メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2022】7月25日~7月28日(菊池雄星4勝目)

今回は、7月25日~7月28日の試合の中から、好ゲーム・好プレイを振り返ります。

目次

注目の試合

ATL 4, PHI 6 (JUL.25 @PHI)

後半戦スタートをCHIカブスに3連敗してしまったPHIフィリーズ。ナ・リーグ東地区2位のATLブレーブスとの3連戦、ワイルドカード争いをするうえでも、負けられない試合です。

2回表にATLに3点を先制されますが、2回裏、PHIのB. ストットの打ったファーストゴロと思われた当たりが、ラッキーなイレギュラーバウンドで、二塁打となり2点を返して2対3。

3回裏、J.T. リアルミュートのタイムリーヒットで、3対3の同点に。

6回表にATLは、オズーナのタイムリーヒットで4対3とリードします。

8回裏、ATLのマウンドには、A.J. ミンター。PHIの中軸打者であるリアルミュート、カステヤーノスを簡単にアウトにしますが、6番ボーム、7番ムニョスに連続ヒットが出て、2アウト1,2塁。この場面で、8番打者のB. ストットが7号ホームラン。

これで6対4と逆転し、9回表をドミンゲスが3人で抑えてゲームセット。PHIが3連戦の初戦をとりました。


www.youtube.com

TB 3, BAL 5 (JUL.26 @BAL)

BALオリオールズが8回に逆転した試合です。
TBレイズの先発投手は、エースのマクラナハン。投手戦が予想されました。

1回裏、マクラナハンの初球を、BALの1番打者セドリック・マリンズが先頭打者ホームランで1対0と先制しました。

同じく1回裏、BALのマウントキャッスルの当たりは、ライトスタンドに入りそうな大きな当たりでしたが、TBのL. ラリーがリーピングキャッチ。立ち上がり2本塁打を打たれるのと1本塁打では、ダメージが大違いです。流れを断ち切るファインプレイでした。

TBが4回までに3点をあげ、BALは1対3と2点のビハインドで迎えた4回裏、サンタンデールの本塁打で2対3と1点差に追い上げます。

TBの先発マクラナハンは、2本塁打を打たれたものの、許したヒットはこの2本塁打だけでした。2失点で7回でマウンドを後続に託します。

8回裏からマウンドに上がったポシェを、BAL打線がとらえます。先頭のラッチマンがヒットで出塁すると、ウリアスがホームランを打って、4対3と逆転。

マンシーニの犠飛で1点を追加し、5対3とし、9回表は、BAL抑えのホルヘ・ロペスが登板し、19セーブ目をあげました。ア・リーグトップの21セーブをあげているTORのロマーノを2セーブ差で追いかけています。

BALは、ついにBOSレッドソックスを抜いて、ア・リーグ東地区4位に浮上。定位置の最下位から脱出するだけでなく、ワイルドカード争いでも3ゲーム差と、今季のポストシーズン進出を狙える位置にまで達しています。


www.youtube.com

NYY 2, NYM 3 (JUL.27 @NYM)

ニューヨークを本拠地とする両チームによるサブウェイシリーズ。ア・リーグ東地区首位とナ・リーグ東地区首位の首位同士の対決でもあります。

NYメッツの先発投手は、この日が誕生日のシャーザー。シャーザーは7回を無失点に抑える見事な投球。特にNYヤンキースの強打者ジャッジを3三振に抑えたのは圧巻でした。

打線は、2回裏にNYMのP. アロンソがソロホームランを打って、1対0とリード。

3回裏には、リンドーアのタイムリーヒットで2対0とリードを広げます。

NYMの投手がシャーザーからピーターソンに交代した8回表、NYYのトーレスが2ランホームランを打って、2対2の同点に。

試合を決めたのは、NYMのマルテです。9回裏に、マルテのタイムリーヒットでサヨナラ勝ち。

ワールドシリーズで対戦するかもしれないチーム同士の2連戦は、NYメッツの2連勝でした。


www.youtube.com

SEA 2, HOU 4 (JUL.28 @HOU)

