メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

大谷翔平45号ホームラン【MLB2021】9月20日~21日(レギュラーシーズン)

9月20日~21日の試合を振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズン進出をかけた接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

STL 5, MIL 2 (SEP.20 @TB)

ベテランの活躍でSTLカージナルスが9連勝。首位のMILブルワーズ戦でも、互角以上の力を見せました。

1回表、アレナドの2ランホームランで先制。これで今季101打点。

先発レスターが6回を2失点の好投。WASナショナルズからベテラン投手をトレードで獲得したのは、こういう大事な場面での勝利を期待してのことでしょう。ポストシーズンに向けて楽しみな選手です。

2対2の同点とされましたが、6回表、モリーナのタイムリーヒットで3対2と勝ち越し。

7回表、カーペンターの二塁打を皮切りに、ゴールドシュミットの犠牲フライで1点追加し、4対2。

8回表、またもやモリーナのタイムリーヒットで、1点を追加し、5対2。

レスターは、この日の勝利で、通算200勝を達成しました。

シーズン終盤に、9連勝でワイルドカード争いを一歩リードしたSTLカージナルス。ポストシーズンの面白い存在になりそうです。

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SEP.20 注目の選手

ペレス KC 46号ホームラン

KCロイヤルズのペレスが、ゲレーロJr.に並ぶ、ア・リーグトップの46号ホームラン。

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STL 2, MIL 1 (SEP.21 @MIL)

STLカージナルスが投手戦を制し、10連勝。

MILブルワーズの先発は、ウッドラフ。6イニングを10奪三振と見事な投球。

しかし、カージナルスの方が上手でした。1回表、エドマンが四球で出塁するとすかさず二盗。内野ゴロの間に三塁に進塁し、オニールの犠牲フライで1点を先制と、ノーヒットで1点を取ります。
ウッドラフが降板後、四球で出塁したヌートバーが二盗し、その後エドマンのタイムリーヒットで、1点を追加。

卒のない攻撃でリードします。
投げては、先発ウッドフォードが5回を無失点。その後を、レイエス、カブレラ、ガルシア、ガジェゴスと繋いで、1失点に抑え、2対1で勝利。特にレイエス、カブレラ、ガジェゴスは、1年間フル稼働し、疲労もあるでしょうが、しっかりと抑えます。強力なブルペン投手陣です。

ワイルドカード2位の座を、ライバル球団に4ゲーム差を付けましたので、もうこれで決まりと言っていいでしょう。

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SF 6, SD 5 (SEP.21 @SD)

試合序盤に勢いがあったのはSDパドレスで、マチャッドの2本のホームラン、ファムのホームランなどで、3回裏の時点で4対1とリードしていました。

対するSFジャイアンツは、パドレス先発のマスグローブを攻め、ヒットや犠牲フライで、5回表に2点、6回表に2点をあげ、5対4と勝ち越しました。

ホームラン攻勢のパドレスは、6回裏にノラのホームランで、5対5の同点に追いつきます。

僅差のゲームに断然強いのはジャイアンツで、9回表、パドレス抑えのマランソンからシングルヒット3本で1点を取って勝ち越し、9回裏を、ロジャースが抑えて勝利。

SFジャイアンツは、ライバルのLAドジャースが負けないので、西地区首位の座をかけて、ジャイアンツも負けられない試合が続きます。

SDパドレスは、ワイルドカード争いで、STLカージナルスに5ゲーム差もつけられましたので、もはやポストシーズン進出の可能性はゼロに近いでしょう。

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SEP.21 注目の選手

大谷翔平 LAA 45号ホームラン

ア・リーグトップのペレスとゲレーロJr.に1本差の45号ホームラン。ようやく10試合ぶりのホームランです。

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順位(9月21日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位TBレイズの地区優勝は確実です。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝も確実です。

③西地区:首位HOUアストロズの地区優勝も確実です。

④ワイルドカード:ワイルドカード争いは激しいです。WC2つの座を、BOS, TOR, NYY, OAK, SEAの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが激しく争っています。東地区のBOS, TOR,NYYが、2つのワイルドカードの座を2.0ゲーム差で争っています。東地区のこの3チームは、最後まで分かりません。西地区のOAKとSEAは3.0ゲーム差もついているので、連勝しないと厳しいです。OAKとSEAがワイルドカードの座を確保するには、東地区の3チームが星を潰しあうことをが条件です。

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ア・リーグ順位表 9/21時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:2位のPHIフィリーズは、首位ATLブレーブスに3.0ゲーム差。このまま3ゲーム差以内に保って、9月末の直接対決3連戦を迎えて欲しいです。

