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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB 2022年 レビュー】シンシナティ・レッズ

2022年レビュー ナ・リーグ レッズ

今回は、62勝100敗でナ・リーグ中地区4位のシンシナティ・レッズです。

2022年順位表

今年は、ナ・リーグ中地区の4位ですが、勝率が同じで、ピッツバーグ・パイレーツも4位ですので、地区最下位という結果でした。

2022年　ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、得点は12位、打率10位、出塁率12位、OPS13位と、チーム打撃はリーグ下位という結果でした。前年と比べるとカステヤーノス、スアレス、ウィンカーといった長打を打てる主力野手が抜けたので仕方ありません。

CINレッズ　打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Tyler Stephenson 25 50 166 24 53 6 35 1 .319 .372 .482 .854
1B Joey Votto* 38 91 322 31 66 11 41 0 .205 .319 .370 .689
2B Jonathan India 25 103 386 48 96 10 41 3 .249 .327 .378 .705
SS Kyle Farmer 31 145 526 58 134 14 78 4 .255 .315 .386 .701
3B Brandon Drury 29 92 350 62 96 20 59 2 .274 .335 .520 .855
LF Tommy Pham 34 91 340 57 81 11 39 7 .238 .320 .374 .694
CF Nick Senzel 27 110 373 45 86 5 25 8 .231 .296 .306 .601
RF Aristides Aquino 28 80 259 24 51 10 30 2 .197 .246 .363 .609
DH Mike Moustakas* 33 78 252 30 54 7 25 2 .214 .295 .345 .640
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
CI Donovan Solano 34 80 278 22 79 4 24 0 .284 .339 .385 .724
MI Matt Reynolds 31 92 244 31 60 3 23 5 .246 .320 .332 .652
OF TJ Friedl* 26 72 225 33 54 8 25 7 .240 .314 .436 .750
OF Jake Fraley* 27 68 216 33 56 12 28 4 .259 .344 .468 .812
OF Albert Almora 28 64 215 26 48 5 29 3 .223 .282 .349 .631
RF Tyler Naquin* 31 56 187 29 46 7 33 3 .246 .305 .444 .749
SS Jose Barrero 24 48 165 13 25 2 10 4 .152 .195 .206 .401
2B Alejo Lopez# 26 59 145 15 38 1 10 3 .262 .314 .331 .645
  Team Totals 29.5 162 5380 648 1264 156 618 58 .235 .304 .372 .676
  Rank in 15 NL teams     13 12 11 11   13 10 12 13 13
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Generated 10/18/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

今年は期待に応えられなかった野手が多くいました。タイラー・スティーブンソン捕手は、故障で50試合しか出場できず、オフにバーンハートが抜けて、ただでさえ手薄な捕手陣のやり繰りが難しくなりました。ジョーイ・ボットは、年齢による衰えでしょう、自己ワーストの成績でした。長打が魅力のアキーノの成長を期待しましたが、本塁打10本止まり。前年新人王のインディアは、成績を落としてしまいました。前半戦を終えるとポストシーズン進出の可能性はなく、チームで唯一20本塁打を打っていたドルーリーが、TDL前にSDパドレスにトレードで放出されました。

そんなチーム状況のチームで、後半戦に活躍したのは、ジェイク・フレイリーです。オフにスアレスやウィンカーとのトレードで、SEAマリナーズから移籍してきた選手で、4月はスタメン起用されましたが、期待に応えられませんでした。しかし7月末に昇格すると、後半戦だけで11本塁打を打ち、OPSが.800を超えるなど、打撃成績が向上しました。来季はシーズン通しての活躍を期待したい選手です。

