンス(先発)トレードでMILから
  • クレイグ・キンブレル(救援)FA
  • ジョナサン・ヒーズリー(先発)FA

総評(投手)

2023年は、防御率とWHIPは、ア・リーグ15チーム中5位、被打率8位、与四球数は4位、奪三振数は9位と、リーグでも中の上という位置の成績でした。オフの動きを見ると、先発投手では、ギブソンとフラハーティがFAで退団しますが、TJ手術から完全復帰するミーンズと、トレードでMILから獲得したバーンズの2人が、大きな戦力アップとなります。救援投手では、バティスタがTJ手術の影響で2024年は欠場が見込まれますが、その代わりにFAで獲得したキンブレルがクローザーを務めます。このようにしっかりとした補強をしましたので、2024年はリーグ上位の成績を残すと予想しています。

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