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【MLB2023戦力分析】セントルイス・カージナルス

2023年戦力分析 ナ・リーグ カージナルス

今回は、2023年セントルイス・カージナルスの戦力分析です。2022年は、ア・リーグ中地区優勝を果たしました。カージナルスの2022年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

2023年開幕ロースター予想（野手）

スターティングラインナップ

  1. 【SS】エドマン#　
  2. 【C】W. コントレラス
  3. 【1B】ゴールドシュミット
  4. 【3B】アレナド
  5. 【2B】B. ドノバン*
  6. 【LF】オニール
  7. 【RF】ヌートバー*
  8. 【DH】イェペス
  9. 【CF】カールソン#

*:左打ち　#:両打ち

控え野手

  1. 捕手：キズナー
  2. 内野手：デヨング
  3. 内野手：N. ゴーマン*
  4. 外野手：バールソン*

注目選手（野手）

野手で私が注目する選手は、以下の若手と新加入２選手です。

ラーズ・ヌートバー：WBCの日本代表に選出され、日本での知名度も上がりました。また、今年は1年間フルシーズンの活躍が期待されます。初の規定打席到達、本塁打20本以上を期待しています。

ヌートバー　打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2021 23 STL 58 109 15 26 5 15 2 13 28 .239 .317 .422 .739
2022 24 STL 108 290 53 66 14 40 4 51 71 .228 .340 .448 .788
2 Yr     166 399 68 92 19 55 6 64 99 .231 .334 .441 .775
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Generated 1/14/2023.

ウィルソン・コントレラス：モリーナの抜けた正捕手のポジションに獲得したのは、前CHIカブスのコントレラスでした。CHIカブスから宿敵STLカージナルスへ移籍するとは思っていませんでした。コントレラスは、守備や投手のリード面はさておき、打撃は近年のモリーナを上回る成績です。ゴールドシュミット、アレナドに次ぐ、チームの中心打者の役割を担うと期待しています。

コントレラス　打撃成績
Year Age Tm G AB R H HR RBI SB BB SO BA OBP SLG OPS
2016 24 CHC 76 252 33 71 12 35 2 26 67 .282 .357 .488 .845
2017 25 CHC 117 377 50 104 21 74 5 45 98 .276 .356 .499 .855
2018 26 CHC 138 474 50 118 10 54 4 53 121 .249 .339 .390 .730
2019 27 CHC 105 360 57 98 24 64 1 38 102 .272 .355 .533 .888
2020 28 CHC 57 189 37 46 7 26 1 20 57 .243 .356 .407 .763
2021 29 CHC 128 413 61 98 21 57 5 52 138 .237 .340 .438 .778
2022 30 CHC 113 416 65 101 22 55 4 45 103 .243 .349 .466 .815
7 Yr     734 2481 353 636 117 365 22 279 686 .256 .349 .459 .808
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主な入団・退団選手（野手）

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • ディカーソン（外野手）FA
  • プホルス（内野手）引退
  • モリーナ（捕手）引退

主な入団選手

  • W. コントレラス（捕手）FA
  • O. メルカド（外野手）FA　マイナー契約

総評（野手）

2022年は、ナ・リーグ15チーム中、得点 3位、打率 6位、出塁率 3位、OPS 3位と、チーム打撃はリーグ上位の成績でした。モリーナ捕手、プホルス一塁手の2人が引退し、ディカーソンがFAで退団しますが、補強したのは、捕手と外野手1名ずつだけで、今オフはほとんど動きがありませんでした。モリーナの抜けた捕手に、打力の優るコントレラスが入ります。一方、プホルスに代わる選手を獲得していませんが、現有戦力で十分カバーできます。チーム打撃は前年のようにリーグ上位の成績は残すでしょう。

2023年開幕ロースター予想（投手）

先発ローテーション

  1. ウェインライト
  2. マイコラス
  3. モンゴメリー*
  4. フラハーティ
  5. マッツ*

*:左投げ　

ブルペン投手陣

  1. ヘルズリー（抑え）
  2. ガジェゴス
  3. J. ヒックス
  4. パランテ
  5. G. カブレラ*
  6. ストラットン
  7. ハドソン
  8. J. ウッドフォード

*:左投げ

++++++++++++++++++++++++++++++++

  • バーヘーゲン （救援）

元日本ハムのバーヘーゲン。MLB復帰2年目、開幕ロースター入りできるでしょうか。↓↓↓

注目選手（投手）

注目する選手は、以下の2人の投手です。

ダコタ・ハドソン：2019年に16勝をあげましたが、2020年9月にトミージョン手術を受け、長期離脱を余儀なくされました。しかし1年後の2021年9月にMLBに復帰し、2022年は8勝をあげ、手術後は順調に回復してきました。2023年はフラハーティ、マッツと先発4番手・5番手を争うことになります。TJ手術前の投球を取り戻して欲しいです。

ハドソン　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS SV IP H R ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2018 23 STL 4 1 2.63 26 0 0 27.1 19 9 8 18 19 149 3.86 1.354
2019 24 STL 16 7 3.35 33 32 1 174.2 160 80 65 86 136 125 4.93 1.408
2020 25 STL 3 2 2.77 8 8 0 39.0 24 13 12 15 31 152 4.50 1.000
2021 26 STL 1 0 2.08 2 1 0 8.2 7 2 2 1 6 197 2.48 0.923
2022 27 STL 8 7 4.45 27 26 0 139.2 141 71 69 61 78 86 4.34 1.446
5 Yr     32 17 3.61 96 67 1 389.1 351 175 156 181 270 112 4.54 1.366
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ライアン・ヘルズリー：2022年に奪三振率の高さと、与四球の少なさで、クローザーの地位をガジェゴスから奪い取り、オールスターゲームにも選出されました。また、イマキュレートイニングも達成するなど、2022年は充実した1年でした。2023年は、開幕からクローザーで起用されますので、最多セーブのタイトルも狙えます。

ヘルズリー　投手成績
Year Age Tm W L ERA G SV IP H R ER BB SO ERA+ FIP WHIP
2019 24 STL 2 0 2.95 24 0 36.2 34 13 12 12 32 143 4.22 1.255
2020 25 STL 1 1 5.25 12 1 12.0 8 8 7 8 10 82 7.02 1.333
2021 26 STL 6 4 4.56 51 1 47.1 40 24 24 27 47 86 3.99 1.415
2022 27 STL 9 1 1.25 54 19 64.2 28 11 9 20 94 306 2.34 0.742
4 Yr     18 6 2.91 141 21 160.2 110 56 52 67 183 137 3.61 1.102
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主な入団・退団選手（投手）

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • J. キンタナ（先発）FA
  • TJ. マクファーランド（救援）FA
  • A. レイエス（救援）FA
  • ウィットグレン（救援）FA

主な入団選手

  •  

総評（投手）

2022年は、ナ・リーグ15チーム中、防御率・失点・自責点は 4位、WHIPは8位、被打率は9位という成績でした。防御率という点ではリーグ上位の成績で、WHIPや被打率はリーグ中ほどに位置する成績でした。先発では、後半戦に活躍したキンタナが抜けますが、マッツやフラハーティの復帰で十分カバーできます。救援投手も3人がFAで抜けますが、現有戦力でカバーできそうです。ほとんどFAやトレードでの獲得がないので、多少前年より投手成績は下降するかもしれませんが、リーグ中ほどの成績は残すと予想しています。

 

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