②中地区:首位MILブルワーズのポストシーズン進出が確定。ただし、2位のSTLカージナルスに連敗中で、地区優勝へのマジックナンバーは3のまま。

③西地区:ポストシーズン進出を決めた、SFジャイアンツとLAドジャースですが、どちらが地区優勝するでしょうか。9月21日現在、SFジャイアンツが1ゲーム差でリード。

④ワイルドカード:STLカージナルスが10連勝で、WC2位を争うライバル球団を4.0ゲーム以上引き離しました。ほぼカージナルスに決まりと言っていいでしょう。

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ナ・リーグ順位表 9/21時点(MLB公式サイトより)

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【MLB2021】9月17日~19日(レギュラーシーズン)

9月17日~19日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズン進出をかけた接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

DET 4, TB 7 (SEP.17 @TB)

延長戦の末、TBレイズがサヨナラ勝ちしたゲームです。

4対1とDETタイガースが3点リードして迎えた9回裏、タイガースはクローザーのソトがマウンドに上がります。チームトップの18セーブをあげている投手ですが、この日はピリッとしません。ヒット2本と四球でノーアウト満塁とし、1アウトも取れずに、フルマーに交代しました。そのフルマーから、レイズのディアスがセンター前タイムリーヒットで、2点を取り、4対3とし、尚もノーアウト1,2塁とします。ワイルドピッチがあり、2塁ランナーが3塁に進塁し、アロサレーナの犠牲フライで、土壇場で4対4の同点として、延長戦に入ります。

延長10回裏、フィリップスが3ランホームランを放ち、サヨナラ勝ち。

レイズは、着実に地区優勝に向かっています。地区優勝へのマジックナンバーは6。

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ARI 3, HOU 4 (SEP.17 @HOU)

延長10回にドラマがあった試合です。

6回2アウトまで、ARIダイヤモンドバックスの先発バンガーナーに、ノーヒットに抑えられていましたが、HOUアストロズのアルトゥーベが、ノーヒットノーランを打ち破る2ランホームランをレフトスタンドに放ち、2対1と逆転しました。

8回に2対2の同点となり、試合は延長戦に。

10回表、ダイヤモンドバックスが1点をあげ、3対2と1点リードします。

10回裏、アストロズは、メイヤーズのヒットで同点に追いつくと、その後満塁とし、マコーミックが死球を受けて、押し出しサヨナラ勝ち。

この勝利で、地区優勝へのマジックナンバーは9。

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ATL 5, SF 6 (SEP.17 @SF)

ナ・リーグ東地区1位と西地区1位の対決。ポストシーズンの前哨戦です。9回に試合が大きく動きました。

SFジャイアンツが4対2と2点リードで迎えた9回表、右下手投げのロジャースがマウンドに立ちました。ATLブレーブスは、右打者のライリー、デュバルがヒットで出塁し、逆に左打者のロサリオがアウトになり、1アウト1,2塁で、打席には右打者のダノー。ダノーが3ランホームランを打ち、5対4と逆転しました。

9回裏、ブレーブスのクローザーのスミスが簡単に2アウトを取ります。しかし、ジャイアンツの代打ソラーノが、起死回生のホームランをレフトスタンドに運び、9回裏2アウトの土壇場で、5対5の同点とします。

延長11回裏、ブレーブスのウェッブが、セカンドへの牽制球を悪送球し、ランナーが3塁に進塁すると、2つの敬遠四球で満塁とします。満塁のチャンスで、ジャイアンツは、代打に投手のゴーズマンを起用します。これが当たって、ライトへ外野フライを打ち、これが決勝の犠牲フライとなり、6対5でサヨナラ勝ち。

ナ・リーグ東地区首位のブレーブスは、これで2位に2ゲーム差。西地区のジャイアンツも首位ですが、2位ドジャースと2ゲーム差に。今週末は、負けられない両チームの戦いに注目です。

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SEP.17 注目の選手

ゲレーロJr. TOR 46号ホームラン

ペレスに1本差、大谷に2本差をつける、ア・リーグ単独トップとなる46号ホームラン。

大谷とのMVP争いも、どちらに軍配が上がるでしょうか。TORブルージェイズがポストシーズン進出を果たせば、ゲレーロJr.の可能性が高まります。また三冠王を取れば、ゲレーロJr.の可能性がさらに一段と高くなります。たとえそうなったとしても、大谷は10勝&ホームラン王となれば、大谷がMVPになるのではないでしょうか。大谷選手には、是非ホームラン王を取ってもらいたいです。

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グレゴリウス PHI ファインプレイ

PHIフィリーズのショート、グレゴリウスが、ダイビングしてゴロを止め、バックトスでセカンドに送球してアウトに。セカンドのセグラも見事にキャッチ。ピンチを救う見事なファインプレイでした。

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SD 3, STL 3 (SEP.18 @STL)