ジェイク・フレイリー↓↓↓

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投手成績

投手成績は、ナ・リーグ15チーム中、防御率と自責点は13位、WHIP12位、被打率11位と、下位に位置する成績でした。

CINレッズ　投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Hunter Greene 22 5 13 4.44 24 24 0 125.2 64 62 164 101 4.37 1.210
SP Graham Ashcraft 24 5 6 4.89 19 19 0 105.0 61 57 71 92 4.21 1.419
SP Tyler Mahle 27 5 7 4.40 19 19 0 104.1 53 51 114 102 3.60 1.246
SP Nick Lodolo* 24 4 7 3.66 19 19 0 103.1 44 42 131 122 3.90 1.248
SP Mike Minor* 34 4 12 6.06 19 19 0 98.0 72 66 76 74 6.18 1.633
SP Luis Castillo 29 4 4 2.86 14 14 0 85.0 30 27 90 157 3.20 1.071
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Alexis Diaz 25 7 3 1.84 59 0 10 63.2 18 13 83 244 3.32 0.958
RP Luis Cessa 30 4 4 4.57 46 10 0 80.2 44 41 59 98 5.02 1.289
RP Hunter Strickland 33 3 3 4.91 66 0 7 62.1 37 34 60 91 4.78 1.508
RP Joel Kuhnel 27 2 3 6.36 53 0 1 58.0 41 41 56 71 3.96 1.397
RP Reiver Sanmartin* 26 4 4 6.32 45 4 0 57.0 43 40 47 71 4.81 1.667
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Buck Farmer 31 2 2 3.83 44 0 2 47.0 21 20 54 117 3.03 1.298
  Jeff Hoffman 29 2 0 3.83 35 1 0 44.2 22 19 45 117 4.30 1.410
  Dauri Moreta 26 0 2 5.40 35 1 1 38.1 24 23 39 83 5.80 1.174
  Vladimir Gutiérrez 26 1 6 7.61 10 8 0 36.2 31 31 29 59 6.82 1.909
  Art Warren 29 2 3 6.50 39 0 3 36.0 29 26 40 69 5.06 1.639
  Ian Gibaut 28 1 2 4.67 33 0 1 34.2 18 18 48 96 3.03 1.615
  Connor Overton 28 1 0 2.73 6 4 0 33.0 10 10 14 165 3.66 0.970
  Justin Dunn 26 1 3 6.10 7 7 0 31.0 21 21 21 74 8.31 1.581
  Team Totals 27.6 62 100 4.86 162 162 31 1423.1 815 768 1414 93 4.59 1.390
  Rank in 15 NL teams   13 2 13     14 13 12 13 8      
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Generated 10/21/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

先発投手では、シーズン中にトレードされたタイラー・マーリーとルイス・カスティーヨが、勝ち星こそ少なかったものの、それぞれクォリティースタートを9回、10回記録するなど中心的存在でした。
若手選手で光っていたのは、先発投手のハンター・グリーン、ニック・ロドロの2人と、クローザーのアレクシス・ディアスです。

ハンター・グリーンは、時速100マイルを超える速球を投げる本格派右腕。4月16日のドジャース戦では、敗戦投手となりながらも、1試合に39球も100マイル超えのボールを投げ、MLB新記録を樹立。勝ち星こそ5勝ですが、奪三振率も高く、来年以降が楽しみな選手です。

ハンター・グリーン↓↓↓

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ニック・ロドロは、2019年ドラフト1巡目で指名された24歳の左腕。チームの先発投手では、ハンターに次ぐ奪三振率を誇り、103回1/3を投げ131奪三振と、イニング数を上回る三振を奪いました。

ニック・ロドロ↓↓↓

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救援投手では、クローザーのアレクシス・ディアスに注目です。彼はNYメッツのクローザー、エドウィン・ディアスの弟で、今年は兄弟で同日にセーブをあげるという記録を作りました。セーブ数は10個ながらも、59試合に登板し、防御率1点台、WHIPが1.00未満、イニング数を上回る三振数と、救援投手として見事な成績を収めました。

アレクシス・ディアス↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前には、投手も野手も主力選手が移籍し、2022年は厳しいシーズンになるだろうと考え、中地区4位と予想してしていました。予想通り、野手の主力が抜けたためにチーム打撃成績は下降し、先発投手の主力が抜けたため、チーム投手成績も下降しました。また、クローザーが固定できないと予想していましたが、クローザーにはアレクシス・ディアスが起用されましたので、その点は予想が外れました。

まとめ

投手陣は、先発のグリーン、ロドロ、クローザーのディアスと若手選手が台頭してきました。来季は野手陣の若手選手の台頭と、オフには長打力のある選手のFAでの獲得に期待したいです。

 

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【MLB 2022年 レビュー】カンザスシティ・ロイヤルズ

2022年レビュー ア・リーグ ロイヤルズ

今回は、65勝97敗でア・リーグ中地区5位のカンザスシティ・ロイヤルズです。

2022年順位表

今年は65勝97敗でナ・リーグ中地区の5位でした。2017年から6年連続の負け越しです。

2022年　ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、打率は7位と健闘しましたが、得点12位、本塁打数12位、OPS12位と長打力不足です。やはり長打力が得点数に影響するため、得点数はリーグ下位に位置する結果となりました。

