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2023年 ナショナルリーグ 振り返り

今日は、2023年ナショナルリーグの結果と、開幕前に行なった予想を比較してみます。

こちらが開幕前の順位予想ブログ↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

目次

ナショナルリーグ 東地区 

実際の順位↓↓↓

  1. アトランタ・ブレーブス
  2. フィラデルフィア・フィリーズ (ワイルドカード)
  3. マイアミ・マーリンズ(ワイルドカード)
  4. ニューヨーク・メッツ
  5. ワシントン・ナショナルズ 

私の開幕前予想はこちら↓↓↓

  1. アトランタ・ブレーブス
  2. ニューヨーク・メッツ (WC)
  3. フィラデルフィア・フィリーズ
  4. マイアミ・マーリンズ 
  5. ワシントン・ナショナルズ

ナ・リーグ東地区の予想で的中したのは、首位のアトランタ・ブレーブスと、最下位のワシントン・ナショナルズの2チームでした。マイアミ・マーリンズのポストシーズン進出は、完全に予想外でした。

マイアミ・マーリンズは、得失点差で失点が57点多いにもかかわらず、84勝78敗と勝ち越し、ワイルドカード3位でポストシーズン進出を果たしました。打撃陣の得点能力は低いと予想しており、結果はナ・リーグ最下位の得点数でしたので、その予想は当たりました。投手陣は前年より良さそうだと予想していましたが、得点能力が低いので、ポストシーズン進出は難しいと判断し、4位と予想していました。シーズン初めの頃から、「今年のマーリンズは1点差ゲームに強い」と言われていました。ルーキーのエウリー・ペレスの台頭はありましたが、昨年のサイ・ヤング賞投手であるアルカンタラは今季不調で7勝12敗、防御率は4点台と、決して盤石な先発投手陣というわけでもなく、AJ・パックとタナー・スコットが二桁セーブをあげましたが、圧倒的なクローザーがいるわけでもないにもかかわらず、僅差のゲームを勝利してきました。このように失点が多い上に、救援投手陣が盤石でないにもかかわらず、僅差のゲームを勝利し、ポストシーズンに進出できたのは、今季1年目のスキップ・シューメイカー監督の手腕によるところが大きいと思います。

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ナショナルリーグ 中地区 

実際の順位↓↓↓

  1. ミルウォーキー・ブルワーズ
  2. シカゴ・カブス
  3. シンシナティ・レッズ
  4. ピッツバーグ・パイレーツ 
  5. セントルイス・カージナルス

私の開幕前予想はこちら↓↓↓

  1. セントルイス・カージナルス
  2. ミルウォーキー・ブルワーズ (WC)
  3. シカゴ・カブス
  4. ピッツバーグ・パイレーツ 
  5. シンシナティ・レッズ

ナ・リーグ中地区の予想は、全て不正解と不甲斐ない結果となりました。セントルイス・カージナルスが最下位になることは予想できませんでした。また、シカゴ・カブスは勝率5割程度と予想していて、ワイルドカード争いに加わることも予想しておらず、シンシナティ・レッズに至っては、100敗くらいするのではないかと予想していたので、中地区の予想は全くの見当はずれでした。

シカゴ・カブスは、開幕前の予想では、打力も投手力も昨年よりは向上すると予想していましたが、シーズン最後までワイルドカード争いをするまでのチームになるとは予想できませんでした。予想以上にチーム成績が良かったのは、ナ・リーグのチーム総得点が3位と、打力が向上したことです。ベリンジャーが打率3割、本塁打26本を打ち、期待以上に復活し、他にも本塁打20本以上が鈴木誠也を含めてチームに6人もいるなど、長打力が前年を大きく上回りました。投手では、ジャスティン・スティールが16勝をあげる活躍をし、ストローマンとスマイリーも二桁勝利をあげるなど、先発投手陣が奮起しました。

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シンシナティ・レッズは、開幕前には100敗くらいすると予想していましたが、シーズン最後までワイルドカード争いをするほど、チーム成績は向上しました。予想以上に強かった一番の理由は、若手選手の台頭です。投手では、アッシュクラフト、アボット、ウィリアムソン、グリーンと20代前半の先発投手が活躍をしました。野手では、デラクルーズ、エンカーナシオン=ストランド、マクレイン、スティアー、ベンソンらが台頭し、彼らが二桁本塁打を打つなどして、チームの得点数はリーグ5位にまでなりました。mlbfan.hatenablog.com

ナショナルリーグ 西地区 

実際の順位↓↓↓

  1. ロサンゼルス・ドジャース
  2. アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ワイルドカード)
  3. サンディエゴ・パドレス
  4. サンフランシスコ・ジャイアンツ
  5. コロラド・ロッキーズ 

私の開幕前予想はこちら↓↓↓

  1. サンディエゴ・パドレス
  2. ロサンゼルス・ドジャース (WC)
  3. サンフランシスコ・ジャイアンツ  
  4. アリゾナ・ダイヤモンドバックス
  5. コロラド・ロッキーズ 

ナ・リーグ西地区の予想で正解したのは、最下位のコロラド・ロッキーズだけでした。上位の予想が外れたので、全くダメな予想でした。良い方に予想を外したアリゾナ・ダイヤモンドバックスと、悪い方に予想を外したサンディエゴ・パドレスの2チームについて、予想と現実の違いを振り返ってみたいと思います。

アリゾナ・ダイヤモンドバックスは、打力も投手力もリーグ下位という予想をしていましたが、得点はリーグ7位、失点はリーグ10位と、どちらも中ほどの成績でした。また、チーム総失点が総得点を15点も上回りながらも、ワイルドカード争いを制して、ポストシーズン進出を果たしました。打線では、ルーキーのコービン・キャロルが25本塁打、54盗塁、チームトップのOPSを記録する活躍で、特にシーズン前半の快進撃に貢献しました。投手では、ザック・ガレン、メリル・ケリーの2人の先発投手がチームの勝ち星を増やし、救援投手陣はやり繰りに苦労しましたが、TDL直前にSEAマリナーズから加入したシーウォルドが、8・9月に13セーブを挙げる活躍をして、オールスター後に負け込んでいたチームの立て直しに貢献しました。

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サンディエゴ・パドレスは、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと逆で、チーム総得点数が総失点数を104点も上回っているにもかかわらず、82勝80敗と2つしか勝ち越せず、ポストシーズン進出を逃しました。23試合も1点差負けの試合があったことが原因です。開幕前の予想では、得点力も投手力もリーグ上位と予想し、西地区の地区優勝候補としました。実際に得点数はリーグ6位で、失点数はリーグ2位、防御率もリーグ2位という成績でした。選手個人成績を見ても、ソトとマチャッドの2人が30本塁打を打ち、10本以上の本塁打を打った選手は、チームに8人もいます。先発投手を見ても、スネルとワカが14勝をあげ、スネルは防御率2点台で、三振は200個を超える成績でした。クローザーのヘイダーは、防御率1点台で、33セーブを挙げており、投手も素晴らしい成績でした。この成績でポストシーズン進出を逃したのですから、ファンにとってはストレスのたまる試合が多かった1年だったと思います。

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総括

まとめると予想が当たったのは、東地区首位のアトランタ・ブレーブス、5位のワシントン・ナショナルズ、西地区5位のコロラド・ロッキーズの3つと、的中率2割という不甲斐ない結果となりました。ア・リーグの予想も3チームしか当てられませんでしたので、今年は全く予想が当たりませんでした。

次回のブログから、各球団の2023年の成績を、勝率の低い順に、ア・リーグとナ・リーグを交互に書いていく予定です。

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