ナ・リーグのポストシーズン進出をかけたチーム同士の対決。

SDパドレスの先発はダルビッシュ。この日のダルビッシュは、素晴らしい投球内容でした。7イニングを投げて、被安打3、9奪三振、無失点と完璧にSTLカージナルス打線を抑えました。

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対するSTLカージナルスの先発は、ウェインライト。ベテラン同士の対決になりました。ウェインライトは、6イニングを投げて、7安打を打たれながらも2失点で、クオリティスタートでした。ウェインライトを支えたのは、カージナルスの守備陣です。

1回表、セカンドのエドマンが、ライト前ヒットになりそうな当たりを、ダイビングして止めるファインプレイ。

パドレスのカラティーニが、ライトのカールソンの頭上を越えた当たりを打ちましたが、カールソンは、ライトフェンスに跳ね返った打球を捕球するやいなや、セカンドにストライク送球し、カラティーニはセカンドベースで、タッチアウトに。7回表ノーアウトで出たファインプレイでした。

8回裏、投手がダルビッシュから、パガンに交代すると、カージナルス打線に火がつきました。ベイダーの二塁打とエドマンの犠牲フライで1点を返し、2対1に。続いてゴールドシュミットが四球で出塁すると、オニールがレフトスタンドに2ランホームランを放ち、3対2と逆転しました。

ブッシュスタジアムは、大盛り上がり。カーテンコールが起きました。

カージナルスは7連勝。ワイルドカード争いで、CINレッズに2ゲーム差リード。シーズン終盤の大事なところで7連勝するあたりは、さすが名門球団です。反対にSDパドレスは、2.5ゲーム差に離されました。SDパドレスは、開幕前は期待値が高かったのですが、巻き返せるでしょうか。

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BAL 6, BOS 8 (SEP.19 @BOS)

澤村投手が5勝目を挙げ、この勝利でBOSレッドソックスがワイルドカード争いを一歩リードしました。

試合序盤は、レッドソックスが、JDマルティネスのホームランなどで、5対3と2点リードしていました。

ところが、7回表、レッドソックスのウィットロックが、先頭打者を四球で歩かせたところで、トレーナーと一緒に監督がベンチから出てきて、澤村に交代します。ウィットロックに何か異常があったと思われますが、突然の交代で準備不足だった澤村は、2人続けて四球を与え、ノーアウト満塁のピンチを作り、オリオールズのマンシーニに走者一掃のタイムリー二塁打をうたれ、3点を失い、6対5と、BALオリオールズに逆転されました。

その後、澤村は2人を連続三振に打ち取り、6対5とオリオールズが1点リードの状態でマウンドを降ります。

7回裏、レッドソックスは、4本の長短打で、3点を取って、8対6と逆転しました。

これで澤村が勝利投手となり5勝目。レッドソックスは5連勝。ワイルドカード争いを1ゲームリードしました。

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SEP.19 注目の選手

大谷翔平 LAA 8回10奪三振

2番投手で先発出場した大谷翔平が、8イニングを10奪三振という見事な投球。打者としては、ヒットがなかったものの、2四球で出塁しました。9回裏にLAエンゼルスが2対2の同点に追いついて敗戦は免れたものの、OAKアスレチックスが延長10回に勝ち越して、エンゼルスは敗戦。残念ながら10勝目は達成できず、次回に持ち越しです。

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ロサリオ ATL サイクルヒット

大事な試合でサイクルヒットを達成しました。この日の勝利で、ALTブレーブスは、4連敗をストップさせました。ナ・リーグ東地区首位争いに大きく貢献。ホームランは、貴重なダメ押し点となりました。

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順位(9月19日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位TBレイズの地区優勝は確実です。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝も確実です。

③西地区:首位HOUアストロズの地区優勝も確実です。

④ワイルドカード:地区優勝は3地区とも確実と言っていいですが、ワイルドカード争いは激しいです。WC2つの座を、BOS, TOR, NYY, OAK, SEAの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが激しく争っています。BOS, TORがリードしていて、NYYは連敗で、ワイルドカード2位の位置まで、1.5ゲーム差と差が広がりました。OAKは、2.0ゲーム差に詰め寄りましたが、SEAは4.0ゲーム差。SEAは、かなり厳しい状況です。OAKは、東地区の3チームが星を潰しあうと、浮上する可能性は十分にあります。

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ア・リーグ順位表 9/19時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:2位のPHIフィリーズが、首位ATLブレーブスに2.0ゲーム差まで追い上げてきました。このまま3ゲーム差以内に保って、9月末の直接対決を迎えて欲しいです。

