メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2021】4月8日~11日(レギュラーシーズン)注目のシリーズ・試合

4月8日~11日のシリーズでは、本拠地開幕戦を迎えるチームもありました。今回は、注目したシリーズ2つと、1日1試合面白かった試合をピックアップして投稿します。

目次

注目のシリーズ

OAK vs HOU  @HOU 3連戦 (4/8-4/10)

3連戦の結果は、OAKアスレチックスの2勝、HOUアストロズの1勝でした。前週の同チーム同士による4連戦は、アスレチックスのホームでアストロズが4連勝しましたが、今回はアスレチックスがアストロズのホームで2勝1敗と何とか勝ち越しました。4月8日の試合まで打率2割を下回っていたオルソンが、4月9日の第2戦で8回に勝ち越しホームランを放ち、チームが勝利しました。オルソンはスランプを出したようですが、三塁手のチャップマンと遊撃手のアンドラスは、まだ打率が1割台前半と不調が続いています。

オルソンの勝ち越し3ランホームラン↓↓↓

一方のアストロズは、コレア、グリエル、アルトゥーベ、ブラントリーら主力選手が打率3割を超え、好調な打線がチームを勝利に導いています。

4月11日時点で、HOUアストロズは6勝3敗で、LAAと並んで西地区1位タイ。OAKアスレチックスは3勝7敗で西地区最下位、首位とのゲーム差3.5です。HOU,LAA,OAKの三つ巴になると予想していたア・リーグ西地区ですが、アスレチックスが出遅れました。挽回にはチャップマンの不振脱出が欠かせません。

BOS vs BAL  @BAL 3試合 (4/8-4/11)

結果はBOSレッドソックスの3勝と、前週の同チーム同士による3連戦では、BALオリオールズがBOSレッドソックスのホームで3連勝しましたが、今回はレッドソックスがリベンジする形となりました。

レッドソックスは、主力のデバースが3試合連続で合計4本のホームランを打ち、JDマルチネスが4/11の試合で3ホームランと打線が復調したことが、3連勝に繋がりました。

JDマルチネスのホームラン↓↓↓

一方のオリオールズは、マンシーニが2試合連続でホームランを放ち、病気を克服し出場を果たしただけでなく、長打力も戻ってきました。また4/10に先発登板したジマーマンは6回自責点2と、2試合連続でクォリティースタートをし、信頼できる先発投手が1人現れました。

マンシーニの今季初本塁打↓↓↓

4月11日時点で、ア・リーグ東地区は、BOSレッドソックスが6勝3敗で単独トップ、BALオリオールズは4勝5敗、TOR、TB、NYYも4勝5敗なので、4チームが並んで2位という混戦模様です。

注目の試合

MIL 1, STL 3 (Apr.8 @STL)

MILブルワーズの先発投手バーンズが、6回を被安打1本、奪三振9個と完璧な内容の投球を見せていました。投手が交代した7回裏、STLカージナルスが3本のヒットで同点に追いつき、8回裏にロッキーズから移籍のアレナードが、ホームランを放ち逆転勝利。

ファンのスタンディングオベーションに、アレナードがカーテンコールで応えました↓↓↓

カージナルスファンが新加入のアレナードを温かく迎え入れ、アレナードは優勝に向かうチームで活躍できる喜びをファンの前で表現するという、感動的なシーンでした。アレナードは優勝したくて、ロッキーズから移籍を志願していたので、今年は例年以上のモチベーションで戦ってくれるはずです。アレナードの活躍に期待です。

SD 3, TEX 0 (Apr.9 @TEX)

SDパドレスのマスグローブがやりました。ノーヒット・ノーラン。9回を10奪三振という見事なピッチングでした。タティス Jrの負傷による離脱で、チームの得点能力に陰りが見え始めるなか、ファンの不安を吹き飛ばす見事な投球でした。パドレスは先発投手陣がしっかりしているので、主砲のタティスJrが仮に長期離脱しても、優勝争いから脱落することはなさそうです。この試合は、TEXレンジャーズの有原投手との投げ合いでしたが、有原投手が霞んでしまいました。

www.youtube.com

MIA 3, NYM 0  (Apr.10 @NYM)