KCロイヤルズ　打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Salvador Perez 32 114 445 48 113 23 76 0 .254 .292 .465 .757
1B Carlos Santana# 36 52 176 17 38 4 21 0 .216 .349 .341 .690
2B Nicky Lopez* 27 141 436 51 99 0 20 13 .227 .281 .273 .554
SS Bobby Witt 22 150 591 82 150 20 80 30 .254 .294 .428 .722
3B Emmanuel Rivera 26 63 198 24 47 6 22 0 .237 .284 .399 .683
LF Andrew Benintendi* 27 93 347 40 111 3 39 4 .320 .387 .398 .785
CF Michael A. Taylor 31 124 414 49 105 9 43 4 .254 .313 .357 .670
RF Kyle Isbel* 25 106 256 32 54 5 28 9 .211 .264 .340 .603
DH Vinnie Pasquantino* 24 72 258 25 76 10 26 1 .295 .383 .450 .832
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
UT MJ Melendez* 23 129 460 57 100 18 62 2 .217 .313 .393 .706
UT Hunter Dozier 30 128 462 51 109 12 41 4 .236 .292 .387 .679
UT Whit Merrifield 33 95 383 51 92 6 42 15 .240 .290 .352 .643
2B Michael Massey* 24 52 173 16 42 4 17 3 .243 .307 .376 .683
1B Nick Pratto* 23 49 158 18 29 7 20 0 .184 .271 .386 .657
RF Edward Olivares 26 53 161 24 46 4 15 2 .286 .333 .410 .743
UT Ryan O'Hearn* 28 67 134 14 32 1 16 0 .239 .290 .321 .611
UT Nate Eaton 25 44 106 16 28 1 12 11 .264 .331 .387 .717
  Team Totals 27.2 162 5437 640 1327 138 613 104 .244 .306 .380 .686
  Rank in 15 AL teams     7 12 7 12   3 7 10 12 12
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Generated 10/18/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

上表の赤字斜体字が、シーズン中に他球団に移籍した選手ですが、カルロス・サンタナ、アンドリュー・ベニンテンディ、ウィット・メリフィールドと、ペレス捕手以外のロイヤルズの中心打者が3人も移籍しました。また、4月にはショートのモンデシーが故障離脱し、その後シーズン中に復帰できませんでした。しかしこれが怪我の功名となり、ルーキーのボビー・ウィットがショートのレギュラーとなり、20本塁打、30盗塁の活躍をしました。

ボビー・ウィット↓↓↓

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もう一人成長を期待したいルーキーは、MJ・メレンデス捕手です。三振の多い粗削りな打撃ですが、捕手も外野も守れ、長打力もある選手です。来季もう一段成長して、ペレス捕手のバックアップや、DH・外野で出場して、チームの長打力アップに貢献できそうです。

MJ・メレンデス↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率・自責点・WHIP・被打率の全てが、ア・リーグ15チーム中15位と、最下位の成績でした。

KCロイヤルズ　投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Brady Singer 25 10 5 3.23 27 24 0 153.1 58 55 150 127 3.58 1.141
SP Brad Keller 26 6 14 5.09 35 22 1 139.2 86 79 102 80 4.50 1.504
SP Zack Greinke 38 4 9 3.68 26 26 0 137.0 65 56 73 111 4.03 1.343
SP Daniel Lynch* 25 4 13 5.13 27 27 0 131.2 79 75 122 80 4.63 1.572
SP Kris Bubic* 24 3 13 5.58 28 27 0 129.0 87 80 110 73 4.78 1.698
SP Jonathan Heasley 25 4 10 5.28 21 21 0 104.0 67 61 70 78 5.67 1.490
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Scott Barlow 29 7 4 2.18 69 0 24 74.1 23 18 77 188 3.62 0.996
RP Dylan Coleman 25 5 2 2.78 68 0 0 68.0 26 21 71 148 3.88 1.235
RP Taylor Clarke 29 3 1 4.04 47 0 3 49.0 25 22 48 102 3.30 1.184
RP Amir Garrett* 30 3 1 4.96 60 0 0 45.1 26 25 49 83 3.40 1.324
RP Jose Cuas 28 4 2 3.58 47 0 1 37.2 18 15 34 115 4.39 1.673
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Carlos Hernandez 25 0 5 7.39 27 7 0 56.0 48 46 35 56 5.20 1.839
  Joel Payamps 28 2 3 3.16 29 0 0 42.2 19 15 33 130 4.36 1.453
  Josh Staumont 28 3 3 6.45 42 0 3 37.2 28 27 43 64 4.25 1.752
  Collin Snider 26 4 2 6.55 42 0 0 34.1 25 25 22 63 4.45 1.602
  Team Totals 27.2 65 97 4.70 162 162 33 1416.0 810 740 1191 87 4.42 1.470
  Rank in 15 AL teams   14 2 15     14 15 15 15 15      
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Generated 10/18/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