②中地区:9月18日に首位MILブルワーズのポストシーズン進出が確定。地区優勝へのマジックナンバーは3。

③西地区:ポストシーズン進出を決めた、SFジャイアンツとLAドジャース。どちらが地区優勝するでしょうか。9月19日現在、SFジャイアンツが1ゲーム差でリード。

④ワイルドカード:WC2位の座を、STL, CIN, PHI, SDの4チームが争っています。STLカージナルスが、ワイルドカードの座を争うCIN, NYM, SDに8連勝して、CINに3.0ゲーム差をつけました。こういう大事な時期に、ライバルチームに連勝するあたりが、名門球団たる所以です。

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ナ・リーグ順位表 9/19時点(MLB公式サイトより)

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【MLB2021】9月13日~16日(レギュラーシーズン)

9月13日~16日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズン進出をかけた接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

MIN 5, NYY 6 (SEP.13 @NYY)

ポストシーズン進出をかけ、負けられない試合の続くNYヤンキースが、逆転で延長戦の末勝利しました。

MINツインズに3回までに5対0と、5点もリードされますが、試合終盤にヤンキースが追い上げます。6回裏、ルメイユの犠牲フライで1点を返し、7回裏は、ギャロのソロホームランで、5対2と3点差とします。

8回裏、2アウト1,2塁の場面で、ジャッジが5対5の同点となる、3ランホームランを打ちました。

延長10回裏、サンチェスがレフトにタイムリーヒットで、サヨナラ勝ち。

ワイルドカードを争う、TORブルージェイズ、BOSレッドソックスとの直接対決を、各3試合ずつ残すNYヤンキースは、下位チームとの対戦では、負けられない試合が続きます。

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SEP.13 注目の選手

ゲレーロJr. TOR 45号ホームラン

TORブルージェイズのゲレーロJr.が、単独トップとなる今季45号ホームラン。

この日は、先発投手のマノアが8イニングをわずか1安打無失点に抑える好投で、8対1で、TBレイズに大勝しました。

STL 7, NYM 6 (SEP.14 @NYM)

ワイルドカードを争う両チームが、延長11回まで戦った試合です。

犠牲フライやヒットなどで、5回までは、NYメッツが3対2と1点リードしていました。

8回表、1点を追うSTLカージナルスは、オニールが2ランホームランを放ち、4対2と逆転します。

こうなると、カブレラ、ガジェゴスと繋いで、カージナルスの勝ちパターンですが、9回裏、メッツの先頭打者バエスがレフトへホームランを放ち、土壇場で4対4の同点に。

延長11回表、ソーサとキズナーのタイムリーヒットで3点を入れ、11回裏を2点に抑えて、7対6でカージナルスが勝利しました。

この日の大きな勝因は、4つもダブルプレイを取ったことです。特に10回裏のダブルプレイは、サヨナラ負けのピンチを防いだプレイでした。

メッツは5回裏に、四球3つで作った満塁のチャンスで、3番、4番打者を迎えたのにもかかわらず、犠牲フライによる1点しか取れなかったことが、最後まで響きました。

これで、カージナルスはついにワイルドカード2位の座につきました。

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NYY 4, BAL 3 (SEP.15@BAL)

両チームに守備のファインプレイがあった試合で、厳しいワイルドカード争いの戦いが続くNYヤンキースが、9回に逆転勝利した試合です。

2回表、今年打撃成績が急成長し、オールスターゲームにも選出された、BALオリオールズのセドリック・マリンズに、スーパープレイが飛び出しました。下のYou Tubeの題名にあるように、今年一番のキャッチと言っていいでしょう。外野の壁の位置、打球の落下地点を冷静に目測を図って、狙いすましてジャンプし、サンチェスのホームランをもぎ取りました。

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3回表、ヤンキースは、ウルシェラのホームランで2対0と先制します。

ウルシェラは、守備でも見事なダイビングキャッチをしました。

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対するオリオールズは、6回裏にオースティン・ヘイズがソロホームラン。8回裏に、またもやヘイズが2ランホームランを放ち、3対2と逆転します。

負けられないヤンキースは、9回表、ボイトが四球で出塁し、代走にウェイド。続くトーレスのセンター前ヒットで、1,2塁とし、1アウト後、ダブルスティールを成功させ、1アウト、2,3塁とします。結果的にこのダブルスティールが効きました。

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このダブルスティールの後、ガードナーがショート後方にポトリと落ちるヒットで、2人がホームインし、4対3と逆転しました。二塁ランナーのトーレスが、捕球できないと判断し、三塁まで思い切りよく走っていたことも、功を奏しました。

9回裏は、チャップマンが0点に抑えて勝利。ワイルドカード2位の座を守りました。ゲーム差無しで、BOSレッドソックスが追いかけています。

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CHC 5, PHI 6 (SEP.15 @PHI)

ナ・リーグ東地区の優勝争いも、ワイルドカード争いも、首の皮一枚で繋がっているPHIフィリーズが、接戦をものにした試合です。4対2とフィリーズが2点リードで迎えた8回表、CHIカブスのチリノスが2ランホームランを放ち、4対4の同点に追いつきました。

