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【MLB2021】6月11日~13日(レギュラーシーズン)

今回は、6月11日~13日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

SD 2, NYM 3 (JUN.11 @NYM)

NYメッツのデグロムが、投打に活躍した試合でした。

先発のデグロムが6回を被安打1、10奪三振と、SDパドレス打線を完璧に抑えました。唯一ヒットを打ったマイヤーズは、二塁盗塁を刺されてアウトに。

さらにデグロムはバットでも貢献します。5回裏に自らのタイムリーヒットで、2点を挙げ3対0とリードしました。まだ6月なのに観客からMVPコール起こりました。

デグロムは今シーズン、打者として5打点を挙げ、投手としては自責点が4点という成績です。登板する試合でしか打たないので、二刀流とは言いがたいですが、投打に大活躍です。心配なのはケガだけです。この日は、残念ながら、前腕部に違和感を感じ、6回終了後に降板しましたが、ケガはそれほど心配ないようです。

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LAA 6, ARI 5 (JUN.11 @ARI)

LAエンゼルスの大谷翔平も、デグロムに負けず劣らず、投打に活躍しました。

大谷は、ARIダイヤモンドバックス戦に先発し、勝利投手にはなりませんでしたが、5回を投げ、8奪三振で2失点に抑えました。不可解なボーク判定をされるという不運もありました。

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打者としては、2本の二塁打で1打点を挙げ、登板後もライトの守備につき、フル回転の活躍でした。

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試合は、9回2アウトからクローザーのイグレシアスが、エスコバーに同点ホームランを打たれ、嫌なムードになりましたが、10回に2つの死球などが絡み、ノーヒットで1点を挙げて逃げ切りました。

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SF 1, WAS 0 (JUN.11 @WAS)

ナ・リーグ西地区首位のSFジャイアンツが、ファインプレー2つと、先発投手の活躍で、最少失点を守り切り勝利しました。

先発のデスクラファニーが9回を被安打2で完封しました。今季2回目の完封勝利です。ナショナルリーグは、凄い投手が多すぎて、サイヤング賞争いが大変なことになりそうです。

外野手のファインプレーを2つ取り上げます。まずは2回裏の、右翼手ウェイドのダイビングキャッチ。

もう一つは、1点リードの7回裏、トークマンが、またもやホームランをもぎ取りました。ソトの当たりは、同点ホームランと思われましたが、得点ならず。このトークマンのファインプレーがあったからこそ、デスクラファニーは完封できたと言っていいでしょう。

トークマンは、2週間前も、プホルスの大飛球をジャンプ一番キャッチするプレーで試合を勝利に導きました。NYヤンキースは、シーズン途中でこんな素晴らしい選手を放出して、勿体ないことをしました。

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SEA 4, CLE 5 (JUN.12 @CLE)

SEAマリナーズ先発の菊池雄星が好投したのですが、CLEインディアンスに逆転負けした試合でした。

菊池雄星は、この日7回を投げて被安打3、無失点の好投。7回を終えて、4対0とリードしていました。

ところが、ここからインディアンスの反撃が開始します。8回裏にヘルナンデスのソロホームランで、1対4。

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9回裏、マリナーズはモンテロが登板します。インディアンスは代打ブラッドリーのタイムリーヒットで、2対4と2点差に。次は9番打者のベテラン控え捕手リベラ。「長打は期待できないかなぁ?」と思ったのですが、予想外の外野壁直撃の二塁打で、4対4の同点に。

こうなると、インディアンスは勢いづきます。10回裏、ヒットと敬遠四球でノーアウト満塁に。打者はハロルド・ラミレス。ところがラミレスは、ピッチャーゴロを打ちます。ホームゲッツーだと思われましたが、マリナーズの投手が本塁への送球を外してしまい、インディアンスがサヨナラ勝ち。

マリナーズの菊池は好投したのに、勝利投手となれず残念でした。マリナーズはクローザーが固定できないのが問題です。モンテロは、今年7セーブを挙げていますが、6回もセーブチャンスを潰しています。抑える確率が50%ではとても安心して登板させられません。

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NYY 7, PHI 8 (JUN.12 @PHI)

9回から俄然面白くなった試合でした。

9回表、PHIフィリーズが7対4と3点リードした場面で、クローザーのネリスが登板します。ネリスは1アウトを取るものの、2つの四球を与えます。そして迎えるバッターは、昨年の首位打者、ルメイユ。この場面でルメイユがレフトに3ランホームランを打ち、7対7の同点に追いつきました。

 9回裏、フィリーズはハーパーの2塁打などでチャンスを作るものの無得点に。10回の裏、NYヤンキースは、クローザーのチャップマンが登板します。先頭打者のジャンコウスキーが送りバントを試み、それをチャップマンが一塁へ悪送球し、出塁を許します。ワンアウトを取って、迎える打者は、前の試合でサヨナラヒットのセグラ。セグラーは、サード正面に鋭い当たりを放ち、これが内野安打となりサヨナラ勝ち。

フィリーズは、なんと3試合連続のサヨナラ勝ちです。

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CWS 4, DET 1 (JUN.13 @DET)

CHIホワイトソックス投手陣が、DETタイガースをわずか1安打に抑え、3連勝スィープした試合です。

ホワイトソックス先発のロドンが、7回1アウトまでノーヒットピッチングを見せました。今季2度目のノーヒットノーランを期待させる投球内容でした。タイガースのハースに二塁打を打たれ、ノーヒットが止められますが、ストライク判定とってもいい思える変化球がボールとなって、ハースは三振を免れ、二塁打を打ちました。判定がちょっと違えば、ノーヒットノーランのチャンスは十分にありました。

ロドンは7回で降板しましたが、その後を、マーシャル、ヘンドリックスと勝利の方程式の継投で快勝しました。

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SD 7, NYM 3 (JUN.13 @NYM)

SDパドレス打線が打ち勝ち、NYメッツにスイープされるのを免れた試合です。 

初回に先頭打者のファムがホームランで先制。

メッツに2点を入れられ、1対2で迎えた7回、2アウト満塁からファムが押し出し四球で2対2の同点にします。 2アウト満塁の状況が続き、打席にはタティスJr.。パドレスファンの期待に応え、タティスJr.が満塁ホームランを放ちます。スター選手は、ここぞというところで、結果を出します。

 続くマチャッドもホームランで追加点。

最終スコアは7対3でパドレスが勝利しました。

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順位(6月13日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが、下位チームとの対戦が続いたこともあり、独走態勢に入りつつあります。次は中地区首位のCHIホワイトソックス戦です。ALCSの前哨戦。どちらが勝ち越すか注目のカードです。

②中地区:CHIホワイトソックスは、2位に5.5ゲーム差と、独走態勢に入っています。

③西地区:LAエンゼルスが6連勝で、ついに勝ち越し。首位との差はまだ6ゲームもあります。

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ア・リーグ順位表 6/13 時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:PHIフィリーズが、サヨナラ勝ち3つを含む4連勝で、ついに32勝31敗と貯金ができました。首位メッツとも3ゲーム差に迫っています。

②中地区:好調MILブルワーズとCHIカブスが連勝で、同率首位。STLカージナルスが、調子を落として、とうとう32勝33敗の負け越しで、4位に転落。

③西地区:西地区3強のハイレベルな首位争いは目が離せません。3位のSDパドレスが、2カード連続で1勝2敗と負け越したので、少し首位と差が開きました。最下位のARIダイヤモンドバックスは10連敗で最下位を独走しそうな勢いです。

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ナ・リーグ順位表 6/13 時点(MLB公式サイトより)

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