NYメッツのデグロムが8回、5安打、14奪三振、自責点1という見事な投球に、メッツ打線が応えられず、9回表にデグロムの後を受けて登板したディアスは被安打3、自責点2と点差を広げられ万事休す。メッツ完封負けです。デグロムが投げる試合は、毎回打線が振るわず、後続のブルペン投手が打たれるというのがお決まりです。デグロムは何故こんなにも不運なのでしょうか、不思議です。

一方のMIAマーリンズは、先発のロジャースが6回を10奪三振、無失点と好投。デグロムからチザムがソロホームランを打って快勝しました。

PHI 7, ATL 6  (Apr.11 @ATL)

PHIフィリーズ、ATLブレーブスともにホームランを打ち合い、シーソーゲームとなりました。フィリーズは、ホスキンス、グレゴリウス、ハーパーと主砲がホームランを放ち、ブレーブスも、アルビーズ、フリーマン、アクーニャJr.と主砲がホームランを打つ、非常に面白いゲームでした。しかし試合を決めたのは、ホームランではなく、フィリーズのボームのスライディング技術でした。犠牲フライでサードからホームへタッチアップし、キャッチャーのタッチをかいくぐり、見事なスライディングで得点し、これが決勝点。野球は小技が重要です。

ボームの本塁へのスライディング↓↓↓

クローザーのネリスが1回を無失点で試合を締め、2セーブ目。9試合で早くも5試合、5イニングを投げており、シーズン最後まで持つのか、登板過多が心配です。

まとめ

コロナで延期したチーム以外は、9試合、10試合程度消化しています。4月11日時点の順位を見てみましょう。

まずは、アメリカンリーグから、最下位のチームでも3勝を挙げており、大きく脱落したチームは見受けられません。前評判の高かった、ヤンキース、ブルージェイズ、ホワイトソックスが負け越しているのが気になります。

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ア・リーグ順位表 4/11時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグは、東地区はコロナの影響で、チームによってゲームの消化数が違います。フィリーズは僅差の試合を勝っており、クローザーのネリスの活躍が目立ちます。中地区は、レッズの打線に勢いがあり首位にいます。昨年の貧打線から一変しました。西地区は、既にドジャース、パドレスの2強、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの2弱が形成されています。ジャイアンツが、2強に引き離されないように食らいついていけるかに注目したいと思います。

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ナ・リーグ順位表 4/11時点(MLB公式サイトより)

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【MLB好プレー】4月5日~7日(レギュラーシーズン)

今日は、4月5日~7日のシリーズで注目した好プレー・珍プレーを振り返ります。

目次

好プレー

守備編

Apr. 5 TB ランディ・アロサレーナが、ダイビングキャッチ。

Apr. 6 CIN 今季スプリングトレーニング中にショートにコンバートされた、エウヘニオ・スアレスがダイビングキャッチのファインプレー。

Apr. 7 BAL サンタンデールが試合を決めるホーム補殺。延長11回裏、1アウト3塁で、ライトフライを取ると、ホームへ好返球し、タッチアウト。試合終了。

Apr. 7 MIN 試合を決める、2つの好プレー。まずは、6回裏にシモンズの好送球が光ったプレー。レフトのケイブから、ショートのシモンズが中継して、DETカブレラの二塁打の間に、一塁からホームに生還しようとしたウィル・カストロを捕殺。さらに同じ6回裏、ライトのガーリックがホームへ好送球。三塁からタッチアップでホームを狙ったカブレラを捕殺。

攻撃編

Apr. 5 KC ウィット・メリフィールドの打った瞬間にスタンドに入るとわかるホームラン。打った時の音が違う。

Apr. 5 MIN ネルソン・クルーズが、ライトスタンドに惜しくもファールになったホームラン性の当たりを打った後に、レフトへ真のホームランを打ちました。こういう場合なかなかホームランが出ず三振をしやすいものですが流石です。しかも満塁ホームラン。

Apr. 5 NYY ジャンカルロ・スタントン、打った瞬間にそれとわかる大飛球。今季初本塁打。

4月6日は、1試合に複数ホームランを打った打者が5人もいました。

  • ネイト・ロウ(TEX)2本 
  • ボー・ビシェット(TOR)2本
  • タイラー・ネイキン(CIN)2本(秋山翔吾が戻ってきた時どうなるでしょうか?)
  • ロナルド・アクーニャ(ATL)2本
  • ライアン・マクマホン(COL)3本