直後の8回裏、フィリーズのリアルミュートがライトスタンドにソロホームランを打ち、5対4と1点を勝ち越しました。

9回表は、クローザーのケネディが登板しますが、先頭のダフィーにホームランを打たれ、すぐさま5対5の同点となりました。

TEXレンジャーズからトレードで獲得したケネディですが、PHIフィリーズに移籍後は、防御率も6点を超え、期待通りの活躍ができていません。フィリーズは、ブルペン投手陣が課題です。
この日は、フィリーズが粘ります。9回裏、先頭打者のナップがヒットで出塁すると、続くモニアックが送りバントで、1アウト2塁。続くヘレーラのピッチャーゴロの間に、ナップが3塁に進塁し、2アウト3塁。続く打者の時に暴投があり、サヨナラ勝ち。

フィリーズが何とか勝ちを拾いました。ブルペン投手陣の奮起が待たれます。

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CIN 1, PIT 0 (SEP.16 @CLE)

秋山翔吾が所属するCINレッズと、筒香嘉智の所属するPITパイレーツの対戦。

ワイルドカード争いをしているレッズが小技で魅せました。
7回表、スティーブンソンが二塁打で出塁し、続くファーマーが四球で、ノーアウト1,2塁。その場面で、秋山翔吾が送りバントで、1アウト2,3塁とチャンスを広げ、カブレラの犠牲フライで1点を取りました。少ないチャンスを見事にものにしました。

守りでは、先発投手のマーリーが6回を無失点の好投。

その後を、シムズ、ローレンゼン、ギブンズと繋ぎ、パイレーツ打線を完封。レッズはワイルドカード2位の座を1ゲーム差で追っていて、負けられない試合が続きます。

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CHC 8, PHI 17 (SEP.16 @PHI)

PHIフィリーズが7点差をひっくり返しました。
3回表にCHIカブスに7点を奪われましたが、4回裏にマカッチェンの二塁打や、リアルミュートのタイムリーヒットなどで、7対7の同点に追いつきました。

6回裏、ブライス・ハーパーの二塁打で8対7と勝ち越しました。

とどめは、8回裏、ブライス・ハーパーの3ランホームラン。

7点差を逆転し、何とか地区優勝争いに踏みとどまっています。

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SEP.16 注目の選手

ペレス KC 45号ホームラン

KCロイヤルズのペレスが45号ホームランで、捕手としての年間ホームラン最多記録に並びました。さらに、今シーズンのホームラン王争いでも、ゲレーロJr.に並び、大谷に1本差をつけました。

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順位(9月16日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位TBレイズの地区優勝は確実です。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝も確実です。

③西地区:首位HOUアストロズの地区優勝も確実です。

④ワイルドカード:地区優勝は3地区とも確定ですが、ワイルドカード争いは激しいです。WC2つの座を、TOR, BOS, NYY, OAK, SEAの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが激しく争っています。TOR,BOS,NYYの3チームは0.5ゲーム差しかなく、同じ東地区で直接対決も沢山残っていますので、今後がますます楽しみです。OAKとSEAは、ワイルドカード2位の位置まで、それぞれ3.0と4.0ゲーム差と、かなり厳しい状況ですが、東地区の3チームが星を潰しあうと、浮上する可能性は十分にあります。

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ア・リーグ順位表 9/16時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:2位のPHIフィリーズが、首位ATLブレーブスに3ゲーム差まで追い上げてきました。9月末の直接対決まで、3ゲーム差以内に保つことが地区優勝するための条件です。3位NYメッツは、残り15試合で、5.5ゲーム差もあると、逆転は不可能でしょう。

②中地区:首位MILブルワーズの地区優勝は確実です。

③西地区:9月13日にSFジャイアンツが、9月14日にLAドジャースが、ポストシーズン進出を確定させました。あとはどちらが地区優勝するかです。9月16日現在、SFジャイアンツが1ゲーム差でリード。

④ワイルドカード:WC2位の座を、STL,SD,CIN,PHIの4チームが、2.5ゲーム差以内で争う展開です。5連勝のSTLカージナルスに勢いがあります。

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ナ・リーグ順位表 9/16時点(MLB公式サイトより)

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大谷・ゲレーロ44号並ぶ【MLB2021】9月10日~12日(レギュラーシーズン)

9月10日~12日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズンを争う白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

CIN 4, STL 2 (SEP.10 @STL)

ワイルドカード争いをしている、ナ・リーグ中地区2位と3位の対決です。
両チームともに先発投手が好投しました。
CINレッズの先発マーリーは、6回をモリーナのホームランによる2失点に抑えました。

