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【MLB2021順位予想】ナショナルリーグ レギュラーシーズン 

今日は、2021年ナショナルリーグの順位予想をまとめました。おかげさまで、皆さんの順位予想アンケートは最終的に400件を超える投票を頂きました。ありがとうございました。

目次

ナショナルリーグ 東地区 順位予想

始めに、アンケートの集計結果から見ていきましょう。ブログ読者の皆様の1位予想は、以下の通りです。(スマホだと字が小さくて見えにくいかもしれません。修正の仕方が判りませんでした。すみません。)

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ブログ読者様 優勝予想(ナ・リーグ東地区)

ブログ読者の皆様の優勝予想では、アトランタ・ブレーブスが53%の得票を得ました。

次に、私の予想は、こちら↓↓↓

  1. ニューヨーク・メッツ
  2. アトランタ・ブレーブス (WC)
  3. ワシントン・ナショナルズ
  4. フィラデルフィア・フィリーズ
  5. マイアミ・マーリンズ 

 ※太字:ポストシーズン進出、WC:ワイルドカード

東地区は、マイアミ・マーリンズ以外、どのチームが優勝してもおかしくないほど戦力が拮抗しているので予想が難しいです。メッツとブレーブスの打力が、他チームより強力なので、両チームをポストシーズン進出と予想しました。それでは、各チームについて簡単に寸評を書いていきます。

ニューヨーク・メッツ

打撃力に関しては、リンドーア、マッキャンの加入で、先発全員がをOPS.750を上回る切れ目のない打線になり、得点能力が向上するでしょう。投手力は、カラスコの離脱や救援陣がやや不安定なところが懸念点ですが、ウォーカーの加入、昨年全休だったストローマンの復帰、シーズン中にはシンダーガードが復帰予定と、先発投手は戦力アップします。

アトランタ・ブレーブス

打撃力に関しては、昨年はドジャースに引けを取らない攻撃力でした。オフに退団したレギュラー野手は、アダム・デュバルだけで、中心打者だったFAのオズナと再契約したので、今年も強力打線は維持しそうです。投手力は、救援陣の中心選手がFAで抜けたため、戦力ダウンしますが、先発にモートン、スマイリーと2人の実績ある選手が加わり、シーズン中にソロカの復帰も予定しているので、先発は戦力アップしそうです。

ワシントン・ナショナルズ

オフに良い補強をしましたが、今年のナショナルズの打撃力は、昨年成績の芳しくなかったベル、シュワーバー、カストロらの復調次第です。先発投手は、レスターが加入し、ストラスバーグとロスが復帰することで戦力アップします。救援投手は、ドゥーリトルが退団し、クローザーに昨年最多セーブのハンドを獲得したので、最下位から脱出は確実でしょう。

フィラデルフィア・フィリーズ

打撃力に関しては、FAとなっていたリアルミュート捕手とグレゴリウス内野手の主力2人と再契約し、昨年の戦力を維持することができました。昨年同様、打撃成績はナ・リーグで上位に位置する成績を残すと予想されます。一方投手力ですが、昨年は救援投手陣の不甲斐なさが目立ちました。今年、新戦力としてFAで契約した選手には、マイナー契約も多く、先発投手は安定していますが、救援投手は疑問が残ります。

マイアミ・マーリンズ

今年のマーリンズは、野手・投手ともに大きな戦力補強はしていません。25歳以下の若手投手でローテーションが組めるので、成長のポテンシャルがあるという点が希望が持てるところです。また、昨年は失点の方が41点も多いのに、31勝29敗と勝ち越しました。今年も同様に、僅差のゲームで勝ち星を重ねれば、ポストシーズン進出も見えてきそうです。昨年Manager of the Yearを獲得したマティングリー監督の腕の見せ所です。

各メディアの予想(東地区)

FOX Sportsによるファン投票結果は、優勝をアトランタ・ブレーブスと予想。

PECOTA Standings - Baseball Prospectus による 順位予想は、以下の通りです。

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PECOTA (as of 2021-3-25)

