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【MLB2024戦力分析】デトロイト・タイガース

2024戦力分析 ア・リーグ タイガース 日本人選手

今回は、デトロイト・タイガースの戦力分析です。2023年はア・リーグ中地区2位でした。タイガースの2023年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2024年開幕ロースター予想（野手）

スターティングラインナップ

  1. 【RF】パーカー・メドウズ*
  2. 【CF】ライリー・グリーン*
  3. 【1B】スペンサー・トーケルソン
  4. 【DH】ケリー・カーペンター*
  5. 【LF】マーク・カナ
  6. 【2B】コルト・キース*
  7. 【SS】ハビアー・バエズ
  8. 【3B】ジオ・ウルシェラ
  9. 【C】ジェイク・ロジャース

*:左打ち　#:両打ち　太字：新入団

控え野手

  1. 捕手：カーソン・ケリー
  2. 内・外野手：アンディ・イバニェス
  3. 内・外野手：ザック・マッキンストリー*
  4. 内・外野手：マット・ビアリング

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

  • 外野手：アキル・バドゥー*
  • 内・外野手：ケストン・ヒウラ（マイナー契約）

*:左打ち　#:両打ち　太字：新入団

注目選手（野手）

野手で私が注目する選手は、以下の選手です。

コルト・キース：MLBデビュー前のプロスペクトの内野手ですが、6年の長期契約を結びました。二塁手としてレギュラーポジションの獲得が期待されています。

パーカー・メドウズ：パーカー・メドウズは、2022年にTBレイズからDETタイガースに移籍したオースティン・メドウズの弟で、2023年までは兄弟が同一チームでプレイしていました。パーカー・メドウズは、兄と同様に好打の外野手です。兄のオースティンが2023年オフにFAとなったので、2024年は別のチームになってしまいそうです。

メドウズ　打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2023 23 DET 37 125 19 29 3 13 8 17 37 .232 .331 .368 .699
1 Yr     37 125 19 29 3 13 8 17 37 .232 .331 .368 .699
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Generated 2/4/2024.
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主な入団・退団選手（野手）

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • ミゲル・カブレラ（内野手）引退

主な入団選手

  • ケストン・ヒウラ（内野手）FA マイナー契約
  • マーク・カナ（外野手）トレードでMILから
  • ジオ・ウルシェラ（内野手）FA

総評（野手）

2023年は、ア・リーグ15チーム中、得点、安打数、本塁打数、盗塁数、打率、長打率、OPSの全てが13位と、多くの打撃指標がリーグで下から3番目の成績でした。オフにチームを離れたのは、ミゲル・カブレラが引退した程度です。新加入の選手を見ると、トレードでカナを獲得し、FAのウルシェラとも契約をしました。このように、前年の戦力に新戦力がプラスされましたので、前年より成績は向上し、2024年もリーグ中位～下位の打撃成績になると予想しています。

2024年開幕ロースター予想（投手）

先発ローテーション

  1. タリック・スクーバル*
  2. ジャック・フラハーティ
  3. 前田健太
  4. マット・マニング
  5. リース・オルソン

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • ケイシー・マイズ（先発）
  • メイソン・イングラート （先発）
  • アレックス・ファエド （先発）

*:左投げ　太字：新入団

ブルペン投手陣

  1. アレックス・ラング（抑え）
  2. ジェイソン・フォーリー
  3. ウィル・ベスト
  4. アンドリュー・チェイフィン*
  5. シェルビー・ミラー
  6. タイラー・ホルトン
  7. ミゲル・ディアス
  8. ジョーイ・ウェンツ

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • ブレンダン・ホワイト（救援）
  • ボー・ブリスキー（救援）

*:左投げ　太字：新入団

注目選手（投手）

注目する選手は、以下の移籍してきた2人の先発投手です。

ジャック・フラハーティ：2022年に右肩の故障以降、本来の調子が取り戻せていない印象です。2024年は完全復活し、防御率3点台、二桁勝利を期待しています。

フラハーティ　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2017 21 STL 0 2 6.33 6 5 21.1 23 15 10 20 68 5.27 1.547
2018 22 STL 8 9 3.34 28 28 151.0 108 56 59 182 116 3.86 1.106
2019 23 STL 11 8 2.75 33 33 196.1 135 60 55 231 152 3.46 0.968
2020 24 STL 4 3 4.91 9 9 40.1 33 22 16 49 86 4.11 1.215
2021 25 STL 9 2 3.22 17 15 78.1 57 28 26 85 122 4.22 1.060
2022 26 STL 2 1 4.25 9 8 36.0 36 17 22 33 93 4.97 1.611
2023 27 TOT 8 9 4.99 29 27 144.1 162 80 66 148 86 4.36 1.580
2023 27 STL 7 6 4.43 20 20 109.2 116 54 54 106 98 4.20 1.550
2023 27 BAL 1 3 6.75 9 7 34.2 46 26 12 42 62 4.84 1.673
7 Yr     42 34 3.75 131 125 667.2 554 278 254 748 109 4.01 1.210
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Generated 2/4/2024.

前田健太：2023年にTJ手術から復帰し、100イニング以上を投げ、6勝をあげました。2024年は本格的に復活し、規定投球回数に達し、二桁勝利を期待しています。

前田健太　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP H ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2016 28 LAD 16 11 3.48 32 32 175.2 150 68 50 179 115 3.58 1.139
2017 29 LAD 13 6 4.22 29 25 134.1 121 63 34 140 98 4.07 1.154
2018 30 LAD 8 10 3.81 39 20 125.1 115 53 43 153 102 3.22 1.261
2019 31 LAD 10 8 4.04 37 26 153.2 114 69 51 169 102 3.95 1.074
2020 32 MIN 6 1 2.70 11 11 66.2 40 20 10 80 160 3.00 0.750
2021 33 MIN 6 5 4.66 21 21 106.1 106 55 32 113 91 4.10 1.298
2022                              
2023 35 MIN 6 8 4.23 21 20 104.1 94 49 28 117 102 4.02 1.169
7 Yr     65 49 3.92 190 155 866.1 740 377 248 951 105 3.74 1.140
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Generated 2/4/2024.

主な入団・退団選手（投手）

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • マシュー・ボイド（先発）FA
  • ホセ・シスネロ（救援）FA
  • タイラー・アレクサンダー（先発）ウェイバー公示後、TBへ

主な入団選手

  • ジャック・フラハーティ（先発）FA
  • 前田健太（先発）FA
  • アンドリュー・チェイフィン（救援）FA
  • シェルビー・ミラー（救援）FA 

総評（投手）

2023年は、ア・リーグ15チーム中防御率・自責点が、ア・リーグ15チーム中9位、WHIPはリーグ6位の成績で、リーグ中ほどの成績を残しました。エースだったエドゥアルド・ロドリゲスロがFAで退団しましたが、その穴をフラハーティと前田健太を獲得してカバーしました。さらにTJ手術明けのケイシー・マイズや、イングラート、ファエドといった選手も控えており、先発投手は層が厚くなりました。救援投手陣は、チェイフィンとミラーを獲得したことで、昨年ベンチ入りしていた救援投手がAAAに行くほど、救援投手も層が厚くなりました。こうしたことから、2024年は前年より成績は向上し、リーグ上位から中位くらいの成績を残すと予想しています。

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