規定投球回数に達した選手はおらず、チームの投手成績は各部門で軒並みリーグ最下位という成績でしたが、先発投手ではブレイディー・シンガー、救援投手ではクローザーのスコット・バーロウの活躍が光りました。先発のシンガーは、チーム唯一の2桁勝利。

ブレイディー・シンガー↓↓↓

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クローザーのスコット・バーロウは、24セーブ、防御率2点台、WHIPも1.00未満と前年よりも成績を向上させました。

スコット・バーロウ↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

打力も投手力もオフに大きな戦力補強が無いので、前年と同じレベルで下位に位置するだろうというのが開幕前の予想でした。残念ながら結果は正にその通りとなりました。

まとめ

野手では、モンデシーが故障者リストから復帰しても、まだ長打力に欠ける打線です。オフには長打力のある選手の獲得を期待したいです。投手では、先発投手のシンガー、救援投手のバーロウと、エースとクローザーはいるのですが、それに続く2番手、3番手の選手が育っていません。そういった選手の出現を期待します。

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【MLB 2022年 レビュー】ピッツバーグ・パイレーツ

2022年レビュー パイレーツ ナ・リーグ

今回は、62勝100敗でナ・リーグ中地区4位のピッツバーグ・パイレーツです。

2022年順位表

今年は、62勝100敗で、2年連続の100敗を記録。ナ・リーグ中地区の4位ですが、勝率が同じで、シンシナティ・レッズも4位ですので、今年もピッツバーグ・パイレーツは地区最下位を脱出できず、2019年から4年連続地区最下位という結果となりました。

2022年　ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、得点は14位、打率15位、出塁率15位、OPS15位と、チーム打撃はリーグ最下位レベルでした。そんな野手陣ですが、キラリと光る若手選手や、ファインプレイを連発する外野手など見どころもありました。

PITパイレーツ　打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Jason Delay 27 57 155 17 33 1 11 0 .213 .265 .271 .536
1B Michael Chavis 26 129 401 39 92 14 49 1 .229 .265 .389 .654
2B Kevin Newman 28 78 288 31 79 2 24 8 .274 .316 .372 .687
SS Oneil Cruz* 23 87 331 45 77 17 54 11 .233 .294 .450 .744
3B Ke'Bryan Hayes 25 136 505 55 123 7 41 20 .244 .314 .345 .659
LF Ben Gamel* 30 115 371 42 86 9 46 5 .232 .324 .369 .693
CF Bryan Reynolds# 27 145 542 74 142 27 62 7 .262 .345 .461 .807
RF Calvin Mitchell* 23 69 212 21 48 5 17 3 .226 .286 .349 .635
DH Daniel Vogelbach* 29 75 237 29 54 12 34 0 .228 .338 .430 .769
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
OF Jack Suwinski* 23 106 326 45 66 19 38 4 .202 .298 .411 .709
UT Diego Castillo 24 96 262 28 54 11 29 1 .206 .251 .382 .633
IF Rodolfo Castro# 23 71 253 25 59 11 27 5 .233 .299 .427 .725
1B Yoshi Tsutsugo* 30 50 170 11 29 2 19 0 .171 .249 .229 .478
IF Josh VanMeter* 27 67 171 15 32 3 14 4 .187 .266 .292 .558
UT Tucupita Marcano* 22 49 160 18 33 2 13 2 .206 .256 .306 .562
C Tyler Heineman# 31 52 142 14 30 0 8 1 .211 .277 .254 .531
OF Greg Allen# 29 46 118 17 22 2 8 8 .186 .260 .271 .531
RF Bligh Madris* 26 39 113 10 20 1 7 2 .177 .244 .265 .509
C Michael Perez* 29 39 107 8 16 6 11 1 .150 .209 .318 .526
  Team Totals 26.4 162 5331 591 1186 158 555 90 .222 .291 .364 .655
  Rank in 15 NL teams     15 14 15 10   8 15 15 14 15
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Generated 10/18/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

キラリと光る若手選手を挙げてみます。まずはサードのケブライアン・ヘイズです。今年は打率 .244、OPS .659、本塁打 7本と、パッとしない打撃成績でしたが、守備の評価が高く、rWARは、チームトップの4.3。強肩のショート、オニール・クルーズと鉄壁の三遊間を形成しました。

ケブライアン・ヘイズ↓↓↓

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守備での強肩、打撃での打球スピードの速さで群を抜く、オニール・クルーズ。

オニール・クルーズ↓↓↓

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若手ではなく中堅どころの選手ですが、打率 .262、OPS .807、本塁打 27本と、チームで一人ずば抜けた打撃成績を残したセンターのブライアン・レイノルズ。