4月7日は、試合を決めるホームランが沢山出ました。

Apr. 7 ATL サンドバルが、代打で出場し2号2ランホームラン。今年は完全復活か。この一打でチームは2対0の勝利。

Apr. 7 STL モリーナが、7回表に0対0の均衡を破る今季1号ホームラン。 

Apr. 7 MIL ケインが、8回表に0対0の均衡を破る今季1号ホームラン。さらに延長10回勝ち越し3ランホームランで勝利。

 

Apr. 7 CLE ラミレスが、6回、8回に2本の2ランホームラン。4対2で勝利。

投手編

Apr. 5 LAD ダスティン・メイが、6回を被安打2、8奪三振、無失点と好投。開幕前は、デビット・プライスが先発で、メイはブルペンかと思いましたが、メイの先発ローテーション入りが確定です。

APR. 5 CHC トレバー・ウィリアムズが、6回を被安打2、6奪三振、自責点2と好投。昨シーズンオフにPITをDFAになり放出されましたが、完全復活か?2018年当時のピッチングに戻れば、二桁勝利が期待できます。

Apr. 6 NYY ゲリット・コールが、7回を被安打4、13奪三振、無失点と好投。期待通りの投球。

Apr. 6 LAD クレイトン・カーショーが、7回を被安打4、8奪三振、1失点と好投。前日先発のメイに続く好投。

Apr. 7 WAS ストラスバーグが、7回を被安打1、8奪三振、無失点と好投しましたが、後続の投手が打たれて逆転負け。昨年は2試合しか登板できませんでしたが、今日の投球を見ると、今年は完全に復活した感じです。

Apr. 7 MIL ウッドラフが、7回を被安打1、8奪三振、無失点と好投。後続が打たれ勝ち投手の権利は失いましたが、チームは延長戦の末勝利。

珍プレー

Apr. 7 SD ホルヘ・マテオが、グローブに当てて、ホームランをアシスト。珍プレーというほどではないが、残念なプレー。

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ダルビッシュ、マエケン登板【MLB2021】4月5日~7日(レギュラーシーズン)

4月5日~7日に、ダルビッシュ投手と前田投手が、2回目の先発登板をしました。その3日間で注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目のシリーズ

NYM vs PHI  @PHI 3連戦 

NYMにとっては、コロナの影響でWASとの3連戦が中止になったので、開幕戦でした。3連戦の結果は、PHIの2勝、NYMの1勝。第1戦は、デグロムが好投するも敗戦。これはお決まり。第2戦は、メッツが主砲2人の活躍で快勝。注目した選手をピックアップします。第3戦は、フィリーズの主力が長打を放ち、快勝です。

フィラデルフィア・フィリーズ

  • 第3戦では、ホスキンス、ボーム、リアルミュートの3人がホームラン、マカッチェンが三塁打、ハーパーが二塁打を打ち、主砲が全員活躍しました 

  • 昨年はボロボロだったブルペン投手が、今年は機能しています。特にクローザーのネリスは4試合、4イニングを投げて無失点。6試合で4試合も投げていて、使い過ぎが心配ですが。

ニューヨーク・メッツ

HOU vs LAA  @LAA 2連戦 

ヒューストン・アストロズとロサンゼルス・エンゼルスが、AL西地区をリードしそうな雰囲気を出していた開幕4連戦。その好調なチーム同士の対戦。第1戦はHOU11安打、LAA10安打、LAA 8 vs HOU 7でエンゼルスの勝利。下馬評の低かったLAAのブルペン投手陣が奮闘しています。しかし第2戦は、2対2の同点で迎えた9回表に、LAAクローザーのイグレシアスが、HOUコレアに逆転2ランホームランを打たれ、HOU 4 vs LAA 2でアストロズの勝利。2試合ともに接戦で、1勝1敗という結果でした。打線好調のこの2チームが、ア・リーグ西地区をリードしていく予感。

ロサンゼルス・エンゼルス

  • クリス・ロドリゲス:中継ぎで2回2/3を自責点1で抑え、チームを勝利に導く。
  • スティーブン・シシェック:マドン監督好みの選手。右のサイドスロー。既に3試合も登板。
  • マイケル・メイヤーズ、アーロン・スレガース:第2戦に先発バンディの後に登板し、それぞれ1イニングを無失点に抑えました。このように中継ぎ投手が好調です。この点が昨年との大きな違いです。

