9月10日~12日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、ポストシーズンを争う白熱した試合を中心に取り上げます。
目次
注目の試合
CIN 4, STL 2 (SEP.10 @STL)
ワイルドカード争いをしている、ナ・リーグ中地区2位と3位の対決です。
両チームともに先発投手が好投しました。
CINレッズの先発マーリーは、6回をモリーナのホームランによる2失点に抑えました。
Tyler Mahle has a 1.97 ERA on the road❗️ pic.twitter.com/KcdVSWoOiV
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年9月11日
STLカージナルスの先発レスターは、サードのアレナドの好守備にも助けられ、7回をホームラン2本による2失点に抑えました。
That Nolan Arenado guy can pick it, eh?
— Bally Sports Midwest (@BallySportsMW) 2021年9月11日
TV: Bally Sports Midwest
App: Bally Sports app#STLCards pic.twitter.com/w5WTmvgCt0
攻撃に目を転じると、2回表、レッズがスアレスのホームランで、1対0と先制。
A little bird told us that ball is long gone. pic.twitter.com/RG81Ig1GOp
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年9月11日
4回表、ボットが38歳の自身の誕生日を祝う、バースデーホームランで、レッズが2対0と追加点。
38 and still bangin'. 🎂 pic.twitter.com/QK4e0f7h7v
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年9月11日
4回裏、カージナルスのモリーナが2ランホームランを放ち、2対2の同点。
A Yadi 💣 to tie it! pic.twitter.com/5XLjEEARcs
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年9月11日
9回表、3Aから昇格したばかりのバレロが、打撃と走塁で活躍しました。まずは、2塁打で勝ち越し点を挙げ、続くデシールズの内野ゴロの間に、巧みなスライディングで、ホームインし、追加点をあげ、4対2と勝ち越しました。
JOSE BARRERO!
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年9月11日
Get used to seeing this, Reds Country. pic.twitter.com/kCiz0jwMs1
9回裏を、ギブンズが抑えて、レッズが4対2で勝利。これでレッズは、ワイルドカード2位のSDパドレスにゲーム差なしとし、カージナルスは、3ゲーム差に離されました。
SEP.10 注目の選手
ミゲル・カブレラ DET 9打席連続ヒット
DETタイガースのベテラン、カブレラが9打席連続ヒット。これで、3000本安打まであと27本としました。ひょっとすると、今年達成できるかもしれません。
大谷翔平 LAA 44号ホームラン
この日は、2番ピッチャーで先発出場しました。1回表の初打席で、カウント3‐2から、ライトスタンドへ44号ホームラン。これで、ゲレーロJr.とペレスに2本差を付けました。ただ、投手としては、3回1/3を6失点で敗戦投手に。10勝目はお預けです。
CIN 4, STL 6 (SEP.11 @STL)
ワイルドカード争いをしている、ナ・リーグ中地区2位と3位の対決です。
STLカージナルスのアレナドの活躍が光りました。
4対2でCINレッズが2点リードして迎えた6回裏、アレナドの三塁打で4対3と1点差に迫り、続くカーソンのセカンドとセンターの中間地点に落ちる二塁打で4対4の同点に追いつきました。
Nolan with the bat and Tyler with the wheels! pic.twitter.com/Rdx4U6WNp3
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年9月12日
4対4の同点で迎えた9回裏、アレナドが2ランホームランを放ち、6対4と勝ち越し。
NOLAN hits 3⃣0⃣! pic.twitter.com/GHmS9KKlCt
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年9月12日
9回裏は、ガジェゴスが0点に抑えて勝利。前日のリベンジを果たし、ワイルドカード争いで、2ゲーム差に戻しました。
BOS 9, CWS 8 (SEP.11 @SEA)
地区優勝がほぼ決まりのCHIホワイトソックスと、激しいワイルドカード争いをしているBOSレッドソックスの試合。
MILブルワーズから放出され、8月にBOSレッドソックスに拾われたトラビス・ショウが活躍しました。筒香も似たようなケースですが「捨てる神あれば拾う神あり」というのをMLBではよく見ます。スカウトの眼力というのも重要で、チームとの相性というのもあるのでしょう。
4回表、ショウの3ランホームランなどで7点をあげ、7対2と大量リードします。
The Mayor's in town 🛎 pic.twitter.com/MSgRKU5bZX
— Red Sox (@RedSox) 2021年9月12日
その後、5回裏までにホワイトソックスが6点をあげ、一時逆転されますが、レッドソックスは8回裏に1点をあげ、8対8の同点で延長戦に入りました。
延長10回表、今度はショウがタイムリーヒットで、1点をあげ、これが決勝点。
Travis Shaw. pic.twitter.com/5x1ljrVVVe
— Red Sox (@RedSox) 2021年9月12日
9対8で勝利し、ワイルドカード1位の座をキープしました。
NYY 8, NYM 7 (SEP.11 @NYM)
ニューヨークを本拠地とする両チームの通称「サブウェイシリーズ」です。
この日は、2001年9月11日のテロから20年の記念日で、試合前に黙とう、両チームがニューヨーク警察・消防の帽子をかぶりプレイしました。
We will always remember. #NeverForget pic.twitter.com/IQ4TxmhpQX
— New York Yankees (@Yankees) 2021年9月11日
