今回は、昨年ア・リーグ`西地区優勝のオークランド・アスレチックスです。アスレチックスの2020年成績はこちらをご参照ください↓↓↓
2021年開幕ロースター予想（野手）
スターティングラインナップ
- （中）ラウレアーノ
- （左）カナ
- （三）チャップマン
- （一）オルソン*
- （捕）マーフィー
- （指）モアランド*
- （右）ピスコッティ
- （遊）アンドラス
- （二）ケンプ*
*:左打ち #:両打ち
控え野手
- 捕手：A. ガルシア
- 内・外野：ピンダー
- 外野手：トム
注目選手（野手）
野手で私が注目する選手は、以下の主力2選手です。
マット・チャップマン：ゴールドグラブ賞２回受賞の名三塁手。マネーボールで有名なアスレチックスの選手らしく、四球が多く出塁率が高い選手ですが、昨年は四球8個と少なく、出塁率が.276と精彩を欠いたので、今年の復調に期待。
| Year | Age | Tm | G | AB | HR | RBI | BA | OBP | SLG | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 24 | OAK | 84 | 290 | 14 | 40 | .234 | .313 | .472 | .785 |
| 2018 | 25 | OAK | 145 | 547 | 24 | 68 | .278 | .356 | .508 | .864 |
| 2019 | 26 | OAK | 156 | 583 | 36 | 91 | .249 | .342 | .506 | .848 |
| 2020 | 27 | OAK | 37 | 142 | 10 | 25 | .232 | .276 | .535 | .812 |
| 4 Yr | 422 | 1562 | 84 | 224 | .255 | .336 | .503 | .839 |
マット・オルソン：選球眼がよく、出塁率の高い一塁手。ゴールドグラブ賞２回受賞した守備力の高い選手。昨年打率が２割を下回ったので、今年の復調に期待。
| Year | Age | Tm | G | AB | HR | RBI | BA | OBP | SLG | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 22 | OAK | 11 | 21 | 0 | 0 | .095 | .321 | .143 | .464 |
| 2017 | 23 | OAK | 59 | 189 | 24 | 45 | .259 | .352 | .651 | 1.003 |
| 2018 | 24 | OAK | 162 | 580 | 29 | 84 | .247 | .335 | .453 | .788 |
| 2019 | 25 | OAK | 127 | 483 | 36 | 91 | .267 | .351 | .545 | .896 |
| 2020 | 26 | OAK | 60 | 210 | 14 | 42 | .195 | .310 | .424 | .734 |
| 5 Yr | 419 | 1483 | 103 | 262 | .245 | .338 | .500 | .838 |
主な入団・退団選手（野手）
野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- セミエン（遊撃手）FA
- ラステラ（内野手）FA
- グロスマン（外野手）FA
- ラム（内野手）FA
- デービス（指名打者）トレードでレンジャーズへ
- ハイム（捕手）FA
主な入団選手
- モアランド（指名打者）FA
- アンドラス（遊撃手）トレードでレンジャーズから
- ガルシア（捕手）トレードでレンジャーズから
- ラウリー（内野手）FA マイナー契約
総評（野手）
FAやトレードによる退団・入団選手を比較すると、遊撃手、指名打者、控え捕手は、補充できました。内野手1人、外野手1人が補充できていない状態ですが、現有戦力でカバーすることになります。そうすると、控え野手のレベルや選手層の厚さが、昨年と比べると落ちるでしょう。昨年のアスレチックスは、得点数がア・リーグ15チーム中8位、OPSが10位と、打撃成績は下位に位置していました。大きな戦力がアップがないので、チャップマンやオルソンの復調がなければ、今年も、ア・リーグで下位なる可能性を否定できません。
2021年開幕ロースター予想（投手）
先発ローテーション
- ルサルド*
- モンタス
- マネイア*
- バシット