ブライアン・レイノルズ↓↓↓

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1試合に3本塁打を打った日もあったり、ファインプレイを何度もも見せたりと、長打力と守備力に期待が持てる24歳のジャック・スウィンスキー。

ジャック・スウィンスキー↓↓↓

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投手成績

投手成績を見ると、防御率と自責点はナ・リーグ15チーム中12位、WHIP・被打率はナ・リーグ15チーム中13位と、下位に位置する成績でした。

PITパイレーツ　投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Mitch Keller 26 5 12 3.91 31 29 0 159.0 77 69 138 106 3.88 1.396
SP JT Brubaker 28 3 12 4.69 28 28 0 144.0 85 75 147 88 3.92 1.465
SP Zach Thompson 28 3 10 5.18 29 22 0 121.2 76 70 90 80 4.87 1.512
SP Bryse Wilson 24 3 9 5.52 25 20 0 115.2 80 71 79 75 5.06 1.418
SP Jose Quintana* 33 3 5 3.50 20 20 0 103.0 43 40 89 119 3.23 1.272
SP Roansy Contreras 22 5 5 3.79 21 18 0 95.0 45 40 86 110 4.38 1.274
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL David Bednar 27 3 4 2.61 45 0 19 51.2 19 15 69 159 2.44 1.123
RP Wil Crowe 27 6 10 4.38 60 1 4 76.0 40 37 68 95 4.31 1.395
RP Chase De Jong 28 6 3 2.64 42 0 1 71.2 24 21 59 158 4.75 1.144
RP Duane Underwood Jr. 27 1 6 4.40 51 1 1 57.1 35 28 57 95 2.92 1.448
RP Chris Stratton 31 5 4 5.09 40 1 2 40.2 26 23 37 82 3.60 1.549
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Tyler Beede 29 2 5 5.23 25 5 0 51.2 32 30 35 80 4.89 1.548
  Dillon Peters* 29 5 2 4.58 22 4 0 39.1 20 20 26 91 4.74 1.322
  Manny Banuelos* 31 2 1 4.96 31 0 0 32.2 21 18 34 84 3.76 1.316
  Johan Oviedo 24 2 2 3.23 7 7 0 30.2 12 11 28 130 3.47 1.272
  Yohan Ramirez 27 3 1 3.67 22 0 1 27.0 11 11 21 114 3.82 1.296
  Yerry De Los Santos 24 0 3 4.91 26 0 3 25.2 18 14 26 85 4.01 1.286
  Team Totals 27.2 62 100 4.66 162 162 33 1421.0 817 735 1250 90 4.27 1.420
  Rank in 15 NL teams   13 2 12     12 14 13 12 11      
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Generated 10/20/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

二桁勝利をあげた投手はおらず、先発投手のミッチ・ケラーとロアンシー・コントレラスの2人があげた5勝が、先発ローテーションではトップの成績でした。JT・ブルベーカーも1年間先発投手の役割を果たしましたが3勝止まりでした。

救援投手では、デービッド・ベッドナーが、開幕からクローザーを務め、オールスターゲームに選出される活躍をしました。8・9月は故障で離脱しましたが、19セーブを挙げました。

デービッド・ベッドナー↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想通り、打力はリーグ最下位レベルで、投手力も予想通り、昨年よりは向上しましたが、リーグで下位に位置する成績でした。チームの順位も予想通りの地区最下位でした。

まとめ

野手は、明らかに若手選手の成長が見えてきていますので来年が楽しみです。課題は投手陣で、特に先発投手陣は質量ともに足りていません。ミッチ・ケラーとJT・ブルベーカーの2人が、結果は悪くとも2年続けてフルシーズン先発投手として登板しました。この経験を糧に来年もう一段の成長を期待したいです。最下位から脱出するためには、FAの獲得などオフに積極的に動く必要があります。

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【MLB 2022年 レビュー】オークランド・アスレチックス

2022年レビュー アスレチックス ア・リーグ

今回は、ア・リーグ西地区5位のオークランド・アスレチックスです。

2022年順位表

今年は、60勝102敗とア・リーグで唯一100敗を超え、西地区の最下位という順位でした。

2022年　ア・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ア・リーグ15チーム中、打率・出塁率・OPSが最下位、得点は辛うじて14位という成績でした。主砲のオルソン、チャップマンをオフのトレードで放出し、FAでマルテ、カナ、ハリソンといったレギュラークラスが抜けたら、この成績も仕方ありません。