ヒューストン・アストロズ

PIT vs CIN  @CIN 3連戦 

CINレッズが3連勝。レッズは昨年の貧打線からは、見違えるほどの強打線に変貌しました。開幕6試合で57得点を挙げ、5勝1敗と勝ち越し。開幕6試合で、57得点は球団新記録で、レッズがワールドシリーズ優勝した1976年に記録した51得点を上回りました。

 注目は、以下の3選手です。

  • タイラー・ネイキン:この3連戦で3本塁打。インディアンスから移籍してきた選手。秋山翔吾がケガで離脱した外野に定着しました。秋山にとっては大きなライバルとなります。

  • ジョナサン・インディア:セカンドを守るルーキー。インディアがセカンドをまもるため、ムスターカスをセカンドからサードへ、スアレスをサードからショートへコンバートしました。コンバートさせてまで、出場させるだけの成績を残しています。

  • ニコラス・カステヤノス:言うまでもなく、期待通りの活躍。

注目の試合

BAL 2, NYY 3 (Apr.1 @DET)

ヤンキースの主力選手が、期待通りの活躍で、ボルチモア・オリオールズに圧勝。

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TOR 6, TEX 2 (Apr.5 @TEX)

TEXの本拠地開幕戦。2020年開場した新球場も、昨年は無観客試合でしたので、ファンにとっても待ち望んだ試合。TEXは残念ながら敗戦。観客数38,238人と満員の様相で、マスクをしていない人も結構いました。コロナは大丈夫なのでしょうか?

ATL 5, WAS 6 (Apr.6 @WAS)

WASは、コロナで試合中止が続き、これが開幕戦。その開幕戦でサヨナラ勝ち。一方のATLは開幕から4連敗。しかしATLは、主砲にホームランが出るなど光明が見えてきました。

アトランタ・ブレーブス

ワシントン・ナショナルズ

  • ジョナサン・ルクロイ:招待選手としてスプリングトレーニングに参加したホワイトソックスでは、40枠に入れませんでしたが、開幕直前にワシントン・ナショナルズと契約。 そして初戦で二塁打を打ち2打点を挙げる活躍。

  • トレイ・ターナー:3回裏、同点に追いつく2ランホームラン。

  • ファン・ソト:9回裏、サヨナラヒットで勝利。ターナーとソト、主砲2人の打撃で勝利。

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SF 1, SD 3 (Apr.6 @SD)(ダルビッシュ登板)

SDの守りがSFに勝った試合でした。

  • 先発のダルビッシュが、6回を被安打1、7奪三振、1失点の好投。

     

  • レフトのプロファーが、難しい当たりをナイスキャッチで、ダルビッシュを助けました。
  • 最後は、クローザーのマランソンが、9回を無失点に抑えて勝利。

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MIN 3, DET 2 (Apr.7 @DET)(マエケン登板)

MINの守備が光った試合でした。

  • 先発の前田が、6回を被安打7、7奪三振、2失点と、守備にも助けられ、クォリティースタート。今季初勝利👏。

  • 6回裏、シモンズの好送球が光ったプレー。レフトのケイブから、ショートのシモンズが中継して、DETカブレラの二塁打の間に、一塁からホームに生還しようとしたウィル・カストロを捕殺。
  • 6回裏、ライトのガーリックがホームへ好送球。三塁からタッチアップでホームを狙ったカブレラを捕殺。この2つのプレーが勝利に貢献。

  • 最後8・9回の2イニングを、コロメが無失点、3奪三振と抑えて、2セーブ目。

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故障

Apr. 5 SD フェルナンド・タティスJr.が、スイングをした際に肩を痛めて退場。スプリングトレーニングでも痛めていたので、長引きそうな予感。非常に気になります。韓国プロ野球から移籍してきた、ハソン・キムには、この出場チャンスを活かす活躍が期待されます。

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CWSのティム・アンダーソンが、一塁へ駆け抜けたときに、ハムストリングスを痛めて欠場していましたが、10日間の故障者リスト入りです。リードオフマンを失うホワイトソックスにとっては、痛いケガです。