- ファイヤーズ
*:左投げ
注目選手（先発投手）
先発で注目する選手は、アスレチックスの次代のエースとなる投手です。
ヘスス・ルサルド：先発投手陣の中で最も若い、23歳の投手です。昨年ローテーションに定着しました。96、97マイルの速球と、チェンジアップ、スライダーのコンビネーションが、彼の投球スタイル。今年も昨年同様の成績を期待します。
Jesús Luzardo | 2020 Highlights
ブルペン投手陣
- ローゼンタール（抑え）
- ディークマン
- ロモ
- トリビーノ
- ウェルデルケン
- ペティット
- ターリー
- コラレック
- D. ヒメネス
*:左投げ
注目選手（救援投手）
ブルペン投手陣の注目選手は、新戦力のローゼンタールです。
トレバー・ローゼンタール：昨年クローザーだったヘンドリックス並みの活躍ができるか注目しています。この2年間は数球団を転々としいます。セントルイス・カージナルスで40セーブ以上挙げていた頃の投球を見せて欲しいです。
| Year | Age | Tm | W | L | ERA | G | SV | IP | SO | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | 22 | STL | 0 | 2 | 2.78 | 19 | 0 | 22.2 | 25 | 0.926 |
| 2013 | 23 | STL | 2 | 4 | 2.63 | 74 | 3 | 75.1 | 108 | 1.102 |
| 2014 | 24 | STL | 2 | 6 | 3.20 | 72 | 45 | 70.1 | 87 | 1.408 |
| 2015 | 25 | STL | 2 | 4 | 2.10 | 68 | 48 | 68.2 | 83 | 1.267 |
| 2016 | 26 | STL | 2 | 4 | 4.46 | 45 | 14 | 40.1 | 56 | 1.909 |
| 2017 | 27 | STL | 3 | 4 | 3.40 | 50 | 11 | 47.2 | 76 | 1.196 |
| 2019 | 29 | TOT | 0 | 1 | 13.50 | 22 | 0 | 15.1 | 17 | 2.413 |
| 2020 | 30 | TOT | 1 | 0 | 1.90 | 23 | 11 | 23.2 | 38 | 0.845 |
| 8 Yr | 8 Yr | 8 Yr | 12 | 25 | 3.36 | 373 | 132 | 364.0 | 490 | 1.321 |
主な入団・退団選手（投手）
投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- ヘンドリックス（救援）FA
- ソリア（救援）FA
- マクファーランド（救援）FA
主な入団選手
- ローゼンタール（救援）FA
- ロモ（救援）FA
- ターリー（救援）トレードでパイレーツから
- コラレック（救援）トレードでドジャースから
総評（投手）
先発投手は、昨年と同じメンバーです。救援投手は、昨年の最優秀救援投手賞のヘンドリックスが退団し、ソリア、マクファーランドという中継ぎの中心選手も退団しました。新戦力としては、クローザーとしてローゼンタール、中継ぎで実績のあるロモやコラレックを獲得しました。昨年は、チーム防御率、WHIPがともにア・リーグ15チーム中4位と上位に位置し、投手力で地区優勝を果たしたチームでした。今年のアスレチックスは、先発投手のメンバーは昨年と変わらず、クローザーのローゼンタールが昨年のヘンドリックスと同様の活躍をすれば、ア・リーグで上位の投手成績を残すと予想しています。
順位予想アンケート
公式戦開幕前に、順位予想をする予定です。ブログの読者の皆様に、地区ごとの優勝チームを予想して頂くアンケートを実施中です。アンケート集計結果は公式戦開幕前にブログで発表する予定です。
アメリカンリーグ西地区で優勝すると思うチームへ、投票をお願いいたします。
アンケート詳細
- 2021年3月26日まで投票を受け付けます。
- おひとり様、何度でも投票可能です。
- ただし、1時間に2回以上、同一の方が投票できない設定にしてあります。
- 同一の方が、毎日1票入れていただくことは可能です。
投票していただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
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