Fox sports ファン投票ではアトランタ・ブレーブスが優勝とされていますが、PECOTAでは4位の予想です。PECOTAの予想では、1位から4位までが勝率5割を超えており、東地区は1位~4位の4チームが優勝争いを展開しそうです。

ナショナルリーグ 中地区 順位予想

続いて中地区です。ブログ読者の皆様の1位予想は、こちらの通りです。

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ブログ読者様 優勝予想(ナ・リーグ中地区)

ブログ読者の皆様の優勝予想では、セントルイス・カージナルスが圧倒的で、65%の得票を得ました。

次に、私の予想は、こちら↓↓↓

  1. ミルウォーキー・ブルワーズ
  2. セントルイス・カージナルス
  3. シカゴ・カブス
  4. シンシナティ・レッズ
  5. ピッツバーグ・パイレーツ 

 ※太字:ポストシーズン進出、WC:ワイルドカード

中地区は、ミルウォーキー・ブルワーズとセントルイス・カージナルスが、優勝を争うと予想しています。シカゴ・カブスはこの2チームと比べて投手力が劣っていて3位としました。シンシナティ・レッズは、バウワーとイグレシアスが抜けて投手力が低下したため、4位にしました。ピッツバーグ・パイレーツは、まだ再建期ということで5位の予想です。

ミルウォーキー・ブルワーズ

ウォンとブラッドリーJr.の獲得で、守備力は向上します。打撃力に関しては、イエリッチ、ヒウラの復調次第です。投手力は、先発・ブルペンともに、ほとんど昨年と戦力は変わりません。ブルペンは、ウィリアムズとベイダーの最強コンビがいますので、昨年同様、ナ・リーグで上位に位置する投手力はキープするでしょう。地区優勝・ポストシーズン進出には、打撃力の向上がカギを握ります。

セントルイス・カージナルス

ウェインライト、モリーナと再契約したことが、最大の戦力補強でした。打撃力に関しては、ゴールドシュミット、アレナドという2人の中心打者がいる打線となり、得点能力は昨年より向上します。投手は昨年とあまりメンバーに変化がありません。昨年はナ・リーグで上位に位置指定ましたが、マイコラスの復帰遅れと、確固たるクローザーがいないことが懸念点です。そのため、2位に予想しました。

シカゴ・カブス

打撃力は、大きな補強をしていないので、戦力レベルは昨年と大差ありません。打撃成績向上は、リゾ、ブライアント、バエズの復調次第です。投手力は、ダルビッシュとレスターの2人が移籍したので、戦力ダウンです。そのため、昨年競り合ったブルワーズやカージナルスより、順位は下になると予想しました。

シンシナティ・レッズ

野手はあまり積極的に補強しておらず、ボットと秋山は開幕戦の出場は難しそうです。投手は、エースのバウアーとクローザーのイグレシアスという、主力の2人が移籍したので、戦力ダウンです。こうした背景からが4位と予想しました。

ピッツバーグ・パイレーツ

打撃力に関しては、長距離砲のベルが抜けた割には、あまり目立った補強をしていません。投手力については、昨年ローテーション入りしていたマスグローブとウィリアムスの2人が退団し、新戦力はアンダーソン1人と、投手も補強がありません。昨年最下位のパイレーツは、現有戦力の成長次第ですので、今年も最下位の予想としました。

各メディアの予想(中地区)

FOX Sportsによるファン投票結果は、優勝をセントルイス・カージナルスと予想。

PECOTA Standings - Baseball Prospectus による 順位予想は、以下の通りです。

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PECOTA (as of 2021-3-25)

Fox sports ファン投票ではセントルイス・カージナルが優勝とされていますが、PECOTAでは勝率5割下回る予想です。PECOTAで優勝を予想されているミルウォーキー・ブルワーズの勝ち星が90勝を下回っており、中地区には、ずば抜けて強いチームが存在していません。そのため、1位から4位までのチームは、優勝争いに加われる可能性があります。