STLカージナルスの先発レスターは、サードのアレナドの好守備にも助けられ、7回をホームラン2本による2失点に抑えました。

攻撃に目を転じると、2回表、レッズがスアレスのホームランで、1対0と先制。

4回表、ボットが38歳の自身の誕生日を祝う、バースデーホームランで、レッズが2対0と追加点。

4回裏、カージナルスのモリーナが2ランホームランを放ち、2対2の同点。

9回表、3Aから昇格したばかりのバレロが、打撃と走塁で活躍しました。まずは、2塁打で勝ち越し点を挙げ、続くデシールズの内野ゴロの間に、巧みなスライディングで、ホームインし、追加点をあげ、4対2と勝ち越しました。

9回裏を、ギブンズが抑えて、レッズが4対2で勝利。これでレッズは、ワイルドカード2位のSDパドレスにゲーム差なしとし、カージナルスは、3ゲーム差に離されました。

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SEP.10 注目の選手

ミゲル・カブレラ DET 9打席連続ヒット

DETタイガースのベテラン、カブレラが9打席連続ヒット。これで、3000本安打まであと27本としました。ひょっとすると、今年達成できるかもしれません。

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大谷翔平 LAA 44号ホームラン

この日は、2番ピッチャーで先発出場しました。1回表の初打席で、カウント3‐2から、ライトスタンドへ44号ホームラン。これで、ゲレーロJr.とペレスに2本差を付けました。ただ、投手としては、3回1/3を6失点で敗戦投手に。10勝目はお預けです。

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CIN 4, STL 6 (SEP.11 @STL)

ワイルドカード争いをしている、ナ・リーグ中地区2位と3位の対決です。
STLカージナルスのアレナドの活躍が光りました。

4対2でCINレッズが2点リードして迎えた6回裏、アレナドの三塁打で4対3と1点差に迫り、続くカーソンのセカンドとセンターの中間地点に落ちる二塁打で4対4の同点に追いつきました。

4対4の同点で迎えた9回裏、アレナドが2ランホームランを放ち、6対4と勝ち越し。

9回裏は、ガジェゴスが0点に抑えて勝利。前日のリベンジを果たし、ワイルドカード争いで、2ゲーム差に戻しました。

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BOS 9, CWS 8 (SEP.11 @SEA)

地区優勝がほぼ決まりのCHIホワイトソックスと、激しいワイルドカード争いをしているBOSレッドソックスの試合。

MILブルワーズから放出され、8月にBOSレッドソックスに拾われたトラビス・ショウが活躍しました。筒香も似たようなケースですが「捨てる神あれば拾う神あり」というのをMLBではよく見ます。スカウトの眼力というのも重要で、チームとの相性というのもあるのでしょう。

4回表、ショウの3ランホームランなどで7点をあげ、7対2と大量リードします。

その後、5回裏までにホワイトソックスが6点をあげ、一時逆転されますが、レッドソックスは8回裏に1点をあげ、8対8の同点で延長戦に入りました。

延長10回表、今度はショウがタイムリーヒットで、1点をあげ、これが決勝点。

9対8で勝利し、ワイルドカード1位の座をキープしました。

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NYY 8, NYM 7 (SEP.11 @NYM)

ニューヨークを本拠地とする両チームの通称「サブウェイシリーズ」です。

この日は、2001年9月11日のテロから20年の記念日で、試合前に黙とう、両チームがニューヨーク警察・消防の帽子をかぶりプレイしました。

NYヤンキースは、激しいワイルドカード争いで、これ以上連敗は許されない位置におり、NYメッツは、わずかに地区優勝の可能性が残されているので、どちらも負けられない状況のチーム同士の対決です。この試合では、ヤンキースのジャッジの活躍が光りました。

2回表、ヒガシオカ、ガードナー、ジャッジの3本のホームランで、5対0とリードします。

NYメッツは、バエスやマッキャンのホームランなどで、7対5と逆転し2点をリードします。

2点を追う8回表、ジャッジが、この日2本目のホームランで、7対7の同点に追いつきます。

その後ヤンキースは、相手のエラーで1点追加し、8対7と勝ち越し、8回裏をアブレイユ、9回裏をチャップマンが抑えて勝利。ヤンキースは、ワイルドカード争い2位の座を守り、メッツは、地区首位のATLブレーブスに5ゲーム差がつきました。

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SEP.11 注目の選手

バーンズ&ヘイダー MIL ノーヒットノーラン

先発のバーンズが、8イニングを、14奪三振、1与四球で、ノーヒットに抑えましたが、球数が115球となったこともあり、9回はヘイダーに投手交代し、ヘイダーが1イニングを2奪三振、ノーヒットに抑え、2人でノーヒットノーランを達成。

センターのケインも、ノーヒットノーラン達成の立役者の一人です。ケインのファインプレイが無ければ、ノーヒットを破られるところでした。

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NYY 6, NYM 7 (SEP.12 @NYM)

