今回は、昨年ア・リーグ東地区1位、ア・リーグ優勝のタンパベイ・レイズです。レイズの2020年成績はこちらをご参照ください↓↓↓
2021年開幕ロースター予想(野手)
スターティングラインナップ
- (指)メドウズ*
- (二)B. ロウ*
- (左)アロサレーナ
- (一)筒香*
- (右)マーゴット
- (三)ウェンドル*
- (遊)アダメス
- (中)キーマイアー*
- (捕)ズニーノ
*:左打ち #:両打ち
控え野手
- 捕手:メヒア#
- 内野手:Y. ディアス
- 内・外野:ブロソー
注目選手(野手)
野手で私が注目する選手は、以下の2選手です。
ランディ・アロサレーナ:昨年、新型コロナ感染でレギュラーシーズンでは出遅れたが、ポストシーズンの活躍で一躍有名になった選手。リーグチャンピオンシップシリーズMVPにも選ばれ、ポストシーズン10本塁打は新記録。今年は、開幕からシーズン通しての活躍が期待される。
Randy Arozarena Postseason Highlights (Rays rookie has one of greatest Postseasons EVER!)
筒香嘉智:昨年MLBデビューをするも、MLB投手の速球に苦労し、打率は2割に届かなかった。それでもレフトとサードでスタメン出場することが多かったが、アロサレーナの活躍で、レフトの定位置は奪われてしまった。ファーストのジーマン・チョイがケガで出遅れるため、開幕はファーストのスタメンで起用される可能性が高い。今年は、ファースト、レフト、サード、DHなど、様々なポジションで、ケガ人で抜けた穴を埋めるような形での出場になると想定される。打撃で結果を残して、スタメンで起用されるようになって欲しい。
Year | Age | Tm | G | AB | H | HR | RBI | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 28 | TBR | 51 | 157 | 31 | 8 | 24 | .197 | .314 | .395 | .708 |
1 Yr | 51 | 157 | 31 | 8 | 24 | .197 | .314 | .395 | .708 |
主な入団・退団選手(野手)
野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- M. ペレス(捕手)DFA→ウェーバー公示
- レンフロー(外野手)FA
- N. ロウ(内野手)トレードでTEXへ
主な入団選手
- F. メヒア(捕手)トレードでSDから
総評(野手)
今オフの動きは少なく、控え捕手の入れ替わりがあった程度。レンフローやN. ロウが抜けたものの、昨年は活躍度が低かったので、あまり影響がありません。今年はアロサレーナが開幕から活躍できるので、その分昨年より戦力アップになります。昨年のレイズは、得点数がア・リーグ15チーム中6位、OPSも6位と、打撃成績は、ア・リーグで中位に位置しました。今年は、アロサレーナが通年で活躍すれば、ア・リーグで上位の成績を残すでしょう。
2021年開幕ロースター予想(投手)
先発ローテーション
- グラスノー
- R. ヒル*
- アーチャー
- ヤーブロー*
- ワカ
*:左投げ
ブルペン投手陣
- フェアバンクス(抑え)
- N. アンダーソン(抑え)
- D. カステーヨ(抑え)
- R. トンプソン
- ロー
- シェリフ*
- リード*
- マクヒュー
- フレミング*
*:左投げ
注目選手(投手)
注目する選手は、移籍してきた2人の投手です。今年のレイズの先発ローテーションは、この2人の復活にかかっています。
クリス・アーチャー:以前レイズに在籍していた頃は、毎年のように200イニング近くを投げ、30試合以上先発をするタフな投手でしたが、PITパイレーツ移籍後は規定投球回数に達したことがなく、2020年に至っては出場すらしていません。古巣復帰で復活を期待しています。
Year | Age | Tm | W | L | ERA | G | GS | IP | SO | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 23 | TBR | 1 | 3 | 4.60 | 6 | 4 | 29.1 | 36 | 1.227 |
2013 | 24 | TBR | 9 | 7 | 3.22 | 23 | 23 | 128.2 | 101 | 1.127 |
2014 | 25 | TBR | 10 | 9 | 3.33 | 32 | 32 | 194.2 | 173 | 1.279 |
2015 | 26 | TBR | 12 | 13 | 3.23 | 34 | 34 | 212.0 | 252 | 1.137 |