HOUアストロズが地区首位の貫禄を見せました。

1回裏、HOUはブレグマンの2ランホームランで2対0と先制。

HOUの先発投手ウルキディは、7回途中2失点とクォリティースタート(QS)。8試合連続のQSです。

3回表に犠飛などでSEAマリナーズが2点を返し、2対2の同点とします。

5回表、SEAのA. フレイジャーの当たりはホームランと思われる打球でしたが、外野の壁際でHOUのタッカーがナイスキャッチ。

同点で迎えた8回裏、ブレグマンの二塁打で1点を勝ち越し、ワイルドピッチでさらに1点を追加して4対2と2点リード。

9回表は、プレスリーが登板し、1安打を許して32打者連続凡退というチーム記録が途切れましたが、21セーブ目をあげて勝利。

7月は絶好調だったSEAマリナーズですが、SEAの14連勝を止めたのがHOUアストロズで、7月のこれまでの4試合の対戦成績は、HOUが4勝0敗と、地区首位の貫禄を見せています。


www.youtube.com

好守備

JUL.25 PIT: B. ギャメル

B. ギャメルのダイビングキャッチ。今年は、PITパイレーツの外野手のダイビングキャッチを何度も見ましたので、デジャヴのようです。

JUL.26 MIL: J. デービス

MILブルワーズのデービスが、逆シングルでダイビングキャッチ。1点差を争う試合でのファインプレイは、チームへの貢献度が高いです。MILはMINに7対6で勝利。

JUL.27 TB: ディアスーパレデスーウォールズ

TBレイズの内野陣による、5‐3‐6のダブルプレイ。走者の動きをよく見ていたプレイです。

JUL.28 TOR: スプリンガー

TORのスプリンガーのダイビングキャッチ。スプリンガーの同じようなファインプレイは、何度も見た気がします。先発の菊池雄星も拍手で称えています。

好投

JUL.25 ARI: M. ケリー 8回無失点

M. ケリーが、SFジャイアンツ打線を8回、被安打3本、7奪三振、無失点に抑え、リリーフ投手とともに、7対0と完封勝利。ケリーは、チームトップの10勝目。

JUL.26 MIA: P. ロペス 7回11奪三振

P. ロペスが、7回を被安打2本、9奪三振、1失点の好投で7勝目。MIAマーリンズは、ロペスとアルカンタラの2人の先発投手が奮闘しています。

JUL.27 STL : A. ウェインライト 10勝目

ウェインライトが、7回を投げて、被安打8本、5奪三振、1失点の好投で7勝目。ベテラン健在です。

JUL.28 KC : B. シンガー 7回被安打1本、10奪三振

KCのB. シンガーが、7回を投げて、被安打わずかに1本、10奪三振、無失点の好投。しかし救援投手がNYYのジャッジにサヨナラホームランを打たれて、チームは敗れました。

好打

JUL.25 DET : キャンデラリオ  1試合2本塁打

キャンデラリオが、2本塁打を含む4打数3安打3打点の活躍。今季は打率が2割台前半と低迷していますが、本塁打はバエスと並んでチームトップの9本目。

JUL.26 TOR : G. スプリンガー  満塁ホームラン

スプリンガーが、試合を決定づけた満塁ホームランを含む5打数3安打4打点の活躍。チームは7連勝。

JUL.27 MIL : R. テレス  2本塁打 6打点

R. テレスが、今季4回目のマルチ本塁打。2本塁打6打点の活躍。

JUL.28 TOR : M. チャップマン 1試合2本塁打

チャップマンが1試合2本塁打。この2本塁打は、菊池雄星に勝利をもたらしました。

最後に

JUL.28  TOR: 菊池雄星 4勝目

菊池雄星が約1か月振りの勝利で4勝目。7月5日を最後に故障者リスト入りしていましたが、復帰初先発で4勝目をあげました。

JUL.28 BAL: マンシーニ ランニングホームラン

「珍プレイ」特集に出てきそうなプレイです。TBレイズの外野手がボールを見失って頭に当ててしまい、ボールが外野を転々とする間に、ランニングホームラン。

↓応援お願いします↓

にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ
にほんブログ村

こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓


メジャーリーグ人気ブログランキング