サンデーナイトゲームに相応しい、白熱した試合でした。リンドーアの3本のホームランで、NYメッツがNYヤンキースに辛勝し、NYメッツはワイルドカード争い、地区優勝争いに、首の皮一枚で残っています。

リンドーアの2本のホームランで、6回裏を終えて、NYメッツが6対4と2点リードしていました。

直後の7回表、NYヤンキースのスタントンが2ランホームランを打ち、6対6の同点に追いつきました。

8回裏、リンドーアがこの日3本目のホームランのホームランを放ち、7対6とメッツが1点リードしました。

9回表は、メッツ抑えのディアスが2人のランナーを出すものの、0点に抑えて、29セーブ目をあげて勝利。NYメッツが、サブウェイシリーズを2勝1敗と勝ち越し、ナ・リーグのワイルドカード争い、東地区優勝争いに、辛うじて残りました。

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SEP.12 注目の選手

シャーザー LAD 3者連続3球三振

LAドジャースのシャーザーが、1イニングを、3者連続3球三振で仕留めました。

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ゲレーロJr.  TOR 44号ホームラン

TORブルージェイズのゲレーロJr.が、大谷翔平と並ぶ、44号ホームランを打ちました。

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順位(9月12日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位TBレイズの地区優勝は確実です。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝は確実です。

③西地区:首位HOUアストロズが、残り20試合で、2位に6.5ゲーム差ですので、地区優勝は、アストロズにほぼ確定でしょう。

④ワイルドカード:地区優勝は3地区とも確定ですが、ワイルドカード争いは激しいです。WC2つの座を、TOR, BOS, NYY, OAK, SEAの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが、3ゲーム差以内で激しく争っています。TORブルージェイズは好調で、NYヤンキースが調子を落としています。この5チームは直接対決が沢山残っていますので、今後がますます楽しみです。

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ア・リーグ順位表 9/12時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:首位のATLブレーブスは、2位のPHIフィリーズに4.5ゲーム差、3位NYメッツと5.0ゲーム差です。PHI, NYMともに、シーズン最終盤のATLとの直接対決までに3ゲーム差以内になれば、まだわかりません。

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ナ・リーグ(東)順位表 9/12時点(MLB公式サイトより)

②中地区:首位MILブルワーズの地区優勝は確実です。

③西地区:SFジャイアンツと2位LAドジャースとのゲーム差は2.5のまま。この地区は最後まで優勝争いがもつれるでしょう。この2チームのポストシーズン進出は確実です。

④ワイルドカード:WC2位の座を、SD,CIN,STL,PHI,NYMの5チームが、3ゲーム差以内で争う展開です。勝率トップのSFジャイアンツやLAドジャースとの対戦を多く残すSDパドレスが、どこまで踏ん張れるでしょうか。

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ナ・リーグ順位表 9/12時点(MLB公式サイトより)

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ダルビッシュ8勝目【MLB2021】9月8日~9月9日(レギュラーシーズン)

レギュラーシーズンも、残り約20試合近くになってきました。9月8日~9月9日のゲームで、日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズン進出をかけた白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

TB 1, BOS 2 (Sep.8 @BOS)

ア・リーグ東地区が熱いです。

ワイルドカードの座を争っているBOSレッドソックスと、地区優勝がほぼ確実なTBレイズとの試合です。この日は、BOSレッドソックスの守備が光りました。

レッドソックスの先発投手、イオバルディが7回を3安打、無失点の好投。レッドソックの守備も、その好投を支えました。4回表、ライト線二塁打になりそうな当たりを、ライトのレンフローがセカンドへ好返球し、俊足のマーゴットをセカンドでアウトにしました。

7回表、ファーストのダルベックが、ライト前に抜けそうな当たりをファインプレイで、イオバルディの好投を助け、7回までTBレイズ打線を無失点に抑えました。

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8回表、レイズのクルーズがタイムリーヒットを打ち、1対0と均衡を破ります。

しかし、直後の8回裏、レッドソックスのレンフローが、レフト場外に2ランホームランを放ち、2対1と逆転します。

直後の9回表、1点を追うレイズは、2アウトからウェンデルが外野を抜ける当たりを打ち、サードに向かって走ります。しかし、またもやレンフローがサードへ好返球し、タッチアウトで、ゲームセット。

この日は、”ハンター・レンフロー”デーと言っていいくらい、レンフローの活躍が目立った試合でした。レンフローは古巣レイズに、活躍を見せつけました。これで、BOSレッドソックスは、NYヤンキースを抜いて、ア・リーグ東地区2位に浮上しました。

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TOR 6, NYY 3 (Sep.8 @NYY)