OAKアスレチックス　打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Sean Murphy 27 148 537 67 134 18 66 1 .250 .332 .426 .759
1B Seth Brown* 29 150 500 55 115 25 73 11 .230 .305 .444 .749
2B Tony Kemp* 30 147 497 61 117 7 46 11 .235 .307 .334 .641
SS Elvis Andrus 33 106 354 41 84 8 30 7 .237 .301 .373 .673
3B Vimael Machin* 28 73 223 26 49 1 13 1 .220 .300 .287 .587
LF Chad Pinder 30 111 361 38 85 12 42 2 .235 .263 .385 .648
CF Cristian Pache 23 91 241 18 40 3 18 2 .166 .218 .241 .459
RF Ramon Laureano 27 94 346 49 73 13 34 11 .211 .287 .376 .663
DH Jed Lowrie# 38 50 167 14 30 3 16 1 .180 .245 .263 .508
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
MI Nick Allen 23 100 299 31 62 4 19 3 .207 .256 .291 .547
IF Sheldon Neuse 27 89 271 25 58 4 26 6 .214 .273 .288 .561
DH Stephen Vogt* 37 70 168 18 27 7 23 1 .161 .241 .321 .562
2B Jonah Bride 26 58 162 17 33 1 6 1 .204 .301 .247 .548
1B Christian Bethancourt 30 56 169 23 42 4 19 4 .249 .298 .385 .683
DH Shea Langeliers 24 40 142 14 31 6 22 0 .218 .261 .430 .691
3B Kevin Smith 25 47 139 9 25 2 13 4 .180 .216 .302 .518
RF Stephen Piscotty 31 42 126 12 24 5 14 2 .190 .252 .341 .593
1B Dermis Garcia 24 39 116 13 24 5 20 0 .207 .264 .388 .652
CF Skye Bolt# 28 42 106 10 21 4 13 5 .198 .259 .330 .589
  Team Totals 28.3 162 5314 568 1147 137 537 78 .216 .281 .346 .626
  Rank in 15 AL teams     15 14 15 13   9 15 15 14 15
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Generated 10/17/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

主力の多くが移籍する状況で、頼りになる選手はセス・ブラウンだろうと予想していましたが、その通りセス・ブラウンはチームトップの25本塁打、73打点をあげました。

セス・ブラウン↓↓↓

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そのセス・ブラウンを、打率・出塁率・OPS・rWARで上回る成績だったのが、捕手のショーン・マーフィーです。2021年にGG賞を受賞するなど守備は定評がありましたが、今季は打力も向上しました。

ショーン・マーフィー↓↓↓

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守備で貢献したのは、セカンドのトニー・ケンプです。今季も彼のファインプレイを何度も見ました。

トニー・ケンプ↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率・自責点が、ア・リーグ15チーム中13位、WHIP・被打率が12位と下位の成績でした。マネイア、バシットをオフのトレードで放出し、シーズン中にもエースのモンタスをNYYにトレードで放出するなど、完全に再建モードに入ったので、今季のこの成績は仕方がありません。

OAKアスレチックス　投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Cole Irvin* 28 9 13 3.98 30 30 0 181.0 87 80 128 94 4.21 1.160
SP James Kaprielian 28 5 9 4.23 26 26 0 134.0 68 63 98 88 4.64 1.343
SP Paul Blackburn 28 7 6 4.28 21 21 0 111.1 53 53 89 87 4.21 1.257
SP Frankie Montas 29 4 9 3.18 19 19 0 104.2 44 37 109 118 3.35 1.137
SP Adam Oller 27 2 8 6.30 19 14 0 74.1 55 52 46 60 6.50 1.628
SP Adrian Martinez 25 4 6 6.24 12 12 0 57.2 42 40 53 60 5.35 1.526
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Dany Jimenez 28 3 4 3.41 34 0 11 34.1 16 13 34 111 3.46 1.194
RP Domingo Acevedo 28 4 4 3.33 70 0 4 67.2 26 25 58 113 4.01 0.990
RP A.J. Puk* 27 4 3 3.12 62 0 4 66.1 27 23 76 120 3.69 1.146
RP Zach Jackson 27 2 3 3.00 54 0 3 48.0 18 16 67 125 2.78 1.271
RP Sam Moll* 30 2 1 2.91 53 0 0 43.1 16 14 46 129 4.22 1.269
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Zach Logue* 26 3 8 6.79 14 10 0 57.0 44 43 42 55 5.76 1.544
  Austin Pruitt 32 0 1 4.23 39 1 1 55.1 29 26 38 89 4.87 1.030
  JP Sears* 26 3 3 4.69 10 9 0 48.0 26 25 36 80 4.70 1.479
  Kirby Snead* 27 1 1 5.84 46 0 1 44.2 31 29 35 64 4.61 1.746
  Daulton Jefferies 26 1 7 5.72 8 8 0 39.1 26 25 28 66 3.77 1.373
  Jared Koenig* 28 1 3 5.72 10 5 0 39.1 25 25 22 66 4.84 1.398
  Ken Waldichuk* 24 2 2 4.93 7 7 0 34.2 19 19 33 76 4.30 1.212
  Lou Trivino 30 1 6 6.47 39 0 10 32.0 25 23 45 58 3.83 1.875
  Team Totals 27.9 60 102 4.52 162 162 34 1426.1 770 717 1203 83 4.41 1.330
  Rank in 15 AL teams   15 1 13     13 13 13 13 13      
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Generated 10/17/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