OAKのクローザー、ローゼンタールが、肩の手術で長期離脱です。昨年活躍したヘンドリックスの代わりに、クローザーとして1年1100万ドルで契約したローゼンタールが、抜けるのは、メッチャ痛いです。ただでさえ、開幕6連敗でスタートしたので。

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まとめ

WASとNYMを除いては、各チームが6、7試合を消化しました。良い方で意外だったのは、CINレッズが5勝1敗と勝ち越していること。しかも貧打線と思われたのに、打撃が絶好調です。悪い方で意外だったのは、OAKアスレチックス。開幕6連敗し、7戦目に延長戦でようやく初白星を挙げました。クローザー候補のローゼンタールが故障者リスト入りするなど前途多難です。

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【MLB2021】4月1日~4日(レギュラーシーズン)

ついに、2021年公式戦が開幕しました。4月1日~4日の開幕シリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目のシリーズ

CWS vs LAA  @LAA 4連戦 

4連戦の結果は、LAAの3勝、CWSの1勝でした。LAAはプホルスと大谷にホームランが出て、CWSはアブレイユとアンダーソンにホームランが出るなど、両チームとも、主力選手が期待通りの活躍を見せました。両チームとも今年は強そうだと実感した3連戦でした。残念な点を挙げると、両チーム合わせて9個のエラーがあり、失点につながったエラーが多かったことです。移籍選手、新人選手、復活を期す選手など、注目した選手をピックアップします。

ロサンゼルス・エンゼルス

  • ジャスティン・アップトン:第1戦、11球も粘って四球で出塁したことが、次打者プホルスの内野ゴロによる決勝点につながりました。第3戦は、ホームランも打ち、今年の打撃復調を感じさせる活躍でした。

  • マックス・スタッシ:CWSのジオリトから1号ホームラン。昨年がフロックでなかったことを証明。

  • ライセル・イグレシアス:第1戦、9回を危なげないピッチングで抑え、今年はクローザーが確立したことを実感させられました。
  • ホセ・イグレシアス:第1戦の8回表に、ショートゴロをダイビングキャッチ。第3戦の3回表に、センター前に抜けるあたりを捕球。シモンズの抜けた穴を感じさせない、好守備を披露。

  • ジャレット・ウォルシュ:第3戦は、三塁打を含む2安打。第4戦は、サヨナラホームランを含む、2本の本塁打。昨年から打撃好調を維持し、プホルスから一塁手のレギュラーポジションを奪う可能性もある。

  • 大谷翔平:第4戦、2番ピッチャーで出場すると、ホームランを放ち、投手としても、4回2/3を7奪三振と、投打に活躍。与四球が5個と多かった点だけが悔やまれます。アブレイユとホームで交錯しましたが、大したケガでないことを祈ります。このように、投打両方で活躍すると、MVPが見えてきます。今後が楽しみです。

シカゴ・ホワイトソックス

  • ヤーミン・ジャレット:第2戦からDHで先発出場すると、本塁打1本、二塁打2本を含む8打席連続ヒット。これはMLB新記録。とんでもない新人の出現。

  • マイケル・コペック:6回から登板し、2回を無安打、3奪三振。トミージョン手術明けで、当面ロングリリーフで起用されそうですが、今日のような良いピッチングを続けたら、先発に起用される日も近いかもしれません。
  • ギャレット・クロシェ:期待通りのピッチングを披露しました。2回1/3を投げて、無安打、3奪三振の活躍。

ARI vs SD  @SD 4連戦 

4連戦の結果は、SDの3勝1敗。予想通りの強さを発揮しました。

打撃陣は、マチャド、ホズマー、マイヤーズの3人は好調なスタートを切りました。タティスJr.は3戦目まで1安打しか打てませんでしたが、4戦目の9回裏2アウトからホームランを打ちました。

先発投手は、移籍組のダルビッシュ、スネル、マスグローブが第1戦から第3戦まで先発し、マスグローブしか勝利投手にはなれませんでしたが、3人とも良いピッチングをしました。

心配だったブルペン投手ですが、中継ぎのパガンが早速2勝を挙げ、クローザーをマランソンが担い、こちらも早くも2セーブを挙げました。敗戦した第4戦では、先発投手のパダック降板後、ブルペン投手が5イニングを0点に抑えるなど、ブルペン投手が意外に安定した投球をしました。

