今日は、2023年アメリカンリーグの結果と、開幕前に行なった予想を比較してみます。
こちらが開幕前の順位予想ブログ↓↓↓
目次
アメリカンリーグ 東地区
実際の順位↓↓↓
- ボルチモア・オリオールズ
- タンパベイ・レイズ (ワイルドカード)
- トロント・ブルージェイズ(ワイルドカード)
- ニューヨーク・ヤンキース
- ボストン・レッドソックス
私の開幕前予想は、こちら↓↓↓
- トロント・ブルージェイズ
- ニューヨーク・ヤンキース (WC)
- ボルチモア・オリオールズ
- タンパベイ・レイズ
- ボストン・レッドソックス
※太字:ポストシーズン進出、WC:ワイルドカード
ア・リーグ東地区の予想で正解したのは、最下位のボストン・レッドソックスだけでした。上位の予想が外れたので、全くダメな予想でした。
ボルチモア・オリオールズは、投打ともに予想以上の成績でした。オリオールズは前年同様に2023年も勝率5割は超えると予想していましたが、優勝という結果でした。野手陣では、ルーキーのヘンダーソン遊撃手とラッチマン捕手の活躍が想像以上でした。2人とも規定打席に到達し、本塁打20本を超え、OPSはこの二人がチームのトップ2となりました。
投手陣は、救援投手陣が予想以上の成績でした。バティスタが開幕からクローザーを担うので、抑えは固定できると予想していましたが、テイトが故障するなど、中継ぎ投手を疑問視していました。ところが、72試合登板で防御率2点台のイェニエル・カノ、60試合に登板して10勝を記録したマイク・バウマンの2人の活躍が、救援投手陣の成績を向上させました。チームの救援投手陣のfWARの成績は、2位のSEAマリナーズを上回り、ア・リーグトップでした。
タンパベイ・レイズは、投手陣は予想通りの上位の成績でしたが、打撃は予想をはるかに上回る成績でした。オフにチョイとキーマイヤーの2人のレギュラー選手を放出しましたが、これといった補強がなく、長距離打者と思われるのは、パレデスとアロサレーナの2人くらいというのが、開幕前の予想でした。ところが、本塁打20本越えの選手が6人となり、ヤンディ・ディアスは自身初の首位打者のタイトルを獲得しました。開幕13連勝が有利に働き、地区優勝こそ逃したものの、ア・リーグ2位の勝率となる99勝をあげました。
アメリカンリーグ 中地区
実際の順位↓↓↓
- ミネソタ・ツインズ
- デトロイト・タイガース
- クリーブランド・インディアンス
- シカゴ・ホワイトソックス
- カンザスシティ・ロイヤルズ
私の開幕前予想はこちら↓↓↓
- クリーブランド・ガーディアンズ
- ミネソタ・ツインズ
- シカゴ・ホワイトソックス
- カンザスシティ・ロイヤルズ
- デトロイト・タイガース
※太字:ポストシーズン進出、WC:ワイルドカード
ア・リーグ中地区の予想は、全て不正解と不甲斐ない結果となりました。開幕前から中地区は東・西地区と比較して戦力が劣るので、優勝チームだけがポストシーズンに進出できると予想しており、それは当たりました。またCLEとMINの2強と予想していましたが、CLEではなくMINが優勝したことで予想を外しました。この地区で予想外だったのが、5位と予想していたDETタイガースが2位となったことでした。
デトロイト・タイガースは、野手、投手ともにリーグ下位レベルで、100敗くらいすると予想していましたが、新戦力の出現などで、78勝84敗と善戦しました。野手で活躍したのは、スペンサー・トーケルソンとジェイク・ロジャースの2人です。一塁手のトーケルソンが31本塁打を打ち、MLB2年目の今季は期待通りに成長しました。また捕手のロジャースが21本塁打を打つ活躍をしたのは、全くの予想外でした。投手では、先発でエドゥアルド・ロドリゲス、リース・オルソン、タリック・スクーバルの3人が活躍しました。ロドリゲスは期待通りに復活し13勝をあげました。ルーキーのオルソンは、18試合に先発し、5勝7敗、防御率3点台とローテーションの一角を担いました。スクーバルは7月にローテーションに復帰すると、実働3か月で、15試合に登板し、7勝3敗、防御率2点台と、本来の投球を見せ、見事に復活しました。救援投手では、アレックス・ラングとタイラー・ホルトンの2人の活躍が目立ちました。ラングは期待通りにクローザーの役割を担い、67試合に登板して26セーブを挙げました。ホルトンが、59試合に登板して85イニングを投げ、防御率2点台の活躍をしたのは、全くの予想外でした。
アメリカンリーグ 西地区
実際の順位↓↓↓
- ヒューストン・アストロズ
- テキサス・レンジャーズ (ワイルドカード)
- シアトル・マリナーズ
- ロサンゼルス・エンゼルス
- オークランド・アスレチックス
私の開幕前予想はこちら↓↓↓
- ヒューストン・アストロズ
- ロサンゼルス・エンゼルス (WC)
- テキサス・レンジャーズ (WC)
- シアトル・マリナーズ
- オークランド・アスレチックス
ア・リーグ西地区の予想で的中したのは、首位のヒューストン・アストロズ、最下位のオークランド・アスレチックスの2チームでした。テキサス・レンジャーズの順位こそ外しましたが、ワイルドカードでポストシーズン進出したことは予想通りでした。
テキサス・レンジャーズは、今季、素晴らしい得点力を誇る打線になりました。得点、打率、出塁率、長打率、OPS、本塁打数、打点が全てリーグトップという、非の打ち所がない打撃成績でした。得点力はリーグ上位になると予想はしていましたが、これほどまでの打線になるとは予想していませんでした。打率リーグ2位、33本塁打を打ったシーガーや、29本塁打100打点のセミエンがチームをけん引しました。ルーキーのジョッシュ・ヤン三塁手は23本塁打を打ち、外野手のアドリス・ガルシアはキャリアハイの39本塁打を打つなど、打線全体が底上げされた印象です。
総括
まとめると予想が当たったのは、東地区の5位BOSレッドソックスと、西地区の首位のHOUアストロズ、5位OAKアスレチックスの3つと、的中率2割という不甲斐ない結果となりました。予想を外したということは、リーグ優勝が意外な方向にいったということでもあり、むしろ面白いシーズンだったとも言えます。
次回は、ナショナルリーグの結果を、開幕前の予想と比較します。
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