先発投手では、コール・アービンが、30試合に先発し、チームで唯一規定投球回数に達しました。

コール・アービン↓↓↓

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救援投手では、トレビーノがTDL前にNYYにトレードで出されるなど、クローザーが固定できませんでした。中継ぎ投手では、A.J. パックが、62試合、66イニングを投げ、76奪三振という成績を残しました。身長2メートルある本格派左腕です。来季も今季同様の活躍を期待します。

A.J・パック↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想通り、投手も野手も戦力が足りず、地区最下位となってしまいました。

まとめ

開幕前の予想通りとはいえ、ア・リーグで唯一100敗を超え、寂しい成績となりました。再建モードのチームですので、来季は若手の成長に期待したいです。特にオルソンとのトレードで獲得したパチェ外野手、ランゲリアーズ捕手、チャップマンとのトレードで獲得した左腕のローグ投手、スニード投手、スミス遊撃手には注目したいです。

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【MLB 2022年 レビュー】ワシントン・ナショナルズ

2022年レビュー ナショナルズ ナ・リーグ

2022年レギュラーシーズンが終了しましたので、今回から、1球団ずつレギュラーシーズンの成績を振り返りたいと思います。ナ・リーグとア・リーグを交互に、勝率の低い順に書いてまいります。初回の今回は、ナ・リーグ東地区5位のワシントン・ナショナルズです。

2022年順位表

今年は55勝107敗で、ナ・リーグ東地区の最下位でした。3年前の2019年にワールドシリーズ優勝した翌年から3年連続で東地区最下位です。

2022年　ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、得点は13位、本塁打数15位と、長打力に欠け、得点数も少ないという成績でした。

WASナショナルズ　打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Keibert Ruiz# 23 112 394 33 99 7 36 6 .251 .313 .360 .673
1B Josh Bell# 29 103 375 52 113 14 57 0 .301 .384 .493 .877
2B Cesar Hernandez# 32 147 560 64 139 1 34 10 .248 .311 .318 .629
SS Luis Garcia* 22 93 360 29 99 7 45 3 .275 .295 .408 .704
3B Maikel Franco 29 103 371 31 85 9 39 1 .229 .255 .342 .597
LF Yadiel Hernández* 34 94 305 30 82 9 41 2 .269 .312 .410 .722
CF Victor Robles 25 132 366 42 82 6 33 15 .224 .273 .311 .584
RF Juan Soto* 23 101 342 62 84 21 46 6 .246 .408 .485 .894
DH Nelson Cruz 41 124 448 50 105 10 64 4 .234 .313 .337 .651
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
OF Lane Thomas 26 146 498 62 120 17 52 8 .241 .301 .404 .705
UT Joey Meneses 30 56 222 33 72 13 34 1 .324 .367 .563 .930
DH Luke Voit 31 53 202 17 46 9 21 0 .228 .295 .381 .676
3B Ildemaro Vargas# 30 53 186 15 52 3 19 3 .280 .308 .398 .706
SS CJ Abrams* 21 44 159 17 41 0 10 6 .258 .276 .327 .603
C Riley Adams 26 48 142 14 25 5 10 0 .176 .245 .310 .555
SS Alcides Escobar 35 40 124 12 27 0 8 1 .218 .260 .282 .542
LF Alex Call 27 35 102 16 25 5 13 3 .245 .330 .441 .772
  Team Totals 28.8 162 5434 603 1351 136 579 75 .249 .310 .377 .688
  Rank in 15 NL teams     8 13 7 15   10 7 11 12 12
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Generated 10/17/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

上表の赤字斜体字が、シーズン中に他球団に移籍した選手ですが、ソトとベルという2人の長距離打者をTDL前にトレードで放出するなど、チームは完全に再建モードですので、勝てないのも仕方ありません。