Best fans. #NeverForget pic.twitter.com/PCaXLqpYOR
— Citi Field (@CitiField) 2021年9月11日
NYヤンキースは、激しいワイルドカード争いで、これ以上連敗は許されない位置におり、NYメッツは、わずかに地区優勝の可能性が残されているので、どちらも負けられない状況のチーム同士の対決です。この試合では、ヤンキースのジャッジの活躍が光りました。
2回表、ヒガシオカ、ガードナー、ジャッジの3本のホームランで、5対0とリードします。
Gardy and Judge make it 5. pic.twitter.com/zO66th77d9
— New York Yankees (@Yankees) 2021年9月12日
NYメッツは、バエスやマッキャンのホームランなどで、7対5と逆転し2点をリードします。
GONE! @javy23baez pic.twitter.com/FtZgyeRB4t
— New York Mets (@Mets) 2021年9月12日
.@McCannon33 brings @CitiField to their feet! #LGM pic.twitter.com/2JZRW56ZUe
— New York Mets (@Mets) 2021年9月12日
2点を追う8回表、ジャッジが、この日2本目のホームランで、7対7の同点に追いつきます。
#AllRise pic.twitter.com/B0i4rcVFvj
— New York Yankees (@Yankees) 2021年9月12日
その後ヤンキースは、相手のエラーで1点追加し、8対7と勝ち越し、8回裏をアブレイユ、9回裏をチャップマンが抑えて勝利。ヤンキースは、ワイルドカード争い2位の座を守り、メッツは、地区首位のATLブレーブスに5ゲーム差がつきました。
SEP.11 注目の選手
バーンズ&ヘイダー MIL ノーヒットノーラン
先発のバーンズが、8イニングを、14奪三振、1与四球で、ノーヒットに抑えましたが、球数が115球となったこともあり、9回はヘイダーに投手交代し、ヘイダーが1イニングを2奪三振、ノーヒットに抑え、2人でノーヒットノーランを達成。
As good as it gets.@Burnes16 | #ThisIsMyCrew pic.twitter.com/kl5WBEBwep
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2021年9月12日
センターのケインも、ノーヒットノーラン達成の立役者の一人です。ケインのファインプレイが無ければ、ノーヒットを破られるところでした。
Say it with us:
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2021年9月12日
🗣️ NOT TODAY pic.twitter.com/S3Zya1yzEr
NYY 6, NYM 7 (SEP.12 @NYM)
サンデーナイトゲームに相応しい、白熱した試合でした。リンドーアの3本のホームランで、NYメッツがNYヤンキースに辛勝し、NYメッツはワイルドカード争い、地区優勝争いに、首の皮一枚で残っています。
リンドーアの2本のホームランで、6回裏を終えて、NYメッツが6対4と2点リードしていました。
.@Lindor12BC FOR THREE! #LGM pic.twitter.com/y4nqGmALCs
— New York Mets (@Mets) 2021年9月13日
.@Lindor12BC AGAIN! 💥 pic.twitter.com/K22QfCdSOS
— New York Mets (@Mets) 2021年9月13日
直後の7回表、NYヤンキースのスタントンが2ランホームランを打ち、6対6の同点に追いつきました。
He's G. pic.twitter.com/7EEjkVchlW
— New York Yankees (@Yankees) 2021年9月13日
8回裏、リンドーアがこの日3本目のホームランのホームランを放ち、7対6とメッツが1点リードしました。
Third time's the charm. @Lindor12BC | #LGM pic.twitter.com/1qZ0WVP03d
— New York Mets (@Mets) 2021年9月13日
9回表は、メッツ抑えのディアスが2人のランナーを出すものの、0点に抑えて、29セーブ目をあげて勝利。NYメッツが、サブウェイシリーズを2勝1敗と勝ち越し、ナ・リーグのワイルドカード争い、東地区優勝争いに、辛うじて残りました。
SEP.12 注目の選手
シャーザー LAD 3者連続3球三振
LAドジャースのシャーザーが、1イニングを、3者連続3球三振で仕留めました。
ゲレーロJr. TOR 44号ホームラン
TORブルージェイズのゲレーロJr.が、大谷翔平と並ぶ、44号ホームランを打ちました。
順位(9月12日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:首位TBレイズの地区優勝は確実です。
②中地区:首位ホワイトソックスの地区優勝は確実です。
③西地区:首位HOUアストロズが、残り20試合で、2位に6.5ゲーム差ですので、地区優勝は、アストロズにほぼ確定でしょう。
④ワイルドカード:地区優勝は3地区とも確定ですが、ワイルドカード争いは激しいです。WC2つの座を、TOR, BOS, NYY, OAK, SEAの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが、3ゲーム差以内で激しく争っています。TORブルージェイズは好調で、NYヤンキースが調子を落としています。この5チームは直接対決が沢山残っていますので、今後がますます楽しみです。
ナショナルリーグ:
①東地区:首位のATLブレーブスは、2位のPHIフィリーズに4.5ゲーム差、3位NYメッツと5.0ゲーム差です。PHI, NYMともに、シーズン最終盤のATLとの直接対決までに3ゲーム差以内になれば、まだわかりません。
②中地区:首位MILブルワーズの地区優勝は確実です。
③西地区:SFジャイアンツと2位LAドジャースとのゲーム差は2.5のまま。この地区は最後まで優勝争いがもつれるでしょう。この2チームのポストシーズン進出は確実です。
④ワイルドカード:WC2位の座を、SD,CIN,STL,PHI,NYMの5チームが、3ゲーム差以内で争う展開です。勝率トップのSFジャイアンツやLAドジャースとの対戦を多く残すSDパドレスが、どこまで踏ん張れるでしょうか。
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