ワイルドカードを争う両チームの戦いです。
4回裏、NYヤンキース先発ヒールが四球を連発したところを、TORブルージェイズ打線が攻めて3点奪い、3対0とリードします。

5回裏、ヤンキースのベテラン、ガードナーが3ランホームランで、3対3の同点に追いつきます。

9月に入ってから1試合5得点以上の挙げている好調ブルージェイズ打線を、ヤンキースのブルペン投手陣は止められません。
7回表、ヘルナンデスのタイムリーヒットで、4対3と勝ち越します。

8回表、ノーアウト3塁から、ラムが放った打球は、浅い外野フライでしたが、3塁ランナーに、俊足のダイソンを代走に起用していたので、難なくホームイン。

9回表、ヤンキースのクローザーのチャップマンから、ゲレーロJr.が大谷に2本差に迫る41号ホームランを打ち、追加点をあげ、6対3としました。

これで、ブルージェイズは7連勝。一方のヤンキースは、一時期の勢いはどこへやら。5連敗中です。ヤンキースは東地区3位に転落しましたが、辛うじてワイルドカード2位の位置は確保しています。ブルージェイズは、そのヤンキースに1.5ゲーム差に迫りました。ますます面白くなるア・リーグのワイルドカード争いです。

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SEP.8 注目の選手

ダルビッシュ SD 8勝目

ダルビッシュ有が、6月21日以来の勝利で8勝目。この日は、6イニングを投げ、7三振を奪い、わずか3安打、1失点に抑えました。味方の外野手の好守備にも助けられました。

ダルビッシュvs大谷の日本人対決が見られなかったのは、残念でした。

ペレス KC 42号ホームラン

ペレスが42号ホームランを打ち、大谷に1本差に迫りました。

WAS 6, ATL 7 (Sep.9 @ATL)

シーズン途中移籍の選手が活躍した試合です。

ATLブレーブスで、この日ホームラン打った選手は以下の4人で、フリーマン以外は、皆がシーズン途中移籍の選手です。◎印が、TDL前に今シーズン途中移籍の選手です。

◎ボート (ARIダイヤモンドバックスから移籍)6号&7号 2本

◎ソレア(KCロイヤルズから移籍)23号

フリーマン29号

◎デュバル(MIAマーリンズから移籍)34号

9回に同点となり、延長10回裏、2アウト満塁から、サヨナラヒットを打ったのも、シカゴ・カブスから移籍してきたピーダーソンです。

ATLブレーブスは、TDL前のトレードが大成功でしたので、オールスターゲーム以降に地区首位に立ち、地区優勝に向かって進んでいます。

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SEP.9 注目の選手

ゲレーロJr. TOR 42号ホームラン

KCロイヤルズのペレスに続き、ゲレーロJr.も42号ホームランを打ち、大谷に1本差に迫りました。ブルージェイズは、この日でヤンキース相手に4連勝スイープし、8連勝中です。これで、ワイルドカード争いで、ヤンキースに0.5ゲーム差まで迫り、ア・リーグのワイルドカード争いは、一段と面白くなってきました。

順位(9月9日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:首位TBレイズの地区優勝は確実です。

②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝は確実です。

③西地区:首位HOUアストロズが、残り試合23試合で、2位に5.5ゲーム差ですので、地区優勝は、アストロズにほぼ確定でしょう。

④ワイルドカード:TORブルージェイズが8連勝して、ワイルドカード争いが混沌としてきました。WC2つの座を、BOS, NYY, TOR, OAK, SEAの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが、2ゲーム差以内で激しく争っています。

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ア・リーグ順位表 9/9時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:首位のATLブレーブスは、2位のPHIフィリーズに3.5ゲーム差、3位NYメッツと5.0ゲーム差と少し広がりました。NYメッツは、もう厳しいでしょうか。PHI, NYMともに、シーズン最終盤のATLとの直接対決までに3ゲーム差以内になれば、まだわかりません。

②中地区:首位MILブルワーズの地区優勝は確実です。

③西地区:SFジャイアンツと2位LAドジャースとのゲーム差が2.5に広がりました。この地区は最後まで優勝争いがもつれるでしょう。このあと、この両チームの直接対決はないのですが、SFジャイアンツは、SDパドレス戦を10試合も残していて、LAドジャースは、SDパドレス戦を6試合残しています。SDパドレスはワイルドカードの座をかけて必死です。地区優勝のカギを握るのは、SDパドレス戦ということになりそうです。

④ワイルドカード:WC1位は、SFかLADに確定ですので、残るWC2位の座を、SD, CIN, STL, PHIの4チームが争う展開です。勝率トップのSFジャイアンツやLAドジャースとの対戦を多く残すSDパドレスが、どこまで踏ん張れるかに注目です。

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ナ・リーグ順位表 9/9時点(MLB公式サイトより)

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