そんなチーム状況でしたが、長打力を発揮したのはレーン・トーマスとジョーイ・メネセスの2人です。

レーン・トーマスは、2021年シーズン中にSTLからジョン・レスター投手とのトレードで獲得した選手で、自身初めて規定打席数に到達し17本塁打を打ちました。また今季は外野の3ポジションを満遍なく守りました。

レーン・トーマス↓↓↓

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ジョーイ・メネセスは、30歳のオールドルーキーで、8月にMLBに昇格すると13本塁打を打ち、56試合の出場ながら、打率 .324、出塁率 .367、長打率 .563、OPS .930という好成績を残しました。来季はシーズンを通して同じような活躍を期待したいです。

ジョーイ. メネセス↓↓↓

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足の速いセンターのビクター・ロブレス、守備力のあるセカンドのルイス・ガルシアといった若手選手に、レギュラーポジション定着を期待していましたが、規定打席に到達できませんでした。

投手成績

投手成績は防御率・自責点が、ナ・リーグ15チーム中14位と、下位の成績でした。

WASナショナルズ　投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Patrick Corbin* 32 6 19 6.31 31 31 0 152.2 119 107 128 62 4.84 1.697
SP Josiah Gray 24 7 10 5.02 28 28 0 148.2 84 83 154 78 5.86 1.359
SP Erick Fedde 29 6 13 5.81 27 27 0 127.0 84 82 94 67 5.15 1.630
SP Anibal Sanchez 38 4 6 4.28 14 14 0 69.1 34 33 48 91 5.77 1.269
SP Joan Adon 23 1 12 7.10 14 14 0 64.2 53 51 55 55 5.11 1.778
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Tanner Rainey 29 1 3 3.30 29 0 12 30.0 16 11 36 119 4.18 1.300
RP Erasmo Ramirez 32 4 2 2.92 60 2 0 86.1 31 28 61 134 4.05 1.077
RP Kyle Finnegan 30 6 4 3.51 66 0 11 66.2 28 26 70 112 3.76 1.140
RP Steve Cishek 36 1 4 4.21 69 0 1 66.1 33 31 74 93 4.85 1.221
RP Carl Edwards Jr. 30 6 3 2.76 57 0 2 62.0 22 19 56 142 4.24 1.226
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Paolo Espino 35 0 9 4.84 42 19 0 113.1 64 61 92 81 4.93 1.368
  Andres Machado 29 2 0 3.34 51 0 0 59.1 32 22 46 117 4.51 1.365
  Cory Abbott 26 0 5 5.25 16 9 0 48.0 30 28 45 75 6.36 1.438
  Victor Arano 27 1 1 4.50 43 0 1 42.0 30 21 44 87 3.71 1.405
  Jordan Weems 29 0 1 5.22 32 0 0 39.2 24 23 41 75 4.25 1.185
  Hunter Harvey 27 2 1 2.52 38 0 0 39.1 12 11 45 156 2.07 1.144
  Aaron Sanchez 29 3 3 8.33 7 7 0 31.1 30 29 16 47 5.44 1.755
  Team Totals 29.7 55 107 5.00 162 162 28 1411.2 855 785 1220 79 4.98 1.436
  Rank in 15 NL teams   15 1 14     15 15 14 14 12      
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Generated 10/17/2022.

（青字太文字：シーズン中に他球団から移籍してきた選手）

（赤字斜体字：シーズン中に他球団に移籍した選手）

先発投手では、ストラスバーグの戦列復帰を期待していましたが叶わず、今年もパトリック・コービン1人に頑張ってもらう形となりました。そのコービンも防御率6.31という成績に終わりました。先発投手は、投壊と言っていい成績でした。

パトリック・コービン↓↓↓

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救援投手では、前半戦クローザーを担ったのは、タナー・レイニー、レイニーが戦列を離れると、後半戦は、カイル・フィネガンがクローザーを担いました。今年は、ジャーニーマンのエラスモ・ラミレスが、シーズン通して離脱することなく活躍し、60試合、86イニングを投げるフル回転の活躍。しかし若手選手で安定した投球をする投手がなかなか現れません。

エラスモ・ラミレス↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の予想通り、投手も野手も戦力が足りませんでした。3年連続地区最下位も致し方ありません。

まとめ

2021年にも主力野手4人、主力投手4人の合計8人がシーズン途中でトレードされましたが、2022年もフアン・ソト、ジョッシュ・ベルといった長打力のある選手をトレードで放出し、再建モードというか解体モードです。特に投手はどうやって戦力を作っていくのか、オフの補強と、若手の成長に注目したいです。

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