ナショナルリーグ 西地区 順位予想

最後に西地区です。ブログ読者の皆様の1位予想は、こちらの通りです。

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ブログ読者様 優勝予想(ナ・リーグ西地区)

ブログ読者の皆様の優勝予想では、ドジャースとパドレスが競り合っており、ドジャースが54%の得票を得てトップです。

次に、私の予想は、こちら↓↓↓

  1. ロサンゼルス・ドジャース
  2. サンディエゴ・パドレス (WC)
  3. サンフランシスコ・ジャイアンツ
  4. アリゾナ・ダイヤモンドバックス
  5. コロラド・ロッキーズ 

 ※太字:ポストシーズン進出、WC:ワイルドカード

西地区は、ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスが飛びぬけた存在なので、この2チームがポストシーズン進出するのは確実でしょう。他の3チームでは、サンフランシスコ・ジャイアンツは、選手が揃っていますが、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとコロラド・ロッキーズは、苦戦を強いられると予想しています。

ロサンゼルス・ドジャース

打撃力に関しては、スタメンはほとんど昨年と同じ戦力ですので、今年もリーグで上位に位置する打撃力を堅持するでしょう。投手のうち先発には、バウアーが加入し、プライスが復帰するので、戦力アップします。ブルペンは、4人がFAなどで退団しましたが、先発からゴンソリンとメイがブルペンに回ります。投手力全体としては、戦力は昨年と同等と言っていいでしょう。今年も昨年同様、投手力はトップクラスです。

サンディエゴ・パドレス

打撃力に関しては、スタメンは昨年とほとんど同じ戦力ですので、今年もリーグで上位に位置する得点力を堅持するでしょう。投手は、先発にダルビッシュ、スネル、マスグローブが加わり、リーグトップクラスの布陣になりました。投打ともに、ドジャースと競り合えるだけの戦力が揃ったことは間違いありません。

サンフランシスコ・ジャイアンツ

打撃力は、昨年の戦力にラステラ、ポージーが加わるので、ドジャース、パドレスよりは劣るかもしれませんが、今年もリーグで上位に位置する打撃力を堅持するでしょう。投手に関しては、先発は昨年より戦力ダウン、ブルペンは昨年より戦力アップとなり、投手力全体としては昨年と同レベルだと思われます。投打総合すると、勝率5割前後の成績は残せそうなメンバーが揃いました。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス

打撃力に関しては、今年は、A. カブレラが入団したくらいしか大きな補強がないので、打撃力の上積みは、ほとんどありません。投手に関しては、先発のバンガーナーが復調しなければ、投手力は昨年と変らないでしょう。ブルペンは、新戦力としてベテランのソリアとクリッパードを獲得しました。ただ、絶対的なクローザーが不在です。また、エースのガレンとクリッパードがケガで開幕は欠場します。投打ともに不安定で、コロラド・ロッキーズと最下位争いをすると予想しています。

コロラド・ロッキーズ

打撃力は、アレナドが移籍し、大きな戦力ダウンです。ポストシーズン進出争いに絡まなければ、契約最終年のストーリーは、シーズン途中でトレードに放出される可能性が高いです。先発は、移籍のゴンバーが加入し、若干の戦力アップします。ブルペンは、戦力がほとんど上積みされていません。投手力は昨年同様、下位に位置すると予想されます。

各メディアの予想(西地区)

FOX Sportsによるファン投票結果は、優勝をロサンゼルス・ドジャースと予想。

PECOTA Standings - Baseball Prospectus による 順位予想は、以下の通りです。

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PECOTA (as of 2021-3-25)

どの順位予想にも共通しているのは、ドジャース優勝ということです。PECOTAでは、サンフランシスコ・ジャイアンツが思いのほか低評価です。この地区は、ドジャースとパドレスの2強で決まりと言っていいでしょう。

シーズン後に、予想が当たったか外れたかを、振り返るつもりです。

さあ、いよいよ開幕が近づいてきました。どういう結果になるにせよ楽しみです。次回は、アメリカンリーグの順位予想を投稿します。

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