一方アリゾナ・ダイヤモンドバックスは、第4戦で若手の内野手ロハスとぺルドモが守備で魅せました。

ATL vs PHI  @PHI 3連戦 

PHIが3連勝。ATLの強力打線が3試合合計でわずか3得点しかできず、PHI先発陣が完璧に抑えました。

  • 第1戦、ノラが6回2/3を、6奪三振、自責点2点
  • 第2戦、ウィーラーが7回を、10奪三振、被安打1本、自責点0点、打撃も、3打数2安打2打点の活躍。

  • 第3戦、エフリンが7回を、8奪三振、被安打4本、自責点1点

  • 不安視されていたブルペン投手も、クローザーのネリスが、3試合3イニングを投げて、5奪三振、2与四球、被安打0に抑え、1セーブを挙げ、抑えの役割を果たしました。

注目の試合

CLE 2, DET 3 (Apr.1 @DET)

華氏32度(摂氏0度)で、雪が降るというより、吹雪の中の開幕戦でした。その吹雪のなかで、ミゲル・カブレラがホームランを放ったゲームです。両チームともチームの主役が活躍しました。

  • シェーン・ビーバー:CLEのエース。6回12奪三振の好投も、敗戦投手に。
  • ミゲル・カブレラ:DETの主砲。吹雪が吹きすさぶ中、昨年のサイヤング投手から、ライトへ流し打ちのホームラン。通算500本塁打へあと12本。

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MIN 2, MIL 0 (Apr.3 @MIL)

MIL コービン・バーンズとMIN ホセ・べリオスの投げ合い。6回まで両チームともにノーヒットノーランという見事な投手戦。両投手に👏喝采。

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好プレー

守備編

Apr. 1 PHI ディディ・グレゴリウスが、後ろ向きでキャッチ。

Apr. 2 BAL セカンドのリオ・ルイーズが、ライトと交錯しそうになりながら後ろ向きでキャッチするファインプレーと、一二塁間のゴロをダイビングキャッチする2つのファインプレー。昨年までは、サードを守っていて、セカンドでの出場は2回しかないのに、このファインプレー。

Apr. 2 HOU センターのマイルズ・ストローが、センター前への当たりをダイビングキャッチ。

 Apr. 3 ATL ライトのロナルド・アクーニャJr.が、ハーパーを二塁で捕殺。

 Apr. 3 OAK ショートのアンドラスが、三遊間のあたりをダイビングキャッチ。前日の内野フライでタッチアップを許した汚名返上。

 Apr. 4 TOR ショートのビシェットが、セカンドのセミエンと息の合ったダブルプレーを見せ、さらに三遊間のイレギュラーバウンドを難なくアウトに。

攻撃編

Apr. 1&2 SF バスター・ポージーが2試合連続ホームラン。1年以上のブランクを感じさせない打撃。

Apr. 1 ATL パブロ・サンドバルが、まだまだやれることを示したホームラン。

Apr. 1 PIT ケブライアン・ヘイズが、新人王に向け、開幕戦・初打席にホームランを放つ。

Apr. 2  HOU ホセ・アルトゥーベの走塁。相手の一瞬のスキをついて、内野フライでタッチアップし得点。

Apr. 2&3 CHW ヤーミン・メルセデスが、MLB初ヒットを記録し、5打数5安打4打点。翌日も、ホームランと二塁打を含む、4打数3安打2打点の大活躍。開幕から8打数連続ヒットは、MLB新記録。新人をは彼かもしれません。

Apr. 1&3 NYY サンチェスが、2試合連続ホームラン。完全復活。

Apr. 3 MIA ジャズ・チザムが、四球で出塁すると、二盗、三盗、犠牲フライで得点と、足でかき回す野球を展開。マイアミに新たなスピードスターの誕生。

 Apr.4 DET アキル・バドゥが、MLBデビュー戦、初打席、しかも初球をホームラン。

投手編

Apr. 1 TB タイラー・グラスノーが、6回を被安打1、6奪三振、無四球、無失点と好投し、後続の投手も無失点に抑え、TBがMIAに1対0で勝利。

APR. 2 LAD トレバー・バウアーが、6回までノーヒット・ノーラン。7回にブラックモンとマクマホンに連続ホームランを打たれて3失点も、10個三振を奪い、ドジャースで初勝利。

