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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2022戦力分析】シカゴ・ホワイトソックス

今回は、2021年ア・リーグ中地区優勝のシカゴ・ホワイトソックスです。ホワイトソックスの2021年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

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2022年開幕ロースター予想(野手)

スターティングラインナップ

【C】グランダル#
【1B】アブレイユ
【2B】J. ハリソン
【3B】モンカダ#
【SS】アンダーソン
【LF】ヒメネス
【CF】L. ロベルト
【RF】ポロック
【DH】シーツ*

*:左打ち #:両打ち

控え野手

  1. 捕手:ザバラ
  2. 内・外野手:L. ガルシア#
  3. 内・外野手:ボーン
  4. 内野手:メンディック
  5. 外野手:エンゲル

注目選手(野手)

野手で私が注目する選手は、以下の選手です。

ヤスマニ・グランダル:2021年は、ヒットによる出塁数より、四球による出塁数の方が多いという珍しい成績を残しました。驚異的な出塁率でしたが、ケガで残念ながら規定打席数に達しませんでした。2022年は、規定打席に到達して、出塁率トップ、OPSトップとなることを、グランダルには期待しています。

グランダル 打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
2012 23 SDP 60 192 28 57 8 36 31 39 .297 .394 .469 .863
2013 24 SDP 28 88 13 19 1 9 18 18 .216 .352 .341 .693
2014 25 SDP 128 377 47 85 15 49 58 115 .225 .327 .401 .728
2015 26 LAD 115 355 43 83 16 47 65 92 .234 .353 .403 .756
2016 27 LAD 126 390 49 89 27 72 64 116 .228 .339 .477 .816
2017 28 LAD 129 438 50 108 22 58 40 130 .247 .308 .459 .767
2018 29 LAD 140 440 65 106 24 68 72 124 .241 .349 .466 .815
2019 30 MIL 153 513 79 126 28 77 109 139 .246 .380 .468 .848
2020 31 CHW 46 161 27 37 8 27 30 58 .230 .351 .422 .773
2021 32 CHW 93 279 60 67 23 62 87 82 .240 .420 .520 .939
10 Y       3233 461 777 172 505 574 913 .240 .355 .451 .807
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Generated 1/25/2022.
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主な入団・退団選手(野手)

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • シーザー・ヘルナンデス(内野手)FA
  • ザック・コリンズ(捕手)トレードでTORブルージェイズへ

主な入団選手

  • ジョッシュ・ハリソン(内・外野手)FA
  • リース・マクガイア(捕手)トレードでTORブルージェイズから
  • AJ.ポロック(外野手)トレードでLAドジャースから

総評(野手)

2021年は、ア・リーグ15チーム中、得点5位、打率4位、OPS 4位と、全体的な打力は上位に位置していました。2022年は、ヒメネスがフルシーズンで活躍すれば、長打力は向上するでしょう。セカンドを守った途中加入のC. ヘルナンデスが抜けます。このセカンドだけが、若干心配なポジションですが、移籍のJ.ハリソンとL.ガルシアの2人のユーティリティプレーヤーでカバーできるでしょう。開幕直前のトレードでポロックが加入したことで、外野手・DHは層が厚くなりました。全体としては、昨年を若干上回る打撃成績をあげると予想しています。

2022年開幕ロースター予想(投手)

先発ローテーション

  1. ジオリト
  2. リン
  3. シーズ
  4. カイケル*
  5. コペック

*:左投げ 

ブルペン投手陣

  1. ヘンドリックス(抑え)
  2. バマー*
  3. グレーブマン
  4. J. ケリー
  5. クロシェ*(故障)
  6. R. ロペス
  7. ベラスケス
  8. ルイーズ
  9. フォスター
  10. バー

*:左投げ

注目選手(投手)

注目する選手は、以下の先発投手です。

リアム・ヘンドリックス:3年連続で最優秀救援投手賞を受賞できるかどうかに注目です。先発ローテーションが安定し、打力のあるチームにいれば、セーブを上げる機会が増えますので、そういう意味で、CHIホワイトソックスに所属しているのは、極めて有利な状況です。

ヘンドリックス 投手成績
Year Age Tm W L ERA G SV IP ER BB SO WHIP
2011 22 MIN 0 2 6.17 4 0 23.1 16 6 16 1.500
2012 23 MIN 1 8 5.59 16 0 85.1 53 26 50 1.547
2013 24 MIN 1 3 6.85 10 0 47.1 36 14 34 1.711
2014 25 TOT 1 2 5.23 9 0 32.2 19 7 23 1.378
2015 26 TOR 5 0 2.92 58 0 64.2 21 11 71 1.082
2016 27 OAK 0 4 3.76 53 0 64.2 27 14 71 1.284
2017 28 OAK 4 2 4.22 70 1 64.0 30 23 78 1.250
2018 29 OAK 0 1 4.13 25 0 24.0 11 10 22 1.458
2019 30 OAK 4 4 1.80 75 25 85.0 17 21 124 0.965
2020 31 OAK 3 1 1.78 24 14 25.1 5 3 37 0.671
2021 32 CHW 8 3 2.54 69 38 71.0 20 7 113 0.732
11 Y     27 30 3.91 413 78 587.1 255 142 639 1.212
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Generated 1/25/2022.
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主な入団・退団選手(投手)

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • ロドン*(先発)FA
  • テペラ(救援)FA
  • キンブレル(救援)トレードでLAドジャースへ

主な入団選手

  • グレーブマン(救援)FA
  • ジョー・ケリー(救援)FA
  • ビンス・ベラスケス(先発)FA

総評(投手)

先発投手では、2021年にノーヒットノーランを達成したロドンがFAで移籍します。先発ローテーションには、ロングリリーフや谷間の先発をしていたコペックが5番手の投手として入ると予想しています。救援投手では、キンブレルを開幕直前にトレードで放出しました。グレーブマンとJ. ケリーが加入し、ブルペン陣は十分な人数がいると判断したのでしょう。ところがトレードした途端、クロシェが故障離脱となり、少し心許ない状況になってきました。2021年は、ア・リーグ15チーム中、防御率2位、失点1位、WHIP2位、被打率2位という申し分ない成績でした。2022年も前年同様の成績を維持できるかどうかは、ブルペン投手陣の活躍に掛かっています。

 

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