2016 | 27 | TBR | 9 | 19 | 4.02 | 33 | 33 | 201.1 | 233 | 1.242 |
2017 | 28 | TBR | 10 | 12 | 4.07 | 34 | 34 | 201.0 | 249 | 1.259 |
2018 | 29 | TOT | 6 | 8 | 4.31 | 27 | 27 | 148.1 | 162 | 1.375 |
2019 | 30 | PIT | 3 | 9 | 5.19 | 23 | 23 | 119.2 | 143 | 1.412 |
8 Yr | 60 | 80 | 3.86 | 212 | 210 | 1235.0 | 1349 | 1.253 |
心機一転、ドレッドヘアから髪をバッサリ切りました↓↓↓
マイケル・ワカ:昨年は防御率6点台、WHIP1.559と不調でした。まだ29歳で衰える年齢ではありません。実際に4シームの球速は、以前と変わらず93,94マイルを計測しています。しかし昨年は4シームを投げる割合が50%を下回り、チェンジアップなど変化球の割合が増えていました。捕手も代わるので、投球スタイルを4シーム中心に変えれば復活しそうです。
Year | Age | Tm | W | L | ERA | G | GS | IP | SO | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 21 | STL | 4 | 1 | 2.78 | 15 | 9 | 64.2 | 65 | 1.098 |
2014 | 22 | STL | 5 | 6 | 3.20 | 19 | 19 | 107.0 | 94 | 1.196 |
2015 | 23 | STL | 17 | 7 | 3.38 | 30 | 30 | 181.1 | 153 | 1.213 |
2016 | 24 | STL | 7 | 7 | 5.09 | 27 | 24 | 138.0 | 114 | 1.478 |
2017 | 25 | STL | 12 | 9 | 4.13 | 30 | 30 | 165.2 | 158 | 1.358 |
2018 | 26 | STL | 8 | 2 | 3.20 | 15 | 15 | 84.1 | 71 | 1.233 |
2019 | 27 | STL | 6 | 7 | 4.76 | 29 | 24 | 126.2 | 104 | 1.563 |
2020 | 28 | NYM | 1 | 4 | 6.62 | 8 | 7 | 34.0 | 37 | 1.559 |
8 Yr | 60 | 43 | 4.01 | 173 | 158 | 901.2 | 796 | 1.334 |
主な入団・退団選手(投手)
投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。
主な退団選手
- モートン(先発)FA
- スネル(先発)トレードでSDへ
- ループ(救援)FA
- スレガーズ(救援)トレードでLAAへ
- カーティス(救援)トレードでMIAへ
主な入団選手
- ヒル(先発)FA
- アーチャー(先発)FA
- ワカ(先発)FA
- マクヒュー(救援)FA
総評(投手)
先発投手で退団するモートンとスネルは、昨年2人で20先発して6勝を挙げていました。入団するヒル、ワカは、昨年2人で15先発して3勝です。アーチャーは昨年試合に出場していません。昨年の数字だけ見ると戦力ダウンです。救援投手で退団するループ、スレガーズ、カーティスの3人は、昨年全員が25イニング以上を投げ、WHIP1.00未満という好成績を挙げていました。一方入団するマクヒューは昨年未登板でした。投手力は残念ながら、昨年より戦力ダウンと言っていいでしょう。昨年は、チーム防御率がア・リーグ15チーム中2位、WHIPが3位と、上位につけていました。今年は、ア・リーグで上位の成績は残しそうですが、昨年より投手成績は下降すると予想しています。
順位予想アンケート
公式戦開幕前に、順位予想をする予定です。ブログの読者の皆様に、地区ごとの優勝チームを予想して頂くアンケートを実施中です。アンケート集計結果は公式戦開幕前にブログで発表する予定です。
アメリカンリーグ東地区で優勝すると思うチームへ、投票をお願いいたします。
アンケート詳細
- 2021年3月26日まで投票を受け付けます。
- おひとり様、何度でも投票可能です。
- ただし、1時間に2回以上、同一の方が投票できない設定にしてあります。
- 同一の方が、毎日1票入れていただくことは可能です。
投票していただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。