Apr. 3 PHI ザック・ウィーラーが、強力打線のブレーブスを、7回被安打1本、10奪三振と完全に抑えました。

珍プレー

Apr. 1 LAD コディ・ベリンジャーの先制2ランホームランが、 アウトカウントが1つ増え、シングルヒットになってしまいました。ベリンジャーの打球が、レフトのタピアのグラブに収まりかけた後、フェンスを越えてホームランになりました。1塁走者のジャスティン・ターナーが、捕球されたと勘違いし、1塁に戻ったため、ベリンジャーがターナーを追い越した形になり、走者のベリンジャーはアウトとなりました。ターナーの得点は認められ、結果として、2ランホームランが、シングルヒットで、1アウト1打点を挙げるにとどまってしまいました。ターナーに「喝‼」

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Apr. 3 LAD ザック・マッキンストリーが放った打球を、COR ライメル・タピア外野手がグラブに当てて、ボールがスタンドに入ったと勘違いし、座り込んでしまった。ボールは外野を転々とし、その間にマッキンストリーがホームインという、珍しい形のランニングホームラン。タピアに「喝‼」

Apr. 3 CHW ルイス・ロバートが、" I got it, I got it, I got it."と言って、捕球しようとしたら、まさかのヘディング。このエラーで2点を失い敗戦に繋がりました。中日・宇野勝を思い出させるエラーでした。ロバートに「喝‼」

まとめ

この4日間で意外な展開だったのは、BOSレッドソックスがBALオリオールズに本拠地で3連敗、OAKアスレチックスがHOUアストロズに本拠地で4連敗と、開幕から本拠地で連敗してしまいました。どちらも次の週末に同じ組み合わせが、相手の本拠地で開催されます。挽回できるでしょうか。

今回は、好きな球団ということもあり、CWS vs LAAを観戦していたので、そこに重きを置きすぎてしまいました。次回からなるべく公平に30球団について書こうと思います。それと、日本人選手についてはあまり書けませんでした。有原選手や菊池選手は良いピッチングをしましたが、勝利しなかったので、次回勝利投手になった時には必ず書きます。

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【MLB2021】注目カード(4月1日~4日)

いよいよ、米国時間4月1日に開幕します。私の今年の予想を写真に収めました↓↓↓

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2021 MLB 順位予想

さて、今日は最初の3連戦で注目したいカードについて投稿します。

目次

NYM vs WAS

見どころは、開幕戦での両エースの投げ合いです。デグローム vs シャーザー。シャーザーが強力メッツ打線を抑えられるかどうか注目したいです。デグロームは勝ち運がなく、抑えても負ける試合が多いですから、どうなるでしょうか。

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4/1 NYM vs WAS

TOR vs NYY

ア・リーグ東地区の優勝争いを期待しているチーム同士の対戦。どちらも強力打線です。最初の3試合どちらが勝ち越すか注目したいです。

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4/1-4/4 TOR vs NYY

CWS vs LAA

強力打線同士の戦い。さらにトニー・ラルーサ監督vsジョー・マドン監督という、新旧名将対決。 CWSの強力ブルペンがLAAの強力打線を抑えられるかどうかに注目したいです。それと、大谷翔平が、スプリングトレーニングこうちょうでしたので、打者としてどれだけ打つかも楽しみです。

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4/1-4/4 CWS vs LAA

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MIN vs MIL

日本人選手に注目ということで、前田健太投手が登板する開幕戦を楽しみにしたいです。前田投手が開幕投手を担うのはMLBでは初めてです。プレッシャーに負けず、実力を発揮してもらいたいです。

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4/1-4/4 MIN vs MIL

ARI vs SD

もう一つ、日本人投手登板の試合が、ダルビッシュ有投手が登板するアリゾナ・ダイヤモンドバックvsサンディエゴ・パドレスの開幕戦です。ダルビッシュは、2019年後半戦から安定した投球を見せているので、安心して見ていられるでしょう。対戦相手のマディソン・バンガーナーが、かつての投球を取り戻せるかにも注目したいです。

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4/1 ARI vs SD

開幕戦のスケジュールは、こちら↓↓↓

夏時間になったので、アメリカ東部時間(ET)に1時間を足して、午前と午後を逆転させると日本時間になります。

さて、どうなるでしょうか。

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